Webサイトのアクセス状況を分析するために、Google アナリティクスや Googleサーチコンソール等を使って、様々なデータを日々確認されていると思います。
Googleアドセンスに取り組んでいれば、収益状況を日々確認するでしょうし、こうしたWebツールにアクセスし、ログインするのも結構面倒だと思います。
この記事では、このような問題を解決するWebツール、「DataDeck」を紹介します。
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複数サイトのアクセス解析を一元管理できるDataDeck
「DataDeck」というWebツールを使うと、Googleアナリティクスやサーチコンソール、Googleアドセンス、アドワーズ等といったWebツールを一元管理できます。
Googleサービスの他にも、Yahooスポンサードサーチ、SNS(Facebookページ、Twitterなど)やMailChimp等といったツールにも対応しているので、日々の「いいね!」獲得数や、メールの申し込状況などを一つの画面で確認できます。
DataDeckを使えば一つの画面でデータを確認できますので、ページを移動する手間も省けますし、度々ログインする手間もありません。
DataDeckは無料と有料プランがあり、無料プランでも十分使えると思います。
100以上のデータソースと接続可能
DataDeckが接続可能なデータソースは100以上あり、Googleアナリティクスはもちろん、以下のデータソースと接続できます。
- Googleアドセンス
- Googleアドワーズ
- Googleサーチコンソール
- Yahooスポンサードサーチ
- SNS(YouTube、Twitter、 Facebookページ)
- MailChimp
- Stripe
上記は一例ですが、他にも様々なデータソースと接続できます。
また、 Zapier(ザピアー)というハブサービスと連携する事により、さらに 2,000 以上のWebアプリと連携させる事が可能です。

複数サイトのアクセス解析を一元管理できるDataDeckの使い方
複数サイトのアクセス解析を一元管理できるDataDeckの使い方を解説します。
DataDeckの利用登録
DataDeckを利用する流れについて解説します。以下のリンクをクリックし、DateDeckにアクセスして下さい。
画面右上にある「無料登録」ボタンをクリックします。
利用登録を行います。①氏名、②メールアドレス、③パスワード、④電話番号、⑤招待コード(招待コードが無ければ入力の必要はありません)を入力し、⑥「アカウントを作成」をクリックします。
メールアドレスを確認するよう記載がありますので、メールボックスを確認します。
入力したメールアドレスに以下のようなメールが届きますので、「はじめよう!」をクリックします。
スペースの作成
メールに記載してあるボタンをクリックすると、スペースを作成するよう促されますので、①会社名か、チーム名を入力し、②「次へ進む」をクリックします。
チームメンバーを招待する場合はメールアドレスを入力しますが、一人で使う場合はそのまま「Datadeckを使い始める」をクリックします。
以上で完了です。
ダッシュボードの作成
作成していきます。「ダッシュボードを作成」をクリックします。
「新規グラフ」をクリックします。
利用するデータの選択
表示させたいデータを選択します。とりあえずGoogleアナリティクスを選択します。
どういう計測データを見ますか?という画面が表示されますので、表示させたい計測データを選択します。
無難なところで①「トラフィックサマリー」を選択し、②「グラフを作る」をクリックします。
GoogleアナリティクスとDataDeckを連携します。Googleアカウントにログインし、アカウントとプロファイルを選択し、「確定」ボタンをクリックします。
以下のようにダッシュボードにトラフィックサマリーを表示させる事ができました。同じように、他のデータを表示させてみます。
新規ウィジェットをクリックして、表示させるデータを増やしてみました。
DataDeckでできる表示設定
追加設定で様々な表示設定が可能です。
表示を追加
表示を追加できます。①カードの右上にある「…」をクリックし、②「編集」を選択します。
カード表示の設定画面が表示されます。今回は、直帰数を追加してみたいと思うので、セッションを選択します。
セッションを選択するとメニューが開きますので、「直帰数」を選択してY軸にドラッグします。
これで、直帰数の表示が追加されました。
グラフの表示変更も設定可能です
トラフィックサマリーはグラフで表示されてますが、以下赤枠内を選択すると、棒グラフや円グラフなど、様々な表示を選択できます。
複数のサイトを並べて表示可能
DateDeckは、一つのサイトのデータだけでなく、複数のサイトを同じダッシュボードで並べて表示させる事ができます。
Googleアナリティクスで複数のサイトのデータを確認する場合、ページを切り替える手間が発生しますが、DateDeckで複数のサイトを並べて表示しておけば比較してデータを見やすいです。
まとめ
以上、アナリティクスのデータを一元管理できるDateDeckについて解説しました。
一つの画面で各データの概要を確認できますので、日々のデータチェックが非常に楽になります。無料から使えますので、是非一度お試しください。