事務所がなくても、ITツール(Webサービス・Webアプリ)を活用する事で、場所を問わず、どこでも仕事ができるようになります。
本記事では、ノマドワーカー歴10年の筆者が愛用しているITツールをご紹介します。
好きなところから読めます
グループウェア
筆者が愛用しているグループウェアは一つです。
- Google Workspace(グーグルワークスペース)
上記のとおりです。
Google Workspace(グーグルワークスペース)
Google Workspace(旧 G suite )は、GmailやGoogleカレンダー、グーグルドライブ(オンラインストレージ)など、Googleが提供している各サービスを事業者向けに利用できるクラウド型グループウエアです。
- 独自ドメインでGmailのシステムを利用できる
- チームメンバーや社外のユーザーと、ファイル(ドキュメント、スプレッドシート、スライド)をリアルタイムで共同編集できる
- クラウドにファイルを保存して共有できる
資料作成もメンバーとリアルタイムで共同編集できたり、ファイルを共有できるので、非常に便利です。
ちなみに、Google Keepに残したメモも、メンバーと簡単に共有する事ができます。

また、API連携を使い、他のアプリと連携することで様々な業務を自動化する事もできます。

オフィスソフト
オフィスソフトはマイクロソフトのオフィスを使ってますが、常に最新バージョンを使えるよう、サブスクリプションモデルのオフィスソフトを使ってます。
- Office 354 Solo – Microsoft Office
上記のとおりです。
Office 354 Solo – Microsoft Office
「Office 365 Solo」の公式サイトはコチラ
「Office 365 Solo」は、通常の買取り版のオフィスソフトと異なり、常に最新バージョンが利用できる月額課金(サブスクリプション)型のオフィスソフトです。
- すべてのオフィスソフトを利用できる
- 契約期間中はOneDriveの容量が1TBまで使える
- 常に最新バージョンのオフィスソフトが使える
- 永続ライセンスと異なり、買い替える必要が無くなる。
- 1つのライセンスで2台のパソコン(2台のタブレット若しくは2台のスマートフォンにインストール可能)
バージョンを気にしなくて済むため、サブスクリプション型を使ってます。
ノートアプリ
ノートアプリは色々使ってきましたが、ここ何年かは一つのアプリに落ち着いてます。
- Evernote(エバーノート)
上記のとおりです。
Evernote(エバーノート)
Evernoteは、パソコンやスマートフォン・タブレットからでもアクセス可能な、「インターネット上にあるノート」です。
文章はもちろん、画像や手書きのスケッチ、音声メモ、位置情報、動画等のデータを保存することができます。
タグ付け機能で検索も素早くできるのが特徴です。
- パソコン、スマートフォン・タブレット等、複数のデバイスでノートを共有できる
- 素早く全ファイルを検索できる(画像ファイル・PDFの文字も認識して検索可能)
- ノートをタグ付けして整理できる
- ウェブサイトのページを広告抜きで保存可能
クラウドストレージ
外部パートナーとのファイル共有でクラウドストレージを利用しています。
- Dropbox(ドロップボックス)
上記のとおりです。
Dropbox(ドロップボックス)
Dropboxは、パソコンやスマートフォンアプリに表示される専用フォルダにファイルを入れるだけで、簡単にクラウド上にファイルを保存することができるクラウドストレージです。
- 複数のパソコンで自動同期できるため、ファイルをコピーしたりUSBメモリが必要無い
- 複数のメンバーでファイル・フォルダを共有する事により、メール添付の手間が省ける
- 無料で2GB使えます(招待制度で容量を増やす事ができます)
ファイルをメールで送信しなくても、ファイルをアップロードするだけでメンバーとファイルを共有できるので、非常に便利です。
チャットツール
チャットツールは用途別に3つ使っています。
- Chatwork(チャットワーク)
- LINE(ライン)
- Slack(スラック)
上記のとおりです。
Chatwork(チャットワーク):主に共同作業に使用
チャットワークは、クラウド型のビジネスチャットツールです。
1対1はもちろん、複数の人との同時にメッセージのやり取り、タスク管理、ファイル共有といったビジネスに必要な機能を備えています。
メールでやり取りするより楽なので、パートナーや提携先との共同作業はチャットワークを使ってます。
- 過去のメッセージが検索可能
- 誤送信を削除・メッセージの修正ができる
- どのメッセージ対して返信・引用したのか分かりやすい
- 既読表示が無いので、そもそも「既読無視」という概念がない
- 退職時にアカウントを削除できるのでセキュリティ対策になる
- タスク機能で管理できる
- メッセージがどの端末でも同期される
チャットワークについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

LINE(ライン):コミュニケーション・アポイント用

LINEは、スマートフォンアプリを中心に無料でチャットや通話(ビデオ含む)が利用でき、ゲームや音楽など関連サービスも楽しめるコミュニケーションツールです。
- チャット、通話、テレビ電話が無料
- メッセージを相手が確認すると「既読」と表示されるので、相手に伝わっているかどうか分かる
LINEはコミュニケーションやアポイントの時間調整をメインに使ってます。
仕事のやり取りでは基本使ってません(ファイルの保存期間があったり、長文だと読み難くて使い難いので)
Slack(スラック):様々なWebツールと連携可能な万能チャットツール
Slackは、LINEの手軽さと、チャットワークの機能を併せ持った世界中で大流行している高機能なビジネスチャットツールです。
- 特定の相手・グループとコミュニケーションできる
- 過去のやりとりの中であとで参照したいものを保存でき、検索も簡単
- どんな種類のファイルでも共有可能
- API連携可能(他のWebツールと連携可能)
- オリジナルの絵文字を作ったり、カスタマイズして楽しめる

情報収集ツール
情報収集ツールは主に2つ使っています。
- Inoreader(イノリーダー)
- Pocket(ポケット)
上記のとおりです。
Inoreader(イノリーダー)

「Inoreader(イノリーダー)」は、ブログ等のRSSを登録できるRSSリーダーです。
パソコン(Windows、Mac)でもスマートフォン(iOS、Android)でも使えるため、効率よく情報収集ができるようになります。
- チェックしたいサイトの更新情報を一覧表示できる
- カテゴリ分け機能でジャンルを絞って情報収集ができる
- 表示が早い

「Inoreader(イノリーダー)」を使う前は、FeedlyというRSSリーダーを使っていましたが、Inoreaderの方が使いやすいので、乗り換えました。

Pocket(ポケット)
Pocketはブックマークツールなのですが、通常のブックマークツールと違い、Pocketは記事をダウンロードして保存できるのが特徴です。
例えば、ネットで面白そうな記事や、じっくり読みたい記事を見つけた場合、通常のブックマークサービスだと電波の届かない場所に移動すると表示できないという問題が起こります。
Pocketは記事をダウンロードして保存するため、電波の届かない場所にいても記事をチェックする事ができます
- パソコンやスマートフォンで気になる記事や後で読みたい記事を保存できる
- オフラインでも登録した記事を閲覧できる
- 登録した記事をキーワード検索したり、タグ付で整理できる
おまけ
本記事で紹介しているツールと比較すると使用頻度は低いですが、業務で使用しているツールを紹介します。
Xmind(エックスマインド)
サイト運営でマインドマップは非常に重宝します。コンテンツ作成、サイト設計の際にマインドマップがあるとサイト設計を考えやすいです。

Toggl(トグル)
トグルは作業時間を計測・管理することができるツールです。
一つ一つの作業時間を計測することで、自分の時間に対して、どれぐらい作業に充てる事ができるのか、どの作業がボトルネックになっているかを数値化して把握できるようになります。

まとめ
以上、ノマド歴10年のブログ筆者が愛用するITツールを業務ツールから情報収集ツールまで紹介しました。
本記事で紹介させて頂いたITツールを活用する事で、日本中どこにいても滞りなく業務を遂行する事ができます。
ご紹介させて頂いたツールは無料のものもありますので、業務効率を上げるために、今までは使ったことの無いツールを試してみては如何でしょうか。
気になるITツールがありましたら、是非使ってみて下さい。

ちなみに、以下の記事で筆者の作業環境を公開しています。本記事と合わせて、以下の記事もぜひどうぞ。
