ネットでの情報収集にFeedlyを使っていましたが、最近試してみた「Inoreader(イノリーダー)」がストレスフリーで使えたので、すぐに乗り換えました。
今まで色々なRSSリーダーを試しては乗り換えてきましたが、やっと一番使いやすいRSSリーダーに巡り合えたという感じです。

好きなところから読めます
Inoreaderとは
Inoreaderは2013年にInnologicaというブルガリアの企業が開発したウェブアプリケーションです。
2008年にリリースされた同サービスのFeedly等と比べると、RSSリーダーとしては後発組に入るサービスとなりますが、Inoreaderは日本語に対応しており、また、強力なフィルタリング機能(有料)を備えているので、Feedlyの高機能版といった印象を受けます。
メールアドレスを登録するだけですぐに利用できます
登録は簡単で、Inoreaderのトップページへ行き、「Create a free account」をクリックし、メールアドレスを登録するだけですぐに利用できます。
パソコンで追加したフィードをスマートフォンアプリで確認できます。
Feedly同様、様々な表示方法に対応してます
Inoreaderはリストビュー、展開ビュー、カラムビュー、カードビュー、マガジンビュー等といった5つの表示形式でRSSを表示させる事ができます(この辺りはFeedlyと大差ありません)。
リストビュー
タイトルだけが一覧表示されますので、大量の情報に目を通す事ができます。
リストビューは気になる情報だけをピックアップしやすいので、筆者は常にリストビュー(一覧表示)で表示させてます。
展開ビュー
カラムビュー
カードビュー
マガジンビュー
このように、色々な形式で表示させる事ができます。
フィードの追加も簡単
画面左上の検索窓にフィードを追加したいブログのURLをコピーして貼り付け、「フィードを追加」を選択します。
これでフィードの追加が完了です。
フォルダー分けも簡単
追加したフィードをフォルダー分けする場合は、フィード追加後、「フォルダーに追加」を選択すると、フォルダーを選択画面がポップアップ表示されますので、そこでフォルダーを選択できます。
また、左側のメニューなら何時でもフォルダー分けが可能です。
フィードを追加したブログを右クリックすると、フォルダーに振り分けることもできます。
新規フォルダーも簡単に作れます。
ドラッグするだけでフォルダー間の移動も簡単にできます。
FeedlyからInoreaderに乗り換えた理由
Feedlyも使いやすいのですが、FeedlyよりもInoreaderの方が全体的に優れていると感じます。
また、Feedlyでは有料機能の「Googleアラート」と「フィード内検索」がInoreaderは無料で使えますので、迷わず乗り換えました。
Googleアラートが無料で使える
「Googleアラート」とは、Googleで任意のキーワードを検索した際、検索結果をメールで知らせてくれるサービスです。
Googleアラート自体、無料で利用できますが、Feedlyで検索結果を閲覧するには有料アカウント(月/$5)にアップグレードする必要があります(無料で使おうと思えばできなくないですが、けっこう面倒)。
しかし、Inoreaderだと無料で閲覧できますし、Feedlyよりも使い勝手が良いです。
GoogleアラートをInoreaderへ設定
それでは、InoreaderでGoogleアラートを設定方法を解説します。
まずはGoogleアラートにアクセスします。
公式サイト:Googleアラート
検索窓に情報収集の対象となるキーワードを入力します。
例えば、「RPA」というキーワードを入れるとRPAに関するGoogle検索結果が下記のように表示されます。
検索結果が表示されましたら、「オプションを表示」をクリックします。
検ここでは情報の取得頻度、ソース(自動、ニュース、ブログ、ウェブ、ビデオ、書籍、ディスカッション、金融)の選択、言語、地域、検索結果の件数等を設定できます。
ひとまず初期設定のままで問題無いと思います。
設定が終わりましたら、Googleアカウントのメールアドレスを入力し、「アラートを作成」をクリックします。
Googleアカウントのログイン画面に移動しますので、アカウントにログインすると、下記画面が表示されますので、「オプションを表示」をクリックします。
ログイン前には表示されていなかった「配信先」という項目が表示されますので、「RSSフィード」を選択し、「アラートを作成」をクリックします。
すると、feedアイコンが出現しますので、feedアイコンを右クリックし、「リンクのアドレスをコピー」を選択します。
リンクのアドレスをコピーしましたら、Inoreader検索窓にコピーしたリンクを貼り付け、「フィードを追加」をクリックします。
これで、Googleアラートのフィードが追加されました。
今後はGoogleアラートに登録したキーワードの記事を自動で取得してくれます。
フィード内検索が無料で使える
Feedlyの場合、フィード内検索をしようとすると、下記のように有料プランを契約するようポップアップが表示されます。
しかし、Inoreaderはフィード内検索を無料で使う事ができます。
フィード内検索はかなり重宝しますので、これは嬉しいです。
FeedlyからInoreaderに移行するのは簡単
Feedlyを利用している方がInoreaderに移行するのは簡単です。
Inoreaderの設定画面から、Feedlyで登録していたfeedの購読情報をインポートできます。
簡単に、手早く移行できます。
Feedlyで購読していたfeed情報をInoreaderへ移行する手順
Inoreaderの画面右上にある歯車のアイコンをクリックすると「設定」という項目が表示されますので、設定をクリックします。
設定画面が表示されますので、左メニューにある「インポート/エクスポート」を選択します。
次に、Feedlyからのインポートという項目にある「こちら」というリンクをクリックします。
すると、Feedlyにログインするよう求められますのでログインします。
ログイン後、メール(若しくはメッセージ)を送ったという画面が表示されますので、メール(若しくはメッセージ)を確認します。
メッセージが届いていましたので、リンクをクリックします。
リンクをクリックすると、下記のようにアクセストークンが発行されていますので、アクセストークンをコピーします。
Inoreaderの画面に戻り、先程取得したアクセストークンを貼り付け、「インポート」をクリックします。
これで、Feedlyで登録していたfeedの購読情報をインポートは完了です。
まとめ
無料でここまで使えるRSSリーダーはInoreader(イノリーダー)の他に無いと思います。
Inoreaderは無料という事もあり、広告が表示されますが、まあ、これだけの機能をタダで使えるのですから気にならないレベルです。
効率的に情報収集する方法をお探しの方や、今現在、Feedlyをお使いの方は是非一度Inoreader(イノリーダー)をお試しください。
