【イヤーカフイヤホン】SOUNDPEATS Clip1レビュー【1万円以下で体感するDolby Audioサウンド】

【イヤーカフイヤホン】SOUNDPEATS Clip1レビュー

イヤーカフ型のワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Clip1」に興味があります。

商品の質感や音質、良い点や気になる点など、実際に使った人の感想を知りたいです。

この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。

本記事の内容
  • イヤーカフイヤホンSOUNDPEATS Clip1
  • Clip1の実機レビュー
  • Clip1の使用感レビュー
  • Clip1の良かった点・メリット3つ
  • Clip1の気になる点・デメリット3つ

なお、本記事は執筆にあたり、2025年9月にSOUNDPEATS社からサンプル製品「Clip1」をご提供頂きました。

本記事の筆者がClip1を実際に使用した経験をもとに、
製品の質感や、イヤホンの音質、イヤホンのフィット感、実際に使って良かった点・気になる点を正直に感じたことをレビューしていきます。

Clip1に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

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目次

イヤーカフイヤホンSOUNDPEATS Clip1

SOUNDPEATS Clip1」は、SOUNDPEATS製品として初めて最先端の音響テクノロジー・Dolby Audioに対応した、イヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンです。耳をふさがない構造で周囲の音を確認しながら使え、映画館のような臨場感ある立体サウンドに加えて、LDAC対応によるハイレゾ級の高音質を楽しめます。

片耳わずか約5gの軽量ボディに加えて、柔軟性のある素材によるフィット感により、メガネやマスクと併用しても邪魔にならず、長時間装着していても疲れにくい仕様となっています。

ドライバーには12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーを搭載し、低音から高音までバランスの良い音質を実現。ENC(通話用ノイズキャンセリング)マイクも備えており、環境音を抑えてクリアな通話が可能です。

最大8時間の連続再生と、充電ケース併用で最大40時間の長時間使用に対応し、さらに10分の急速充電で約2時間再生できる便利さもポイントです。

IPX5防水性能を備えているため、汗や小雨にも強く、普段使いからスポーツまで幅広い用途で使えます。

専用アプリ「SOUNDPEATS App」に対応しており、EQ調整や操作カスタマイズ、ファームウェア更新も可能。左右自動識別やマルチポイント接続といった利便性の高い機能も搭載し、上質なサウンドと使いやすさを両立しています。

Dolby Audioによる立体音響体験とLDACの高音質再生を、1万円以下という手頃な価格で実現した高コスパモデル。普段使いから特別なシーンまで、幅広いニーズに応える製品です。

SOUNDPEATS Clip1のスペック

SOUNDPEATS Clip1のスペックは下記のとおりです。

項目詳細
商品名SOUNDPEATS Clip1
サイズ28.5 x 22 x 28 mm(イヤホン)
71.5 x 49 x 35 mm(充電ケース)
重さイヤホン:5g(片側)
充電ケース:55.5g(イヤホン両側含む)
ドライバー12mm デュアルマグネットドライバー
対応コーデックSBC/AAC/LDAC
通信方式Bluetooth Ver. 5.4
充電端子USB Type-C
ノイズキャンセリングマイク:ENC通話キャンセリング
防水規格IPX5
(※充電ケースは防水ではありません)
連続再生時間最大8時間(イヤホンのみ)
最大40時間(充電ケース込み)
充電時間充電ケース:約110分(10分の充電で約2時間再生)
※公式マニュアルに明記なし/推定値
マルチポイント接続
スマホアプリ
SOUNDPEATS

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Clip1の特徴 

Clip1の特徴は下記のとおりです。

  • イヤーカフ型オープンイヤー設計:耳を塞がないため、周囲の音を聞きながら安全に音楽を楽しめる
  • 超軽量設計(片耳約5g):長時間装着しても耳が疲れにくい
  • あらゆる耳の形状に柔軟にフィット:メガネやマスク、ヘルメットなどの干渉を受けない、安定した装着感を実現
  • 12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバー搭載:オープン型ながら低音から高音までバランスの良いサウンド
  • LDAC対応(ハイレゾ相当):高音質コーデックでワイヤレスでも解像度の高い音を再生可能
  • Dolby Audio対応:立体感のある臨場感サウンドを体験できる
  • 最大40時間再生:イヤホン単体8時間+ケース併用により、長時間利用できる
  • 急速充電対応:10分の充電で約2時間再生できる
  • ENC(通話用ノイズキャンセリング)マイク搭載:通話時に周囲の雑音を低減し、声をクリアに届ける
  • 左右自動識別機能:装着時に自動で左右チャンネルを判別し、自然に使用できる
  • IPX5防水性能:汗や小雨程度なら安心して使用可能
  • ゲームモード搭載:60ms
  • マルチポイント接続対応:2つのデバイスに同時にペアリング
  • 専用アプリ(SOUNDPEATS App)対応:イコライザー調整や操作カスタマイズ、ファームウェア更新が可能

SOUNDPEATS製品としては初めて最先端の音響テクノロジー「Dolby Audio」に対応し、さらにLDACによるハイレゾ級サウンドも楽します。

片耳約5gの軽量設計や最大40時間再生、ENCマイク、IPX5防水を備え、普段使いから特別なシーンまで、上質なサウンドと実用性を両立した高コスパモデルです。

以上がClip1の概要となります。続いて、Clip1の実機をレビューしていきます。

Clip1の実機レビュー

Clip1のパッケージや製品外観/質感をレビューしていきます。

パッケージと付属品

パッケージは白を基調とした深フタ形状の箱で、外観のデザインはシンプルです。

付属品の内容

付属品の内容は下記のとおりです。

  • イヤホン(Clip1)
  • 充電ケース
  • USBケーブル(USB-C & USB-A)
  • 取扱説明書など

パンダをモチーフにしたオリジナルステッカー入りです。

ここ1年ぐらいステッカーのデザインが変わらないので、そろそろ変わってくれるとありがたいですね。

充電ケースのサイズ感/外観デザイン

充電ケースの重量はイヤホン込みで55gと軽めです。

ケースサイズは約7.1 x 4.9 x 3.5cmなので、一般的なワイヤレスイヤホンと比べると一回り大きいサイズです(厚みがあるので大きく見えます)。

ポケットなどに入れると若干大きさを感じますが、鞄の中に入れて持ち運ぶ分には気にならない大きさです。

充電ケース表

充電ケースの質感は光沢仕上げのプラスチックで、ツルツルした手触りで艶感があり、高級感が感じられるデザインです。ケース表面には指紋や傷が目立ちにくい加工がされています。

ケース中央にはゴールドのロゴが入っていて、シンプルなデザインです。

充電ケース正面

充電ケース正面には充電状態を表すインジケーターライトがあります。

ちなみに、こちらのインジケーターライトは、充電ケースだけでなく、イヤホンの充電状態も確認できる仕様となっています。

  • ケースを閉じた状態 → 充電ケースの充電状態を確認できる
  • ケースを開けた状態 → イヤホンの充電状態を確認できる

充電ケース背面

充電ケース下部にはUSB-Cポートとペアリングボタンがあります。

ちなみに、ペアリングボタンを押さなくてもペアリングできます。

充電ケース内部

充電ケース内側は上蓋がマットな仕上げで、イヤホン収納部分は無機質なプラスチックです。

イヤホンの落下を防ぐ強力なマグネット

イヤホン収納部分に強力なマグネットが設置されているので、逆さまにしてもイヤホンが落下しないようになっています。

結構強めに振ってもイヤホンは落下しないので、落下による紛失の心配が少ないです。

イヤホン本体形状/デザイン

Clip1のイヤホン形状は名称のとおり「クリップ」のような形状です。

イヤホン本体は非常にコンパクトで、本体部分とイヤホン部分がカフ(耳に挟む輪っかの部分)で繋がっています。

カフ部(耳に挟む輪っか部分)は、約0.6 mm の超極細ニッケルチタン合金ワイヤー+液体シリコンの組み合わせた構造で、しなやかさとフィット感を両立し、あらゆる耳の形に柔軟にフィットします。

丸いスピーカーが耳穴の入り口にくるよう、装着します。

下図のような感じで耳に挟むように装着します。

耳の下の方で挟んでいるので、メガネやマスクと干渉しないようになっています。

以上、Clip1の実機レビューでした。続いて、使用感をレビューしていきます。

Clip1の使用感レビュー

Clip1を実際に使ってみた使用感をレビューしていきます。

ペアリングはスムーズで安定

ペアリングは充電ケースからイヤホンを取り出し、デバイスのBluetoothをオンにすると、すぐに接続できます。

  • 充電ケースからイヤホンを取り出し、デバイスのBluetoothをオンにして新しいデバイスとペア設定
  • 「Soundpeats Clip1」を選択

接続も安定していて、屋内外や電車内でも接続は安定しており、途中で途切れたりするようなことはありませんでした。

装着を忘れる軽さと快適さ

片耳わずか5gの軽量設計に加えて、イヤーカフ型ならではの圧迫感の少ない構造で、長時間装着しても耳が痛くなりにくいです。

実際に数時間つけっぱなしにしても負担を感じず、何かに集中すると装着していることを忘れるほどでした。

また、オープンイヤー型なので耳穴が蒸れにくく、メガネやマスクとの併用でも干渉が少ないのも魅力です。

日常使いにフィットする快適さを実感しました。

タッチセンサーの反応は良好

本体側面のタッチセンサーは感度が高く、再生・停止・曲送り・音量調整などがスムーズに行えます。

下図赤枠部分を軽く触れるだけで反応します。

センサーの反応が良いので、イヤホンの装着に慣れるまでは位置調整の際にセンサーに触れてしまい、誤操作することがあります。

誤操作が気になる人は、専用アプリでセンサーを無効化したり、操作の割り当てを変更できるので、気になる人はカスタマイズするといいですよ。

タッチセンサーはアプリで無効化できる

タッチセンサーを使わない・使いたくない人は、アプリで無効化できます。

イヤホン装着時の位置調整の際にタッチセンサーに触れてしまい、誤操作が気になる人はタッチ操作を無効化しておくといいですよ。

操作の割り当ても可能

タッチセンサーを無効化したくないけど、誤操作も避けたいという人は、タッチ操作の設定を調整するといいですよ。

Dolby Audioで映画館のような立体感

SOUNDPEATS製品として初めてDolby Audioに対応し、臨場感あふれる立体サウンドを実現しています。

音の広がりや奥行きがしっかり感じられ、映画やライブ映像ではまるでその場にいるかのような没入感を楽しめます。

さらにLDACコーデックにも対応しているため、ハイレゾ級の高音質も楽しめます。

オープンイヤー型ながら、細部までクリアに表現してくれるのが印象的です。

全体的な音質バランス

全体的に自然でクリアな音質で、中音域がしっかりしている印象です。低音は控えめながらEQで補強可能、高音は刺さりが少なく聴きやすい仕上がりでした。以下、各音域の感想です。

低音
  • オープンイヤー型としてはしっかり鳴っており、薄っぺらさを感じさせない迫力があります。
  • ただ、デフォルトの状態では物足りなさを感じる曲もありますが、EQやダイナミックEQをオンにすれば、インナーイヤー型に近い重厚感を楽しめます。
  • 特にベースや重低音の強い曲を聴くような時は、ダイナミックEQをオンにすることで、迫力ある低音を楽しめます。
中音
  • ボーカルやアコースティック系の楽器は自然で耳に馴染みやすく、解像感も価格帯を考えると十分高いレベルです。
  • 中域がしっかりしているため、歌声が埋もれず心地よく響き、ポップスやバラードとの相性がとても良いと感じました。
  • 長時間聴いていても聴き疲れしにくく、落ち着いて音に浸れます。
高音
  • 高音域はシャリつきや刺さりが少なく、耳に優しい仕上がりです。
  • シンバルや弦楽器の響きに繊細さは若干欠けるような印象を受けますが、全体的な明瞭度は高く、クリアで伸びのあるサウンドを楽しめます。
  • 日常的なリスニングには十分満足できる仕上がりです。
全体的な特徴
  • 全体を通して中音域が聴きやすく、バランスの取れた音質だと感じます。
  • オープンイヤー型特有の自然な開放感があり、ながら聴きに最適ながらも、Dolby Audioと組み合わせることで音場の広がりと立体感が格段に増します。
  • ライブ音源を聴くと、その拡がり感にグッと引き込まれました。
  • 解像度もこの価格帯では健闘しており、音楽から映画・動画視聴まで幅広く活躍できる音質に仕上がっています。

アプリで音質を自由にカスタマイズ

専用アプリ「SOUNDPEATS App」を使えば、EQ調整やDolbyモード切替、ファームウェア更新などが可能です。

12種類のプリセットに加えて、カスタムイコライザーやアダプティブイコライザーを設定できるので、音楽や映画などシーンに合わせて音をチューニングできます。

アダプティブEQは、聴き取り可能な周波数を測定・分析し、その人に合わせた最適なイコライザーを設定してくれます。

SOUNDPEATS

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相手に伝わりやすいクリアな通話品質

ENCノイズリダクション搭載マイクにより、周囲の雑音を効果的に抑え、自分の声を相手にクリアに届けられます。

実際に街中で通話した際も、相手から「声が聞き取りやすい」と言われました。

オンライン会議やテレワークでも十分使えます。

以上、Clip1の使用感レビューでした。続いて、Clip1の良かった点やメリットを解説していきます。

Clip1の良かった点・メリット3つ

Clip1の良かった点・メリットは下記3つです。

  • Dolby Audioによる立体的な臨場感を楽しめる
  • イヤーカフ型ならではの快適な装着感
  • 左右自動識別で迷わず使える便利さ

上記のとおり。

Dolby Audioによる立体的な臨場感を楽しめる

SOUNDPEATS初のDolby Audio対応で、映画館のような没入感あるサウンドを体験できます。

音の広がりや立体感は従来モデルから大きく進化しており、動画視聴や音楽鑑賞が一段と楽しくなります。

SOUNDPEATS初のDolby Audio対応ということで、まず試してみましたが、映画やライブ映像を観るときの臨場感が段違い。音の広がりがしっかり感じられて「イヤーカフ型でもここまで表現できるのか」と驚きました。普段の音楽鑑賞でも、空間の奥行きが増すような感覚があります。

イヤーカフ型ならではの快適な装着感

片耳わずか約5gの軽量設計に加え、イヤーカフ型の形状によって長時間でも快適に使えます。

デフォルトでは挟み込みがやや強めですが、少し広げて調整すれば10時間近く装着しても気にならないほど自然な付け心地。

実際に作業中に長時間つけていても、途中で「イヤホンをしていることを忘れていた」ほどでした。

さらに、ランニングやジャンプをしても外れにくい高い安定性と、独特なドライバー構造によるしっかりとしたホールド感もあり、軽さと安定感を両立した装着感を実現しています。

左右自動識別で迷わず使える便利さ

どちらの耳に装着しても自動でL/Rを判別してくれるので、向きを気にせず使えるのが快適です。

従来は2万円以上のモデルにしかなかった機能が、1万円以下で搭載された点も大きな魅力です。

左右が分からなくなってもケースに戻して最適化し直す必要がなく、日常的にとても使いやすいと感じました。

以上がClip1の良かった点やメリットです。続いて最後に、Clip1の気になる点やデメリットを解説していきます。

Clip1の気になる点・デメリット3つ

Clip1の気になる点・デメリットは下記3つです。

  • LDACとダイナミックEQの併用ができない
  • 装着調整のときに誤操作しやすい
  • オープンイヤー構造のため音漏れに注意

上記のとおり。

LDACとダイナミックEQの併用ができない

高音質で聴けるLDACは魅力的ですが、実際に使ってみるとアプリ側のダイナミックEQが同時に使えないのは惜しいと感じました。

ダイナミックEQなしだと迫力に欠ける

試しにLDACだけで音楽を聴いたとき、解像感はあるものの、低音の厚みや全体の迫力に物足りなさを感じました。

ダイナミックEQを使える環境なら音のバランスが良くなるだけに、両方を併用できれば理想的だと感じます。

装着調整のときに誤操作しやすい

タッチセンサーの感度が良い分、耳に掛け直したり位置を微調整したときに意図せず再生や停止が反応してしまうことがありました。

特に装着感を調整している最中に曲が止まったりすると少し煩わしく感じます。

慣れれば回避できますが、最初のうちは戸惑う場面がありました。

オープンイヤー構造のため音漏れに注意

耳をふさがない構造の快適さはメリットですが、その分、大音量にするとやはり音漏れが気になります。

実際に電車内で使ったとき、静かな車両では周囲に聞こえていそうで音量を下げざるを得ませんでした。

自宅や屋外では問題ありませんが、人が多い場所では気を使う必要があります。

まとめ

以上、SOUNDPEATS Clip1の製品質感や使用感のレビューでした。

実際に使ってみて感じたのは、Dolby Audio対応による立体的で臨場感のあるサウンドが、映画や音楽を一段と引き立ててくれる点です。さらに片耳約5gの軽量さとイヤーカフ型ならではの快適な装着感が合わさり、長時間つけていても疲れを感じにくいのが大きな魅力でした。

加えて、左右自動認識機能により装着時にLRを気にする必要がなく、ケースに戻して調整し直す手間から解放されるのも実用的です。

最大40時間の再生や急速充電も日常使いに安心感を与えてくれます。

これだけの機能を備えながら1万円以下という価格は驚きで、コスパを重視しつつも高音質と快適性を求める方にとって、非常に魅力的なイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンだと思います。

総合的に見て、この価格帯ではトップクラスの仕上がりだと思います。

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