
- Holy Stoneの「SHADOW HS160」ってどんな機体なのかな?
- 「SHADOW HS160」の特徴やスペックや同梱物、ドローン初心者でも飛ばす事ができるのか知りたいよ。
この記事では、こういった疑問にお答します。
それではさっそく本題にはいりましょう。
目次
ドローン初心者の筆者が機体を選んだ時の条件
初心者でも飛ばせるドローンが欲しくて、色々なWebサイトやブログで情報を調べ、Amazonのレビューなどもチェックして、たくさんの機体を比較検討しました。
ちなみに筆者が機体の購入を検討した時の条件は以下の4つでした。
- 200g未満のドローン(改正航空法の規制を受けないため)
- 1万円以下で購入できるもの(壊れても「まっ、いっか。」と諦められるので)
- 動画・静止画が撮影可能
- FPVであること(これだけは譲れなかった)
上記のとおりです。
200g未満のドローン
200g未満のドローンは「ドローン規制法」の適用外となるため、200g以上の機体と比較すると、比較的自由に飛ばす事ができます。
2015年12月10日よりドローン規制法(改正航空法)が施行されており、飛行機禁止エリアと夜間飛行などの飛行方法に制限が設けられています(違反の場合50万円以下の罰金となります)。
機体重量200g未満のドローンは規制の対象外になります。
とはいえ、200g未満のドローンにも飛行禁止エリア等がありますので、飛ばすときは十分な注意が必要です。
200g未満のドローンの飛ばしてはいけない場所の詳細は以下の記事をどうぞ。

1万円以下で購入できるもの
1万円以下の機体なら、墜落したり、激突して壊れても「まぇ、いっか。」で済むので1万円以下ぐらいが妥当かなと思いました。
動画・静止画が撮影可能
やはり、ドローンと言えば空撮が醍醐味ですから、カメラは必須かなと思います。
1万円以下で動画が撮れる機体は数が絞られますが、やはり、動画が撮れた方が面白そうだと思いました。
FPVであること
FPVとは「First Person View」の略で一人称視点という意味です。
搭載されているカメラに映し出された映像を観て操縦することができるドローンの醍醐味のひとつです。
4つの条件を全て満たしていた機体が、Holy Stoneの「SHADOW HS160」という機体でした。
単純に飛ばすだけだったり、カメラ付(静止画)だけで探すと、1万円以下の予算でも結構いろいろ選択肢があります。
でも、1万円以下の「FPV」で、そのなかでも極力、動画がコマ落ちしない機体となるとかなり絞られてきて、候補に残ったのがこの機体でした。
Holy Stone SHADOW HS160レビュー
Holy Stone SHADOW HS160のセット内容
- ドローン本体
- コントローラ
- モバイルスタンド
- バッテリー×2
- ドライバー
- 予備プロペラ×4
- 予備のねじ×4
- 予備のクッション(本体の四隅に取り付ける滑り止めのようなもの)×四か所分
- 日本語マニュアル
- USBケーブル(充電器)
- インナーバッグ
ドローンを室内で飛ばすと壁に激突したりするので、予備プロペラが4つ同梱されているのはありがたいです。
操縦はスマホ、タブレットでも可能
基本的にコントローラで操縦しますが、スマホ(iPhone、Android)、タブレットでも操縦する事が可能です。
専用のスマホアプリをインストールして、Wi-Fi接続する事により、下記のようにスマホ・タブレットで操作する事が可能になります。
操縦可能距離は50mです。
操縦可能距離が短いので、無線がとぎれると制御不能になり、バッテリーが切れるまでそのままどこかへ飛んで行ってしまいます。
なので、外で飛ばすときはドローンとの距離を十分気を付ける必要があります。
FPVなので、ドローンのカメラ映像がスマホ・タブレットに写し出されます。
Holy Stone SHADOW HS160その他の特徴
専用アプリで映像を確認しながら動画・写真撮影が可能
ドローンには動画・静止画を撮影可能な高解像度720Pカメラが搭載されており、動画や写真を撮影することできます。
撮影した画像はスマホ・タブレットに転送されます(音声は録音できません)。
自動高度維持機能で、初心者でもカンタンにホバリング(空中停止)ができる
自動高度維持機能が搭載されており、4枚の羽根で動くヘリのような構造ですので、垂直に離陸・着陸し、ホバリング(空中停止)もできます。
直感的な操縦を体感できるチルトモード
チルトモードとは、スマホ自体を傾けることで前後左右を操作するタイプのことです。
前に進めたければ前に傾け、右に傾ければ右へ進む。という操作法です。体ごと動いてしまいそうですが…
スピード切替ができる
操縦レベルに合わせて機体のスピードを切り替える事ができます。
送信機側では4段階、スマホのアプリ側では3段階(30% / 60% /100%)と変更可能です。
バッテリーは6分
バッテリーは本体のみのセットなら2つ、1つのバッテリーでだいたい6分くらいしか持ちません。
Holy Stone SHADOW HS160の雑感
ドローンデビューに選んだ最初の1機である「Hory Stone SHADOW HS160」。
写真と比べると、いかにもプラスチックですという質感で、若干チープな感じは否めませんが、機体重量はバッテリー装着時でも82gと、大きさも手のひらサイズなので持ち運びも楽です。
今のところ室内で飛ばしていますが、壁や椅子、テーブル等に何度もプロペラをぶつけてドローンを墜落させてしまいましたが、プロペラが折れることもないですし、機体のダメージも全くありません。
プロペラガードがあれば、もっと安心して操作できると思うのですが、意外と頑丈で、ぶつけてもダメージが殆ど無いので、安心して飛ばす事ができます。
この価格でセット内容・性能ともに文句なしです。
ドローンを飛ばすのは難しい!
ホバリング(空中停止)させた状態で写真を撮ろうと思ったのですが、難しくて写真が全く撮れません。
何回かチャレンジしたのですが、操作ミスでテレビ画面に激突させてテレビ画面に5cm程の傷をつけてしまい、妻に怒られたところで断念しました。
カメラをどこかに固定させて、録画状態にしておかないとコントローラー片手に録画するのは初心者では難しいです…。
難しいけど、超楽しい!
操作は難しいですが、それでも、ドローン飛ばすのは超面白いです!空撮にハマる人の気持ちが分かります。
とりあえずこれで上手く飛ばせるよう練習して、ゆくゆくは2,000m程離れて操作できるような上級者向けの機体が欲しいです。
まとめ
ドローンを飛ばすのは難しいですが、入門用として自宅の部屋で練習したいと思っている方にお勧めできる機体です。
いきなり外で飛ばすのは難しいと思いますので、まずは室内で練習されることをオススメします。
ちなみに、スマホアプリでドローンのシミュレーションアプリがありますが、アプリを使ってある程度、操作を学ぶことができます。

この機体で操作に慣れ、ドローンの知識と技術の基礎を学んだら、次は3~4万円ぐらいの価格帯のドローンに挑戦したいと思います。
徐々にステップアップして、空撮にチャレンジしたいと思います。
追記
2018年4月12日に新たなトイドローンを購入しました。
ドローン初心者の方が空撮に興味をお持ちであれば、下記のドローンをお勧めします。簡単操作で空撮を楽しむことができます。

また、200g未満で本格フライトを楽しめる機体を以下の記事で紹介していますので、こちらも併せて参考にして下さい。

ドローンを一度も飛ばしたことが無い筆者でも飛ばす事ができるので、少し練習すれば誰でも飛ばす事ができるようになると思います。