3月8日に予約注文して、楽しみに待っていたトイドローン「Tello」。
4月の頭に「発送遅延のお知らせ」という非常にショックなメールが届き、かなり落胆しましたが、ようやく手元に届きました!
早速開封して、飛ばしてみたいと思います!
ちなみに、筆者はyahooで買いました。
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RyzeTech Telloレビュー
それでは早速、Telloをレビューしていきます。
RyzeTech Telloのセット内容
Telloは付属品が少なく、非常にシンプルです。シンプル過ぎて、箱を開けた際に「あれ?中身これしか無いの?」と、微妙に不安を覚えたほどです。
- 本体
- バッテリー
- 説明書
- 予備プロペラ×4
- 工具(プロペラ取り外し用の工具)
コントローラー(送信機)と充電器は入っていませんので、コントローラーと充電器が必要な方は別途購入する必要があります。
Telloの充電方法
充電方法はバッテリーをドローン本体に取り付けた後、本体側面にあるマイクロUSBポートを利用して充電します。
1時間ぐらい充電しておけば、バッテリーがフルになると思います。
ちなみに、「マイクロUSBケーブルを一本も持っていない」という方は、マイクロUSBケーブルを購入する必要があります。
繰り返しになりますが、ケーブルが無いと充電できませんのでご注意下さい。
RyzeTech TelloとHoly Stone SHADOW HS160の大きさ比較
以前購入したHoly Stone SHADOW HS160と大きさを比較してみました。

全体的なサイズ感は似ていますが、本体の大きさはTelloの方がコンパクトです。
機体重量は殆ど変わりません。
機体の全体的な作りを比較すると、Holy Stone SHADOW HS160は若干チープな感じが否めませんが、Telloは本体が小さく、骨組みがしっかりしている分、少し高級感があります。
アプリの操作感が良いので、コントローラー(送信機)は必要無いと思います。
Telloはコントローラー(送信機)が含まれていません。Telloの操作は操作専用のアプリを使用して操作します。
アプリにはビギナーズガイドがありますので、ドローンを飛ばす前に操作方法を確認できます。
初期設定ではコントローラーが「モード2」ですが、後で設定を変更できます。
機体のバッテリーの状況や、機体のスピード、空中での高さが画面中央にリアルタイムで表示されます。
【追記】ゲームコントローラーを使うと、操作性が向上します
スマートフォンアプリでも十分操作できるのは間違いないですが、飛ばす事に熱中し過ぎて指ズレを起こす事が多々あります。
でも、ゲームコントローラーはアナログスティックで操作できますので、指ズレの心配がなく、熱中し過ぎても快適に機体を操作できます。
ちなみに、以下の記事でTelloと接続可能なゲームコントローラー「GameSir T1s」を紹介していますので、コントローラーに興味をお持ちの方は下記記事もどうぞ。

アプリは日本語に対応しています
Telloのアプリがリリース当初、インターフェースやビギナーズガイドは全て英語表記でしたが、現在は日本語に対応しています。
RyzeTech Telloはドローン初心者でも飛ばせる?
機体の離着陸は左右のコントローラー使用せず、画面左上にあるボタンをクリックするだけで離着陸しますので、初心者でも簡単に操作できます。
また、機体が離陸した後のホバリング状態が非常に安定しているので、初心者の方でも焦らずに操作できると思います。
極端な話、離陸ボタンを押した後、定位置にずっとホバリングしているので(左右にブレることは殆どありません)、焦ることなく操作できます。
また、機体が殆どブレずにホバリングしているため、簡単に空撮ができます。片手でも操作可能です。
Tello凄いです。
子供でも簡単操作で飛ばすことができるドローン
Telloは簡単操作で離陸・ホバリングが可能なので、子供でも飛ばす事ができます。

5歳ぐらいの子供でも、恐らく飛ばせると思います。
実際、筆者の娘(執筆時点で5歳2か月)にTelloを操作できるかどうか試してみました。
ちなみに、娘はドローンに何回か触ったことがある程度で、ほぼほぼ初心者です。
以前、「Holy Stone SHADOW HS160」という機体を購入したのですが、私が飛ばしていたら、ドローンを見た娘が「やりたい!やりたい!」とせがんできたため、何度かコントローラーを触らせました。
操作方法もひととおり教えたのですが、理解しているのかいないのか、よく分からないような感じでした(恐らく理解していません)。
何度も壁やテレビに激突させ、その都度ドローンを墜落させてしまい、そのせいで調子が悪くなり、常に横滑りするような状態になってしまいました。
そんなド素人の5歳児でも、Telloを飛ばす事ができるか試してみました。
まずは離陸。
左上にある矢印アイコンをタップすると、「Take off?」というポップアップが表示されますので、スライドさせるとドローンが離陸します。
離陸はたったこれだけの操作なので、5歳児でも簡単に離陸できます。
離陸後のホバリングについては、何もしなくても殆どブレることなくホバリングしますので、簡単にホバリングさせる事ができます。
前後左右に移動する
機体を空中で前後左右に移動させるのは、これは慣れるまで難しいと思います。
前に進む、後に進むというのは、1~2回説明したらできていましたが、左右の移動は子供には難しいようです。
特に、ドローンが180度反転すると左右逆になるので、そうなると訳が分からなくなるような印象を受けました(まあ、所詮は子供なので…)。
ホバリングさせながら機体を360度旋回させる
これは、フライトモードでタップするだけで実現できるので、機体を360度旋回させるのは簡単にできました。
フライトモードの設定については、2~3回やり方を教えたら、「ここ?ここ押すの?」と、どんどん勝手に設定しだしたので、「今の子供はスマホ世代なんだな…」と、改めて思いました。
娘を中心にドローンを一周させる
これも、フライトモードを選択し、タップするだけでドローンが勝手に一周しだすので、簡単にできます。
操作はタップするだけで操縦者の周囲を自動で一周するので、簡単に自撮りができます。
結論(子供でも飛ばせます)
自由自在にドローンを飛ばそうと思ったら、ある程度練習は必要ですが、軽く飛ばして空撮する程度なら、子供でも簡単に空撮ができると思います。
ゲーム好きな子供であれば、短期間で自由自在に飛ばせるようになるのではないでしょうか。
Telloの懸念点2つ
全体的に大満足なTelloですが、懸念点が下記2つあります。
- 予備のバッテリーが付属していない
- カメラアングルが固定されている
上記のとおりです。
予備のバッテリーが付属していない
Telloはバッテリーが1つしかありません。なので、充電して飛ばし、バッテリーが切れたらまた充電して飛ばす。という事の繰り返しとなります。
予備のバッテリーがあればこうした不便も解消されますが、1つしかないと不便極まりないです。
Telloの連続飛行可能時間は13分と、トイドローンにしてはかなり健闘している方だと思いますが、楽しい時間ってあっという間に過ぎてしまいますので、「おー、飛んだ飛んだ!」「このドローン面白~い!」とはしゃいでいるうちに、すぐに「あれ、もうバッテリー終わり?」という感覚になります。
なので、沢山飛ばしたい方は、予備のバッテリーを購入されることをおすすめします。
Telloのバッテリーは耐久性が低いため、何十回か充電するとバッテリーが膨らみ、使えなくなることがあります。
筆者は30回ぐらいしか充電していないのに、5か月ぐらい経ったころに使えなくなりました。なので、たくさん飛ばしたい方は、予備のバッテリーは必要です。
カメラアングルが固定されている
カメラは固定されているため、真正面しか撮影できません。
従って、テレビやyouTube等の空撮動画でよくある真下を撮影するような俯瞰のアングルは撮影できません。
1万円ちょっとのドローンでここまで求めるのは酷かもしれませんが、この2点だけは少し引っかかりました。
とはいえ、本当に高機能なトイドローンなので、全体的に見たら大満足なのは間違いありません。
まとめ
これからドローンを買おうと思っている方や、ドローンに興味がある・空撮に興味があるけど、操作方法が難しそう…と思っている方には、Telloがおすすめです。
操作方法がとにかく簡単ですし、ドローンを全く触ったことが無い人でもすぐに飛ばせるようになります。
トイドローンの購入を検討している方は、Telloを買っておけば間違いないと思います。
ちなみに、以下の記事でTello用のグッズを紹介しています。Telloの関連グッズに興味のある方はどうぞ。

Telloはプログラミング飛行を楽しむが事ができます。以下の記事で紹介していますので、こちらも是非どうぞ。



最後に、以下の記事でTello以外の200g未満の機体を紹介しています。興味がありましたらどうぞ。
