【2025】Amazonプライム感謝祭でお得に買い物する方法

【GA4】QRコードのアクセス解析のやり方【図解入り解説】

【Googleアナリティクス】QRコードのアクセス数を調べる方法

QRコードを使って販促物(DM・フライヤー・チラシなど)からWebページに誘導しようと思ってます。

販促効果を測定したいので、QRコード経由のアクセス解析をしたいです。

GoogleアナリティクスでQRコードのアクセス解析するやり方を詳しく教えて欲しいです。

この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。

本記事の内容
  • QRコードのアクセス解析のやり方【概要】
  • QRコードのアクセス解析を行う仕組み
  • QRコードのアクセス解析を設定する手順
  • 【GA4】QRコード経由のアクセスのチェック方法

GoogleアナリティクスはWebサイトの流入元を解析できますが、販促物からのアクセスはオフライン経由なので、誘導したいページのURLをそのままQRコード化すると「ダイレクトアクセス(直接URLを入力したアクセス)」としてカウントされます。

QRコード経由のアクセスであることを識別するには、URLに「パラメータ」と呼ばれる任意の文字列を付けて、流入元を識別する必要があります。

この記事では、QRコード経由のアクセスをGoogleアナリティクスで解析する方法をまとめました。

URLにパラメータを設定する方法から、QRコード生成ツールまで、初めての方でも設定できるよう解説してますので、QRコード経由のアクセス数を知りたい方は、ぜひ本記事を参考に設定してみてください。

最初に、QRコードのアクセス解析のやり方の概要から紹介していきます。

目次

QRコードのアクセス解析のやり方【概要】

QRコードのアクセスをGoogleアナリティクスで解析するやり方の概要は下記のとおりです。

  • 解析対象となるページを用意する
  • ページのURLにパラメータを設定する
  • パラメータ付のURLでQRコードを作成する
  • 作成したQRコードを紙媒体に印刷する
  • GoogleアナリティクスでQRコード経由のアクセス解析を行う

①~④は、5分ぐらいあれば設定できますので、実際に手を動かしながら進めてみてください。

続いて、QRコードのアクセス解析を行う仕組みを解説していきます。すぐに設定したいという方は、「QRコードのアクセス解析を設定する手順」に移動してください。

QRコードのアクセス解析を行う仕組み

QRコードのアクセス解析のやり方を解説する前に、QRコードのアクセス解析を行う仕組みを解説します。

オフライン経由のアクセスは識別が難しい

GoogleアナリティクスはWeb経由のアクセスをかなり詳細に識別できますが、オフライン経由の直接アクセスは識別が難しいです。

基本的に下記3つはダイレクトアクセスとして同じようにカウントされます。

  • ブラウザにURLを直接入力
  • ブラウザのお気に入り・ブックマークからのアクセス
  • オフラインからの直接的なアクセス(QRコードの読み取り)

操作方法の違いはあっても直接的なアクセスには変わりないので、上記を個別に識別するのは難しいです。

URLにパラメータを付けることで流入元の識別が可能

URLにパラメータを付けることで、流入元の識別が可能となります。

パラメータとは「変数」のことで、URLの末尾に追加する文字列のコードのことをいいます。

アクセス数を解析したいページのURLの末尾にパラメータを設定することで、QRコード経由のアクセスを識別できるようになります。

例えば、springセールのキャンペーン告知ページを作り、販促物に下記URLにアクセスするようQRコードを印刷した場合。

https://takapon.net/2025spring-sale/

パラメータを設定せずにQRコードを印刷したら、どの媒体からどのくらいアクセスがあるのかが分かりません。

しかし、URLに下記パラメータを設定することで、どの媒体からどのくらいアクセスがあるのか、解析可能となります。

  • dm → DM(ダイレクトメール)経由のアクセス数を測定
  • flyer → フライヤー経由のアクセス数を測定
  • chirashi → チラシ経由のアクセス数を測定

上記のパラメータ名はあくまでサンプルなので、名称は自由に設定できます。

例えば、DM経由のアクセス数を解析したければ、URLにDMというパラメータを付ければアクセスを識別できます。

  • https://takapon.net/2025spring-sale/ → どこからのアクセスか識別できない
  • https://takapon.net/2025spring-sale/?souce=dm → DM経由のアクセスと識別できる

パラメータは複数設定できますので、地域名のパラメータを設定しておけば、地域毎の反応率も測定できます。

以上がQRコードのアクセス解析を行う仕組みとなります。続いて、設定方法を解説していきます。

QRコードのアクセス解析を設定する手順

QRコードのアクセス解析を設定する手順は下記のとおりです。

  • 手順①:URL生成ツールにアクセス
  • 手順②:Campaign URL Builderでパラメータを設定
  • 手順③:パラメータ付きURLのQRコードを作成

上記のとおり。

手順①:URL生成ツールにアクセス

下記リンクをクリックし、解析対象となるURLにパラメータを設定するため、GoogleアナリティクスヘルプページのURL生成ツールにアクセスします。

公式サイト [GA4] URL 生成ツール: カスタム URL でキャンペーン データを収集する – アナリティクス ヘルプ

リンクをクリックすると「URL生成ツール」という項目が表示されますので、下図赤枠内の「キャンペーン URL 生成ツール」をクリックして下さい。

リンクをクリックすると、下図Campaign URL Builderページが表示されます。ここでパラメータを設定します。

手順②:Campaign URL Builderでパラメータを設定する

Campaign URL Builderで解析対象となるURLにパラメータを設定していきます。

各項目の設定方法は下記のとおりです。

  • Website URL:解析対象となるURLを入力します。。
  • Campaign Source:流入経路が分かるツール名を入力します(サンプルなので「qr-cord」と入力しました)。
  • Campaign Medium:アクセス元となる媒体名を入力します(「dm」にしました)。
  • Campaign Name:キャンペーン期間が分かる名称を入力します(「spring-sale」にしました)。
  • Generated URL:パラメータが付与されたURLが発行されます(コピーマークをクリックするとURLをコピーできます)。

解析対象となるURLにパラメータを設定し、パラメータ付きURLが発行されたらQRコードを作成します。

手順③:パラメータ付きURLのQRコードを作成する

パラメータ付URLのQRコードを作成します。

QRコード作成のWebツールは色々ありますが、本記事では、下記2種類のWebツールを使ってQRコードを作成する方法を紹介します。

  • URLのQRコード作成【無料】を使ってQRコードを作る方法
  • デザインツール「Canva(キャンバ)」でQRコードを作る方法

上記のとおり。

URLのQRコード作成【無料】を使ってQRコードを作る方法

シンプルにQRコードを作れる「URLのQRコード作成【無料】」でQRコードを作る方法を解説します。

下記リンクをクリックし、「URLのQRコード作成【無料】」にアクセスします。

公式サイト URLのQRコード作成【無料】

リンクをクリックすると下図画面が表示されますので、①パラメータが付与されたURLを貼り付け、②「URLチェック&QR作成 実行」をクリックします。

下図のようにQRコードが発行されますので、「ダウンロード」をクリックします。

以上でパラメータ付きQRコードの作成は完了です。

作成したQRコードは紙媒体に使用して下さい。

デザインツール「Canva(キャンバ)」でQRコードを作る方法

2つ目は、デザインツール「Canva(キャンバ)」でQRコードを作る方法を解説します。

Canvaを使えば、デザイン初心者でもおしゃれなフライヤー/チラシDMを作成できます。幅広い用途で使えてAI機能も充実していて、非常に高機能なのに無料から使えるのでおすすめです。

詳しくは別記事の「画像編集ツール「Canva(キャンバ)」でおしゃれなデザインを作成」をどうぞ。

まずはCanvaの公式サイトにアクセスします。

アカウントをお持ちでない方は、アカウントを作って下さい。無料で作れます。

公式サイト

Canvaにログインすると下図画面が表示されますので、上部カテゴリーの「印刷」を選択します。

本記事は「チラシ/フライヤー」などの印刷物を作ることを想定していますので、印刷を選択していますが、Web上で使用する素材(バナーなど)も基本的な使い方は同じなので、目的に合わせて選択してください。

下図のように印刷関係(ポスター、名刺、チラシ、招待状、ポストカードなど)のテンプレートが表示されますので、お好みのテンプレートを選択してください。

使用するデザインが決まったら、テンプレートをクリックします。

テンプレートを選択すると編集画面が表示されますので、左側メニューの「アプリ」を選択します。

様々なアプリが表示されますが、少し下の方にスクロールすると「人気」という項目に「QR code」のアイコンが表示されますので、クリックします。

もし、QR codeのアイコンが表示されなければ、画面上部のアプリ検索で「QR」と入力してください。

下図のようにQR codeアプリの説明が表示されますので、「開く」をクリックします。

QRコード入力項目が出現しますので、①作成したQRコードを入力し、②「コードを生成」をクリックします。

下図のようにQRコードが生成されますので、サイズや設置場所を調整してください。

QRコードを設置したチラシを作成したら、
①画面右上の「共有」をクリックし、②「ダウンロード」をクリックすると、チラシをダウンロードできます。

Canvaを使ったQRコードの作成は完了です。後は印刷するだけです。

以上がQRコードのアクセス解析を設定する手順です。続いて最後に、QRコード経由のアクセスのチェック方法を解説します。

【GA4】QRコード経由のアクセスのチェック方法

QRコード経由のアクセスのチェック方法は下記のとおりです。

  • Googleアナリティクスにログイン
  • セッションのデータをソートする

上記のとおり。

Googleアナリティクスにログイン

まずはGoogleアナリティクスにログインます。

公式サイト Googleアナリティクス

ログイン後、
レポート>集客>トラフィック獲得 を選択します。

トラフィック獲得が表示されたら、画面下部に移動します。

ここで、データをソートします。

セッションのデータをソートする

下図枠内の部分に「セッションのデフォルトチャネルグループ」という項目があるので、クリックします。

メニューが開きますので、「セッションの参照元/メディア」を選択します。

基本的にはここで表示されるようになります。

参照元が多いと、1ページ当たり行数を増やすか、ページを送らないと表示されないことがあります。

その場合、検索ボックスを使ってデータを抽出します。

検索ボックスに「dm」と入力します。

すると、下図のように抽出できます。

上図のデータがQRコード経由のアクセスとなります。

ちなみに、本記事では「セッションの参照元/メディア」を選択しましたが、他の選択肢を選ぶと下記データを抽出できます。

  • セッションの参照元 → qr-cord
  • セッションのメディア → dm
  • セッションのキャンペーン → spring-sale

このように、QRコードにパラメータを設定することで、QRコードのアクセス数だけでなく、セッション数や直帰率、コンバージョン率などを調べることができます。

まとめ

以上、QRコードのアクセス解析のやり方を解説しました。

解析対象となるURLにパラメータを付ければ、QRコード経由のアクセスもGoogleアナリティクスで識別できるので、アクセス解析が可能となります。

QRコードのアクセス解析ができれば、販促物の効果測定が可能となり、データをもとにした確度の高いマーケティングが可能となります。

QRコードを使って販促物を作成される際は、ぜひ、本記事を参考にパラメータを設定してみてください。

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