
ブログ収益化にチャレンジしたいです。
最初からコストをかけたくないので最初は無料ブログで始めようと思ってます。
WordPressブログを使うと良いみたいだけど、難しそうだしコストもかかるから、無料ブログで収益化してから移行しようと思います。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 無料ブログで収益化に挑戦→なぜ失敗して後悔するのか?
- 無料ブログで失敗して後悔する理由7選
- 無料ブログで収益化に成功した人は本当にいるのか?
- 無料ブログからWordPressに移行してもうまくいかない理由3つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が17年以上あり、15年近くブログ収益でご飯を食べていることから、ブログ選びの重要性は身を持って知っていると自負しています。
こういった経験をもとに、本記事では、無料ブログは収益化に向かない理由をまとめました。
「無料ブログで収益化したい!」とお考えですか?
無料ブログは手軽に始められるものの、収益化には多くの制約があり、思ったように稼げないことがほとんどです。
実際に、多くの人が無料ブログで挫折し、最終的にWordPressへ移行しています。そして、移行もうまくいかず、SEO評価のリセットや読者の減少に悩むケースも少なくありません。
本記事では、無料ブログが収益化に向かない理由や、移行時に起こる問題点を詳しく解説していきます。
ブログで本気で稼ぎたい方は、ぜひ最後まで読んで、最適な選択をしてください!
無料ブログで収益化に挑戦→なぜ失敗して後悔するのか?


無料ブログで収益化を目指しても、多くの人が途中で挫折し、結局後悔することになります。
理由は単純に、無料ブログは手軽に始められる一方で、収益化に関しては多くの制限があり、思うように稼げないからです。
無料ブログ特有のリスク
- SEOで不利
- 広告の制限
- 運営側の広告表示
- 突然のアカウント削除
そのため、最初は無料ブログで始めてみたけど、結局、WordPressに移行したというケースはかなり多いです。
無料ブログで稼ぐことは絶対に不可能とまでは言いませんが、ほとんどの人が途中で壁にぶつかり、結局WordPressへ移行することになるので、最初からWordpressで始めた方が余計な手間がなくていいですよ。
無料ブログで失敗して後悔する理由7選


無料ブログで失敗して後悔する理由7選は下記のとおりです。
- SEOで不利なので、検索流入が伸びない
- 自由に広告が貼れない
- 運営側の広告が表示され、収益が減る
- デザインの自由度が低く、ブランディングが難しい
- アカウント削除で収益が一瞬で消えるリスクあり
- サービス終了リスクがある
- ブログの移転が自由にできない
上記のとおり。
SEOで不利なので、検索流入が伸びない
無料ブログはSEO(検索エンジン最適化)に弱く、検索結果で上位に表示されにくいため、アクセスが増えにくいです。
無料ブログのドメインは運営会社に依存していて、独自ドメインのWordPressブログと比べて、検索エンジンからの評価が低くなる傾向があります。
Googleは、権威性や専門性があるサイトを優先して評価します。
無料ブログは同じドメイン内で大量のブログが作られるため、1つのブログが高く評価されるのは非常に難しいです。
検索からのアクセスを増やし、長期的に収益化するには、SEOに強いWordPressのほうが圧倒的に有利です。
自由に広告が貼れない
無料ブログの多くは自由に広告を貼れないため、思うように収益を得られません。
無料ブログの多くは広告掲載の制限があります。
例えば「アメブロ」では、公式アフィリエイトプログラム以外の広告が禁止されていますし、自由に広告を貼れる「はてなブログ」でも、無料プランでは運営側の広告が表示され、読者が自分の広告をクリックしにくくなります。
ブログでしっかり収益を得たいなら、広告の自由度が高いWordPressを使うのがベストです。
運営側の広告が表示され、収益が減る
無料ブログは、ブログ運営会社の広告が自動で表示されるため、自分の広告収益を得るのが難しくなります。
無料プランのブログは、ブログ運営会社の広告収益によって成り立っています。そのため、ユーザーのブログにも強制的に広告が表示されてしまうのです。
例えば「はてなブログ」や「FC2ブログ」では、無料プランを使うと運営側の広告が自動的に挿入され、ブログ全体が広告で埋め尽くされてしまいます。
その結果、読者が広告を避けてしまい、収益が上がりにくくなります。
ブログの広告収益を最大化するには、運営側の広告が入らないWordPressを利用した方がいいのは言うまでもありません。
デザインの自由度が低く、ブランディングが難しい
無料ブログではデザインの自由度が低く、オリジナリティを出しにくいので、ブランディングが難しくなります。
無料ブログは決められたテンプレートしか使えないので、細かいカスタマイズができないことが多いです。
例えば、アメブロやはてなブログでは、基本的なカスタマイズは可能ですが、CSSやJavaScriptを自由に編集することはできません。
WordPressなら、自分の好きなデザインに変更できるため、ブランドの世界観を作りやすいです。
ブログを自分のビジネスやブランドの一部として成長させたいなら、カスタマイズが自由なWordPressを選ぶべきです。
アカウント削除で収益が一瞬で消えるリスクあり
無料ブログは運営会社の規約に従わなければならず、ある日突然アカウントが削除されるリスクがあります。
無料ブログの運営会社は、自社のルールに違反したと判断すれば、警告なしにアカウントを削除することがあります(俗にいう「垢BAN」ですね)。
過去、アメブロでは多数のアフィリエイトブログが突然削除されたケースがありました。
広告リンクの貼り方や運営が定める「不適切な内容」と判断されると、警告なしでブログが消されることもあります。
筆者もブログを削除された経験が2回あります(筆者の場合、アフィリエイトではなく、自社の集客に使っていたら削除されました)。
また、筆者の知り合いで、利用規約を守って利用していたのに、突然、削除された方もいます。
規約違反で削除されると、削除理由を運営に問い合わせても淡々と「利用規約に反している」というテンプレ文を送ってくるだけがほとんどです。
返信があるのはマシな方で、連絡しても返信すらしてくれない運営企業もあります。
無料ブログは「無料で使わせてもらっているだけに過ぎない」ので、ブログを消されたからと言っても、利用者は何の文句も言えないのがツライところです。
長期的に安定した収益を得たいなら、削除リスクのないWordPressで運営するのが安全です。
サービス終了のリスクがあり、資産にならない
無料ブログは運営企業の経営方針で、突如、プラットフォーム自体が終了する可能性があり、積み上げたブログが消えてしまうリスクがあります。
無料ブログは運営会社の都合で閉鎖されることがあり、ユーザーの意思ではどうにもできません。
過去には「Yahoo!ブログ」や「LINEブログ」など、多くの無料ブログサービスが終了し、ユーザーは移行を余儀なくされました。
突然のサービス終了により、せっかく築いたブログの資産がゼロになった人も多いです。
大手企業が運営するサービスも突然終了するのですから、今ある無料ブログサービスが今後も残り続ける保証はどこにもありません。
ブログを長期的に運営し、資産化したいなら、サービス終了のリスクがないWordPressを選ぶべきです。
ブログの移行が難しく、収益を継続できない
無料ブログからWordPressへ移行は手間がかかります。SEOの影響も大きいので、収益を維持するのが難しくなります。
無料ブログから移行する際、ドメイン変更や記事のURL変更が必要になり、SEOの評価がリセットされることがあるため、検索順位が大きく下がる可能性があります。
- ワードプレス → 簡単に移転できる(SEO評価もそのまま引き継ぐ)
- 無料ブログ → 自由に移転できない(SEO評価は引き継ぎ不可能)
例えば、はてなブログやFC2ブログでは、エクスポート機能を使って記事を移行できますが、画像のリンクが切れたり、リダイレクトがうまく設定できないなどの問題が発生することが多いです。
SEO的にも、移行後しばらくは検索流入が減るケースがほとんどです。
「ゼロから始めても気にならない」という方なら良いですが、大多数の方は、「ゼロから再スタートなんてシンドイ。」と考えるのでないでしょうか。
収益化を前提としたブログ運営なら、最初からWordPressで始めたほうが手間もコストも少なく、安定した収益を得やすいです。
以上7つが、無料ブログで失敗して後悔する理由です。では、無料ブログを使うと全く稼げないのでしょうか。そのようなことは無く、収益化に成功する方も少なからず存在します。次のパートでは、無料ブログで収益化に成功したケースを紹介していきます。
無料ブログで収益化に成功した人は本当にいるのか?


無料ブログで収益化に成功した人はいますが、条件付きです。「自分の商品・サービスを売る場合」と「広告収益を狙う場合」で大きく異なります。
- 自分の商品やサービスを持っていれば可能性あり
- 広告で稼ぐのは難しい
上記のとおり。
自分の商品やサービスを持っていれば可能性あり
無料ブログでも、広告ではなく自分の商品やサービスを販売する場合は、収益化できる可能性があります。
無料ブログを集客用のツールとして活用し、読者に商品やサービスを提供する形なら、ブログの収益性は確保できます。
例えば、占い、コンサルティング、ハンドメイド販売、オンライン講座などを提供する人は、無料ブログを「セルフブランディング」や「認知の拡大」として使えます。
実際、筆者はアメブロ経由で自社のお問い合わせを獲得していましたし、筆者の知人(主に士業)もアメブロやはてなブログを活用して顧客を獲得していました。
このように、自分の商品を持っていれば無料ブログでも収益化のチャンスはありますが、広告収益を狙う場合とは事情が異なります。
広告で稼ぐのは難しい
無料ブログでアフィリエイトやGoogleアドセンスを使って稼ぐのは、非常に難しいです。
無料ブログは広告掲載に制限がある上に、運営側の広告も表示されるため、収益化の妨げになります。
- はてなブログの場合:広告を貼ることは可能ですが、無料プランでは運営の広告も自動表示され、読者が自分の広告をクリックしにくくなります。
- アメブロの場合:公式アフィリエイト以外の広告を禁止しているため、自由な収益化ができません。
また、Googleアドセンスを利用する場合も、無料ブログのドメインでは審査に通らないので、独自ドメインを設定する必要があります。
無料ブログで広告収益を狙うのは、運営の制約が多いため、ほぼ不可能に近いです。本気で稼ぐなら、広告を自由に貼れるWordPressを選ぶべきです。
このように、無料ブログの収益化は「自分の商品・サービスを売る場合」と「広告収益を狙う場合」では異なるのです。続いて、無料ブログからWordPressに移行してもうまくいかない理由を解説していきます。
無料ブログからWordPressに移行してもうまくいかない理由3つ


無料ブログからWordPressに移行してもうまくいかない理由は下記3つあります。
- SEOの評価がリセットされ、検索順位が下がる
- 読者が移行についてこない
- リダイレクト設定が難しく、移行がスムーズにいかない
上記のとおり。
SEOの評価がリセットされ、検索順位が下がる
無料ブログからWordPressへ移行すると、SEOの評価がリセットされます。
無料ブログのドメイン(例:xxxx.hatenablog.com)から独自ドメインに移行すると、Googleは「新しいサイト」と判断し、検索結果の順位がリセットされます。
Googleはサイトの信頼性をドメイン単位で評価します。無料ブログのドメインは運営元の影響で評価されていたため、移行するとそのSEO評価を引き継ぐことができません。その結果、検索流入が大幅に減ることがよくあります。
無料ブログのSEO評価に頼っていた場合、移行後にアクセスが激減し、収益が落ちるリスクが高くなります。
読者が移行についてこない
無料ブログで築いた読者の多くが、新しいWordPressのブログには移動してくれないことが多いです。
無料ブログの読者は、運営元のプラットフォーム内でブログを見つけることが多く、新しいサイトのURLを知らなければ訪問しなくなるからです。
例えば、はてなブログやアメブロでは「はてなブックマーク」や「読者登録機能」によってフォロワーが付きますが、WordPressに移行するとこれらの仕組みがなくなり、読者の流れが途絶えてしまいます。
無料ブログである程度の読者を獲得していたとしても、WordPressへ移行すると、アクセスが大幅に減る可能性があります。
リダイレクト設定が難しく、移行がスムーズにいかない
無料ブログの多くは、WordPressへの移行後に旧URLから新URLへ自動で転送(リダイレクト)する設定ができず、移行がスムーズにいきません。
WordPressへの移行時に、旧ブログの記事URLから新ブログへのリダイレクトを適切に設定しないと、アクセスが分散してしまい、SEOの評価も下がります。
はてなブログやFC2ブログなどは、有料プランにしないと301リダイレクト(恒久的な転送)ができません。また、無料ブログによっては、リダイレクト機能がないため、手動でリンクを貼り直す必要があります。
無料ブログからの移行では、リダイレクトが適切にできず、アクセスをうまく引き継げないケースが多いため、移行後の収益が安定しにくくなります。
まとめ(ブログで稼ぎたいならWordPressが最適!)
無料ブログは手軽ですが、収益化には多くの制約があり、成功するのは難しいです。
SEOに弱く、広告の自由度が低いことに加え、運営側の広告やサービス終了のリスクもあるため、安定した収益化が困難になります。
実際、多くの人が無料ブログで稼げずにWordPressへ移行していますが、移行時にSEO評価のリセットや読者の減少に直面し、結果的に遠回りになるケースが多いです。
本気で収益化を目指すなら、無料ブログではなく最初からWordPressでブログを育てた方が長期的に稼げるので、WordPressブログを開設するといいですよ。
WordPressの始め方は、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。