
- マインドマップツールを使いたいから、無料から使えるツールを知りたい。
- オンラインやインストール、機能面、エクスポート可能なファイルをなどを比較して検討したい。
この記事では、こういったニーズにお答えします。
- マインドマップツールおすすめ比較12選
マインドマップツールは無料・有料ツールを合わせるといろいろありますが、ツールやアプリによって機能が異なるため、利用方法によって選ぶべきツールは異なります。
そこで、この記事では、マインドマップツールをお探しの方向けに、利用方法別の選び方や、無料から使えるマインドマップツールのおすすめを比較して紹介します。
本記事がマインドマップツール選びの参考になれば幸いです。
好きなところから読めます
マインドマップツールおすすめ比較12選
それでは、無料から使えるマインドマップツールのおすすめを12つ紹介します。
- Xmind
- MindMeister
- GitMind
- MindMaple
- MindMup
- Ayoa
- Coggle
- MindNode
- ThinkSpace – すごいアイデア帳
- Mindly
- Simple Mind Free
- Sketchboard
上記の順に紹介します。
Xmind
XMindは、Xmind社(香港)が開発したオープンソースのマインドマップツールです。3つのOS(Windows、Mac、Linux)に対応しており、スマホアプリも用意されてます。
公式サイト:Xmind
Xmindは有料版と無料版があり、無料版は機能が制限されていますが、マインドマップを作るだけであれば機能的に不自由はないと思います。
マインドマップのデザインも豊富に用意されてます。
作成したマインドマップは画像ファイル(SVG、PNG)でエクスポート可能です。
ちなみに、有料版にアップグレードすると、画像の挿入やテーマのカスタマイズ、タスク管理やガントチャートの作成が可能になります。
エクスポートできるファイル形式も増えます。
マインドマップを作りたいとお考えの方は、Xmindをパソコンにインストールしておけば間違いないと思います。
- 対応OS:Windows、Mac、Linux
- スマホアプリ:iOS・Android
- エクスポート形式
- 無料版:SVG、PNG、Text(Markdown)
- 有料版:Word、Excel、CSV、OPMMLなど
- 有料版は買い切りとサブスクの2種類
MindMeister
MindMeisterは、Meister社(ドイツ)が開発した、オンラインのマインドマップツールです。世界2,700万人以上のユーザーが利用してます。無料で3つまでマインドマップを作成できます。
公式サイト:MindMeister
操作方法は非常にシンプルなので、初めての方でも直観的な操作でマインドマップを作れます。スマホアプリも用意されているのでマルチデバイスで使えます。
複数のメンバーとファイルを共有することもできるので、チームメンバー同士でマインドマップをリアルタイムで編集できます。
ほかにも、Meister社が開発したタスク管理ツール「MeisterTask」やメモツール「MeisterNote」と連携することで、マインドマップのトピックをそのままタスクに変換したり、トピックにメモを挿入できます。
- オンラインツール
- スマホアプリ:iOS・Android
- エクスポート形式
- 無料プラン:テキスト形式
- 有料プラン:PDF、画像ファイル、Word、PowerPoint、Freemindなど
- 無料プランで作成できるマインドマップは3つまで
GitMind
GitMindは、WANGXU TECHNOLOG社(香港)が開発した、オンラインのマインドマップツールです。無料で10こまでマインドマップを作成できます。
公式サイト:GitMind
操作マニュアルも用意されていますので、初めての方でもとっつきやすいと思います。
ブラウザで使えることはもちろん、パソコン・スマホアプリが用意されているのでマルチデバイスで使えます。
複数のメンバーとファイルを共有することもできるので、チームメンバー同士でマインドマップをリアルタイムで編集できます。
テンプレートも豊富で、マインドマップのほかに、UML図、分析図、組織図、フローチャート図などのテンプレートが用意されてます。
- オンラインツール
- スマホアプリ:iOS・Android
- エクスポート形式
- 無料プラン:PDF、JPG、PNG、Word、テキストなど
- 有料プラン:PDF、画像ファイル、Word、PowerPoint、Freemindなど
- 無料プランで作成できるマインドマップは10こまで
MindMaple
MindMapleは、MindMaple社(米国)が開発した、直観的な操作でマインドマップを作れるインストールタイプのツールです。サイトは英語ですが、ツールは日本語に対応してます。
公式サイト:MindMaple
ドラッグ&ドロップによる直感的な操作でマインドマップを編集できます。マインドマップのカラー変更・クリップアートの追加も自由にできます。
- 対応OS:Windows、Mac
- スマホアプリ:なし
- エクスポート形式
- Windows版のみ:画像ファイル、テキスト、HMML、Word、Excel、PowerPointなど
- 有料プラン版:テンプレート数の増加、クリップアート・画像を使用したノードのカスタマイズ機能、テキストファイルをインポートする機能などを利用可能
MindMup
MindMupは、Sauf Pompiers社(英国)が開発したオンラインのマインドマップツールです。公式サイトとツールは日本語に対応していませんが、操作方法もシンプルなので、初めての方でも直感的な操作でマインドマップを作成できます。
公式サイト:MindMup
MindMupはスマホアプリはありませんが、Googleドライブと連携しているため、スマホでGoogleドライブにアクセスすれば、スマホでもファイルを編集できます(新規作成はできません)。
作成可能なマインドマップ数は無料プランでも無制限です。
他ユーザーとのファイル共有や共同編集も可能(有料プランのみ)なので、Googleサービスをよく使う方におすすめです。
- オンラインツール
- スマホアプリ:なし(Googleドライブ経由で編集可能)
- エクスポート形式
- 無料プラン:画像、PDF、ドキュメント(100KBまで)
- 有料プラン:画像、PDF、ドキュメント(100KB以上のデータサイズに対応)
- 無料プランで作成できるマインドマップ数に制限なし(1つのマインドマップの最大データサイズは100KBまで)
Ayoa
Ayoaは、OpenGenius社(英国)が開発した、オンラインのマインドマップツールです。マインドマップを発明したトニー・ブザンが公認している信頼性の高いマインドマップツールです。
公式サイト:Ayoa
マルチデバイス対応で、ブラウザはもちろん、パソコンアプリ、スマホアプリが用意されています。
無料プランでは5つのマインドマップ作成できます。
他ユーザーとの共有・共同編集が可能で、他ユーザーとチャットでやり取りすることもできます。
無料プランはファイルのエクスポート不可、外部サービスとの連携不可という制限はありますが、マインドマップ作成のほかに、タスク管理やチェックリストなどの機能を使えます。
操作方法はシンプルですが、非常に多機能なツールです。
- オンラインツール
- パソコンアプリ:Windows、Mac
- スマホアプリ:iOS・Android
- エクスポート形式
- 無料プラン:エクスポート不可
- 有料プラン:画像、PDF、CSVなど
- 無料プランで作成できるマインドマップは5つまで
Coggle
Coggleは、COGGLEIT社(英国)が開発した、オンラインのマインドマップツールです。無料プランで3つまでマインドマップを作成できます。
公式サイト:Coggle
機能がシンプルで、他ユーザーとの共有・共同編集も可能なのでちょっとしたマインドマップを作成するのに使いやすいと思います。
ただ、日本語化されているとはいえ、翻訳が中途半端で一部英語で表示されているので、他ツールと比較すると物足りなさは否めません。
- オンラインツール(Chromeの拡張機能あり)
- スマホアプリ:iOS・Android
- エクスポート形式
- 無料プラン:画像、PDF、TEXT、MicrosoftVisioなど
- 有料プラン:同上
- 無料プランで作成できるマインドマップは3つまで
MindNode
MindNodeは、IdeasOnCanvas GmbH社(豪州)が開発した、Mac・iOSユーザーにおすすめなマインドマップツールです。Macに最適化されており、Windowsユーザーは使えません。
公式サイト:MindNode
シンプル操作で使いやすく、アプリの動作も軽いです。マインドマップの見た目もおしゃれで、ミニマルデザインのマインドマップを作成できます。
クラウドツールではありませんが、iCloud経由で同期することでMac、iPhone、iPad間で同期できます。
- 対応OS:Mac
- スマホアプリ:iOS
- エクスポート形式:PDF、画像、TEXT(markdown)、rtf、docx、opml、CSV、TaskPaperなど
- 有料版は月額280円から(年間プランは2,100円から)
ThinkSpace – すごいアイデア帳
ThinkSpaceは、フリーのエンジニアが開発した、マインドマップアプリです。iPhone、iPadで利用できます。
公式サイト:ThinkSpace
マインドマップの作成はもちろん、マインドマップのアイデアを考えるためのテンプレート(アイデア・ボックス発想法、SCAMPER発想法、マンダラチャート、ビジネスモデルキャンバス、5W1Hなど)が複数用意されています。
手書きのマインドマップも作成できます。
- スマホアプリ:iOS
- 無料で作成できるマインドマップは2つまで
- 有料プランは年額1,700円
Mindly
Mindlyは、dripgrind Oy社(フィンランド)が開発した、インストールタイプのマインドマップツールです。
公式サイト:Mindly
パソコン版(Mac)は完全有料となりますが、スマホアプリは無課金でも利用できます。
クラウドツールではありませんが、iCloud経由で同期することでMac、iPhone、iPad間で同期できます。
- 対応OS:Mac
- スマホアプリ:iOS・Android
- 料金プラン
- MacOS:$29.9
- iOSアプリ:640円(無料利用可)
- Androidアプリ:860円(無料利用可)
- スマホアプリ版は無課金で3つのマインドマップを作成できます。
Simple Mind Free
Simple Mind Freeは、xpt Software & Consulting B.V.社(オランダ)が開発した、インストールタイプのマインドマップツールです。サイトは英語ですが、ツールは日本語化されています。
公式サイト:Simple Mind Free
枝ごとに色分けしたり、画像を追加できるため、カラフルで見やすいマインドマップを作成できます。
インストールタイプのツールですが、パソコン・スマホ間でデータの共有ができます。
基本的に有料ですが、パソコン版は無料お試し期間があり、スマホ版はデータ共有せずに端末のみで利用する場合、無料で利用できます。
- 対応OS:Windows、Mac
- スマホアプリ:iOS・Android
- 料金プラン
- パソコン版:29.9ユーロ
- iOSアプリ:$9.9
- Androidアプリ:8.49ユーロ
Sketchboard
Sketchboardは、Sketchboard社(フィンランド)が開発した、オンラインのマインドマップツールです。日本語化されていませんが、直感的に操作できるので初めての方でも使えると思います。
公式サイト:Sketchboard
Sketchboardで作成できるマインドマップは、全体的に手書きのスケッチのようなデザインとなっているので(シェイプライブラリも手書き風)、温かみのあるデザインのマインドマップを作成できます。
他ユーザーとファイル共有が可能で、複数人での同時編集が可能です。
外部サービスと連携可能で、Googleドライブ、Microsoft Teams、 Slack、Webex、GitHubなどのツールと連携できます。
- オンラインツール
- スマホアプリ:なし
- エクスポート形式
- 無料プラン:JPEG、PNG(ぼかしあり)
- 有料プラン:JPEG、PNG、PDF、SVG
- 無料プランで作成できるマインドマップは3つまで
まとめ
以上、無料から使えるマインドマップツールのおすすめを比較して紹介しました。
本記事で紹介したツールは全て無料で導入できますので、実際に使ってみて、自分の使い方にマッチしたツールが見つかると良いですね。