
- テレワークに対応するため、無料から使えるWeb会議ツールを探しているから、ツールを比較して検討したい。
- 資料やファイル、実際の画面を見せながら会話したいから、画面共有機能は絶対に外せない。
- 操作を覚えるのも面倒だから、初心者でも手軽に使えるWeb会議ツールがあれば知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 無料から使えるWeb会議ツールを6つ紹介
- 無料から使えるWeb会議ツール比較表
無料から使えて、画面共有機能があるWeb会議ツールをお探しですか?
この記事では、初心者でも直感的な操作で使える、画面共有機能があるWeb会議ツールを6つ紹介します。
なお、本記事で紹介するツールはすべて無料から使えますので、「テレワークに極力コストをかけたくない」という方はもちろん、「ツールを比較検討するのが面倒」といった方のツール選びの参考になれば幸いです。
それではさっそく本題に入りましょう。
好きなところから読めます
無料から使えるWeb会議ツールを6つ紹介【画面共有機能付き】
無料から使える画面共有機能付きのWeb会議ツールは6つあります。
- LINEミーティング
- Zoom
- Skype(Meet Now)
- Cisco Webex Meetings
- Microsoft Teams
- Google Meet
上記のとおりです。
LINEミーティング
LINEミーティングは、LINEアカウントをお持ちの方なら誰でも無料で利用できるビデオ通話ツールです。
LINEはグループを作成すれば複数人でもビデオ通話を行えますが、LINEミーティングはグループを作らなくても、指定のURLにアクセスするだけでグループビデオ通話ができますので、手軽にWeb会議ができます。
LINEユーザー数は国内人口の7割をカバーしている
LINEミーティングを使うには、LINEアカウントが必要となるのですが、LINEの国内ユーザー数は、2020年10月28日に公表された第3四半期決算短信によると、8,600万人のユーザーがLINEを利用しています。
参考リンク:IR資料室 | LINE株式会社
これは、国内人口の約7割の人が、LINEアカウントを保有しているということになります。
そのため、利用スタート時にありがちな面倒なアカウント作成を必要とすることなく、Web会議スタートできます。
LINEミーティングの詳しい使い方は、公式サイトに記載されていますので、是非確認してみて下さい。
参考リンク:LINEミーティングの使い方|LINEみんなの使い方ガイド
Zoom
Zoomは簡単操作で高度なWeb会議を実現できる、クラウド型のビデオチャットツールです。無料アカウントを登録するだけで、すぐにWeb会議をスタートできます。
公式サイト:Zoom
外部ツール(Googleカレンダー、Office365、Slack、Dropbox、Zendeskなど)との連携も豊富で、有料ツール並みの機能を備えているため、Web会議だけでなく、オンラインセミナーなどにも利用されています。
ちなみに、Web会議の主催者はアカウントが必要となりますが、参加者はアカウント不要で会議に参加できます。
Skype(Meet Now)
Skypeは2004年からサービスを提供している、老舗のビデオチャットツールです。
公式サイト:Skype Meet Now
Skypeは複数人でのグループ通話に対応していましたが、Web会議の需要の高まりを受け、2020年4月に「Meet now」という新機能を使いすることで、アカウント・アプリ不要で50人までの会議に対応できるようにバージョンアップしました。
使い方は簡単で、公式サイトにアクセスし、会議の名前を決めて、「無料の会議を作成する」というボタンをクリックするとURLが発行されますので、URLにアクセスするだけですぐにWeb会議をスタートできます。
Cisco Webex Meetings
Cisco Webex Meetingsは、世界シェア首位のWeb会議ツールです。Web会議だけでなく、Webセミナーやオンライントレーニング、リモートサービスなどでも利用されています。
公式サイト:Cisco Webex Meetings
Cisco Webex Meetingsは、他ツールと比較して通信の安定性が高く、映像の遅延が少なく音質が高いことが大きな特徴です。
また、セキュリティの高さに定評があり、ユーザー情報はもちろん、メッセージやホワイトボードの内容に至るまで通信が暗号化されており、セキュリティを重視する企業によく選ばれているツールです。
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、マイクロソフト社がサービス提供しているWeb会議ツールです。
公式サイト:Microsoft Teams
Web会議の主催者はMicrosoftアカウント(無料)が必要となりますが、参加者はアカウント不要で会議に参加できます。
複数人でのビデオ通話(無料アカウントは300人まで)はもちろん、ファイル共有機能でWeb版のWord、Excel、PowerPointの共同編集が可能です。
無料アカウントで最大5GBのクラウドストレージが利用できます。
外部ツールとの連携も豊富で、スケジュール管理、チャットツール、顧客管理ツール、クラウドストレージなど、様々な外部ツールと連携できるのも大きな特徴です。
Google Meet
Google Meetは、Googleアカウントをお持ちの方であれば無料で利用できる、Web会議ツールです。
公式サイト:Google Meet
Google Meetはこれまで、Google Workspace(旧 G suite)ユーザーのみが利用できるツールでしたが、Web会議の需要の高まりを受け、2020年5月上旬から、全てのGoogleユーザーが利用できるようになりました。
Googleアカウント利用者同士であれば、無料で最大通話時間60分までのWeb会議を利用できます(参加人数100人まで)。
使い方はシンプルで、Googleアカウント利用者にメールでWeb会議に招待するだけでWeb会議が利用できます。
無料から使えるWeb会議ツール比較表
本記事で紹介している無料から使えるWeb会議ツールを比較表にしてまとめました。
LINE | Zoom | Skype (Meet Now) | Cisco Webex Meetings | Microsoft Teams | Google Meet | |
---|---|---|---|---|---|---|
参加可能人数 | 500人 | 100人 | 50人 | 100人 | 300人 | 100人 |
最大通話時間 | 無制限 | 40分 (1対1は無制限) | 無制限 | 50分 | 60分 | 60分 |
チャット機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ホワイトボード機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
会議の録画 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 有料 | 有料 |
仮想背景 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリのインストール | PC:必要 スマホ:必要 | PC:不要 スマホ:必要 | PC:不要 スマホ:不要 | PC:必要 スマホ:必要 | PC:不要 スマホ:必要 | PC:不要 スマホ:必要 |
まとめ
以上、無料から使えるWeb会議ツールを6つ比較して紹介しました。
本記事で紹介したツールは全て画面共有機能が使えますので、資料やツールの操作画面を見ながらWeb会議ができます。
全てのツールは無料から使うことができますが、各ツールによって機能が異なりますので、利用シーンに合わせてツールを選びましょう。