お名前.comで取得した独自ドメインをConoHa WING(コノハウィング)で使う方法をお探しの方向け
お名前.com(お名前ドットコム)で取得した独自ドメインを、ConoHa WINGで使えるようにするには、ドメインとサーバーを紐付ける(関連付ける)必要があります。
この記事では、お名前.comで取得したドメインと、ConoHa WINGを紐づける設定方法を解説します。
好きなところから読めます
お名前.comで取得した独自ドメインをConoHa WINGで使う流れ【全体像】
最初に、お名前.comで取得した独自ドメインをConoHa WINGで使う流れの全体像を解説します。
- 手順①:お名前.com側でネームサーバーを変更する
- 手順②:ConoHa WING側でドメインの追加設定を行う
上記のとおりで、全体的な手順は2つです。
難しく思えるかもしれませんが、手順どおり進めれば設定できますし、作業時間も10分程度ですみますので、ご安心下さい。
ちなみに、ドメインとサーバーを紐付ける意味を詳しく知りたい方は、別記事の「ドメインとサーバーを紐づける意味」という項目で解説していますので、興味のある方は是非どうぞ。
それでは、お名前.comで取得した独自ドメインをConoHa WINGで使う方法を解説していきます。
お名前.comでネームサーバーを変更する手順
最初に、お名前.comでネームサーバーを変更する手順を解説します。
- 手順①:お名前.comの管理画面に移動する
- 手順②:設定するドメインを選択
- 手順③:ConoHa WINGのネームサーバー情報の入力
上記のとおりです。
手順①:お名前.comの管理画面に移動する
まず最初に、お名前.comにログインして管理画面のトップページに移動します。
公式サイト:お名前.com
トップページ中ほどに「よく利用されるお手続き」という項目がありますので、「ネームサーバーを設定する」を選択します。
手順②:設定するドメインを選択
ネームサーバー設定という画面が表示されますので、①設定するドメインにチェックを入れ、②「その他」というタブをクリックします。
手順③:ConoHa WINGのネームサーバー情報の入力
ConoHa WINGのネームサーバー情報を「その他のネームサーバーを使う」という項目に入力します。
なお、ConoHa WINGのネームサーバーは以下のとおり3つありますので、全て入力します。
- ns-a1.conoha.io
- ns-a2.conoha.io
- ns-a3.conoha.io
①入力項目に上記のネームサーバーを全て入力し、②「確認」ボタンをクリックします。
最終確認画面が表示されますので、3つのネームサーバーを入力していることを確認したら、「OK」をクリックします。
以上で、お名前.comでネームサーバーを変更する手順は完了です。
続いて、ConoHa WING側の設定を行います。
ConoHa WING側でドメインの追加設定を行う手順
続いて、ConoHa WING側でドメインの追加設定を行う手順を解説します。
- 手順①:コントロールパネルにログイン
- 手順②:ドメインの設定
上記のとおりです。
手順①:コントロールパネルにログイン
ConoHa WINGのコントロールパネルにログインします。
公式サイト:ConoHa WINGコントロールパネル
コントロールパネルにログインしたら、①左側メニューの「サーバー管理」を選択し、②「ドメインを追加する」を選択します。
ドメイン一覧が表示されますので、③画面右上の「+ドメイン」をクリックします。
手順②:ドメインの設定
下図のようにドメイン設定画面が表示されますので、ドメインを設定します。
各項目の設定方法は下記とおりです。
- ①ドメイン追加:「新規ドメインを追加」を選択します。
- ②:追加するドメイン名を入力します。
- ③無料独自SSL:「利用する」を選択します。
- ④保存:設定したらクリックします。
保存をクリックすると、下図のように画面左下に「成功しました」と表示されます。
「成功しました」と表示されてから数秒経つと、無料独自SSL設定の受付に関する表示が出現します。
以上でお名前.comで取得した独自ドメインとConoHa WINGを紐付ける設定は完了です。
【ご注意下さい】SSLの設定が反映されるまで時間がかかります
無料SSLの設定が反映されるまで、30分~1時間程度かかります。
これは、ConoHa WINGに限ったことではなく、他サーバーでも同じですので、反映されるまで気長に待ちましょう。
設定が完了すると、上図のように独自SSLの項目が利用中に変更されます。
以上でお名前.comで取得したドメインと、ConoHa WINGを紐づける設定は完了です。
ConoHa WINGにWordPressをインストールする手順
最後に、ConoHa WINGにWordPressをインストールする手順を解説します。
- 手順①:アプリケーションインストールへ移動
- 手順②:WordPress情報の入力
- 手順③:WordPressの初期設定を行う
上記のとおりです。
手順①:アプリケーションインストールへ移動
ConoHa WINGのコントロールパネルを開き、
①サイト管理>②サイト設定 を選択すると、アプリケーションインストールという項目が出現しますので、③「+アプリケーション」をクリックします。
下図のように表示されますので、ここにWordPressの情報を入力します。
インストール対象のドメインが表示されない方向け
インストール対象のドメインが表示されない場合、下図赤枠内の「切り替え」をクリックして下さい。
下図のようにドメイン一覧が表示されますので、WordPressをインストールするドメインを選択して下さい。
アプリケーションインストール画面が表示されますので、画面右上にある「+アプリケーション」をクリックして下さい。
手順②:WordPress情報の入力
WordPress情報を入力します。
各項目の設定方法は下記のとおりです。
- ①アプリケーション:「WordPress」を選択します。
- ②インストール方法:「新規インストール」を選択します。
- ③バージョン:右側の最新バージョンを選択してください(現在「6.0.x」です)。
- ④URL:「wwwなし」でOKです。
- URLは空欄でOKです。
- ⑤サイト名:サイト名を入力します。後で編集できますので、適当でOKです。
- ⑥メールアドレス:メールアドレスを入力します。
- ⑦ユーザー名:WordPressのログインで使います(推察されやすい「admin」とかは避けましょう)。
- ⑧パスワード:WordPressのログインで使います。
- ⑨データベース名:自動生成されたままでOKです(メモしておきましょう)。
- ⑩ユーザー名:自動生成されたままでOKです(メモしておきましょう)。
- ⑪パスワード:データベースのパスワードを入力します(メモしておきましょう)。
- ⑫コントロールパネルプラグイン:チェックが入ったままでOKです。
- ⑬自動キャッシュクリアプラグイン:チェックが入ったままでOKです。
- ⑭保存:全て入力したらクリックします。
保存ボタンをクリックすると、アプリケーション画面にドメインが追加され、画面左下に「成功しました」と表示されます。
ドメインをクリックすると、インストール状況WordPress情報が表示されます。
下図のように「稼働中」と表示されればWordPressのインストールは完了です。
なお、WordPressをインストールすると、下記3つのボタンが表示されます。
- かんたんSSL化
- コントロールパネルプラグイン
- 自動キャッシュプラグイン
ConoHa WINGでWordPressをインストールすると、上記の3つは全て設定した状態でWordPressがインストールされますので、ボタンをクリックしてもしなくても、どちらでも構いません。
管理画面URLをクリックしてみて、WordPressの管理画面にログインしてみましょう。
以上でWordPressをインストールする方法は完了です。
WordPressをインストールしたら、初期設定を行いましょう。
手順③:WordPressの初期設定
WordPressをインストールしたら、初期設定を行いましょう。
なお、設定方法は下記記事で用途別に解説していますので、是非参考にして下さい。
- ブログとして利用する方向け → WordPressブログの初期設定
- 企業サイトとして利用する方向け → WordPressサイトの初期設定
まとめ
以上、お名前.comで取得した独自ドメインをConoHa WINGで使う方法を解説しました。
ちなみに、お名前.comとConoHa WINGを紐付けた後に、すぐにWordPressをインストールすると、WordPressが表示されない場合があります。
もし、表示されなければ、1時間ぐらい時間を空けてからアクセスして下さい。