
- SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホン「Opera05」に興味があります。
- 製品の質感やイヤホンの音質など、実際に使ったことがある人の感想を聞きたい。
この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。
- SOUNDPEATS Opera05の特徴・スペック
- SOUNDPEATS Opera05レビュー
- Opera05の良かった点・メリット3つ
- Opera05の気になる点・デメリット3つ
なお、本記事は執筆にあたり、2023年3月にSOUNDPEATS社から発売前のサンプル製品「Opera05」をご提供頂きました。
本記事の筆者がOpera05を実際に使用した経験をもとに、この記事では、
製品の質感や、イヤホンの音質、ノイズキャンセリング機能、イヤホンのフィット感、実際に使って良かった点・気になる点を正直に感じたことをレビューしていきます。
Opera05に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
公式サイト:音が輝きだす。イヤホン一筋13年のSOUNDPEATS旗艦モデル「Opera」|Makuake
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SOUNDPEATS Opera05の特徴やスペック
最初に、Opera05の特徴やスペックから紹介していきます。
Opera05の特徴
Opera05の特徴は下記のとおりです。
- ブラックとゴールドを基調とした洗練されたデザイン
- 高音質コーデックLDACに対応
- 3基のドライバーを搭載し、迫力あるサウンドを実現
- 高性能なANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)機能で周囲の雑音を遮断
- イヤホン単体で最大9時間再生(充電ケース併用で最大33時間再生)
- 4基のマイクを搭載し、最大-50dbの騒音カットで明瞭なマイク音質
- マルチポイント、ワイヤレス充電、低遅延モードなどは非搭載
- 一般販売価格は13,999円(税込)
SOUNDPEATSの「Opera 05」は、音質・デザインが逸品なワイヤレスイヤホンです。
高音質コーデックLDACに対応しており、イヤホンの心臓とも呼ばれるドライバーを3基搭載しているため、解像度・表現力が高いクリアな音に加えて、臨場感ある迫力あるサウンドを楽しめます。
ちなみに、前最新モデルの「Capsule3 Pro」は、ダイナミックドライバー1基のみでしたが、Opera05はバランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーが2基追加されました。
合計3基のドライバーを搭載したことで、迫力あるサウンドを実現してます。
Opera05のスペック
Opera05のスペックは下記のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | Opera05 |
サイズ | 33.5 x 21.5 x 25.6 mm(イヤホン) 50 x 67.3 x 25.9 mm(充電ケース) |
重さ | イヤホン: 7.2g(片側) 充電ケース: 58.6g |
ドライバー | BA型ドライバー×2 12mm ダイナミックドライバー |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
通信方式 | Bluetooth Ver. 5.3 |
充電端子 | USB Type-C |
ノイズキャンセリング | ANC(アクティブノイズキャンセリング) 6 Mic ENCノイズリダクション(クリア通話) |
防水規格 | IPX4(防滴) |
連続再生時間 | 最大9時間 (イヤホン本体のみ) 最大33時間(ケース込み) |
充電時間 | 約1.5時間 |
スマホアプリ | 〇 |
一般販売予定価格 | 13,999円(税込・送料無料) |
Opera05の付属品
まずは届いたOpera05を開封します。
箱の中身は下図のとおりです。
付属品の詳細は下記のとおりです。
- Opera05(イヤホン)
- 充電ケース
- イヤーチップ×3ペア(S・M・Lサイズ各1ペア)
- 充電ケーブル(USB-A to C)
- 取扱説明書
- アプリ説明書
Opera05は充電済み(80%程度)で、すぐに使えるようになってました。
以上がOpera05の特徴・スペックです。続いて、Opera05をレビューしていきます。
SOUNDPEATS Opera05レビュー
Opera05をレビューしていきます。まずは製品外観から。
充電ケースは高級感がある洗練されたデザイン
Opera05の充電ケースは高級感がある洗練されたデザインです。
リングの部分はゴールドで、ケース表面はラメが入った塗装で光沢があり、ゴールドとマッチしてます。
充電ケースフロント
ゴールドのリング部分には「Hear your Imagination」という刻印が入ってます。
充電ケース側面
充電ケース側面にはペアリングスイッチがあります。
充電ケース背面
充電ケース背面には充電ケーブル差込口とSOUNDPEATSのロゴががあります。
ロゴはゴールドのリングの色や質感が異なり、おしゃれです。
充電ケース内側
充電ケース内側はケース外側と質感が異なり、マット&鏡面仕上げとなっています。
マットな仕上げがアクセントとなり、おしゃれです。
イヤホン本体はデザイン性・フィット感が高い
イヤホン本体のカラーリング・質感ともに高級感があります。
ゴールドのベゼルが綺麗
イヤホン本体のベゼルがゴールドでキレイです。
イヤホンのゴールドの部分に「design by soundpeats」という刻印が入ってます(左右に入ってます)。
イヤホン本体は大きめ
イヤホン本体は若干大きめです。
下図はSOUNDPEATS社の「Capsule Pro3」ですが、比較しても大きいです。
「Capsule Pro3」と比較して一回り大きいことが分かると思います。
イヤホン本体は大きめですが、フィット感が高いので着けてしまえば気にならないです。
LR表示がわかりやすい
イヤホン本体にLRの表示がありますが、色違いで分かりやすいです。
寝る前に就寝灯を点けて確認してみましたが、薄暗い中でもLRの表示がハッキリ識別できました。
表示をハッキリさせるとデザイン性を損ないがちですが、フォントやカラーがイヤホンに馴染んでます。
イヤホンは耳の形やサイズで調整可能
イヤーピースは3種類用意されているので、耳の形やサイズによって調整できます。
タッチセンサーの反応は良好
イヤホンのタッチセンサーの反応は良好です。
軽く触れるだけで反応します。
音質は各音域の再現度が高く、迫力あるサウンド
音質はイヤホンを装着して音楽を再生した時の第一印象は「各音域の再現度が高く、それでいて迫力も同居しており、まるで高級スピーカーのようなサウンド」と感じました。
バランスド・アーマチュアドライバーの特性なのかもしれませんが、音の分離感が凄く、一つ一つの音がはっきりと聴こえます。
楽曲によっては若干高音域が刺さるような感じもしますが、ボーカルの声が艶っぽく息遣いまで聴こえてきそうな臨場感があります。
低音域は若干弱めではありますが、SOUNPEATSアプリのグラフィックイコライザーで低音域を調整できるので、この辺りはお好みで調整すれば問題ないと思います。
音質面だけで言えば、旗艦モデルにふさわしい音質だと思います。
カタログスペック以上のノイズキャンセリング性能
Opera05のノイズキャンセリング性能はカタログスペックで最大-30dbとなっていますが、実際に使ってみると最大-30dbとは思えないほど、周囲の雑音を抑えてくれます。
前最新モデルの「Capsule3 Pro」のノイズキャンセリング性能は最大-43dbですが、体感的にOpera05の方がノイズキャンセリング性能が高い印象を受けました。
カタログスペックは全最新モデルより低いのに不思議な感じです。
ちなみに筆者は、ノイズキャンセリング性能をチェックするため、下記3種類の電車に乗って「どれぐらい雑音を軽減してくれるのか?」をチェックしてみました。
- 山手線・京浜東北線
- 湘南新宿ライン(グリーン車)
エアコンの送風音、話し声、風切り音などの雑音はかなり軽減されます。レールのつなぎ目の「ガタンゴトン」という音は、「カタンコトン」というような感じで、かなり小さくなります。
雑音を完全に遮断することはできませんが、雑音はほどよく消えるため、電車内のざわざわした雑音が気にならなくなり、音楽・動画・オーディオブックに没入できます。
グリーン車の場合は普通車両に比べて雑音が少ないため、ノイズキャンセリングをオンにすると、雑音が全く気にならなくなるので快適でした。
マイクは雑音が少なくクリアな音質
Opera05のマイクはENC通話ノイズキャンセリング機能が実装されているため、自分の声以外の周りの音を消してくれるため、雑音が入りにくいです。
実際に電話・LINE通話、Zoomなどで使ってみましたが、聴き取りやすいと好評でした。
イヤホンの音が綺麗なだけでなく、マイクの音質も良いです。
以上がOpera05を実際に使用して感じたレビューです。続いて、Opera05の良かった点・メリットを解説していきます。
Opera05の良かった点・メリット3つ
Opera05の良かった点・メリットは下記3つです。
- 洗練されたデザインで所有欲が満たされる
- ノイズキャンセリング機能の性能が高い
- 長時間使えるバッテリー
上記のとおりです。
洗練されたデザインで所有欲が満たされる
Opera05は音質はもちろん、デザインにもこだわってるので、所有欲が満たされます。
充電ケース・イヤホン本体共にブラックとゴールドを基調とした洗練されたデザインで高級感があります。
見た目がダサいと外でイヤホンを装着するのが億劫になりますが、見た目が良くデザイン性が高いので、外で堂々と装着できます。
ノイズキャンセリング機能の性能が高い
Opera05は「カタログスペック以上のノイズキャンセリング性能」という項目でも解説したとおり、ノイズキャンセリング機能の性能が高いです。
日常の生活音はもちろん、風切り音、車のエンジン音などといった雑音を抑えてくれるので、音楽・動画・オーディオブックに没入しやすいです。
長時間使えるバッテリー
Opera05はイヤホン単体で最大9時間バッテリーが持ちます。
長時間使えるので、遠出してもバッテリー切れの心配不要で使えます。
仕事の関係で1泊2日の出張に持っていきましたが、充電なしで使えました。2泊は厳しいかもしれませんが、1泊程度なら充電のことを気にせず使えるので気楽です。
以上がOpera05の良かった点・メリットです。最後に、Opera05の気になる点・デメリットを解説します。
Opera05の気になる点・デメリット3つ
Opera05の気になる点・デメリットは下記3つです。
- 充電ケースからイヤホンが取り出しにくい
- 風切り音が目立つ
- 寝ながらの使用は不向き
上記のとおりです。
充電ケースからイヤホンが取り出しにくい
若干ではありますが、充電ケースからイヤホンが取り出しにくいのが難点です。
マグネットが強力で、しかもイヤホンの表面がツルツルしているので、取り出すのにコツがいります。
例えば、下図のように縦にイヤホンを取ろうとすると、なかなか取れません。
下図のように、横からイヤホンを摘まんだ方が取りやすいです。
慣れてしまえば「サッ」と取り出せますが、慣れていない・指先が少し濡れている・指先に油分が付いていると、なかなか取り出せないです。
風切り音が目立つ
イヤホン本体が耳から突出するような形になっているせいか、風が強い日にイヤホンを装着すると風切り音が目立ちます。
ノイズキャンセリングをオンにした状態でも、「ボバババババババー」、「シュババババー」という感じで、かなり目立ちます。
無風や風の弱い日なら装着していても問題ないですが、風の強い日は装着しない方が良さそうです。
寝ながらの使用は不向き
イヤホン本体が耳から突出している形になっているため、寝ながらの使用は不向きです。
実際、筆者は何回か寝ながら使用しましたが、横向けになった時にイヤホンが耳にめり込んできて強い不快感を感じました。
また、寝がえりを打つとイヤホンが枕に引っ掛かりやすく、すぐに外れてしまいます。なので、寝ながらの使用は不向きです。
まとめ
以上、SOUNDPEATS社の旗艦モデル「Opera05」の実機をレビューしました。
Opera05はSOUNPEATS社の旗艦モデルというだけあり、音質が素晴らしいです。
音の解像度・表現力が高く、一つ一つの音がハッキリと聞こえます。ボーカルの声も艶っぽく息遣いまで聞こえてくるような臨場感があります。
1万円台前半で購入できるワイヤレスイヤホンとしては、間違いなくコスパ最強クラスだと思います。
ちなみに、「Opera05」はクラウドファンディングで販売しており、早めに購入するほど安く購入できる仕組みとなっていますので、興味をお持ちの方は早めにチェックしておくと良いですよ。