
- WordPressで新しい記事を投稿するのでタイトルの入力後、任意のパーマリンク名を入力したら語尾に「-2」と勝手に付いてしまうよ。
- 「-2」という表示を削除して、保存ボタンを押しても勝手に付いちゃうよ。
- どうしたら直す・削除できるのか教えて欲しいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
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パーマリンクに自動で「-2」が付くのはスラッグが重複しているから
WordPressはデータベース内に同じスラッグが存在すると、スラッグの重複を回避するため「-2」という枝番を自動で付け足すようになっています。
そのため、同じスラッグが存在している事に気づかずにスラッグを入力すると、「-2」という枝番が勝手に付いてしまうのです。
パーマリンクとスラッグの違い
パーマリンクとスラッグの違いは下記のとおりです。
- パーマリンク:URL
- スラッグ:投稿・固定ページ、カテゴリ等の固有のID
例えば、以下のようなURLがあった場合、URL全体を「パーマリンク」と呼びます。
一方、個別記事のURLの部分(「seo」の部分)を、「スラッグ」と呼びます。
パーマリンクに自動で「-2」が付く原因は4つ
WordPressのパーマリンクに自動で「-2」が付く原因は4つあります。
- 既存の投稿記事・固定ページに同じ名称のスラッグがある
- ゴミ箱に同じ名称のスラッグを付けたページが残っている
- メディアライブラリにスラッグと同じ名称の画像ファイルがある
- スラッグを数字だけで設定している
上記のとおりです。
既存の投稿記事・固定ページに同じ名称のスラッグがある
既存の投稿記事や固定ページで同じ名称のスラッグを使用していると、スラッグの重複を避けるため、自動で「-2」という枝番が付け足されます。
例えば、過去にSEOに関する記事を書いて、その記事に「seo」というスラッグを付けた場合。
そのスラッグを使用した事を忘れ、新たに「seo」というスラッグを付けようとすると、スラッグの重複を避けるために自動で「seo-2」というように枝番が付け足されてしまうのです。
ゴミ箱に同じ名称のスラッグを付けたページが残っている
例えば、過去に「seo」というスラッグを付けた記事を書いて、ゴミ箱に削除した場合。
ゴミ箱の中に入っている「seo」というスラッグを付けた記事を完全に削除しない状態で、新しい記事に「seo」というスラッグを付けると、スラッグの重複として自動的に「seo-2」という枝番が付け足されます。
ゴミ箱に入れただけではデータは残ってますので、完全に削除しましょう。
これは、過去記事を編集して、新しい記事として再投稿する時にやりがちなので、スラッグが重複しないよう気を付けましょう。
メディアライブラリにスラッグと同じ名称の画像ファイルがある
例えば、seo.jpgとか、seo.png等といった画像ファイルがメディアライブラリに入っている状態で「seo」というスラッグを設定すると、保存ボタンや公開ボタンを押した際に、「seo-2」といった感じで自動的に枝番が付け足されます。
スラッグの名称は画像ファイルの名称と重複しないよう気を付けましょう。
スラッグを数字だけで設定している
スラッグを数字だけに設定すると、自動的に「-2」と枝番が付与されます。
試しに入力すると分かりますが、何桁入力しても、スラッグに「-2」と枝番が付け足されます。
スラッグを数字だけに設定している場合、英語表記に変更するようにしましょう。
スラッグは日本語表記でも良いの?
スラッグは日本語表記でも構いませんが、「【SEO】URLは日本語表記と英語表記(半角英字)どちらがSEOで有利?」という記事でも解説しているとおり、不具合を起こしやすくなるので、なるべくなら英語表記に変更するようにしましょう。
まとめ
以上、WordPressのパーマリンクに自動で「-2」が付く原因と対処法を解説しました。
スラッグが重複すると、自動的に「-2」と付け足されますので、投稿や固定ページを新規で作成する時は、過去記事のスラッグ名と画像ファイル名が重複しないよう気を付けましょう。