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ワイヤレスイヤホン「TRUEFREE T2」に興味があるので、商品の質感や音質を知りたいです。
良い点や気になる点など、実際に使った人の感想を知りたいです。
この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。
なお、本記事は執筆にあたり、2023年7月にTRUEFREE社からサンプル製品「TRUEFREE T2」をご提供頂きました。


本記事の筆者がTRUEFREE T2を実際に使用した経験をもとに、この記事では、
製品の質感や、イヤホンの音質、イヤホンのフィット感、実際に使って良かった点・気になる点を正直に感じたことをレビューしていきます。
TRUEFREE T2に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
それでは最初に、TRUEFREE T2の製品スペックや特徴から解説していきます。


TRUEFREE T2は10mmダイナミックドライバーユニットを搭載した、手ごろな価格で臨場感溢れるサウンドが楽しめるカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
3千円台にもかかわらず最新規格のBluetooth対応・ゲーミングモード・ENC通話ノイズキャンセリング・軽量性による快適な装着感・防水性能などの機能性をそなえ、使いやすいさはもちろん、音質もしっかりしたものに仕上がっています。
TRUEFREE T2のスペックは下記のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | TRUEFREE T2 |
| サイズ | 32 x 21 x 23.5 mm(イヤホン)※実測 51.8 x 57.4 x 25.4 mm(充電ケース) |
| 重さ | イヤホン: 4g(片側) 充電ケース: 30g |
| ドライバー | 10mm ダイナミックドライバー |
| 対応コーデック | SBC/AAC |
| 通信方式 | Bluetooth Ver. 5.3 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ノイズキャンセリング | イヤホン:非対応 マイク:ENCノイズキャンセリング(デュアルマイク) |
| 防水規格 | IPX4(防滴) |
| 連続再生時間 | 最大6.5時間(イヤホン本体のみ) 最大23時間(ケース込み) |
| 充電時間 | 約2時間 |
| スマホアプリ | – |
TRUEFREE T2の特徴は下記のとおりです。
3千円台にもかかわらず様々な機能性をそなえ、音質もしっかりしています。
ノイズキャンセリング機能(ENC)はありませんが、ワイヤレスイヤホンに必要な機能は搭載していながらも購入しやすい価格設定になっています。


TRUEFREE T2の付属品は下記のとおりです。
TRUEFREE T2は充電済みなので、すぐに使えるようになってます。
以上、TRUEFREE T2の製品スペックや特徴を解説しました。続いて、TRUEFREE T2をレビューしていきます。


TRUEFREE T2の製品質感やイヤホンの音質、フィット感などをレビューしていきます。
充電ケースの重量はイヤホン込みで38gと軽いです。また、ケースサイズは約5.2 x 5.7 x 2.5cmと手のひらに収まるサイズで携帯性にすぐれています。


充電ケースはプラスチック製で表面はマットな仕上げです。全体的にカジュアルな雰囲気で、価格相応といった感じです。


充電ケース内側はグレーのプラスチックです(ケース外側と同素材です)。


ケース背面には充電用のUSB-Cポートを備えています。


イヤホンは強力なマグネットでピッタリ収まっているので、ケースを逆さまにしたり、軽く振ってもイヤホンは外れないので安心感があります。


イヤホン本体の質感は充電ケースと同じ素材です。


持った感じ、非常に軽いです。


イヤホンは単体で最大6.5時間、充電ケースを含めて合計23時間の連続再生が可能です。
マイクはイヤホン下部にあります。


イヤーチップはサイズが3つ(S/M/L)用意されていますので、子供から大人まで幅広く使えます。


デフォルトでMサイズのイヤーチップが付いてます。
イヤホンのフィット感は高いです。
かなり激しく首を左右に振ってみましたが、イヤホンはズレませんでした。
また、屋外でイヤホンを装着して歩いたり、イヤホンを付けた状態で1kmほどランニングしてみましたが、ズレませんでした。
軽い運動やランニングぐらいならイヤホンを付けながらでも問題ないと思います。
フィット感が高いわりに、カナル型イヤホン特有の密閉感は少ないと感じました。
人間工学に基づいてイヤホンの形が設計されているので、長時間付けていても疲れにくいです。カナル型イヤホンが苦手な方でも使いやすいと思います。
密閉感が少ない分遮音性は低いです。音楽を聴いていると、外部の音が聞こえます。
下図赤枠部分にタッチして操作を行いますが、センサーの反応は良いです。


センサーの反応部分はかなり広めです。
イヤホンのズレを直す時にセンサーが反応したりすることもありますが、全体的な操作性は高いと思います。
下記操作をイヤホンで行えるため、イヤホンの操作は慣れが必要です。
イヤホンの音質は、筆者個人的に「全体的に軽めでフラットな音質」だと感じました。
よく言えば「聴き疲れしない音質」です。
「10mmダイナミックドライバーユニット搭載」という触れ込みを見て、低音域が強いのかと思いましたが、実際は低音をそこまで強調している訳ではなく、全体の音域に馴染むよう低音が抑えられている感じです(主張しすぎない感じです)。
中音域は聴きやすく高音域は若干抑えられているので、全体的にフラットな印象です。
中音域が聴きやすいので、ポップスやBGM、イージーリスニングをメインに聴いたり、YouTubeの視聴に適しています。
3千円台ということを考えると、全体的にしっかり仕上がっていると感じます。
マイクの音質はクリアです。ノイズもなく、通話に適していると感じました。
スマホの電話とDiscordの通話機能を使って音質を確認しましたが、聴き取りやすいと評判でした。
屋外でも試しましたが、通話相手に「雑音が少なく聴きやすい」と言われました。
TRUEFREE T2は瞬時ペアリング対応なので、ケースを開くだけでペアリングモードに移行します。
ペアリング作業も簡単で、デバイスのBluetooth接続設定からTRUEFREE T2をタップするだけで完了します。
説明書不要でペアリングできます。
ペアリングも速く、接続も安定しているので途中で切れたりしないので、ストレスフリーで使えます。
以上、TRUEFREE T2のレビューでした。続いて、TRUEFREE T2を使って良かった点やメリットを解説していきます。


TRUEFREE T2の良かった点・メリットは下記3つです。
上記のとおり。
イヤホン本体が非常に軽い(片耳4g)ので、長時間付けていても疲れにくいです。
ちなみに、筆者は「Amazon Echo Buds」や「SOUNDPEATS Opera05」をよく使用していますが、2つともイヤホンが大きく、重さも6~7グラムあるので、長時間付けていると耳が疲れるんですよね。
3時間近く付けていると、耳にストレスを感じます。
TRUEFREE T2は軽くて比較的小さめな作りなので、長時間付けいてもそこまで苦にならないです。
「音質は全体的に軽めでフラット」という項目でも解説した通り、音質はフラットですが、全体的にしっかり仕上がっているため、正直なところ3千円台とは思えない音質だと思います。
個人的には「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」という7千円台のイヤホンのデフォルトの音質(イコライザー調整前)に近いと感じます。
機能は違いますが、余計な機能を絞ってシンプルに仕上げた感じがします。
連続再生時間が長いので、長時間使えて便利です。
屋外で使用する際、バッテリー残量を気にせず使えます。
以上がTRUEFREE T2の良かった点やメリットです。続いて、気になる点やデメリットを解説していきます。


TRUEFREE T2の気になる点・デメリットは下記3つです。
上記のとおり。
充電ケースの蓋が若干開けにくいです。
出っ張りが少ないので、指がひっかかりにくく、指が少し濡れていたりするとなかなか開けられません。


両手で持ち上げても開けにくい時があります。


充電ケースの蓋を開けるのは少し慣れが必要です。
イヤホンの左右が分かりにくいです。
一応、充電ケースにはLRの記載があるのですが、イヤホン本体にはありません。


ケースから直接取る分には問題ないですが、暗い場所だと付けてみないと気づかないです。


TRUEFREE T2は音質を調整できません(アプリが用意されていないのでイコライザ機能がない)。
個人的に、音質を調整できないのがかなり気になりました。
音楽アプリにはイコライザ機能が用意されているので、音楽を聴く時は気にならないですが、YouTubeなどで音楽を再生する時、音質を調整できないのは少し気になりました。
以上、TRUEFREE T2をレビューしました。
3千円台で最新規格のBluetooth対応・ゲーミングモード・ENC通話ノイズキャンセリング・軽量性による快適な装着感・防水性能などの機能性を考えるとコスパは高いです。
音質は全体的にフラットで軽めではありますが、各音域のバランスが良いのでしっかりしています。
3千円台という価格を考慮すると、文句なしのワイヤレスイヤホンだと思います。
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