【ワイヤレスイヤホン】SOUNDPEATS Capsule3 Pro+レビュー

SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホン「Capsule3 Pro+」に興味があります。

音質や使い勝手など、実際に使っている人のレビューを聞きたいです。

この記事では、こういった要望にお答えします。

本記事の内容
  • ワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS Capsule3 Pro+
  • Capsule3 Pro+実機レビュー
  • Capsule3 Pro+の使用感レビュー
  • Capsule3 Pro+の良かった点・メリット2つ
  • Capsule3 Pro+の気になる点・デメリット1つ


なお、本記事は執筆にあたり、2024年6月にSOUNDPEATS社から発売前のサンプル製品「Capsule3 Pro+」をご提供頂きました。

本記事の筆者がCapsule3 Pro+を実際に使用した経験をもとに、この記事では、
製品の質感や、イヤホンの音質、ノイズキャンセリング機能、イヤホンのフィット感、実際に使って良かった点・気になる点を正直に感じたことをレビューしていきます。

Capsule3 Pro+に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

目次

ワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS Capsule3 Pro+

Capsule3 Pro+は2022年発売の「Capsule3 Pro」のコンセプトを継承しつつ、さらなる音質向上を図るため、ブランド初となるMEMSドライバー&12mmダイナミックドライバーのハイブリッド構成を採用した、繊細でリッチなサウンドを楽しめるカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。

アダプティブノイズキャンセリング(Adaptive ANC)に加えて、ハイレゾ相当の高音質を誇る「LDAC」対応や専用アプリによる音質調整(イコライザ)機能により、高音質で自分好みのサウンドを楽しめます。

他にも、ENC通話ノイズキャンセリング・ゲーミングモード・水しぶきがかかっても壊れない防水性能(IPX4)などの機能性も十分で、1万円台前半の買いやすい価格で音質と機能性を兼ね備えてます。

Capsule3 Pro+のスペック

Capsule3 Pro+のスペックは下表のとおりです。

項目詳細
商品名SOUNDPEATS Capsule3 Pro+
サイズイヤホン:24.9 x 20.3 x 25.4 mm
充電ケース:50 x 67 x 26 mm
重さイヤホン: 5g(片側)
充電ケース: 40g
ドライバー12mm ダイナミックドライバー
(MEMSドライバー搭載)
対応コーデックSBC/AAC/LDAC
通信方式Bluetooth Ver. 5.3
充電端子USB Type-C
ノイズキャンセリングイヤホン:Adaptive ANC(最大-45db)
マイク:ENCノイズキャンセリング(各3基のマイク)
防水規格IPX4
連続再生時間最大6.5時間(イヤホン本体のみ)
最大43時間(ケース込み)
充電時間イヤホン:約1.5時間
充電ケース:約2時間
スマホアプリ

Capsule3 Pro+の特徴

Capsule3 Pro+の特徴は下記のとおりです。

  • 強力な重低音を提供する12mmダイナミック型ドライバーに加えて、MEMSドライバー、最先端のパワーアンプチップ「XAA-2000 Aptos」採用し、繊細でリッチな音質を実現
  • LDAC対応(日本オーディオ協会によるハイレゾ認証取得)
  • アダプティブオーディオ技術により、耳の形状や装着状態に合わせてEQ(イコライザー)を自動で補正
  • 最大-45dbのノイズキャンセリング(アダプティブノイズキャンセリングにより、外耳道の構造と装着状態に適したノイズキャンセリングパラメーターを生成
  • 最大6.5時間の連続再生可能(ANC・LDAC ON時は最大3.5時間)
  • ENC通話ノイズキャンセリングを搭載。周囲の雑音をカットし、明瞭なマイク音質
  • マルチポイント対応(2台の機器に同時接続)
  • ゲームモード搭載(70ms)
  • 12か月の品質保証サービス

1万円台前半でハイエンド製品にも採用されるMEMSドライバーを搭載し、完成度の高いイヤホンに仕上がってます。

ワイヤレスイヤホンに必要な機能を搭載しつつ、アダプティブEQ(イコライザー)、アダプティブANC、LDAC対応など、最新のオーディオ技術やハイレゾ相当の高音質を提供しつつ、購入しやすい価格設定になっています。

以上がCapsule3 Pro+の概要となります。続いて、Capsule3 Pro+をレビューしていきます。

Capsule3 Pro+実機レビュー

Capsule3 Pro+のパッケージや製品外観/質感をレビューしていきます。

パッケージと付属品

スリーブ式パッケージの外観はシンプルなデザインです。

イヤホン本体はヒンジ箱に入っていて高級感があります。

付属品の内容

付属品の内容は下記のとおりです。

  • イヤホン(Capsule3 Pro+)
  • 充電ケース
  • イヤーピース(S/M/L)
  • USBケーブル(USB-C & USB-A)
  • 取扱説明書など(ステッカーが同梱されていました)

オリジナルステッカーが入ってました。パンダをモチーフにしたキャラデザがかわいいです。

イヤーピースは3種類

イヤーピースはS/M/Lの3種類用意されているので、大人から子供まで幅広く使えます。

Mサイズのイヤーピースはデフォルトで装着されています。

充電ケースのサイズ感/外観デザイン

充電ケースの重量はイヤホン込みで50gと軽めです。ケースサイズは約5.0 x 6.7 x 2.6cmと手のひらに収まるサイズで携帯性も抜群です。

充電ケース正面

充電ケースの質感はマットなプラスチック素材で、シックなデザインです。

蓋の境目には薄灰色のラインが引かれていて、ライン下にはゴールドで「Hear your Imagination」と書かれています。

充電ケース裏

充電ケース裏にゴールド調でブランドロゴがあります。

充電ケース下部

充電ケース下部にはUSB-Cポートとペアリングボタンがあります。

充電ケース内部

充電ケース内側は無機質なプラスチックなので、若干チープな印象を受けます。

とはいえ、人目につかない部分なので、個人的には全く気になりません。

イヤホンの落下を防ぐ強力なマグネット

充電ケースのマグネットは強力なので、充電ケースを逆さまにしたり、かなり強めに振ってもイヤホンは落下しません。

外出先で使う時に安心感があります。

イヤホン本体形状/デザイン

Capsule3 Pro+のイヤホン形状は「うどん」と呼ばれる耳からはみ出るステムがついてます。

手で持ってる部分を「ステム」と言います。

イヤホン本体のデザインは黒地にゴールドの装飾が施され、メーカーロゴをあしらったデザイン性の高い装飾となっています。

イヤホン上部のメッシュやステムの先端、イヤホンノズル部分もゴールドで装飾されています。

ステム内側にエンボス加工でR(右)/L(左)の表示があります。

以上、Capsule3 Pro+の実機レビューでした。続いて、使用感をレビューしていきます。

Capsule3 Pro+の使用感レビュー

Capsule3 Pro+を実際に使ってみた使用感をレビューしていきます。

ペアリングはスムーズ

ペアリングは充電ケースからイヤホンを取り出し、デバイスのBluetoothをオンにすると、すぐに接続できます。

  • 充電ケースからイヤホンを取り出し、デバイスのBluetoothをオンにして新しいデバイスとペア設定
  • 「Capsule3 Pro+」を選択

マニュアル不要で簡単にペアリングできます。

接続も安定していて途中で切れたりしません。

ドアを隔てて隣の部屋に移動しても問題ありませんでした。

圧迫感が少ない快適な装着感

イヤホンの装着感はかなりいいです。耳にフィットする形なのでで疲れにくく、快適な装着感です。

カナル型特有の圧迫感は少ないです。

首を左右に振ったり飛び跳ねてもズレないですし、外れる気配は全くありません。

イヤーピースの大きさがフィットしているのかもしれませんが、長時間装着しても疲れにくいです。

筆者はカナル型イヤホンを2時間以上装着していると耳穴が痒くなるのですが、特にそのようなこともありませんでした。

タッチセンサーの感度はバツグン

タッチセンターの感度はバツグンです。

下図赤枠部分を軽く触れるだけで反応します。

タッチセンサーはアプリで無効にできるので、ゴロ寝している時に重宝します。

自分の腕枕や、寝返りを打った時に枕に触れると反応して、そのたびに音量が変わるのを防げます。

タッチ操作はアプリでカスタマイズできる

音質は各音域の解像度が高い

専用アプリの「適応型EQ」を選択したうえでのレビューとなります。

イヤホンの音質は各音域の解像度が高く、定位感も申し分ないです。ジャンルを問わず幅広い用途で使用できると感じます。

全体的にドンシャリ傾向にありますが、MEMSドライバーの特性なのか、特に高音域がクリアで明瞭です。

低音域はよく響き、パワフルで迫力があります。音の解像度は高めでボワつくことなくしっかりしてます。特に映画やゲームの効果音や重低音に迫力を感じます。

中音域はバランスが良く、安定感のある響きをしています。抜けも良好です。特にボーカルやコーラス、弦楽器の音がよく響きます。

高音域は刺さるような高音はなく、バランスがいいです。細部まで表現する能力が高いと感じます。音楽によってはシャリつきを感じることがありますが、EQ(イコライザー)で調整すれば問題ありません。

全体的なバランスがいいので、音楽はもちろん、ゲームや映画など、ジャンルを問わず幅広い用途で使えます。

専用アプリで音質を自分好みに調整できる

専用アプリで音質を自分好みに調整できます。

9種類のプリセットと、カスタムイコライザー、適応型EQで好みの音質に調整できます。

適応型EQは、聴き取り可能な周波数を測定・分析し、その人に合わせた最適なイコライザーを設定してくれます。

色々なイコライザーを試しましたが、個人的に適応型EQを使用した音質が最もバランスよく、好みの音質でした。

PeatsAudio

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実用的なノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングはよく効いて実用的です。

アクティブノイズキャンセリング(Adaptive ANC)技術により、周囲の雑音や装着状態、耳の形状に応じてノイズキャ ンセリング効果を自動調整します。

ノイズキャンセリングをONにすると、エアコンの送風音、換気扇の音、室内から聞こえる外の風の音はほとんど消えます。

ノイズキャンセリング特有の詰まるような感覚が少しありますが、不快に感じない程度です。

公共交通機関でも使ってみましたが、
車内のエアコンの送風音/話し声/風切り音などの雑音はかなり軽減されます。

レールのつなぎ目の「ガタンゴトン」という大きく響く音は、「カタンコトン」と軽い音に変わるレベルまでまで軽減されます。

雑音がほどよく消えるので、電車内のざわざわした雑音が気にならなくなり、音楽・動画・オーディオブックに没入できます。

ノイズキャンセリングをオンにしていても車内のアナウンスはハッキリ聴こえますので、乗り過ごす危険性は低いと思います。

外音取り込みは自然に近い音

外音取り込みはかなり自然に近い音です。

機械的に増幅したような音質のイヤホンもありますが、そういった感じはしませんでした。

ホワイトノイズがほとんどないので聞き取りやすいです。

マイクはノイズが少ない自然な音質

マイクの音質はノイズが少ない自然な音質です。

イヤホンによっては機械的な処理がされたような声に聞こえるものもありますが、そういった感じはしませんでした。

実際に電話・LINE通話、Zoomなどで使ってみましたが、聴き取りやすいと好評でした。

Capsule3 ProとCapsule3 Pro+の比較

2022年発売の「Capsule3 Pro」と2024年発売の「Capsule3 Pro+」の機能や音質面を比較してみました。

機種(モデル)
Capsule3 Pro

Capsule3 Pro+
音質12mm ダイナミックドライバー12mm ダイナミックドライバー
(MEMSドライバー搭載)
ノイズキャンセリングANC
(最大-43db)
Adaptive ANC
(最大-45db)
ENC通話ノイズキャンセリング
LDAC対応
再生時間イヤホン:最長8時間
充電ケース併用:最大52時間
イヤホン:最大6.5時間
充電ケース併用:最大43時間
マルチポイント対応2台
ゲームモード対応70ms70ms
装着感
販売価格8,480円(税込)13,880円(税込)

機能面や装着感でどちらのイヤホンも大きな差は感じられませんが、音質やノイズキャンセリング性能に圧倒的な差があります。

Capsule3 Proも8千円台ということを考えるとバランスの取れたコスパの高いイヤホンだと思いますが、Capsule3 Pro+は音質がより洗練されていますので、高音質なサウンドを楽しみたい方はCapsule3 Proがおすすめです。

以上、Capsule3 Pro+の使用感レビューでした。続いて、Capsule3 Pro+の良かった点やメリットを解説していきます。

Capsule3 Pro+の良かった点・メリット

Capsule3 Pro+の良かった点・メリットは下記2つです。

  • 専用アプリの適応型EQの音質がいい
  • 1万円台前半で最新のオーディオ技術搭載

上記のとおり。

専用アプリの適応型EQの音質がいい

個人的に、専用アプリの「適応型EQ」の音質が素晴らしいと感じています。

イヤホンのポテンシャルを最大限に引き出しているような印象を受けました。

聴き取りテスト(聴き取り可能な周波数の測定・分析)は20~30秒ぐらいで終わります。

1万円台前半で最新のオーディオ技術搭載

1万円台前半の価格帯で最新のオーディオ技術「MEMSドライバー」を搭載しています。

MEMSドライバー搭載のワイヤレスイヤホンは昨年末に登場したばかりということもあり、搭載しているイヤホンの価格帯は2万円台~となっています。

Capsule3 Pro+は1万円台前半の価格でMEMSドライバーを搭載しているので、コスパが非常に高いと感じています。

以上、Capsule3 Pro+の良かった点・メリットでした。続いて最後に、Capsule3 Pro+の気になる点・デメリットを解説していきます。

Capsule3 Pro+の気になる点・デメリット1つ

Capsule3 Pro+の気になる点・デメリットは下記1つです。

  • 充電ケースが皮脂を吸着しやすい

上記のとおり。

充電ケースが皮脂を吸着しやすい

充電ケースの表面はマット加工(ざらざらな表面)なので、皮脂を吸着しやすいです。アルコールで拭いてもなかなか綺麗に落ちないので、個人的に引っ掛かりました。

分かりやすくするため、鼻の皮脂を指先に付けて撮影しましたが、完ぺきに落とすのにかなりの時間を費やしました。

まとめ

以上、Capsule3 Pro+の製品質感や使用感のレビューでした。

MEMSドライバー&12mmダイナミックドライバーのハイブリッド構成を採用し、アダプティブノイズキャンセリング(Adaptive ANC)に加えて、ハイレゾ相当の高音質を誇る「LDAC」に対応。

最新のオーディオ技術を搭載し、クリアな音質を提供しつつ圧迫感が少ない快適な装着感など、1万円台前半ながら高い完成度を誇るカナル型のワイヤレスイヤホンです。

音質は各音域の解像度が高く、価格を含めて考えると総合力の高いと感じています。

最新のオーディオ技術を搭載したコスパの高いイヤホンをお探しの方や、1万円前後の予算で高音質なワイヤレスイヤホンをお探しの方にコスパの高さを感じ取ってもらえるイヤホンだと思います。

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