SOUNDPEATS Air5 Proレビュー【強力なノイキャン&コスパ抜群】

【ワイヤレスイヤホン】SOUNDPEATS Air5 Pro

SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホン「Air5 Pro」に興味があります。

音質や使い勝手など、実際に使っている人のレビューを聞きたいです。

この記事では、こういった要望にお答えします。

本記事の内容
  • ワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS Air5 Pro
  • Air5 Pro実機レビュー
  • Air5 Proの使用感レビュー
  • Air5 Proの良かった点・メリット3つ
  • Air5 Proの気になる点・デメリット

なお、本記事は執筆にあたり、2025年3月にSOUNDPEATS社から発売前のサンプル製品「Air5 Pro」をご提供頂きました。

本記事の筆者がAir5 Proを実際に使用した経験をもとに、この記事では、
製品の質感や、イヤホンの音質、ノイズキャンセリング機能、イヤホンのフィット感、実際に使って良かった点・気になる点を正直に感じたことをレビューしていきます。

Air5 Proに興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

目次

ワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS Air5 Pro

Air5 Pro」は、2024年に発売された「Air5」のコンセプトを継承しつつ、さらなる音質向上を追求した完全ワイヤレスイヤホンです。

音質の核となるドライバーには、10mmダイナミックドライバーを採用し、振動板には耐熱性と強度に優れたPEEK+PU複合素材を使用しています。

さらに、SOUNDPEATSのノウハウを生かしたアコースティック設計と音響調整を投入することで、低音から高音までバランスの取れた、歪みの少ないクリアなサウンドを実現しています。これにより、繊細でありながらもパワフルなサウンド体験を提供しています。

最大-55dbの強力なノイズ低減を実現したAI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリングに加えて、ハイレゾ相当の高音質を誇るaptX LosslessとLDAC対応や、専用アプリによる音質調整(イコライザ)機能により、高音質で自分好みのサウンドを楽しめます。

ENC通話ノイズキャンセリング・マルチポイントモード・土砂降りの雨が降っても壊れない防水性能(IPX5)などの機能性も十分で、1万円を切る買いやすい価格で音質と機能性を兼ね備えた仕上がりとなっています。

Air5 Proのスペック

Air5 Proのスペックは下記のとおりです。

項目詳細
商品名SOUNDPEATS Air5 Pro
サイズ34 x 24 x 15 mm(イヤホン)
67 x 27 x 48 mm(充電ケース)
重さイヤホン:4.8g(片側)
充電ケース:50.3g(イヤホン両側)
ドライバー10mm ダイナミックドライバー
対応コーデックaptX Lossless/aptX adaptive/LDAC/AAC/SBC
通信方式Bluetooth Ver. 5.4
充電端子USB Type-C
ノイズキャンセリングイヤホン:アダプティブノイズキャンセリング
マイク:ENCノイズキャンセリング(各3基のマイク)
防水規格IPX5
(※充電ケースは防水ではありません)
連続再生時間最大7.5時間(イヤホンのみ)
最大37時間(充電ケース込み)
充電時間充電ケース:約2時間
スマホアプリ

Air5 Proの特徴

Air5 Proの特徴は下記のとおりです。

  • 10mmダイナミック型ドライバーを採用し、低音から高音までバランスの取れた歪みの少ないクリアな音を実現
  • Qualcomm製の最新世代チップ「QCC3091」を採用し、ハイレゾ音源対応のLDACと、CD音質を超える「aptX Adaptive Lossless」に対応
  • 最大-55dbのAI適応型ノイズキャンセリング
  • 急速充電対応(10分の充電で2時間再生)
  • 最大7.5時間の連続再生可能
  • ENC通話ノイズキャンセリングを搭載。周囲の雑音をカットし、明瞭なマイク音質
  • マルチポイント対応(2台の機器に同時接続)
  • ゲームモード搭載(60ms)
  • 12か月の品質保証サービス

クアルコムのBluetoothチップ「QCC3091」を搭載し、最大-55dbのAI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング、ハイレゾ相当の高音質を誇るaptX LosslessとLDAC対応など、最新のオーディオ技術やハイレゾ相当の高音質を提供しつつ、購入しやすい価格設定になっています。

以上がAir5 Proの概要となります。続いて、Air5 Proの実機をレビューしていきます。

Air5 Pro実機レビュー

Air5 Proのパッケージや製品外観/質感をレビューしていきます。

パッケージと付属品

パッケージの形状は組箱で、外観はシンプルなデザインです。

厚手の化粧箱に入っていて高級感があります。

付属品の内容

付属品の内容は下記のとおりです。

  • イヤホン(Air5 Pro)
  • 充電ケース
  • イヤーピース(S/M/L)
  • USBケーブル(USB-C & USB-A)
  • 取扱説明書など(ステッカーが同梱されていました)

パンダをモチーフにしたオリジナルステッカーが入ってました。

イヤーピースは3種類

イヤーピースはS/M/Lの3種類用意されています。

Mサイズのイヤーピースはデフォルトで装着されています。

充電ケースのサイズ感/外観デザイン

充電ケースの重量はイヤホン込みで50gと軽めです。ケースサイズは約6.7 x 2.7 x 4.8cmと手のひらに収まるサイズで携帯性も抜群です。

充電ケース正面

充電ケースの質感はマットなプラスチック素材で、落ち着いた感じのデザインです。

蓋の境目には薄灰色のラインが引かれていて、ライン下にはシルバーで「Hear the difference」と書かれています。

スクロールできます

充電ケース裏

充電ケース裏にはマットグレーに黒文字テキストのブランドロゴがあります。

充電ケース下部

充電ケース下部にはUSB-Cポートとペアリングボタンがあります。

充電ケース内部

充電ケース内側は無機質なプラスチックです。

イヤホンの落下を防ぐ強力なマグネット

充電ケースのマグネットは強力です。

充電ケースを逆さまにしたり、強めに振ってもイヤホンは落下しません。

公共交通機関内で使う時に安心感があります。

イヤホン本体形状/デザイン

Air5 Proのイヤホン形状は「うどん」と呼ばれる耳からはみ出るステムがついてます。

手で持ってる部分を「ステム」と言います。

イヤホン本体のデザインは黒地の光沢プラスチックに、濃い目のピンクゴールドの装飾が施され、メーカーロゴをあしらったデザイン性の高い装飾となっています。

イヤホン上部のメッシュ部分は黒で統一されています。

ステムの先端はシルバーで装飾されています。

ステム内側には印刷加工でR(右)/L(左)の表示があります。

視認性は悪いですが、実際に装着すればどっちがR/Lか分かるので、問題ないですね。

以上、Air5 Proの実機レビューでした。続いて、使用感をレビューしていきます。

Air5 Proの使用感レビュー

Air5 Proを実際に使ってみた使用感をレビューしていきます。

ペアリングはスムーズ

ペアリングは充電ケースからイヤホンを取り出し、デバイスのBluetoothをオンにすると、すぐに接続できます。

マニュアル不要ですぐに使えます。

  • 充電ケースからイヤホンを取り出し、デバイスのBluetoothをオンにして新しいデバイスとペア設定
  • 「Air5 Pro」を選択

接続も安定していて途中で切れたりしません。

ドアを隔てて隣の部屋に移動しても問題ありませんでした。

圧迫感が少ない快適な装着感

イヤホンの装着感はカナル型特有の圧迫感が少ないので、長時間装着していても疲れにくいです。

首を左右に振ったり飛び跳ねてもズレないですし、外れる気配は全くありません。

イヤーピースの大きさがフィットしているのかもしれませんが、長時間装着しても疲れにくいです。

筆者はカナル型イヤホンを2時間以上装着していると圧迫感で深い感を覚えたり、耳穴が痒くなったりするのですが、特にそのようなこともありませんでした。

タッチセンサーの感度は抜群

タッチセンターの感度は抜群です。

下図赤枠部分を軽く触れるだけで反応します。

タッチセンサーはアプリで無効にできる

タッチセンサーを使いたくない人は、アプリで無効にできます。

ごろ寝しながらイヤホンを装着する時は、タッチコントロールを無効にしておけば、寝返りを打った時のミスタッチを防げます。

タッチ操作はアプリでカスタマイズできる

タッチ操作はアプリでカスタマイズできます。

デフォルトでも使いやすいとは思いますが、他メーカーのイヤホンの操作に慣れてしまっている方はカスタマイズすると使い勝手が良くなります。

各音域の解像度が高く、バランスの取れた音質

専用アプリの「適応型EQ」を選択したうえでのレビューとなります。

初見の印象としては、音場がヘッドホンで聴いているかのような広さを感じました。以下、各音域の感想です。

低音
  • 全体のバランスを重視したような、適度な量感(ドンシャリではない)
  • 映画やゲームで迫力ある低音を楽しみたい方は、EQ(イコライザー)で調整する必要あり。
中音
  • 中音域は全体的にバランスが良く、安定感のある響きをしています。
  • 抜けも良好で、特にボーカルやコーラス、弦楽器の音がよく響きます(アコースティックギターの音が再現力が高いと感じました)。
高音
  • 高音域はクリアで音の分離感に優れていて、細部まで表現する能力が高いと感じます。
  • シャリつくような高音はなく、バランスがいいです。
  • 高音は少し後ろで鳴っているように感じる場合がありますが、EQ(イコライザー)で調整すれば問題ありません。
全体的な特徴
  • SOUNDPEATSらしいバランスの取れた高音質
  • aptX Lossless対応により、Bluetooth接続でもクリアで詳細な音質
  • ヘッドホンで聴いているような音場の広さ
  • 様々なジャンルの音楽に対応し、特にボーカルが際立つ楽曲で音質の良さを実感できる。

専用アプリで音質を自分好みに調整できる

専用アプリで音質を自分好みに調整できます。

10種類のプリセットと、カスタムイコライザー、適応型EQで好みの音質に調整できます。

オーディオブックを利用される方は「読み上げ人声強化」で聴くと、通常より聞き取りやすくなりますよ。

適応型EQは、聴き取り可能な周波数を測定・分析し、その人に合わせた最適なイコライザーを設定してくれます。

色々なイコライザーを試しましたが、個人的に適応型EQを使用した音質が最もバランスよく、好みの音質でした。

PeatsAudio

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強力なノイズキャンセリング性能

ノイズキャンセリング性能は、1万円を切るイヤホンとは思えないほど強力です。

公式サイトに「SOUNDPEATS史上最強ノイズキャンセリング!」とアピールするだけあり、かなり強力です。

室内でノイキャンをONにすると、エアコンの送風音や換気扇の音、室内から聞こえる風切り音は全て消えます。インターホンも聞こえなくなります。

ノイキャンをONにして音楽を聴いていると、目の前にいる人の話し声はほぼ聞こえません。

これだけ強力なわりに、ノイキャン特有の詰まった感じは少ないので、不快感は感じません。

AI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング技術により、周囲の雑音や装着状態、耳の形状に応じてノイズキャ ンセリング効果を自動調整されます。

電車内で装着してみましたが、
車内のエアコンの送風音/話し声/風切り音などの雑音は気にならなくなります。

レールのつなぎ目の「ガタンゴトン」という大きく響く音も、かなり軽減されます(普段、大きめのボリュームで音楽を聴いている人は気にならなくなるレベルです)。

雑音が消えるので、音楽・動画・オーディオブックに没入できます。

車内のアナウンスはきちんと聴こえるので、乗り過ごす危険性は低いと思います。

ノイズキャンセリングモードは4種類

ノイズキャンセリングモードは下記4種類から選択できます。

  • 適応型ノイズキャンセリング
  • 室内ノイズキャンセリング
  • 屋外ノイズキャンセリング
  • 屋外交通ノイズキャンセリング

ひと通り使ってみましたが、常時「適応型ノイズキャンセリング」にしておけばOKな感じがしました。

ただ、適応型の場合、静かになった時はノイキャンが弱まるので、急にうるさくなった時に雑音が気になると思うので、外で使用する時は「屋外/屋外交通」に切り替えた方が良さそうです。

外音取り込みは自然に近い音

外音取り込みはかなり自然に近い音です。機械的に増幅したような感じもありません。

無音状態の時や、音楽の音量が下がった時などに若干ホワイトノイズが聞こえますが、そこまで気にならないレベルです。

ちなみに、外音取り込みモードは下記2種類選択できます。

標準的な外音取り込みは自然な感じで増幅されますが、「人の声の強調」はマイクで増幅されたような聴こえ方がしますが、不自然な感じではないので、

マイクはノイズが少ない自然な音質

マイクの音質はノイズが少ない自然な音質です。

イヤホンによっては機械的な処理がされたような声に聞こえるものもありますが、そういった感じはしませんでした。

実際に電話・LINE通話、Zoomなどで使ってみましたが、聴き取りやすいと好評でした。

以上、Air5 Proの使用感レビューでした。続いて、Air5 Proの良かった点やメリットを解説していきます。

Air5 Proの良かった点・メリット3つ

Air5 Proの良かった点・メリットは下記3つです。

  • 1万円を切る高コスパ
  • イヤホンの充電が早い
  • 専用アプリで充電状況をチェックできる

上記のとおり。

1万円を切る高コスパ

1万円を切る価格で、下記のような機能を実装しているので、控えめに言っても高コスパだと思います。

  • LDAC、aptX高品質コーデック
  • 高音質(各音域の解像度が高い)
  • 最大-55dbの強力なノイズ低減を実現したAI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング
  • IPX5の防水性能

個人的に「このイヤホンは15,000円です」と言われて渡されても、普通に気づかないレベルだと感じます。それほどコスパ良く仕上がっていると感じます。

イヤホンの充電が早い

イヤホン本体の充電が早いです(急速充電対応)。

20%を下回った状態で10分間充電したら、70%まで回復しました。

屋外で使用していて充電が切れても、10分ぐらい充電ケースに入れておけば7割近く回復するので、非常に助かります。

専用アプリで充電ケースのバッテリー残量をチェックできる

専用アプリで充電ケースのバッテリー残量をチェックできるので、充電のタイミングが分かりやすいです。

専用アプリで充電ケースのバッテリー残量を確認し、充電のタイミングを把握することで、バッテリー切れを回避できます。

以上がAir5 Proの良かった点やメリットです。続いて最後に、Air5 Proの気になる点やデメリットを解説していきます。

Air5 Proの気になる点・デメリット

2週間近く使ってますが、今のところデメリットを感じていません。

1万円を切る価格ということを踏まえて考えると、「ここが気になる」という部分が今のところ見えてきません。発見次第、追加していこうと思います。

まとめ

以上、Air5 Proの製品質感や使用感のレビューでした。

SOUNDPEATS「Air5 Pro」は、高音質・ノイズキャンセリング・機能性のバランスに優れた完全ワイヤレスイヤホンです。

クアルコムのBluetoothチップ「QCC3091」を搭載し、最大-55dbのAI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング、ハイレゾ相当の高音質を誇るaptX LosslessとLDAC対応など、最新のオーディオ技術やハイレゾ相当の高音質を提供しています。

また、専用アプリによるイコライザ機能、ENC通話ノイズキャンセリング、マルチポイント接続、防水性能(IPX5)といった機能面も充実しており、快適なリスニング環境をサポートしています。

1万円を切る価格を考えると、非常にコストパフォーマンスに優れたイヤホンです。

最新のオーディオ技術を搭載したコスパの高いイヤホンをお探しの方や、1万円前後の予算で高音質なワイヤレスイヤホンをお探しの方にコスパの高さを感じ取ってもらえるイヤホンだと思います。

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