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【Benchmark Email】送信ドメイン認証の設定方法

【Benchmark Email】送信ドメイン認証の設定方法メルマガ

Benchmark Emailを利用して、独自ドメインでメルマガ配信を行おうとしている方向け。

 

独自ドメインでメルマガ配信を行う場合、送信ドメイン認証を行わないでメール配信すると、メール受信サーバーに「なりすまし」判定を受けてしまい、迷惑メールボックスに直行します。

なりすまし判定を受ける詳しい仕組みは「【初心者】メルマガ配信で迷惑メール判定を受ける原因と対処法を解説」をどうぞ。

 

そうなると、せっかく書いたメルマガも読者に届かなくなります。

この記事では、Benchmark Emailの送信ドメイン認証の設定方法を解説します。

なりすまし判定を回避するため、独自ドメインでメルマガ配信を行う際は、送信ドメイン認証を必ず設定しましょう。

 

本記事はBenchmark Emailのアカウント開設が済んでいることを前提に解説しております。
まだアカウント開設をしていない方は「Benchmark Email利用ガイド【マーケティングを自動化】」を参考に開設しておいて下さい。

Benchmark Emailの送信ドメイン認証を行う手順【全体像】

最初に、Benchmark Emailの送信ドメイン認証を行う手順の全体像を解説します。

なお、Benchmark Emailの認証キーはSPFとDKIMの2つありますので、同じような作業を2回繰り返して行う必要があります。

  • 手順①:SPF情報の取得
  • 手順②:DNSにSPFレコードを設定
  • 手順③:DKIM情報の取得
  • 手順④:DNSにDKIMレコードを設定
  • 手順⑤:送信ドメイン認証の設定確認

基本的な流れは上記のとおりです。

なお、本記事では、お名前ドットコムでドメインを取得された方対象に設定方法を解説します。

 

お名前ドットコムで送信ドメイン認証を行う手順

それでは、お名前ドットコムで送信ドメイン認証を行う手順を解説します。最初にSPF情報を設定し、その後にDKIM情報を設定するという流れで進めます。

  • 手順①:お名前ドットコムのDNS設定画面を開く
  • 手順②:SPF情報の取得
  • 手順③:お名前ドットコムのDNSレコードにSPF情報を設定
  • 手順④:DNS設定画面を再度開く
  • 手順⑤:DKIM情報の取得
  • 手順⑥:お名前ドットコムのDNSレコードにDKIM情報を設定
  • 手順⑦:送信ドメイン認証の設定確認

上記のとおりです。

手順①:お名前ドットコムのDNS設定画面を開く

お名前ドットコムでSPF情報を設定するため、まずはDNS設定画面を開きます。

下記リンクをクリックして、お名前ドットコムの管理画面にログインします。

公式サイトお名前.com

 

管理画面トップページにある、「DNSレコードを設定する」を選択します。

上部メニューの「ネームサーバーの設定>ドメインのDNS設定」からでもOKです。

保有ドメインが一覧表示されるページに移動しますので、①DNSの設定を行うドメインにチェックを入れ、②「次へ」をクリックします。

DNS設定という画面が表示されますので、画面中ほどにあるDNSレコード設定を利用するという項目の横にある「設定する」をクリックします。

DNSレコード設定画面が表示されますので、下の方にスクロールすると、入力項目が出現しますので、ここにSPF情報やDKIM情報を入力します。

上図の画面を開いたままにして、まずはSPF情報を取得します。

手順②:SPF情報の取得

Benchmark EmailのSPF情報を取得します。

公式サイトのFAQに、「SPF認証についての詳しい解説」というページがありますので、そこから取得します。

公式サイトサポートページ – SPF認証についての詳しい解説

 

画面中ほどに「設定すべきレコード」という見出しがありますので、そこにSPF情報が記載されていますので、コピーします。

上記SPF情報をコピーしたら、お名前ドットコムの画面に戻ります。

手順③:お名前ドットコムのDNSレコードにSPF情報を設定

DNSレコード設定画面でSPF情報を設定します。

各項目の設定方法は下記のとおりです。

  • ①ホスト名:空欄でOKです。
  • ②TYPE:「TXT」を選択します。
  • ③TTL:3600のままでOKです。
  • ④VALUE:コピーしたSPF情報を貼り付けます(v=spf1 a mx include:bmsend.com ~all)。
  • ⑤追加:全て入力しましたらクリックして下さい。

追加ボタンを押したら、DNSレコード設定画面の一番下にある、「確認画面へ進む」をクリックします。

「確認画面へ進む」の上にあるチェック項目(DNSレコード設定用ネームサーバー変更確認)はそのまま無視してOKです。

ボタンを押すと、最終確認画面が表示されますので、「設定する」をクリックします。

下図画面が10~15秒ほど表示されます。

下図画面が表示されたらSPF情報の設定は完了です。

続いてDKIM情報を設定しますので、「手続きを続ける」をクリックします。

手順④:DNS設定画面を再度開く

「手続きを続ける」をクリックすると、「手順①:お名前ドットコムのDNS設定画面を開く」のDNS設定画面に戻りますので、再度、DNSを設定するドメインを選択します。

下図画面まで進みましたら、ページを開いたままDKIM情報を取得します。

手順⑤:DKIM情報の取得

Benchmark EmailのDKIM情報を取得します。

公式サイトのFAQに、「SPF認証についての詳しい解説」というページがありますので、そこから取得します。

公式サイトサポートページ – DKIM(CNAME / ドメインキー認証)の詳しい解説

 

画面中ほどに「設定すべきCNAMEレコード」という見出しがありますので、そこにDKIM設定で必要な情報が2つ記載されています。

DKIM情報の設定は、「ホスト名」と「VALUE」の2つ必要になります。

設定が必要な情報が2つありますので、この画面を開いた状態にしておき、お名前ドットコムの設定画面に戻ります。

手順⑥:お名前ドットコムのDNSレコードにDKIM情報を設定

DNSレコード設定画面でDKIM情報を設定します。

各項目の設定方法は下記のとおりです。

  • ①ホスト名:「bmdeda._domainkey」と入力します。
  • ②TYPE:「CNAME」を選択します。
  • ③TTL:3600のままでOKです。
  • ④VALUE:dkim.bmsend.com
  • ⑤追加:全て入力しましたらクリックして下さい。

追加ボタンを押したら、DNSレコード設定画面の一番下にある、「確認画面へ進む」をクリックし、確認画面で「設定する」をクリックしてDNSの設定は完了です。

 

この後、きちんと設定できているかテストメールを送信して確認作業を行いますが、確認作業は2~3時間程度経った後に行いましょう。
理由は、DNS情報の設定がインターネット上に浸透するまで時間がかかるからです。
一般的に、24~48時間は待つよう推奨されていますが、実際は2~3時間ぐらい待てば概ね浸透してます。

手順⑦:送信ドメイン認証の設定確認

SPFとDKIM情報がきちんと設定されているかどうか確認します。

Benchmark Emailはチェックツールが無いので、GmailやYahoo!メールにテスト送信して確認します。

本記事では、Gmailにテストメールを送信して確認する方法を解説します。

手順は下記のとおりです。

  • 新規リストの作成
  • 読者登録(自分宛のアドレスを登録する)
  • 新規メール作成
  • メールの編集
  • 送信ドメイン認証が機能しているかテストメールを確認

上記のとおりです。

新規リストの作成

最初に、新規リストを作成します。

リストとは読者グループのようなものです。

トップページの「コンタクトをインポートする」をクリックします。

リストの追加方法の選択肢が4つ出てきますので、①「1件ずつ登録」を選択し、②「次へ」をクリックします。

リスト名の入力項目が出現しますので、「次へ」をクリックします。

上図では適当な名称に変更していますが、テスト送信するだけなので自動入力されていた日付のままでもOKです。

読者登録(自分のアドレス登録)

次に、読者登録を行います。

①テストメールを受信するメールアドレスを入力し、②「コンタクト追加」をクリックします。

Gmaiが分かりやすくておすすめです。

コンタクトが追加されたことを確認したら、画面左上にあるアイコンをクリックして、トップページに戻ります。

これでテストメール送信先のアドレスの追加が完了しました。

次に、テストメールを作成します。

新規メール作成

トップページの「メール作成」をクリックします。

作成するメールの種類の選択画面が表示されますので、①通常メール配信を選択し、②「次へ」をクリックします。

エディターの選択画面が表示されますので、①「ドラッグ&ドロップ」を選択し、②「次へ」をクリックします。

メール名を入力するよう求められますので、適当なメール名を入力して「次へ」をクリックします。

メール名はメールの件名ではなく、管理者が管理しやすいように設定するものです。

メール名を入力するとメール作成画面が表示されますので、配信先・送信先の設定や、件名・本文の作成、配信時間の設定を行います。

メールの編集

送信するテストメールを編集します。

メールの編集手順を配信先設定から解説します。

  • ①配信先の設定
  • ②送信元の設定
  • ③件名を追加
  • ④メール編集
  • ⑤送信時間の設定
①配信先の設定

配信先のリストを選択します。

①テストメール送信先として追加したリストを選択し、②「次へ」をクリックします。

設定すると、下図のようにチェック項目が表示されます。

この調子でどんどん進めます。

②送信元の設定

次に、送信元を設定します。

①差出人名を入力し、②「次へ」をクリックします。

③件名を追加

メールの件名を追加します。

①適当な名称の件名を入力し、②「次へ」をクリックします。

④メール編集

メール本文を作成します。「メール編集」をクリックします

下図のようにメールのレイアウトの選択画面が表示されます。

テストメールなので何でもOKですが、今回はテンプレートを選択します。

なお、Benchmark Emailのテンプレートは500種類ありますので、テンプレートを探す時は画面左にあるフィルターを使うと探しやすいです。

本記事では「教育」カテゴリから下記テンプレート選んでみました。

ただのテストメールなので、適当でOKです。

テンプレートを選択すると、メール編集画面が表示されます。

テストメールなので編集しなくてもOKですが、お時間に余裕がある方は色々触ってみてください。

ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で編集できます。

気が済むまで触り終わったら、画面右下の「保存&次へ」をクリックします。

以上でメールの編集は完了です。

⑤送信時間の設定

最後に、メールの送信設定を行います。

画面右上の「すぐに送信」をクリックします。

ちなみに、「配信設定」で送信時刻の予約を設定できます。

最終確認が表示されますので、「すぐに送信」をクリックします。

下図画面が表示されればメール送信は完了です。

送信ドメイン認証が機能しているかテストメールを確認

テストメールを送信したら、送信ドメイン認証がきちんと設定されているか確認します。

まずはメールボックスを確認します。

先程送信したテストメールが届いていたら、下図アイコンをクリックします。

点が縦に3つ並んでいるメニューアイコンの名称は「ケバブメニュー」と言うらしいです。

下図のように、プルダウンメニューが開きますので、「メッセージのソースを表示」を選択します。

メールのソースが表示されますので、下図枠内を確認して下さい。

  • SPFPASS
  • DKIMPASS

両方とも「PASS」と表示されていれば、きちんと認証されている証拠です。

Passと表示されない場合

もし、「Pass」と表示されず、「None」、「Neutral」、「Fail」などと表示されていた場合。

何らかの原因できちんと設定されていない可能性が高いです。

原因は2つ考えられます。

  • DNS情報の書き換えがネット上に浸透していない → 数時間開けてから再度テストメールを送ってみましょう。
  • SPF・DKIM情報をコピペした際、余計な半角スペースが入った状態で設定している → 英字の前後に余計な半角スペースが入っていないか確認し、もし入っていたら削除して再度登録してみましょう。

たいていの場合、上記いずれかで認証できるようになります。

 

以上でBenchmark Emailの送信ドメイン認証の設定は完了です。

 

まとめ

以上、Benchmark Emailの送信ドメイン認証の設定方法を解説しました。

おわり。

 

 

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