
低品質な記事を削除するとブログの評価が改善され、検索順位が上がりやすいみたいですが、何を基準に低品質と判断すればいいですか?
記事削除の判断基準や、削除したくない記事がある場合はどうすればいいのか教えて欲しいです。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 低品質な記事を削除するとブログの評価が上がり、検索順位が上がる
- 低品質な記事を削除する時の判断基準4つ
- 低品質な記事を削除したくない時の対処法2つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が17年以上あり、15年近くブログ収益(Web集客・アフィリエイト)でご飯を食べています。
こういった経験をもとに、本記事では、低品質な記事に関する情報をまとめました。
低品質な記事を放置するとブログの評価が下がり、検索順位が下がる恐れがあります。
本記事では、どのような記事が低品質に該当するのか、その判断基準と記事を削除したくないときの対処法を解説していきますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
低品質な記事を削除するとブログの評価が上がり、検索順位が上がる


ブログ全体の記事数は多ければ多いに越したことはありません。
記事数が多いとロングテールSEOの効果が出てきますので、アクセスアップにつながります。
ロングテールSEOの言葉の意味は別記事の「ロングテールSEOとは?メリットやKWの探し方を解説」をどうぞ。
しかし、ロングテールSEOに効果があるからといって、低品質な記事を量産してもアクセスアップにはつながりません。むしろ逆効果です。
低品質な記事が無い方がアクセスアップにつながりますので、低品質な記事は削除した方がいいです。
このことについて、アメリカのSEOコンサルティング会社「Moz」の創設者ランド・フィッシュキン氏は、次のように発言してます。
粗末なページを削除してランキングを上昇させた事例ならいくらでもある。公のもので十数件、表に出せないものなら数百件はある。
出典:低品質コンテンツは削除すべき? 改善すべき? ゲイリーの正論vsランドの現実【SEO記事11本まとめ】
Well, this is just wrong. There's dozens of public & 100s of private examples of removing cruft & boosting rankings. https://t.co/uBoZnkfoml
— Rand Fishkin (follow @randderuiter on Threads) (@randfish) October 14, 2017
理想は低品質記事の改善ですが、ページ数が多いような場合、全てのページを改善するのは難しい場合がありますので、そのような時は削除した方が早いと言えます。
低品質な記事を削除する時の判断基準4つ


低品質な記事は削除した方が良いと言っても、具体的にどのような記事が低品質な記事と判断すれば良いのでしょうか。
具体的な判断基準は4つあります。
- アクセスがほとんど無い記事
- 検索順位が低すぎる記事
- 内容が微妙過ぎる記事
- 検索クエリがない
上記のとおりです。
アクセスがほとんど無い記事
アクセスがほとんど無い記事は、そもそも記事の需要が無いことが考えられますので、削除しても問題無いといえます。
検索順位が低すぎる記事
検索順位が低過ぎる記事は、検索経由でのアクセスが期待できません。
内容が微妙過ぎる記事
自分が書いた記事を客観的に読んでみて、内容が微妙と感じたら、その記事は削除してもOKだと思います。
ちなみに、過去記事をリライトして、重複コンテンツを回避しつつ新しい記事として再投稿する方法を別記事の「ブログの過去記事を編集して再投稿する方法【重複コンテンツ回避】」で解説してますので、興味がありましたら是非どうぞ。
記事削除は最初のウチはかなり抵抗があると思います。
恐らく、何時間もかけて書いた記事だと思いますから、その時の事を考えると削除しにくいと思います。
筆者も初めて記事を削除する時は色々考えました。
「ブログを始めたばかりの頃に書いた記事だから、今読むと恥ずかしいけど、この記事書くのに5時間ぐらいかかったな~。これを消すのか…当時費やした時間が無駄に…」というような葛藤がありました。
今は記事削除に慣れましたが、初めての時はかなり抵抗がありました。
でも、アクセスが増えた方がいいので、内容が微妙な記事は削除してます。
いきなり削除するのに抵抗がある方は下書きに変更しましょう
記事をいきなり削除するのは抵抗があるという方は、とりあえず下書きとして保存しておきましょう。
下書きなら記事を非表示にできますし、削除する訳でありませんので、気が向いた時にリライトして公開すればいいだけです。
なので、記事削除に抵抗がある方は下書きに変更するといいですよ。
検索クエリがない
検索クエリがないと言うことは、存在していないのと同じことです。
記事タイトルに書いたキーワードで検索されない訳ですから、ユーザーもその記事を見つけようがありません。
タイトルに検索キーワード入れることができるのであれば削除しなくてもOKですが、記事タイトルを変更できなければ、削除した方がいいです。
低品質な記事を削除したくない時の対処法2つ


せっかく書いた記事を削除するのは抵抗があると思いますし、削除しなくてもリライトという選択肢も残されてます。
SEO対策上、低品質な記事は削除した方が良いのだけど、消したくない場合や内部リンクで誘導して読んでもらいたい場合、削除しなくて済む方法が2つあります。
- noindexに変更する
- リライトして価値を上げる
上記のとおり。
noindexに変更する
低品質な記事をnoindexにすることで、検索エンジンに「この記事は検索結果にインデックスしないでください」と指示できます。
つまり、削除した時と同じ効果を得られます。
noindexの詳しい解説は別記事の「noindexとnofollowとは?違いと使う意味、SEO効果を解説」をどうぞ。
リライトして価値を上げる
低品質な記事をリライト(加筆修正)して価値を上げる事ができれば、削除しなくて済みますので、リライトできそうならリライトしましょう。
記事をリライトする時のポイントは下記のとおりです。
- タイトルの変更(検索クエリのあるキーワード)
- 文字数が少なければ記事の肉付けする。
- 見出しの修整
- 同じような記事があれば、一つの記事にまとめる
なお、記事をリライトしても、すぐに検索順位に反映されないので、リライトしたら1~2か月ぐらいは様子見するといいですよ。
まとめ
以上、低品質な記事を削除してブログの評価を上げる方法を解説しました。
低品質な記事を放置しておくとブログの評価は下がりますので、低品質な記事は削除したり、リライトしてブログの価値向上に努めましょう。
ちなみに、リライトの方法に興味がありましたら、SEOコンサルティングに強いMstaさんの「SEOのリライトとは?リライトする理由と方法は?」という記事に詳しく書かれていますので、ぜひチェックしてみてください。