
- パソコンが苦手なので、スマホでオンライン講座を作りたいです。
- MOSHとLecteaならスマホで作れそうだけど、おすすめはどっちかな。
- 利用料や手数料、機能面を含めて比較検討したい。
この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。
- MOSH(モッシュ)の特徴
- Lectea(レクティー)の特徴
- MOSHとLecteaの違いを3つの機能面から比較
- MOSHとLecteaはどっちがおすすめ?
なお、本記事の筆者は、過去、オンライン動画講座の販売を行うために、様々なツールを実際に使って比較検証し、販売した経験があります。
この記事では、オンライン講座が作れるオールインワンツールのMOSHとLecteaの特徴や利用料、機能面を比較して紹介していきます。
スマホでオンライン講座を作りたいとお考えの方は、本記事を参考にどちらのツールを導入するかの判断材料にしてください。
まずはMOSHの特徴から解説していきます。
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MOSH(モッシュ)の特徴
MOSH(モッシュ)は、6万人を超えるクリエイターが利用している、スマホだけでオンラインレッスン・オンラインセッションの予約サイトが作れるツールです。動画コース販売機能も実装しており、オンライン講座を作ることができます。
公式サイト:【MOSH】
会員サイト、LP作成、決済機能、顧客管理機能、販促機能(メール配信・クーポンなど)オンライン講座に必要な機能を全て実装したオールインワンツールです。
MOSHの利用料
MOSHの利用料は下記のとおりです。
- 初期費用:無料
- 月額料金:無料
- 販売手数料:
8%(現在、3.6%のキャンペーン中)
MOSHは初期費用・月額無料で、売れた時の販売手数料しかかからないので、ランニングコストゼロで運営できます。
販売手数料は決済手数料を含め、8%ですが、現在キャンペーン中なので3.6%しかかからないです(終了期日は未定)。
MOSHの主な機能
MOSHの主な機能は下記のとおりです。
- オンライン講座作成機能:LP作成(販売ページ)、予約公開、10GBの動画ストレージ
- メール配信機能:一斉配信、個別送信
- 決済機能:一括払い/回数券販売/サブスク決済対応
- 販売促進機能:収益分配機能・クーポン機能
スマホに最適化されているので、スマホ1台でオンライン講座が作れるようになってます。
続いて、Lecteaの特徴を解説していきます。
Lectea(レクティー)の特徴
Lectea(レクティー)は、オンラインスクールやオンライン講座が作れるツールです。スマホに最適化されてますので、スマホでオンライン講座が作れるようになってます。
公式サイト:Lectea(レクティー)
会員サイト、LP作成、決済機能、顧客管理機能、販促機能(メール配信・ステップメールなど)オンライン講座に必要な機能を全て実装したオールインワンツールです。
Lecteaはオンライン講座の販売に特化しているので、直観的な操作で動画コースが作れるようになっています。
ユーザー側の会員サイトも分かりやすいため、初めて動画を購入した方でも迷うことなく動画講座を受講できるよう設計されています。
- ①ユーザーがオンライン講座にログインすると表示される、講座一覧画面
- ②動画コースの画面
- ③MENUをクリックすると画面右側から進捗状況が表示されます。
Lecteaの利用料
Lecteaの利用料は下記のとおりです。
- 初期費用:無料
- 料金体系:
- 無料プラン:月額無料 / 手数料:10%(決済手数料:3.6% / 取引手数料:6.4%)
- 決済スマート:月額4,980円(税込) / 手数料:5%(決済手数料:3.6% / 取引手数料:1.4%)
- その他オプション:追加の動画ストレージ(月額980円~)、ステップメール機能(月額980円)など
Lecteaは料金プランが2種類あり、無料プランは月額料金なしの売れた時の販売手数料(10%)のみとなっています。
「決済スマート」プランは、取引手数料が5%安いプランとなっています。1か月の決済総額が10万円を超える場合、決済スマートプランの方がお得に利用できます。
Lecteaの主な機能
Lecteaの主な機能は下記のとおりです。
- オンライン講座作成機能:LP作成(販売ページ)、予約公開、2GBの動画ストレージ(オプション)
- メール配信機能:一斉配信、セグメント配信、ステップメール配信(オプション)
- 決済機能:一括・分割払い/サブスク決済対応/銀行振込対応
オンライン講座の販売に特化しているので、初心者の方でも簡単に使えるよう、ユーザーインターフェースがシンプルです。
以上がLecteaの概要です。次のパートでは、MOSHとLecteaの違いをプラットフォームとしての機能、マーケティング機能、決済機能の違いを解説していきます。
MOSHとLecteaの違いを3つの機能で比較
MOSHとLecteaの違いを下記3つの機能別に比較してみました。
- プラットフォーム機能
- マーケティング機能
- 決済機能
上記の順に解説します。
プラットフォーム機能
プラットフォーム機能の違いは下記のとおりです。
MOSH | Lectea | |
---|---|---|
販売ページ(LP)作成機能 | 〇 | 〇 |
会員サイト機能 | 〇 | 〇 |
独自ドメイン | × | ×(追加予定) |
購入フォーム作成機能 | × | 〇 |
動画アップロード | 10GB | 2GB(オプションで追加可能) |
スケジュール公開機能 | 〇 | 〇 |
CSVインポート | × | 〇 |
ブログ機能 | 〇 | 〇 |
オンラインライブ機能 | Zoom、YouTubeで配信可能 | ×(追加予定) |
アンケート機能 | × | ×(追加予定) |
SNSログイン | 〇 | ×(追加予定) |
サポート | チャットサポート(無料) | メールサポート(有料) |
MOSHはLecteaよりも運営歴が長いこともあり、多機能です。
ただし、システムのベースはオンラインレッスン・セッション・コンサルなど、オンラインによるコミュニケーションが主軸のツールなので、
購入者側(ユーザー側)の画面はオンライン講座の視聴に最適化されていません。
Lecteaはオンライン講座を作ることに最適化されているため、購入者側(ユーザー側)の画面がオンライン講座に最適化されており、動画視聴の進捗状況が分かるようになっています。
また、ステップメール機能(有料オプション)・アップセル機能(追加予定)を組み合わせることで、オンライン講座販売の自動化が可能になります。
マーケティング機能
マーケティング機能の違いは下記のとおりです。
MOSH | Lectea | |
---|---|---|
メール配信(一斉配信) | 〇 | 〇 |
個別メール配信 | 〇 | 〇 |
セグメント配信 | 〇 | 〇 |
ステップメール配信 | × | 〇(オプション) |
SMS配信機能 | × | ×(追加予定) |
公式LINE連携機能 | × | ×(追加予定) |
アップセル・クロスセル | × | ×(追加予定) |
アフィリエイト機能 | × | ×(追加予定) |
収益分配機能 | 〇 | × |
MOSHは収益分配機能があります。これは、クリエイターとコラボして講座を作った時に、利益配分を設定できる機能です。
Lecteaは今のところマーケティング機能は弱いですが、アップセルやクロスセル、アフィリエイト機能の追加を予定しているので、紹介マーケティングが可能になります。
決済機能
決済機能の違いは下記のとおりです。
MOSH | Lectea | |
---|---|---|
対応クレジットカード | VISA、MasterCard、DinersClub、AmericanExpress(※1JCB) | VISA、MasterCard、DinersClub、AmericanExpress(※1JCB) |
分割払い | × | 〇 |
回数券販売 | 〇 | × |
サブスク決済 | 〇 | 〇 |
銀行振込 | × | 〇 |
有料・無料プランの設定 | 〇 | 〇 |
決済手数料 | 3.6% | 3.6% |
MOSHとLecteaの決済は「Stripe」という決済ツールを使っているので、決済可能なカードブランドや手数料が同じです。
ただし、設定が異なるため、分割払い・回数券販売・銀行振込の可否に違いがあります。
以上がMOSHとLecteaの主な違いとなります。
MOSHとLecteaはどっちがおすすめ?
最後に、MOSHとLecteaのどちらを利用するかお悩みの方向けに、どっちがおすすめなツールなのかまとめておきます。
MOSHがおすすめな方
下記項目に1つでも当てはまる方は、MOSHがおすすめです。
- 双方向コミュニケーションによるサービスをビジネスの主軸にしている方(オンラインレッスン、セッション、コンサルなど)
- オンライン講座はフロント商品ぐらいに考えている方
双方向コミュニケーションによるサービス(オンラインレッスン・セッション・コンサルなど)をビジネスの主軸に置いている方は、予約機能を主軸においたMOSHがおすすめです。
MOSHを使えばスマホ1つで簡単にサービスを販売できるだけでなく、オンライン講座も販売できるようになります。
Lecteaがおすすめな方
下記項目に1つでも当てはまる方は、Lecteaがおすすめです。
- オンライン講座を主軸にビジネス展開したい方
- ビジネスを自動化したい方
- 海外ツールでオンライン講座を作ろうとしたけど、難しくて諦めた方
- 海外ツールでオンライン講座を販売しているけど、国産ツールがあるなら乗り換えたいとお考えの方
Lecteaはオンライン講座に特化しているので、動画コースが作りやすいです。分割決済も対応しているので、単価の高い動画も販売しやすいです。
また、オンライン講座を購入したユーザーは、コースの受講状況が分かりやすいよう、進捗状況が分かるようになっています。
まとめ
以上、スマホでオンライン講座が作れるMOSHとLecteaの機能を比較して解説しました。
どちらのツールを使ってもスマホでオンライン講座を作ることはできますが、機能が若干異なるため、目的によって選ぶツールは異なります。
- 動画講座だけでなく、対面によるセッションやコンサルも行う
- 非対面で動画講座の販売のみ行う
といった目的に合わせてツールを選ぶと良いかと思います。