
- Googleアドセンスは禁止事項が色々あるみたいだけど、公式サイトのポリシーを見ても分かりにくい。
- 何をするとポリシー違反なるのか、詳しく知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- Googleアドセンスの広告クリックに関する禁止事項3つ
- Googleアドセンスのコンテンツに関する禁止事項3つ
- Googleアドセンスのレイアウトに関する禁止事項5つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が15年以上あり、13年近くブログ収益でご飯を食べています。
Googleアドセンスは2013年8月から利用してますので、全くの初心者ではないと自負しています。
こういった経験をもとに、この記事では、Googleアドセンスの禁止事項について解説します。
Googleアドセンスは利用にあたって厳しい審査がありますが、審査が通った後も気を抜けません。
Googleアドセンスのポリシーを守って利用しないと、アカウントが凍結される可能性があるからです。
もし万が一、アカウントが凍結されてしまえば、今後、Googleアドセンスを利用できなくなるばかりか、今まで獲得した報酬も受け取れなくなります。
こういった事態を避けるためにも、Googleアドセンスでやってはいけない禁止事項をきちんと把握しておきましょう。
前置きはこれぐらいにして、さっそく本題に入りましょう。
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Googleアドセンスの広告クリックに関する禁止事項3つ
最初に、Googleアドセンスの広告クリックに関する禁止事項を3つ紹介します。
- 自分で広告をクリックするのはNG
- ユーザーに広告のクリックを依頼するのはNG
- トラフィックエクスチェンジの利用はNG
上記のとおりです。
自分で広告をクリックするのはNG
自分で広告をクリックするのはNGです。
Googleアドセンスは、広告がクリックされるだけで報酬が発生する、非常にシンプルな広告です。
しかし、立ち上げて間もないブログや、アクセスが少ないブログは、広告が殆どクリックされませんので、報酬が発生しません。
そのため、「少しでも報酬を獲得したい」からといって、自分で広告をクリックする人がゼロではありません。
このように、不正に報酬を獲得する人をGoogleは厳しく監視してますので、発覚した場合、すぐにアカウントが凍結しますので、自分で広告をクリックするのはNGです。
誤って広告をクリックした場合はセーフ
故意的にクリックしたものは当然アウトですが、誤って広告をクリックした場合はセーフです。
例えば、表示確認などでページをスクロールしている最中に、うっかり広告をクリックした場合などは、報酬がカウントされないだけで、いきなりアカウントが凍結するようなことはありません。
しかし、何度も繰り返しクリックしたり、定期的にクリックすると、故意的にクリックしていると判断され、アカウントが凍結しますので注意しましょう。
ユーザーに広告のクリックを依頼するのはNG
ユーザーに広告のクリックを依頼するのはNGです。
具体的には下記のようなケース。
- ページ内に「広告をクリックして下さい」と依頼文を記載する。
- SNSで「アドセンスをクリックして欲しい」と依頼する。
これらはすべてポリシー違反なので、バレたらアカウントが凍結します。
絶対に止めましょう。
トラフィックエクスチェンジの利用はNG
トラフィックエクスチェンジ(オートサーフ)の利用はNGです。
トラフィックエクスチェンジの利用は、Googleアドセンスの公式ブログに記載されているとおり、アカウントが無効になることもあります。
トラフィック エクスチェンジの利用は、無効なクリックや表示回数を増やす可能性があり、AdSenseをご利用の皆さまがこれらのサービスを利用された場合、アカウントが無効になることもありますのでご注意願います。
トラフィックエクスチェンジを利用すると表示回数は増えますが、コンテンツが読まれることは殆どないので、広告はクリックされません。
アカウントが無効になるリスクしかないので、利用するだけ無駄です。
アクセスを増やすサービスは要注意
クラウドソーシングサイト等でよく、「アクセスを10,000回増やします」というサービスがありますが、この手のサービスはトラフィックエクスチェンジです。
知らずに利用すると、一時的に広告配信を停止されてしまうか、最悪、アカウントが凍結することもありますので、この手のサービスの利用は避けるべきです。
Googleアドセンスのコンテンツに関する禁止事項3つ
次に、コンテンツに関するルールを紹介します。下記3つです。
- 管理画面の公開はNG
- 広告に似せた紛らわしいコンテンツはNG
- 誤クリックを誘導するような広告掲載はNG
上記のとおりです。
管理画面の公開はNG
Googleアドセンスの管理画面をスクリーンショットで撮影して、公開するのはNGです。
これは、Googleアドセンスの利用規約「11.秘密保持」に抵触します。
参考リンク:Google AdSense – 利用規約
Googleアドセンスの管理画面で表示されている推定収益やクリック率などのデータの公開は規約で禁止されていますので、スクリーンショットで撮影した画像を公開するのは避けるべきです。
実際に支払われた金額を公開するのはOK
確定前の収益を公開するのは規約で禁止されていますが、支払済みの金額(確定した金額)を公開するのは問題ありません。
広告に似せた紛らわしいコンテンツはNG
パッと見た感じ、Googleアドセンスの広告なのか、コンテンツなのかが判断つきにくい、紛らわしい方法で掲載するのはNGです。
よくあるケースは下記のとおりです。
- 同じレイアウトで、広告とコンテンツを並べて表示する。
- 広告付近のコンテンツを広告レイアウトに似せる。
上記のように、コンテンツと広告の区別が難しい掲載方法はNGです。
誤クリックを誘導するような広告掲載はNG
ユーザーの誤ったクリックを誘導するような広告掲載はNGです。
具体的なケースは下記のとおりです。
- ページ内リンクの近くに広告を設置する
- 再生ボタンやダウンロードボタンの近くに広告を設置する
上記のような掲載方法が原因で誤クリックが多く発生すると、アカウントが凍結する可能性がありますので、注意が必要です。
Googleアドセンスのレイアウトに関する禁止事項5つ
最後に、レイアウトに関するルールを5つ紹介します。
- アドセンスコードの改変はNG
- 誤解を招く見出しの下での広告掲載はNG
- ポップアップ・追従型バナーへの広告掲載はNG
- 404ページやログインページへの掲載はNG
- 画像と広告の並列配置はNG
上記のとおりです。
アドセンスコードの改変はNG
Googleアドセンスのコードは改変するのはNGです。
コードを改変すると、広告が正確に表示されなくなるばかりか、アカウント凍結の可能性があります。
Googleアドセンスのコードは、表示されたコードをそのまま設置しましょう。
参考リンク:AdSense 広告コードの修正 – Google AdSense ヘルプ
誤解を招く見出しの下での広告掲載はNG
ユーザーの誤解を招くような見出しの下に広告を掲載するのはNGです。
具体的には、見出しに「関連リンク」、「関連情報」などと記載して、その下に広告を掲載することです。
このような広告の設置方法はユーザーがコンテンツと広告の判別がつきにくくなりますので、禁止されています。
見出しの下に広告を掲載する場合は、「広告」、「スポンサーリンク」のみが許可されています。
参考リンク:広告のプレースメントに関するポリシー – Google AdSense ヘルプ
ポップアップ・追従型バナーへの広告掲載はNG
ポップアップや追従型バナーへの広告掲載はNGです。
これは、クリックを促す行為になりますので、アカウント凍結の原因となります。
ASPアフィリエイトの広告であれば問題ありませんが、Googleアドセンスでは禁止されていますので、気を付けましょう。
404ページやログインページへの掲載はNG
404ページやログインページへの掲載はNGです。
また、下記ページへの掲載もNGです。
- サンクスページ
- パスワードで保護されたページ
基本的に、コンテンツを含まないページや、Googleが評価できないコンテンツでの広告掲載はNGです。
画像と広告の並列配置はNG
サイトに表示される画像に関連付けて広告を並べて設置することはNGです。
このような設置方法は、ユーザーに画像と広告内容が直接関係しているような誤解を与える可能性がありますので、サイトの画像と広告を並列で設置しないようにしましょう。
参考リンク:広告のプレースメントに関するポリシー – Google AdSense ヘルプ
まとめ
以上、Googleアドセンスの禁止事項をまとめて紹介しました。
せっかくGoogleアドセンスの審査に通っても、ポリシーを違反してしまえばアカウントが凍結される可能性があります。
こういった事態を避けるためにも、禁止事項はきちんと把握しておきましょう。