
- Googleアドセンスの審査に落ちたくないから、審査に通るコツを知りたい。
- もし万が一、審査落ちした時の対処法も把握しておきたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- Googleアドセンスの審査に通るコツ9選
- Googleアドセンスの審査に落ちた時の対処法6選
- Googleアドセンスの審査に落ちた時のよくある疑問
なお、本記事の筆者はブログ歴が15年以上あり、13年近くブログ収益でご飯を食べています。
Googleアドセンスは2013年8月頃から利用しており、現在は当ブログを含めた2つのブログに広告を貼って収益化してます。
こういった経験をもとに、この記事では、Googleアドセンスの審査に通るコツや、審査に落ちたときの対処法を解説します。
Googleアドセンスの審査はASPの審査と比較すると若干厳しいですが、コツを押さえて申請すれば通る場合が殆どです。
審査落ちしたくないとお考えの方は、本記事を参考に申請してみて下さい。
Googleアドセンスの審査に通るコツ9選
それでは、Googleアドセンスの審査に通るコツは9つ紹介します。
- 独自ドメインで申請する
- 10本以上記事を書いてから申請する
- 内容の薄い記事を書かない
- 禁止コンテンツを作らない
- YMYLジャンルの話題は避ける
- プライバシーポリシーページを作る
- 運営者情報ページを作る
- お問い合わせフォームを設置する
- 審査中は他の広告を外す
上記のとおりです。
独自ドメインで申請する
初めてGoogleアドセンスに申請する方は、必ず独自ドメインで申請しましょう。
初めて利用される方が無料ブログのURLで申請すると、審査に通りません。
無料ブログのURLとは、例えば、「hogehoge.com」というドメインの無料ブログを利用する場合、下記のように下線部分を自由に決めて、自分のブログとして利用できるURLのことです。
- サブドメイン → https://ユーザーID.hogehoge.com/
- サブディレクトリ → https://hogehoge.com/ユーザーID/
上記のURLで申請しても審査に通りませんので、必ず独自ドメインでサイトやブログ開設してから申請しましょう。
ちなみに、独自ドメインでWordPressブログを開設する方法を「【簡単】WordPressブログの始め方【全手順を図解入りで解説】」という記事で詳しく解説していますので、是非どうぞ。
10本以上記事を書いてから申請する
申請にあたり、必ず10本以上記事を書いてから申請するようにしましょう。
記事数が少ないと審査に落ちる可能性が高いので、最低でも、10本ぐらい公開した状態で申請すると審査に通りやすいです。
記事数が少なくても審査に通ることはありますが、初心者にはハードルが高い
たまに、SNS上で
- 5記事で審査に通った
- 7記事で申請に通った
などといった投稿を目にすることがありますが、そのような方の記事の多くは、見出しタグを使って階層構造が整っている記事ばかりです。
見出しタグを使う意味は「見出しタグを使う意味や使い方・ルールを解説【階層構造を整えよう】」をどうぞ。
文章を書くのが得意な方なら、階層構造を整えた記事が書けると思いますが、そうでない方は慣れるまでかなり難しいと思います。
最初に10本以上の記事を書くのはしんどく思うかもしれませんが、審査に通すためにも、まずは10本以上記事を書いた方が良いです。
ちなみに、ブログ記事の書き方を下記記事で紹介していますので、是非参考にして下さい。
内容の薄い記事を書かない
内容の薄い記事を書くと、Googleアドセンスの審査に通りません。
下記のような記事を10本以上書いても、審査に通るのは難しいです。
- 日記のような記事
- 文字数が極端に少ない記事
- アフィリエイトのためだけのブログ(公式サイトで公開されている情報をまとめただけのサイト)
独自の視点で書かれた、オリジナリティ・付加価値のある記事を書くことを心がけて記事を書くようにしましょう。
参考リンク:アフィリエイト プログラム – Google AdSense ヘルプ
制限コンテンツに該当する記事を公開しない
Googleアドセンスの制限コンテンツに該当する記事を公開すると、審査に通りません。
制限コンテンツの具体的な内容は下記のとおりです。
- 性的なコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ(残虐行為、不快感を与える記述や画像、暴力行為、過度にわいせつな言葉など)
- 爆発物に関するコンテンツ
- 武器・兵器に関するコンテンツ
- タバコ・ドラッグに関するコンテンツ
- アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
- オンライン・ギャンブルに関するコンテンツ
- 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
- Google Play ストアから削除されたアプリ
上記に1つでも該当するコンテンツがあると、ポリシー違反となり、審査に通らないので気を付けましょう。
参考リンク:Google パブリッシャー向け制限コンテンツ – Google AdSense ヘルプ
YMYLジャンルの話題は避ける
YMYLジャンルの話題は避けたほうが無難です。
YMYLとは、Your Money Your Lifeの略語で「お金と人生」に影響を与える領域のことで、お金と健康に関する話題のことをいいます。
詳しくは「【SEO】YMYLとは?避けるべき理由や上位表示のポイントを解説」をどうぞ。
YMYLジャンルは間違った情報を与えると今後の人生に大きな影響を与える可能性がありますので、「Googleに専門性のある人が書いた記事」判断されない限り、検索結果に表示されません。
有資格者で実名を出して記事を書いているのであれば、専門性のある人と判断される可能性が高いですが、そうでもなければ難しく、評価の低いサイトと判断されかねません。
評価の低いサイトと判断されると、アドセンスの審査に通るのが難しくなりますので、申請している間はYMYLジャンルの記事を書かない方が無難です。
プライバシーポリシーページを作る
プライバシーポリシーページはGoogleアドセンスのポリシーにも記載されているとおり、必須となりますので、必ず作成してから申請するようにしましょう。
参考リンク:必須コンテンツ – Google AdSense ヘルプ
ちなみに、プライバシーポリシーの書き方を「【雛形あり】プライバシーポリシーページの作り方【免責事項・著作権含む】」という記事で解説していますので、是非どうぞ。
運営者情報ページを作る
ブログ運営者のプロフィールや、ブログの概要を記載した運営者情報ページを作りましょう。
記載内容は下記内容を簡単にまとめておけばOKです。
- サイト運営者の名前(HN(ハンドルネーム)でもOKです)
- 性別
- 経歴
- サイト運営者の連絡先(メールアドレス)
- 簡単なブログの内容
ちなみに、メールアドセンスを公開したくない方は、お問い合わせフォームを設置しましょう。
お問い合わせフォームを設置する
連絡先を公開したくない方は、お問い合わせフォームを設置して、連絡が取れるようにしておきましょう。
お問い合わせフォームの作り方は下記記事で解説していますので、是非どうぞ。
審査結果がわかるまで他の広告を外す
Googleアドセンスに申請する際、記事中にASP広告を貼っていたら、審査結果がわかるまでの間は広告を外しておくと良いです。
Googleアドセンスは、他アフィリエイトプログラムとの併用は可能ですが、コンテンツと広告との比率のバランスが取れていないと、アドセンスの審査にはマイナスの影響が出る可能性があります。
参考リンク:AdSense と他の広告ネットワークを併用する – Google AdSense ヘルプ
また、他社の広告もコンテンツとして審査対象になりますので、もし、広告内容がアドセンスのポリシーに引っかかるものだった場合、審査に通らない可能性も考えられます。
ですので、審査中は他アフィリエイトプログラムの広告は外しておくことをおすすめします。
参考リンク:アフィリエイト プログラム – Google AdSense ヘルプ
以上、Googleアドセンスの審査に通るコツを9つ紹介しました。このパートで紹介している方法を実践して申請すれば審査に通る場合が殆どです。
とはいえ絶対通るとも言い切れませんので、もし万が一、Googleアドセンスの審査に落ちた時の対処を次のパートで解説します。
Googleアドセンスの審査に落ちた時の対処法5選
Googleアドセンスの審査に落ちた時の対処法は下記5つあります。
- 制限コンテンツがないか再確認する
- カテゴリーが多ければ減らす
- ヘッダーメニューを設置する
- Googleアナリティクスを設置する
- Googleサーチコンソールに登録する
上記のとおりです。
制限コンテンツがないか再確認する
「制限コンテンツに該当する記事を公開しない」という項目でも解説したとおり、ブログ記事に制限コンテンツに該当する記事があると審査に通りません。
うっかり、制限コンテンツに該当するような記事を公開していないか再確認しましょう。
参考リンク:Google パブリッシャー向け制限コンテンツ – Google AdSense ヘルプ
参考リンク:不正なコンテンツ – Web Tools ヘルプ
カテゴリーが多ければ減らす
ブログの記事数が10本ぐらいしかないのに、カテゴリーを何個も設定するのは避けるべきです。
記事が10本ぐらいであれば、カテゴリー数は1〜2こぐらいあれば十分です。
たまに、カテゴリー数と記事数が同じぐらいのブログを目にすることがありますが、このようなブログは何について詳しく書かれたブログなのかが分かりにくいです。
Googleは専門性を重視してますので、カテゴリーだけが多くてカテゴリー内に記事が少ないブログは「専門性が低い」と判断されます。
もし、カテゴリー数が多ければ、1~2つぐらいにカテゴリーを絞りましょう。
メニューバーを設置する
もし、ブログにメニューバーを設置していなければ、設置しましょう。
Googleアドセンスの公式ヘルプにサイトの利便性について下記記載があります。
操作が簡単でわかりやすくなっているか
サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。
ユーザーの利便性は重要なポイントですので、メニューバーを設置していなければすぐに設置しましょう。
Googleアナリティクスを設置する
もし、ブログにGoogle Analytics(アナリティクス)を設置していなければ設置しましょう。
GoogleアドセンスはGoogleアナリティクスの設置を推奨しています。設置してマイナスになることは一つもありませんので、すぐに設置しましょう。
公式サイト:Googleアナリティクス
Googleアナリティクスの設置方法は「WordPressにGoogleアナリティクスを設置する方法【簡単】」をどうぞ。
Googleサーチコンソールを設定する
もし、Google Search Console(サーチコンソール)を設定していなければ、こちらも設定しておきましょう。
GoogleアドセンスはGoogleサーチコンソールの設定を推奨しています。
Googleサーチコンソールを設定することでユーザーがどのようなキーワードで検索したのか、結果結果に表示された回数、検索順位、クリック数を分析できるようになります。
公式サイト:Googleサーチコンソール
サーチコンソールの設置方法は「【WordPress】GoogleサーチコンソールとBing Webマスターツールにサイトマップを登録する方法」をどうぞ。
Googleアドセンスの審査に落ちた時のよくある疑問
最後に、Googleアドセンスの審査に落ちた時のよくある疑問を3つ紹介します。
- 審査落ちの理由は教えてくれるの?
- 再申請は期間を開けた方がいいの?
- 申請中、新規記事を公開しても大丈夫?
上記のとおりです。
審査落ちの理由は教えてくれるの?
Googleアドセンスの審査基準は公開されていませんので、何が原因で審査落ちたのか、理由は明かされません。
そのため、「もしかしてこれがだめだったのかな?」などと自分で当たりをつけて見直す以外、方法はありません。
基本的に「Googleアドセンスの審査に通るコツ9選」という項目で紹介している方法を全て実践すれば大抵の場合で審査に通りますが、気づかないうちに制限コンテンツを公開している可能性もあります。
その場合、まずは記事を見直し、その後、「Googleアドセンスの審査に落ちた時の対処法5選」という項目で紹介している方法を実践してから再度申請してみてください。
再申請は期間を開けた方がいいの?
再申請にあたり、期間を開ける必要はありません。
ブログを見直したらすぐに申請しましょう。
申請中、新規記事を公開しても大丈夫?
申請中、新規記事を公開しても問題ありません。
制限コンテンツに引っかかるコンテンツを公開しない限り、何の問題もありません。
まとめ
以上、Googleアドセンス審査に通るコツを9つと、落ちた時の対処法を解説しました。
Googleアドセンスの審査はASPの審査と比較すると若干厳しいですが、コツを押さえて申請すれば大抵審査に通りますので、是非チャレンジしてみて下さい。
もし万が一、審査に落ちた場合、「アドセンスの審査に落ちても気にしなくてOKです【経験者は語る】」という記事でも解説しているとおり、あまり気にする必要はありませんので、すぐに再審査をリクエストしちゃいましょう。