
- メモアプリは色々使っているけど、Google keepは使ったことが無いから、どんな機能があるのか気になる。
- Google keepを使ってできることや使い勝手を知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
目次
多機能メモアプリGoogle Keep
Google Keepは2013年3月にリリースされたメモアプリです。
リリース直後はEvernote(エバーノート)等と比較するとかなり使いにくく、正直、他のメモアプリと比較すると見劣りが目立つサービスでした。
実際、リリース直後に試しに使ってみましたが、使いにくく、すぐに使わなくなりました。
しかし、サービスは年々改善され、Google keepは非常に使い勝手の良いアプリに進化しました。
シンプル操作で簡単に扱うことができ、動作も軽いのでサクサク動きます。
タグ付けはもちろん、他のメンバーとの共有も簡単なので、Google Keepを超えるメモアプリが出ない限り、他は使わないで済みそうです。
Google Keepのおすすめポイント9つ
Google Keepのおすすめポイントは9つあります。
- Googleアカウントがあればスマートフォンやパソコンで簡単にメモを確認できる
- 日時指定や指定した場所に着いたらメモが表示される強力なリマインダー機能
- メモやチェックリストを共有可能
- メモを細かく分類できる
- 強力なOCR機能
- メモが自動保存される
- 音声入力が可能(Androidのみ)
- 音声の保存が可能
- Chrome 拡張機能を使うとWebページが保存できる
上記のとおりです。
Googleアカウントがあればスマートフォンやパソコンで簡単にメモを確認できる
Googleアカウントがあれば、ログインするだけでスマートフォンやタブレット(iOS、Android)、パソコンでGoogle Keepに保存したメモを確認できます。
Googleドキュメント、Googleスライドと連携できる
Googleドキュメント、Googleスライドの「ツール」から「Keepメモ帳」を選択すると、画面右にGoogle keepを表示させる事ができます。
同じ画面でGoogle Keepを表示させてメモを参照にしながらGoogleドキュメント・スライドで、思いついたアイデアを編集できます。
日時指定や指定した場所に着いたらメモが表示されるリマインダー機能
リマインダー機能があるので、指定した日時にメモを表示させることができます。
また、Google keepは指定した場所に到着するとメモを表示させることができる、位置情報のリマインダー機能があります。
位置情報のリマインダー機能が便利
設定した位置に移動するとリマインダー機能が作動し、通知が表示されます。
メモやチェックリストを共有可能
Googleアカウントを持っている人同士であれば、メモやチェックリストを共有できます(Google Driveと同じ機能)。
メモを細かく分類できる
「ラベル(タグ)」や「メモの色」でメモを分類できます。
ラベル(タグ)を使えば「ビジネス」、「プライベート」、「簡単なメモ」というように、メモを簡単に分類できます。
また、メモの色で重要度によって色分けする等といった使い方もできますので、メモの数が増えてきても、必要なメモをすぐに見つけられると思います。
強力なOCR機能
保存された画像はOCRスキャンする事が可能です。しかも、精度は高いです。
実際に何回か試してみましたが、ほぼ正確にOCRでテキスト化されます。
画像の写りがあまりよくないと文字の位置がずれていたり、画像に記載されていない文字が追加されたりしますが(文字の前に画像には存在しない数字が挿入されたり、「カッコ()」がうまく認識されない時もある)、全体的に精度は高いです。
メモが自動保存される
メモを書いている途中でブラウザを閉じたりアプリを終了させても、自動保存されます。
音声入力が可能(Androidのみ)
Androidに限定されますが、キーボードのマイクアイコンをクリックすると、音声入力でメモを保存できます。
ちなみに、「【無料】音声入力で文章作成を効率化できるツール4選【便利すぎ】」という記事で音声入力ツールを紹介していますので、興味のある方はどうぞ。
音声の保存が可能
Google Assistant(アシスタント)に「~をメモして」と話しかけると、話しかけた内容の音声入力はもちろん、話しかけた声を録音できます。
ちなみに、筆者は、Google Pixel 3を使って実際に試しましたが、テキストと音声の両方が保存されていました。
ただ、あまり長い文章は保存できませんので、実用性は高くないと思います。

Chrome 拡張機能を使うとWebページが保存できる
Google Keep Chrome 拡張機能を使うと、WebページのURLはもちろん、ページ中の画像音保存、文章を右クリックで簡単に保存できます。
Chrome拡張機能:Google Keep Chrome 拡張機能
Webページの画像の保存方法
保存したい画像の上で右クリックすると、「Save images to Keep」という項目が出現しますので、ここをクリックします。
画面右上にChrome拡張機能が立ち上がり、ページのURLと画像が保存されます。保存した画像に対するメモを残すこともできます。
Webページの文章を保存
Webページで保存したい文章の範囲を選択し、右クリックすると「Save selections to Keep」という項目が出現しますので、ここをクリックします。
画面右上にChrome拡張機能が立ち上がり、ページのURLと範囲選択した文章が保存されます。
Google Keepでできないこと4つ
素晴らしい進化を遂げたGoogle keepですが、できないことが4つあります。
- Google Homeと連携できない
- 画像ファイルしか保存できない
- 表(テーブル)は挿入できない
- 文字の装飾ができない
上記のとおりです。
Google Homeと連携できない
Google Keepは、Google Homeと連携できません。
例えば、Google Homeは声でショッピングリストを作成できますが、作成したショッピングリストをGoogle Keepに直接保存するといったことができないです。
Google HomeはIFTTT連携を使うことで、Google Homeに話しかけた内容をEvernoteやGoogleスプレッドシートにテキストとして記録できますが、Google Keepとの連携はできません。
画像ファイルしか保存できない
Google Keepは画像ファイルを保存できますが、それ以外のファイルは保存できません。
テキストデータやPDFファイルは保存できません。
表(テーブル)は挿入できない
Google Keepはメモに表(テーブル)を挿入することができません。
ちなみに、iPhoneのメモ帳は表(テーブル)を挿入できますので、比較すると若干イマイチです。
所詮はメモなので、表はほとんど使わないと思いますが、無いよりはあった方が便利な気がします。
文字の装飾ができない
Google keepはシンプルゆえに、文字サイズや文字の色を変えたり、フォントを変えることはできません。
シンプルさが売りなので、装飾は必要ないかもしれませんが、他人とメモを共有する時に「装飾したものを見せたい」等と考える方からすると、若干、物足りなく感じるかもしれません。
まとめ
以上、Google Keepの機能や便利な使い方等について解説しました。Google Keepは見た目がシンプルですが、高機能で使い勝手が良いです。
Google Homeとの連携がされてなかったり、保存できるのはテキストと画像のみといった少しイマイチな点もありますが、今後さらに改善されていくと思います。
特に位置情報のリマインダー機能は使いこなせば本当に便利なので、是非、ビジネスやプライベートに役立ててください。