Webサイトを公開するには、Webサイトのデータを保存するサーバーを準備する必要があります。
この記事では、レンタルサーバーを準備する流れについて解説します。
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レンタルサーバーとはサーバーを貸し出すサービス
レンタルサーバーとは、その名の通りサーバーを貸し出すサービスのことをいいます。
サーバーとは
Webサイトを公開するには「サーバー」を準備する必要があります。
サーバーは一般的なパソコンと違い、複数の端末からアクセスがあっても、極端に動作が遅くなったり不具合が起きたりしないように作られています。
ちなみにこのサーバー、自前で用意しようとすると、サーバー機材や管理費等といった非常に大きなコストがかかります。
そのため、Webサイトを公開する際には自前でサーバーを用意するのではなく、レンタルサーバーを借りて運用するのが一般的です。
レンタルサーバーはサーバーの一部を間借りするサービス
レンタルサーバーは、サーバーの一部を間借りするような形で契約することになります。
そのため、自前でサーバーを準備する必要がないため、コストが非常に低いです(月額数百円~数千円程度)。
また、セキュリティやサーバーの管理はサーバーを管理・運営している会社が全て行いますので、利用者はこれらのことを気にせず利用できます。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーは沢山ありますが、価格を重視して契約すると後々後悔します。
実際、筆者は数年前に価格を重視して契約していた事がありましたが、安いレンタルサーバーは「動作が遅い」、「表示が遅い」という苦い経験を沢山してきました。
価格を重視して選ぶとこういった目に遭いますので、レンタルサーバー選びは価格だけで選ばないようにしましょう。
レンタルサーバーを選ぶ基準
レンタルサーバーを選ぶ基準は5つあります。
- 安定性 → サーバーや回線の安定性
- 速度 → 表示速度・処理速度
- コストパフォーマンス → 料金
- セキュリティ → 安全性
- サポート → 電話・メール等の対応
上記5点を満たしているレンタルサーバーを選ぶのがポイントです。
特に表示速度は重要で、「【SEO】ページの表示速度が遅いのは致命的!測定方法や改善方法を解説」でも解説しているとおり、表示速度が遅いと検索順位に悪影響を及ぼしますので、表示速度の遅いレンタルサーバーは使わないようにしましょう。
ちなみに、これらの条件をすべて満たしているサーバーの一つにエックスサーバーがあります。
ビジネス目的でWordPressを運用するのであれば、エックスサーバーがおすすめです。
レンタルサーバーはエックスサーバーがおすすめ
エックスサーバーは月々1,000円程度で使用できます。
価格だけ見てしまうと、「他にも安いサーバーはある」と思うかもしれませんが、エックスサーバーをおすすめする理由は4つあります。
- 圧倒的な安定性(動作が早い)
- 無料で独自SSLが使える
- WordPressを簡単にインストールできる
- 365日間サポートがついている
価格だけ見てサーバーを選ぶと、安定性が悪かったり、サイトの表示が遅かったりと、運営面で不安が出てきます。
また、WordPressがインストールできないサーバーもあったりするので、価格を重視して選ぶのは危険です。
趣味でウェブサイトを運営するのであれば何でも良いと思いますが、ビジネス目的でWebサイトを運営するのであれば、信頼性のあるレンタルサーバーを選びましょう。
エックスサーバーを申し込む手順
それでは、エックスサーバーを申し込む手順を解説します。
- 手順①:公式サイトにアクセス
- 手順②:申し込みフォームに個人情報を入力
- 手順③:メールボックスを確認する
- 手順④:支払い方法を選択して料金を支払う
上記のとおりです。
手順①:公式サイトにアクセス
まずはエックスサーバーのトップページから「お申し込みはこちら」をクリックして申し込みページへ移動します。
公式サイト:エックスサーバー
サーバー新規お申込みをクリックします。
手順②:申し込みフォームに個人情報を入力
お申込みフォームに個人情報を入力します。
赤い項目は入力必須項目ですので、間違いの無いようきちんと記入しましょう。
各項目の詳細は次のとおりです。
- サーバーIDを入力します(お好きな英数字を入力して下さい)。
- プランはスタンダードを選択します。
- メールアドレスを記載します。
- 「個人」か「法人」いずれかを選択します(登記していない場合は個人を選択します)。
必須項目に全て入力しましたら、最後に「利用規約」の同意にチェックを入れ「お申し込み内容の確認」をクリックします。
登録確認画面が表示されますので、「お申込みをする」をクリックすると登録完了です。
下図の登録完了画面が表示されましたら、登録したメールアドレスに設定完了のメールが届きますので、メールボックスを確認して下さい。
手順③:メールボックスを確認する
メールボックスを確認すると、下図の登録完了メールが届きます。
メールの下の方を確認すると、「ユーザーアカウント情報」という項目にサーバーのログインページのURLが記載されています。
「インフォパネル」というURLをクリックして、エックスサーバーのインフォパネルにログインします。
メールに記載されたURLをクリックすると、下図のぺージに移動しますので、IDとパスワードを入力してログインします。
公式サイト:エックスサーバーインフォパネル
これでひとまずサーバーを使用できるようになります。
ただし、この状態では支払いを行っていないので、10日間の無料試用期間が終わるとサーバーが利用できなくなります。
無料試用期間が終了した後もエックスサーバーを利用する場合、支払方法を選択して料金を支払う必要があります。
手順④:支払い方法を選択して料金を支払う
インフォパネルにログインすると、左側にあるメニューに「料金のお支払い」という項目があります。
こちらをクリックして、サーバー利用料のお支払い手続きを済ませて下さい。
支払方法は、以下4つの支払い方法に対応しています。
- 銀行振込
- クレジットカード
- コンビニエンスストア
- ペイジー
料金を支払うと、本登録完了となります。
まとめ
以上、レンタルサーバーの解説や選び方、WordPressに最適なエックスサーバーの契約方法を解説しました。
レンタルサーバーは価格だけで決めるのではなく、「安定性」、「速度」、「料金」、「セキュリティ」、「サポート」の5つを満たしているレンタルサーバーを使うようにしましょう。
- エックスサーバー
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