
- SEO対策向けのレンタルサーバーを使いたいです。
- ネットで調べるといろいろおすすめが出てくるけど、何を基準に選べばよいのか分からないです。
- SEO対策で有利なレンタルサーバーのおすすめを知りたいです。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- SEOに強いレンタルサーバーを選ぶ基準3つ
- SEO対策向けのレンタルサーバーを3選
- SEO対策向けのレンタルサーバー比較表
本記事の筆者は、2008年から現在までWebサイトを運営しており、14年以上にわたり、様々なレンタルサーバーを利用してきました。
今まで利用したレンタルサーバーは覚えているだけでも15社以上あり、様々なトラブルも経験してきました。
こういった経験をもとに、この記事では、SEO対策向けのレンタルサーバーを比較しておすすめを3つ紹介します。
レンタルサーバー選びの参考になれば幸いです。
なお、先に結論から言うと、SEO対策向けのレンタルサーバーのおすすめは下記3つです。
なぜ、上記3つがおすすめなのか、順を追って解説します。
好きなところから読めます
SEO対策向けのレンタルサーバーを選ぶ基準3つ
最初に、レンタルサーバーを選ぶ基準について解説します。
SEO対策向けのレンタルサーバーを選ぶ基準は3つあります。
- スペックが高い
- 無料SSLに対応している
- 知名度が高い
上記のとおりです。
スペックが高い
レンタルサーバーのスペックが高いと、サイトの表示速度が速くなりますのでSEO対策上有利となります。
サイトの表示速度は「【SEO】ページの表示速度が遅いのは致命的!測定方法や改善方法を解説」という記事でも解説しているとおり、SEOに影響します。
- 表示速度が遅い → 上位表示が難しい
- 表示速度が速い → 表示速度が遅いサイトと比較すると上位表示しやすい
ちなみに、このことは2018年7月に、Google検索セントラルブログで公式に発表されています。
参考リンク:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
表示速度が遅いというだけでSEO対策上マイナスなので、サーバーのスペックは非常に重要です。
ちなみに、本記事で紹介しているレンタルサーバーは、3つとも表示速度は速いです。
無料SSLに対応している
SSL(Webサイトのhttps化)は現在のWebサイト・ブログ運営において必須です。その理由は下記3つです。
- SSL対応は検索順位の判断指標の一つだから
- SSL非対応サイトはセキュリティ警告が表示されてしまうから
- SSL対応サイトは表示速度が速くなるから
上記のとおりです。
SSL対応は検索順位の判断指標の一つだから
Googleは2014年8月に、「HTTPSをランキングシグナルに使用します」と公式に発表しています。
参考リンク:Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : HTTPS をランキング シグナルに使用します
検索順位に与える影響は非常に少ないですが、「長い期間をかけて強化する」と明言しています。
SSL非対応サイトはセキュリティ警告が表示されてしまうから
SSL非対応サイトは、Google Chromeで「保護されていない通信」というセキュリティ警告が表示されます。
SSL対応サイトは、URLの左に鍵マークが表示されます。
ブラウザにこのような警告が表示されているWebサイトやブログを見て、ユーザーは安心しますでしょうか。
恐らく、セキュリティに不安を感じるユーザーが圧倒的に多いと思います。
特に企業サイトでこのような警告が表示されてしまったら最悪です。
お問い合わせや資料請求フォームに誘導しても、警告が表示されれば離脱する可能性が高くなるばかりか、信頼を損ないかねませんので、SSL化は必須です。
SSL対応サイトは表示速度が速くなるから
SSL対応サイトは表示速度が速くなります。
「スペックが高い」という項目でも解説しているとおり、表示速度はSEOに影響しますので、サイトの表示速度は速くなればなるほど良いです。
SSLは元々有料でした
SSLは元々有料が普通で、安いところで年間数千円~1万円程度、高いところで数万円というような感じでしたが、最近は無料化が進んでいます。
とはいえ、一部のレンタルサーバーは有料で対応しているのを見かけますので、余計なコストを節約するうえでも、本記事で紹介しているレンタルサーバーを選ぶべきです。
知名度が高い
知名度が高いレンタルサーバーはネット上の情報量が多いので、トラブルや分からないことがあった時はネットで検索すればたいていの問題は解決できます。
でも、知名度が低いレンタルサーバーを使ってしまうと、ネット上の情報量が少ないので、調べても解決できないことがあります。
2011年頃、筆者は「LHX」というレンタルサーバーを使っていましたが、マイナーなレンタルサーバーだったため、オフィシャルサイト以外の情報は殆どありませんでした。
こうなると、オフィシャルサイトに書かれていない事は問い合わせる以外調べる手立てが無くなるので、知名度が高いレンタルサーバーを使った方が良いです。
以上がSEO対策向けのレンタルサーバーを選ぶ基準となります。続いて、SEO対策向けのレンタルサーバーを紹介していきます。
SEO対策向けのレンタルサーバー3選
SEO対策向けのレンタルサーバーは下記3つです。
- ConoHa WING:価格を重視している方向け
- エックスサーバー:情報量やトータルバランスを重視している方向け
- mixhost:表示速度を重視している方向け
上記のとおりです。
ConoHa WING:価格を重視している方向け
ConoHa WINGは、初期費用0円、月額費用968円(税込)~。
単純に料金面で言えば、本記事で紹介しているレンタルサーバーの中で、ConoHa WINGが最も安いです。
ちなみに、ConoHa WINGには料金タイプが2種類あり、長期利用の方向けの「WINGパック」と、短期利用の方向けの「通常タイプ」があります。
通常タイプは、1時間単位で課金される料金体系となっています。
最安プランは1時間2.5円~となっており、1か月最大1,452円(税込)で利用できます。
使った分だけしか料金がかからないので、実際に使ってみて「やはり解約したい」となっても、支払う料金は実際に使った分だけで済みます。
サーバー管理画面の画面移動の表示が重いのが気になりますが、管理画面は見やすく、Webサイトの表示速度は高速なので、価格を重視している方はConoHa WINGがおすすめです。
国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】
ちなみに、以下の記事でConoHa WINGでWordPressブログを始める方法を解説していますので、興味のある方は是非どうぞ。
エックスサーバー:情報量やトータルバランスを重視している方向け
エックスサーバーは、初期費用0円、月額費用990円(税込)~。
細かい金額の誤差を気にしない方は、エックスサーバーがおすすめです。
エックスサーバーの利用者は多いので、分からない事があればネットで検索すれば大抵の問題はすぐに解決します(当サイトでもエックスサーバーを元に解説した記事が多いです)。
サポートの返信も早く、検索して分からない事はサポートを利用すればすぐに解決します。
情報量やサポートなどのトータルバランスを重視している方は、エックスサーバーがおすすめです。
月額990円(税込)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
mixhost:表示速度を重視している方向け
mixhostは、初期費用0円、月額費用968円(税込)~。
mixhostは、WordPressを高速化するキャッシュ機能「LiteSpeed Cache」を標準で搭載しているため、表示速度が速いのが特徴です。
ちなみに、mixhostは2018年まで月額518円(税込)~利用できる「エコノミープラン」があり、価格重視の方におすすめだったのですが、エコノミープランの新規受付は停止となり、最安プランが「スタンダードプラン(月額968円(税込)~)」となりました。
値段が上がった分、「LiteSpeed Cache」を搭載するなど、サーバースペックは強化されていますので、表示速度を重視している方にはおすすめです。
SEO対策向けのレンタルサーバー比較表
以下は本記事で紹介しているレンタルサーバーの比較表です。
ConoHa WING![]() WINGパックベーシックプラン | エックスサーバー![]() スタンダードプラン | mixhost![]() スタンダードプラン | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額料金(1年契約) | 1,089円 | 1,100円 | 1,650円 |
月額料金(2年契約) | 1,028円 | 1,045円 | - |
月額料金(3年契約) | 968円 | 990円 | 1,320円 |
無料お試し期間 | × | 10日間 | 30日(※無料でなく返金保証) |
ドメイン取得 | 可能 | 可能 | 可能 |
再販利用 | 〇 | △(条件を満たせば可能) | 〇 |
アダルトサイト | × | × | 〇 |
出会い系サイト | × | × | 〇 |
サポート | 電話 メール チャット | 電話 メール チャット | メール |
まとめ
以上、SEO対策向けのレンタルサーバーを比較して、おすすめを3つ紹介しました。
表示速度が遅いサーバーを使っていると、SEO対策上マイナスなので、表示速度が速いサーバーに乗り換え、上位表示を狙いましょう。
なお、サーバー選びも大切なことですが、使っているテーマが微妙だと意味がありませんので、ご注意ください。
おすすめは下記にまとめていますので、あわせてこちらもどうぞ。

