
- 記事を書く上で検索意図を考えることが重要みたいだけど、そもそも、検索意図って何?
- 検索キーワードから検索意図を把握するって、具体的にどうすれば良いのかな?
- 検索意図に沿ったコンテンツの作り方を教えて欲しいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
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検索意図とは、検索ユーザーの考えのこと
検索意図とは、検索ユーザーが「どのような状況でどのような情報を調べたいのか?」という考え(意図)のことを言います。
検索キーワードの裏にある、検索ユーザーの考えや気持ち、感情、意思のことを総称して「検索意図」と言います。
例えば、検索ユーザーが「江ノ島 観光」というキーワードで情報を探す場合、どのような考えを持って情報を探しているのでしょうか。
恐らく「江ノ島の観光地を巡りたい」、「江ノ島の観光地を楽しみたい」という意図があって検索したのではないか?考えることができますよね。
この考え方の総称が「検索意図」と呼ばれるものになります。
検索意図は検索ユーザーの数だけ細分化される
検索ユーザーの検索意図は1つではありません。検索ユーザーの数だけ検索意図は細分化されます。
例えば、「江ノ島 観光」というキーワードで考えた場合。
ユーザーの行動や目的が違えば、検索意図は変わってきます。
- デートコースとして江ノ島の観光地を知りたいのか?
- ファミリーの旅行として江ノ島の観光地を知りたいのか?
- 日帰りなのか、宿泊するのか?
上記のように目的や考え方が違えば、検索意図は変わってきます。
上記の他に、以下のように深堀して考えると、
- 江ノ島周辺だけなのか?
- 鎌倉も見て回るのか?
- 徒歩・電車なのか、車なのか?
では、検索意図は大きく変わってきます。
このように、検索意図は検索ユーザーの数だけ細分化されますので、検索ユーザーの状況を考えた上で、ユーザーの知りたい事や悩みなどの「検索意図」を考え、悩みに答えるコンテンツを作るとベストです。
検索意図を理解することはSEO対策上非常に重要
検索意図を理解する事はSEOはもちろん、アフィリエイトやWeb集客においても非常に重要です。
なぜなら、検索意図が分かるようになり、ユーザーの悩みや問題を解決する事ができるコンテンツを作れるようになると、以下のような好循環が生まれやすくなるからです。
- ユーザーのサイト滞在時間が増える
- サイトの回遊率が上がる
- 検索順位が上昇し、さらにアクセスが増えるようになる
- アクセスが増えれば収益も上がるようになる
検索意図にマッチしたコンテンツを作ると、ユーザーはコンテンツを読んでくれるようになるので、離脱率は下がり、滞在時間は増えます。
離脱率が低く滞在時間が多いサイトは、Google検索の評価が上がり、順位が上昇するのでアクセスアップに繋がります
検索意図を考えたコンテンツを作る理由は2つ
検索意図を考えたコンテンツを作る理由は2つあります。
- 検索意図にマッチしないとユーザーは離脱する
- 検索意図と関連しないコンテンツは上位表示が難しい
上記のとおりです。
検索意図にマッチしないとユーザーは離脱する
検索意図とマッチしないコンテンツは、ユーザーに読まれなくなるので、離脱に繋がります。
ユーザーが離脱してしまえば離脱率は上昇し、サイト滞在時間が短くなりますので、Google検索の評価が下がります。
検索意図と関連しないコンテンツは上位表示が難しい
検索意図とマッチしないコンテンツは、上位表示は難しいです。
このことはGoogleから公式にアナウンスされており、この事について、モバイル時代のSEO情報ブログの運営者さんが分かりやすく解説記事を書かれていますので、参考にして下さい。
「【速報】8月1日にGoogleで大きな順位変動!広範囲なコアアルゴリズムアップデートの実施を発表。順位回復の対策は?」
また、アルゴリズムの言葉の意味は「【SEO】検索アルゴリズムとは?特徴や上位表示に取り組むポイントを解説」で解説していますので併せて参考にして下さい。
検索エンジンは、検索ユーザーの検索意図にマッチする検索結果を表示するよう、常に進化し続けています。
そのため、単純に「タイトルに上位表示を狙うキーワードを入れる」というような方法でコンテンツを作成しても、上位表示を獲得するのは難しいと言えます。
検索意図の調べ方・リサーチ方法は3つ
最後に、検索意図の調べ方や、リサーチ方法を3つ紹介します。
- 検索で上位表示されているページをチェックする
- サジェストキーワードをチェックする
- 共起語をチェックする
上記のとおりです。
検索で上位表示されているページをチェックする
検索で上位表示されているページは、検索意図とマッチしている可能性が高いです。
上位表示されているコンテンツと、2ページ目、3ページ目に表示されているページを見比べることで、その違いをチェックしてみましょう。
サジェストキーワードをチェックする
Google検索のサジェストキーワードを確認することで検索意図を推察できます。
例えば、「江ノ島 観光 コース」で検索してみると、以下のようにサジェストキーワードが表示されます。
コースに続くキーワードは、
- 水族館
- 半日
と表示されましたね。
という事は、「江ノ島 観光」で上位表示させたい場合は、ユーザーニーズ(水族館、半日)に応える事ができるコンテンツを作成すれば、ユーザーの検索意図とマッチします。
共起語をチェックする
共起語をチェックすることで検索意図を予測できます。
試しに、「江ノ島 観光」の共起語を見てみると、下図のような共起語を抽出できました。
共起語を元にしたコンテンツ作成例
抽出した共起語をピックアップして、コンテンツを考えてみたいと思います。
例えば、
- バス
- 東京
- 昼食
- 体験
等といった共起語を使う場合、以下のようなコンテンツを作成すると、ユーザーニーズを満たすコンテンツを作るような感じです。
- 江ノ島観光ができるおすすめのバスツアー
- 江ノ島観光を東京から行くにはどのルートがベスト?
- 江ノ島観光で行くべきおすすめランチ〇選!
- 江ノ島観光で体験したいアクティビティ
上記はあくまで一例ですが、共起語をチェックすることで検索意図を予測できます。
ちなみに、以下の記事で共起語を調査できるツールを紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。
まとめ
以上、検索意図の言葉の意味や、重要性、検索意図の調べ方やリサーチ方法を解説しました。
検索意図を無視したコンテンツを作ってもユーザーに読まれないばかりか、検索で上位表示されません。
検索ユーザーに「この情報を探していたんだよ!」と思ってもらえるページを多く作ることで、アクセス数は自然と増加します。
検索ユーザーの検索意図は満たすコンテンツを作り、上位表示を狙いましょう。