
- Webライターの仕事に興味があるけど、メリットとデメリットを知りたい。
- メリットが多ければやってみたいから詳しく知りたいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- Webライターのメリット4つ
- Webライターのデメリット4つ
- Webライターを始めるならブログとセットがおすすめ
なお、この記事を書いている筆者は、専業のWebライターではありませんが、Webライターとしていくつかの記事を執筆した経験があり、今でも企業から直接ライティング依頼を頂くことがあります。
Webライティングだけでなく、専門誌の執筆経験もあります。
また、ライター経験の他に、6年ぐらい前まで、筆者がライターに記事を発注していたこともあり、編集者としての経験もありますので、Webライター関係のことは全くの素人ではないと自負しています。
こういった経験をもとに、Webライターに興味をお持ちの方向けに、Webライターのメリットとデメリットを解説します。
目次
Webライターのメリット4つ
最初に、Webライターのメリットを4つ紹介します。
- 誰でもなれる(向き不向きあり)
- スキルアップにつながる
- どこでも仕事ができる
- 頑張り次第で稼げる
上記のとおりです。
誰でもなれる(向き不向きあり)
Webライターはパソコンで文章が書ける方であれば誰でもなれます。
文章力も最低限の文章力があれば十分です。
文章力は無いよりもあった方が良いのは間違いありませんが、文章力は文章を書いているうちに徐々に上がりますので、文章力が低くても全く問題ありません。
なお、Webライターは誰でもなれますが、向き不向きはあります。
向いてる方はWebライターとして稼ぎ続けることができると思いますが、不向きな方はWebライターの仕事が「できない・やりたくない」と感じると思います。
詳しくは「【初心者】Webライターは誰でもなれるの?【向き不向きあり】」をどうぞ。
スキルアップにつながる
Webライターの仕事をするようになると、下記2つのライティングスキルが自然と上がります。
- ライティングスキル(読みやすく論理的な文章を書く技術)
- SEOライティングスキル(検索エンジンが文章構造を理解しやすく書く技術)
ライティングスキルが上がると論理的で伝わりやすい文章が書けるようになるので、メールや報告書、プレゼンテーション作成など、普段の仕事に活かせる機会が増えます。
それだけでなく、自分の考えや感情など言葉の表現力が上がり、文章で伝えやすくなりますので、コミュニケーション能力も身に付きます。
文章だけで商品やサービスを販売できるようにもなりますし(セールスライティング)、自分でサイトを運営して文章を書くだけで収益を出せるようにもなります。
Webライターは「ただ文章を書くだけ」だと思われがちですが、どこでも活躍できるスキルを得られるので、食いっぱぐれる心配がありません。
このことは、株式会社ラストデータが運営するメディアの「これからも食いっぱぐれない仕事はある?男女ごとの具体例や見分け方を紹介!」という記事でも紹介されていますので、こちらも是非参考にしてください。
どこでも仕事ができる
Webライターの仕事は業務委託が殆どなので、パソコンとネット環境があればどこでも仕事ができます。
時間と場所にとらわれることなく、自分の好きな時間に、好きな場所で自由に仕事ができます。
頑張り次第で大きく稼げる
Webライターの仕事を始めたばかりの時は殆ど稼げませんが、経験と実績を積み、ライティングスキルが上がれば稼げる金額は増えます。
会社に雇用されて仕事している場合、仕事を沢山こなしても貰える給料は一定ですが(歩合やインセンティブがある場合は異なります)、Webライターは記事を書けば書くほど稼げます。
- 会社員 → 固定給(頑張っても給料は変わらない)
- Webライター → 文字・記事単価制(書けば書くほど稼げる)
Webライターのデメリット4つ
次に、Webライターのデメリットを4つ紹介します。
- 文書を書き慣れるまでキツイ
- 始めたばかりの初心者は単価が低い
- 労働集約型なので、書かなければ報酬ゼロ
- 稼げる金額に上限がある
上記のとおりです。
文書を書き慣れるまでキツイ
Webライターになると多くの文章を書くことになりますので、文章を書くことに馴れてない方は、書くことに慣れるまでがキツイです。
文章を書くという作業は集中力を必要としますので、かなり疲れます。
試しに3,000文字ぐらいの文章を書けば分かると思いますが、想像以上に疲れると思います。
また、文章は「1度書いて終わり」という訳にはいきません。
原稿の納品前に、推敲(文章の修正)や校正(誤字脱字チェック)を行うため、1度書いた文章を何度も読み返すことになります。
そのため、文章を書き慣れるまでは、1つの文章を書くだけでヘトヘトになると思います。
始めたばかりの初心者は報酬単価が低い
Webライターの仕事を始めたばかりの初心者は報酬単価が低いです。
具体的な相場は次のとおりです。
- 未経験者 → 1文字0.3円〜0.5円
- 初心者 → 1文字0.5円〜1円
そのため、始めたばかりの初心者が月1万円稼ぐには、何十本も記事を書く必要があるため、最初のうちはかなりキツイです。
初心者が何十本も記事を書くのは現実的ではない
月1万円を稼ぐのに何十本も記事を書く必要があるとお伝えしましたが、現実的にはかなり難しいです。
理由は、文章を書き慣れていない初心者の方が記事を1本書くのに、何時間もかかる場合が殆どだからです。
数百文字程度の案件であれば、数十分~1時間ぐらいで書けるかもしれませんが、2,000文字の案件とかはどうでしょうか。
1時間で書けるでしょうか。
恐らく、2時間~4時間近くかかるのではないでしょうか。
参考までに、この記事を書いている筆者が初めてブログの記事を書いた時は、800文字の文章を書くのに8時間ぐらいかかりました。
文章の内容を自由に考えて記事を書くブログと、書く内容や書き方の指定や指示があるWebライター案件を同一に考えるのも難しい部分があるとはいえ、文章を書くという本質は同じです。
800文字の文章を書くのに何時間もかかるのに、2,000文字の案件を請けたら、1本の記事を書くのにどれだけの時間がかかるのか?ということです。
恐らく、1日で終わらないかもしれません。
仮に、2日がかりで記事を書いたとしても、貰える報酬の計算式に変わりはありませんので、以下の金額しか貰えません。
- 1文字0.5円 × 2,000文字 = 1,000円
こんなに時間をかけて記事を書いても、1,000円しか貰えないということになります。
極端な例に思えるかもしれませんが、実際、未経験者が貰える報酬は概ねこのような感じなので、Webライター未経験者や初心者が稼げる金額はかなり少ないです。
労働集約型なので、書かなければ報酬ゼロ
Webライターは発注者に記事を納品することで報酬を得る、労働集約型のビジネスなので、記事を書かなければ報酬は1円も貰えません。
- 記事を書く → 報酬をもらえる
- 記事を書かない → 報酬ゼロ
そのため、Webライターとして稼ぎ続けるには、記事を書き続ける必要があります。
体調を崩して記事が書けなくなれば、報酬はゼロです。
稼げる金額に上限がある
Webライターの稼げる金額は上限があります。
Webライターのトップクラスは月100万円稼いでいるプレイヤーもいますが、それ以上稼いでいるプレイヤーはいません。
つまり、月100万円ぐらいがWebライターとして稼げる金額の上限となります。
Webライターが書ける記事数には限界がありますし、報酬単価も上限があります。
1記事に何十万円も報酬を払う発注者もいませんので、Webライターが稼げる金額には上限があります。
Webライターを始めるならブログとセットがおすすめ
Webライターは未経験者でも簡単に始めることができますが、Webライターの仕事だけで稼ぎ続けるのは正直、簡単ではありません。
文章を書く手を止めた途端、収入が途絶えます。
Webライターとして長期的に稼ぎたいと考えているなら、Webライター1本で仕事をするのではなく、ブログとセットで始めるのがおすすめです。
ブログを書けば、ライター収入以外の収益が見込めることはもちろん、Webマーケティングスキルも上がるため、独立できるスキルや再就職しやすいスキルを得られます。
また、ライティングスキルが上がるスピードも早く、報酬単価も上がりやすいので、Webライターの仕事の相性が良いです。
文章を書く量は増えるので、ライターをするだけよりも疲れると思いますが、収入が増えやすくなりますので、これからWebライターをはじめるなら、ブログとセットで始めてみましよう。
まとめ
以上、Webライターのメリットとデメリットを解説しました。
おわり。