ようやく念願のAmazon echo(アマゾンエコー)を購入する事ができました。
招待メールをリクエストしてから、購入まで2か月待ちました。
招待メールをリクエストして1か月ぐらいは「まだかまだか」という気持ちがありましたが、Amazon echoの繋ぎで購入したGoogle Home Miniのおかげで、「まだ来ない、いつになったら買えるんだ!」というストレスは軽減されました。

とにかく、念願のAmazon echoが届きましたので、これから色々試していきたいと思います。
好きなところから読めます
Amazon echoは音質が良い
起動してすぐに感じたことは、Amazon echoの音質の良さです。
Google Home Miniと比較すると、音質が圧倒的に違います。
個人的に、声の聴きやすさは断然Amazon echoだと思います。
Amazon echoはイコライザーが無い
Amazon echoはイコライザーの設定が無いので、音質を自由に変更する事ができません。
Google Home Miniは、イコライザーがあるので、スマートフォンアプリで高音や低音を調節できるのですが、Amazon echoはイコライザーがありません。
音質を自分の好みで設定したい私としては、この点だけが唯一、もやもやした感じがあります。
ただ、基本的には音質が良いのでその点は評価したいです。
Amazon echoの操作方法は「話しかける」だけです。
Amazon echoの操作は基本的に「話しかける」だけです。これはスマートスピーカー共通ですね。
一応、Amazon echoの本体上部に
- アクションボタン
- 音量を上げる
- 音量を下げる
- マイクのミュート
などのボタンがあり、直接操作する事もできますが、基本的には話しかけて操作します。
Amazon echoを操作する際、「アレクサ」と声をかけると、Amazon echoの上部にあるLEDが点灯し、指示待ちの状態になります。
LEDが点灯している間に「今日の天気は?」等と話しかけて操作します。
音声認識の反応はまあまあ
音声認識の反応はまあまあです。
Google Home Miniと比較すると、音声認識能力に大差は無いと感じます。
かなり早口で「アレクサ」と呼んでもきちんと反応します。
ただ、雑音があったり、テレビをつけていたりするとテレビの音を拾ってしまうのか、呼びかけても反応しない場合があります。
このあたりはGoogle Home Miniと同じだと思います。
Amazon echoの特徴
Amazon echoはGoogle Home等といった他のスマートスピーカーと比べると、「スキル」を追加できるのが大きな特徴です。
この「スキル」とは、スマートフォンでいうところの「アプリ」のようなもので、スキルを追加する事により、Amazon echoでできる事を増やす事ができるようになります。
追加できるスキルは3,500種類以上
追加可能なスキルは2017年11月8日時点では256種類しかありませんでした。
参考リンク:Amazon公式発表【Alexaスキルガイド】
しかし、追加可能なスキルは徐々に増え、現在では、3,500種類以上のスキルを追加できます。
今後、追加可能なスキルはさらに増えていきます。
Alexaに機能を追加し、その可能性をさらに広げてくれる「Alexaスキル」。その数は世界で10万以上、日本には3,500以上のAlexaスキルがあります。
スキルの追加はWebサイト、若しくはスマートフォンアプリで追加可能
スキルの追加は、Amazon Alexaの設定Webサイトか、スマートフォンアプリ「Amazon Alexa」のいずれかで追加できます。
Alexa設定Webサイト
スマートフォンアプリ「Amazon Alexa」
スマートフォンアプリ「Amazon Alexa」をインストールすると、スマートフォン経由でスキルを追加できます。
アプリをインストールすると、下記のように追加可能なスキルが表示されます。
スキルを追加するとできること
スキルを追加すると、話しかけるだけで下記のような事が実現できます。
- 「食べログ」スキルでお勧めのお店を調べる
- 「クックパッド」スキルでレシピを開く
- 「エネトーク」スキルで電力の消費量や料金を調べる
- 「全国タクシー」スキルでタクシーを配車する
- 「JR東日本」スキルで電車の運行状況を確認する
- 「ピカチュー」、「豆しば」、「初音ミク」スキル等を追加し、会話することができる
- 「銀行口座」スキルで残高照会や入出金明細の確認
などなど、非常に多くの事ができるようになります。
「未来はすぐそこまで来ている」という事を感じさせますね。
話しかけるだけで買い物ができる
声だけで買い物ができるのは、Amazonならではの機能だと思います。
買い物機能はまだ使ってませんが、近日、生活用品などで試してみたいと思います。
発注ミスを防ぐ機能があります。
一人暮らしであればいたずらの心配をする必要は無いと思いますが、子供がいるような場合、いたずらで発注されてしまったら非常に困ります。
Amazon echoでショッピングする際は、4桁の確認コードを設定できるので、子供がいたずらでおもちゃ等を発注するといった事を防止できます。
また、音声による商品の注文をオンオフできますので、使わないときはオフにしておけば安心です。
起動ワード(ウェイクワード)の変更ができる
Amazon echoは起動ワード(ウェイクワード)を変更できます。
初期設定は「Alexa(アレクサ)」ですが、アレクサの他に「Amazon(アマゾン)」、「Echo(エコー)」、「Computer(コンピューター)」と、起動ワードを変更できます。
Google Homeの場合、「OK、Google」「ねえ、Google」以外起動ワードを変更する事はできません。
会話(やりとり)が続くので細かい指示ができる
Google Homeの場合、何らかの指示を出した際に、1度返事をして終わりというパターンが基本ですが、アレクサの場合、不足する情報を聞き返してくることがあります。
例えば、「アレクサ、明日の7時に起こして」と話しかけると、「7時ですね、午前・午後どちらですか?」と聞き返してきます。
Amazon echoでできること
- 朝の支度
- 天気予報
- 音楽の再生
- ニュース・ラジオ・Podcastの再生
- 言葉の意味や定義を調べる
- アラーム・タイマーをセットできる
- スケジュールを確認・追加できる
- 計算をする
- 単位換算をする
上記のとおりです。
朝の支度
「アレクサ、朝の支度」と話しかけると、現在地の天気・天気予報、ニュースを教えてくれます。
Amazon Alexaアプリでカスタマイズできる
「朝の支度」と話かけた時の回答は、Amazon Alexaアプリでカスタマイズできます。
アクションを追加・変更したり、不要なアクションを削除したりできます。
天気予報
「アレクサ、今日の天気」と話しかけると今日の天気を教えてくれます。
「アレクサ、来週の天気」と話しかけると、一週間の天気予報を教えてくれます。他の地域の天気も教えてくれます。
音楽の再生
「アレクサ、音楽をかけて」と話しかけると音楽を再生してくれます。
「Music Prime」、「Amazon Music Unlimited」、「Tunein」、「dヒッツ」、「うたパス」等の配信サービスを利用して音楽を聴けます。
アーティスト名はもちろん、ジャンルや雰囲気を伝えると曲をかけてくれる
例えば、「マイケルジャクソンの曲をかけて」といったように、アーティスト名を指定して話しかけると、ランダムで曲をかけてくれます。
また、「ボサノバをかけて」等と、ジャンルを指定すると、ジャンルにあった楽曲をランダムでかけてくれます。
「リラックスする曲をかけて」等と雰囲気を伝えると、雰囲気に合った楽曲をランダムにかけてくれます。
抽象的な雰囲気やジャンルも沢山用意されており、なかなか面白いです。
もちろん、アーティスト名と曲名を指定して曲をかける事もできます。
年代を指定した再生も可能
年代を指定した再生とは、例えば、「アレクサ、マライアキャリーの2005年の曲をかけて」「アレクサ、ビヨンセの2014年の曲をかけて」などと指定をすると、年代にあった曲をかけてくれます。
年代を指定した再生はGoogle Homeでは未対応です。これはなかなか使える機能です。
関連リンク:無料体験で「好きな音楽を好きなだけ聴く」という事を楽しんでみよう
ニュース・ラジオ・Podcastの再生
「アレクサ、今日のニュースは?(若しくは「ラジオかけて」)」と話しかけると、連携しているニュースサイト経由からフラッシュニュースを読み上げてくれます。
初期設定では、下記5つのニュース提供元のニュースを聴けます。
- NHKラジオニュース
- ダイヤモンド・オンライン
- J-WAVE HEADLINE NEWS
- TBSラジオニュース
- 今日の天気予報
Amazon Alexaアプリでニュース配信の優先順位を変える事もできますし、ニュース提供元を追加する事もできます。
言葉の意味や定義を調べる
- 「アレクサ、日本一高い山は?」
- 「アレクサ、神奈川県の人口は?」
などと話かけると答えを教えてくれます。
この辺はGoogle Homeと同じですね。
「アレクサ、リカちゃんについて教えて?」と話しかけると、“こんな説明が見つかりました。リカちゃんは〜”と教えてくれます。
アラーム・タイマーをセットできる
「アレクサ、3分タイマーをセットして」と話しかけるとタイマーをセットできます。
また、「アレクサ、タイマーは残り何分?」と聞くと残り時間を教えてくれます。
もちろん、アラームもセットできます。「アレクサ、5時になったら教えて」と話しかけると「5時ですね、午前、午後どちらですか?」と聞かれ、いずれかを指定すると、アラームがセットできます。
スケジュールを確認・追加できる
Amazon Echoでは話しかけるだけでスケジュールを確認・追加できます。確認・追加可能なカレンダーはGoogle、Microsoft、Appleのカレンダーです。
Google HomeはGoogleカレンダーのみですが、Amazon echoは3つのカレンダーと連携可能です。
- Apple – iCloudカレンダー
- Google – GmailまたはGoogleカレンダー
- Microsoft – Microsoft Office 365カレンダー
- Microsoft – Microsoft Outlook.comカレンダー
「アレクサ、明日の予定を教えて」等と話しかけると、予定を入力していれば読み上げて教えてくれます。
計算をする
簡単な四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)やパーセンテージの計算ぐらいであれば、Amazon echoに話しかけるだけで計算結果を教えてくれます。
- 「アレクサ、532÷5は?」
- 「アレクサ、2,500の25%は?」
などと質問すると、瞬時に計算結果を教えてくれます。
単位換算をする
- 「アレクサ、13インチは何センチ?」
- 「アレクサ、1マイルは何キロ?」
- 「アレクサ、1ガロンは何リットル?」
などと話しかけると、回答してくれます。
Amazon echoでできないこと
Amazon Echoは競合他社が提供しているApple Music、Google Music、Spotify等の音楽サービスには対応していません。
まとめ《音質も良く、スキルや対応機種も増えるのでオススメ》
Google HomeやAmazon echoを使ってみて、今の段階では、「スマートスピーカー最高!」とまでは言えないまでも、双方の伸びしろは十分にあると思います。
スマートスピーカーを使っていて、個人的には
- AI独特のなまり
- 読み間違え
- 音声認識能力
という、3点が気になるところではありますが、スマートスピーカーは日々進化しているので、近い将来、改善されるのでは?と期待しています。
また、Amazon echoは現時点では、Amazon Fire TVとの連携ができません。海外ではできるようですが、早く実装される事を願っています。
Amazon echoは今後、対応機器が増えていく事が発表されていますので、今後の動向に期待できそうです。