
内容が古い過去記事をリライトして新規記事として投稿したいのですが、現在も少なからずアクセスがあるため記事を削除するのがもったいないです。
でも、もったいないからと言って、過去記事を残しておけば重複コンテンツになるのではないかと心配しています。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 過去記事をリライトして新規記事として再投稿する方法2つ
- 過去記事をリライトして新規記事として再投稿する時の注意点3つ
- 重複コンテンツを回避しつつ過去記事をリライトして再投稿する手順
内容が古い過去記事をリライトして、新規記事として再投稿しようとお考えですか?
内容が古い過去記事を新規記事として投稿することで、読者と検索エンジンに対し、情報が最新であること、情報がメンテナンスされたことを伝えられますので、基本的にはメリットしかありません。
ただ、過去記事に少なからずアクセスがあったり、その記事が検索エンジンに評価されている状態で新規記事公開後に、その記事を削除するのはもったいないですよね。
だからといって、削除せずに残しておけば、今度は「重複コンテンツ」になるのでは?という心配も出てきます。
このようなお悩みをお持ちの方向けに、この記事では、過去記事をリライトして、重複コンテンツを回避しつつ、新規記事として再投稿する方法をまとめました。
この記事を読むことで、重複コンテンツの回避はもちろん、過去記事の評価を新規記事に引き継がせつつ、しかも過去記事へのアクセスを新規記事に強制的に誘導できるようになりますので、ぜひチェックしてみてください。
過去記事をリライトして新規記事として再投稿する方法2つ


過去記事をリライトして新規記事として再投稿する方法は下記2つあります。
- 過去記事をブラッシュアップして新規記事として再投稿する
- 複数の過去記事を1本にまとめて新規記事として再投稿する
上記のとおり。
過去記事をブラッシュアップして新規記事として再投稿する
1つ目の方法は、過去記事をブラッシュアップして新規記事として再投稿する方法です。
過去記事の内容を維持しつつ、最新の見解や情報を盛り込んだうえで、
- 記事タイトル
- 見出し構成
- 記事内容(本文)
などの修正を行ったうえで、新規記事として再投稿します。
複数の過去記事を1本にまとめて新規記事として再投稿する
2つ目の方法は、複数の過去記事を1本にまとめて新規記事として再投稿する方法です。
例えば、下記のように似たようなテーマの記事が複数ある場合。
- リライト記事の選び方
- リライトのメリット・デメリット
- リライトのコツ4つ
下記のように1つの記事にまとめることで、読み応えのある、情報の網羅性が高い記事へと生まれ変わります。
- リライトのやり方【記事の選び方、メリット・デメリット、コツを徹底解説】
このように、複数の記事まとめて内容を再構築して新規記事として再投稿します。
以上の2つが、過去記事をリライトして新規記事として再投稿する方法となります。続いて、過去記事をリライトして新規記事として再投稿する時の注意点を解説していきます。
過去記事をリライトして新規記事として再投稿する時の注意点3つ


過去記事をリライトして新規記事として再投稿する時の注意点は下記3つです。
- 過去記事を削除しないと重複コンテンツになってしまう可能性がある
- 過去記事を削除するとアクセスが途絶える
- 過去記事の評価がリセットされる
上記のとおり。
過去記事を削除しないと重複コンテンツになってしまう可能性がある
過去記事を削除しないで(残したまま)同じ内容の記事を新規記事として公開した場合、「重複コンテンツ」として検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。
そうなるとせっかくリライトしても、検索経由のアクセスは期待できなくなるので、基本的に新規記事を投稿したら、過去記事は削除した方がいいです。
過去記事を削除するとアクセスが途絶える
重複コンテンツを避けるために過去記事を削除すると、過去記事へのアクセスは途絶えます。
- 新規記事への導線を作る
- リライトしたことを目立つ場所に周知する
- 過去記事にアクセスがあった時に、新規記事へと強制的に移転させる
などの施策を行えばアクセス流入が途絶えることはありませんが、ただ単に削除しただけならアクセスは途絶えます。
過去記事の評価がリセットされる
過去記事が検索エンジンから一定の評価を受けていた場合、削除すれば評価はゼロになります。
同じ内容の新規記事を投稿しても、その記事の評価はゼロです。再度、評価を積み上げる必要があります。
このような注意点もありますが、正しいやり方でリライトすれば、重複コンテンツを回避しつつ、過去記事のアクセスと評価を引き継いた状態で新規記事を投稿できるので、ぜひ手順どおりに進めてみてください。
重複コンテンツを回避しつつ過去記事をリライトして再投稿する手順


重複コンテンツを回避しつつ過去記事をリライトして新規記事として再投稿する手順は下記のとおりです。
- 手順①:再投稿 or リライトする対象の記事を選択する
- 手順②:記事タイトルを新たに考える
- 手順③:URL(パーマリンク)も新たに設定する
- 手順④:過去記事からリダイレクトさせる
上記のとおり。
手順①:再投稿 or リライトする対象の過去記事を選択する
まずは再投稿・リライトの対象となる過去記事を選択します。
選択基準は、基本的に検索順位の低い記事を対象に選んだ方がいいです。
手順②:記事タイトルを新たに考える
リライト対象の過去記事が決まったら、記事タイトルを新たに考えます。
新たに考えると言っても、過去記事と全く異なるキーワードを使う訳ではなく、あくまで過去記事のタイトルと同じようなタイトルにする必要があります。
手順③:URL(パーマリンク)も新たに設定する
再投稿する記事はURLも新たに考えます。
お互いにとって意味の分からないURLになってしまいますので、URLは新たに考えた方がいいです。
URLの枝番の詳しい解説は、別記事の「【WordPress】パーマリンクに自動で「-2」が付く原因と対処法を解説」をどうぞ。
手順④:過去記事からリダイレクトさせる
過去記事をリライトして、記事タイトルとURLを新たに設定したら、新規記事として再投稿します。
この時、普通に投稿するのではなく、過去記事から新しく再投稿した記事にリダイレクトさせましょう。
- 過去記事 → URL:example.com/old
- 再投稿記事 → URL:example.com/new
リダイレクトを設定しておけば、過去記事へアクセスがあった場合、新規記事に強制的に誘導できますので、過去記事へのアクセスが無駄になりません。
また、リダイレクトを設定すれば、過去記事の評価は新規記事へと引き継がれますので、ゼロから評価を積み上げる必要がなくなります。
過去記事をリライトして新規記事として再投稿する場合、必ずリダイレクトを設定しておきましょう。
ちなみに、リダイレクト設定はプラグインを使えば簡単にできます。URLをコピペするだけなので必ず設定しましょう。
プラグインを使ったリダイレクトのやり方は下記記事をどうぞ。
まとめ
以上、ブログの過去記事をリライトして新規記事として再投稿する方法を解説しました。
本記事で解説している方法であれば、過去記事をリライトして新規記事として再投稿しても、重複コンテンツの回避に加えて、検索エンジンからの評価も引き継げます。
ブログの評価を上げるためにも、微妙な過去記事はリライトして新規記事として再投稿しましょう。
