
- 「Fire Max 11」に興味があります。
- 製品の質感や機能性など、実際に使った人の感想を知りたいです。
この記事では、こういった要望にお答えします。
- Fire Max 11レビュー
- Fire Max 11の良かった点・メリット3つ
- Fire Max 11の気になる点・デメリット3つ
本記事の筆者は、2023年7月にFire Max 11(13世代/2023年)を購入しました。
3か月ほど実際に利用してみた経験をもとに、本記事では、Fire Max 11をレビューしていきます。
Fire Max 11に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
目次
Fire Max 11レビュー
それでは早速、Fire Max 11(第13世代/2023年)をレビューしていきます。
Fire Max 11付属品
まずは届いたFire Max 11を開封します。
タブレット本体は傷がつかないよう、タブレット全体が包装紙に包まれてます。
箱の中身は下図のとおりです。
付属品の詳細は下記のとおりです。
- Fire Max 11本体
- 充電器
- USBケーブル(A to C)
- スタートガイド
アルミニウム製でスタイリッシュな本体
厚さ7.5mmの薄さに加えて、シックな色調のアルミニウム製ボディで見た目はスタイリッシュです。
こちらは背面ですが、プラスチック製の他モデルと違い、高級感があります。
指紋認証の電源とボリュームボタンもアルミニウム製です。
本体上部にステレオスピーカーの穴が開いてます。
背面のカメラレンズは1mmちょい出っ張った仕様です。カメラは800万画素なので、画質は悪くないです。
カバーを付けると下図のように出っ張りがなくなりフラットになります。
ディスプレイは解像度が高く画質が綺麗
ディスプレイは2K(2,000 x 1080px)の横長仕様で、解像度は高く画質は綺麗です。
kindle本も読みやすいです。
雑誌は画像が綺麗です。
下図は雑誌とプライムビデオの2画面表示ですが、ディスプレイが横長なので無理なく収まります。
デュアルスピーカー搭載で迫力あるサウンド
タブレット上部にはデュアルスピーカーを搭載しています。
立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」対応で、立体的な音響で動画視聴を楽しめます。
音質は高・中音域が強く、低音は弱いので、音の厚みは期待できませんが、個人的には動画視聴する分には問題無いと思います。
LDAC対応でハイレゾ音質を楽しめる
Fire Max 11はLDAC対応です。
LDAC対応のワイヤレスイヤホン/ヘッドホンをお持ちの方は、ハイレゾ音源による高音質なサウンドを楽しめます。
以上、Fire Max 11のレビューでした。続いて、Fire Max 11を使って良かった点やメリットを解説していきます。
Fire Max 11の良かった点・メリット3つ
Fire Max 11の良かった点・メリットは下記3つです。
- 動作が速く快適
- 指紋認証が使いやすい
- 画面が大きく画面分割が見やすい
上記のとおり。
動作が速く快適
Fire Max 11は全体的に動作が速いので快適に使えます。
動画視聴しながらWebページやKindle本を閲覧しても、もたつきなしでサクサク動きます。
3Dゲームもサクサク動きます。
試しにRoblox(ロブロックス)をインストールしてみましたが、カクつくことなくヌルヌル動きました。
指紋認証が使いやすい
Fire Max 11は指紋認証なので使いやすいです。
認証速度/精度ともに良く、ストレスフリーでロック解除が快適です。
パスコード入力は地味に面倒なので、センサーにタッチするだけでロック解除できるのは日常使いのタブレットには嬉しい機能です。
画面が大きく画面分割が見やすい
11インチの2Kディスプレイなので、画面分割が見やすいです。
Kindle本を読みながら、本の内容をマインドマップでまとめたりする作業もやりやすいです。
お気に入りの音楽を聴きながら、ペイントソフトで絵をかいたりするのもやりやすいです。
画面が大きいので、ながら作業も使い勝手が良いです。
以上がFire Max 11の良かった点・メリットです。続いて、気になる点やデメリットを解説していきます。
Fire Max 11の気になる点・デメリット3つ
Fire Max 11の気になる点・デメリットは下記3つです。
- 4K動画を再生するとHDになる
- ステレオジャックがない
- 端末の価格が高め
上記のとおり。
4K動画を再生するとHDになる
Fire Max 11は2K画質の動画を再生できますが、4K画質の動画を再生するとなぜかHD画質(1280 x 720px)に画質を落とされて再生されます。
- 2K画質の動画 → 2K画質で再生
- 4K画質の動画 → HD画質で再生
個人的には、HDまで落とさず2K画質で再生して欲しいところです。
ステレオジャックがない
Fire Max 11はステレオジャックがありません。
イヤホンやヘッドホンはワイヤレスが主流になってきているので、ステレオジャックを必要としている方は少ないのかもしれません。
端末の価格が高め
Fire Max 11は売価34,800円と、Fireタブレットシリーズの中では高価格です。
タブレットとしてのスペックを考えると妥当な価格だとは思います。
- アルミニウム製の筐体
- 2Kディスプレイ
- 8コアプロセッサ(2x Arm Cortex-A78 (最大2.2GHz)、6x Arm Cortex A55 (最大2GHz))
- 4GB RAM
- 容量 64GB
- 指紋認証センサー
- Wi-Fi 6 対応
とはいえ、3万円台になると型落ちのiPadや中華タブレットが選択肢に入ってくるため、Fireタブレット最大のアドバンテージであったコスト面の優位性が薄れてしまっている印象を受けます。
プライム会員の方であれば、動画や電子書籍を大画面で楽しめるので買いだと思いますが、非会員の方は全体的な使い勝手を考えると、購入するメリットは低いような印象を受けます。
まとめ
以上、Fire Max 11の実機をレビューしました。
- チープ感を感じさせないアルミニウム製のスタイリッシュな筐体
- 11インチの2Kディスプレイ
- 8コアプロセッサによるパワフルなパフォーマンス
- LDAC対応
など、エンタメ機としては十分な機能をそなえています。
Amazonサービスを使っている分には非常に快適ではありますが、Fireタブレットに共通の問題点である「アプリのラインナップが微妙」なため、機能的には普通のタブレットと感じてしまう点は否めません。
通常の売価で購入すると割安感は感じにくいと思いますが、セールで安く購入できればコスパの良さは感じるのではないでしょうか。
Amazonサービスを多用している筆者としては、セール価格で手に入れることができて満足しています。