
- Amazon Kids+に興味があるけど、子供の教育に効果はあるかな?
- 子供の教育に少しでも良い効果があるなら使ってみたいけど、ゲームばかりされるなら意味無いよ…。
- 実際に使っている人の意見を聞いてみたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
ちなみに、この記事を書いている筆者には小学2年生の娘がいます。
チャレンジタッチ(進研ゼミ)で学習したり、毎日欠かさずiPadでYouTubeを見ては、パソコンでマイクラ(minecraft)やスクラッチ(Scratch)をやったりと、客観的に見て「依存症か?」と思うぐらい、タブレットやゲーム好きです。
幼稚園の頃は多少、自分からすすんで本を読んでいたりしたのですが、小学校1年生になってから本を読む頻度が減るようになり、2年生に入ってから殆ど読まなくなりました。
このような状況にある娘にAmazon Kids+を使わせて、実際どのような変化が起こったのかをステマなしで解説します。
それではさっそく本題に入りましょう。
Amazon Kids+を使って読書習慣がついた
結論から言うと、Amazon Kids+を使って娘の読書習慣がつくようになりました。
Amazon Kids+を導入した当初は、案の定ゲームばかりしていましたが、ペアレンタルコントロールでゲームと動画の時間に制限をかけて、電子書籍を無制限にしたところ、最終的には読書習慣がつくようになったのです。
ちなみに、「【Fire HD 10レビュー】プライム会員なら1台は持っておくべき【コスパ高すぎ】」という記事でFire HD 10のレビュー記事を書いていますので、興味がありましたらこちらもどうぞ。
Amazon Kids+を利用して読書習慣がついた流れ【体験談】
筆者の小2の娘に読書習慣がついた流れを順を追って解説します。
- ペアレントコントロールで本だけ無制限にした
- タブレットを与えた初日・翌日はプンスカ怒ってました
- 3日目には電子書籍をダウンロードするようになった
- 5日目には電子書籍をきんちと読むようになった
- 1週間後には自分のレベルにあった電子書籍を読むようになった
- 10日後にはリアル書籍に手を伸ばすようになった
上記のとおりです。
ペアレントコントロールで本だけ無制限にした
2020年6月末にFire HD 10を購入してから、Amazon Kids+の無料お試しを申込みました。
その後、ペアレントコントロールで利用制限をかけた状態でFireタブレットを娘に渡してから読書習慣がつくようになるまで、おおむね10日ぐらいかかりました。
ちなみに、筆者が設定したペアレントコントロールの時間設定は下記のとおりです。
- アプリ(GAME):30分
- 本:無制限
- ビデオ:30分
- ウェブ閲覧:1時間
本だけ無制限に利用できるよう設定して、後は利用制限をかけました。
タブレットを与えた初日・翌日はプンスカ怒ってました
タブレット好きの娘にペアレントコントロールで利用制限をかけたFireタブレットを渡したところ、
初日と翌日は「ゲームで遊んでたらできなくなった!なんで?パパ直して!」と、娘がプンスカ怒ってました。
筆者も、「なんでだろうね?このタブレットおかしいね。壊れたのかな?パパも直してあげたいけど直し方が分からないよ。ごめんね。」とだけ伝え、とりあえず無視してました。
初日と翌日はプンスカ怒りながらもタブレットでゲームで遊ぶのを諦め、怒りながらパソコンのマイクラで遊んでたりしました。
3日目には電子書籍をダウンロードするようになった
3日目ぐらいから、ちょっとした変化が起こりました。
ゲームで遊ぶと30分後には利用制限がかかり、その日はゲームで遊べなくなるのですが、やはり遊び足りないのか、ディズニー系の電子書籍(幼児向け)を片っ端からダウンロードするようになりました。
電子書籍をダウンロードしては、中身をぱらぱらめくって、「あーつまんない(ゲームができなくて)」とボヤいて、また他の電子書籍をダウンロード。
よく分からない無駄な作業を1時間ぐらい繰り返し、その後、パソコンの前に座り、マイクラで遊ぶという行動をしていました。
5日目には電子書籍を読むようになった
5日目ぐらいから、娘の行動パターンに明らかな変化がありました。
学校から帰ってきたら真っ先にFireタブレットでゲームをするのですが、30分経ってゲームが終了すると、なんと、ダウンロードした電子書籍をきちんと読むようになったのです。
幼児向けの本ばかりでしたが、「ゲームばかりするよりは、幼児向けの本でも読まないよりはマシ」と考え、とりあえず見て見ぬふりをしました。
1週間後には自分のレベルにあった電子書籍を読むようになった
1週間ぐらい経つ頃には、幼児向けの本ではなく、自分に合ったレベルの本をダウンロードして読むようになりました。
何でこの本を読んでるの?と聞くと、
「今日、先生に聞いたから」、「今日、友達とお話したから」というように、会話の中で気になったこと(宇宙、昆虫、地理)を詳しく知りたくなったそうです。
これはかなり嬉しい効果でした。
10日後にはリアル書籍に手を伸ばすようになった
Fireタブレットを渡して10日後、ついに、家の本棚にある本を自ら手に取り、本を読むようになりました。
とはいえ、1日30分程度しか読んでくれませんが、全く読まなくなった時と比較すると大きな進歩だと思います。
このように、この記事を書いている筆者の娘には読書習慣がつくようになったので、Amazon Kids+は教育効果は期待できると思います。
Amazon Kids+の良いところ3つ
このように、教育効果が期待できるAmazon Kids+ですが、他にも良いところが3つあります。
- ダウンロードし放題でコンテンツ数が多い
- ペアレンタルコントロールで子供の利用時間を管理できる
- 英語学習教材が豊富
上記のとおりです。
ダウンロードし放題でコンテンツ数が多い
Amazon Kids+の利用を検討している方ならご存知だと思いますが、月額490円(Prime会員以外は月額980円)でアプリのダウンロードし放題です。
アプリの種類も豊富なので、すぐ飽きるようなことは無いと思います(飽きたら解約すれば良いだけです)。
コンテンツ数も多く、1,000以上のアプリをダウンロードできます。
Toca Bocaがダウンロードし放題
Toca Bocaというごっこ遊びのアプリはご存知ですか?
Google PLAYやApp Storeのレビューを見ると、子供に人気があるようです。
学校や病院、キッチン、バケーション、都会の家、農家の家など、様々なごっこ遊びで遊ぶことができるアプリです。
アプリの価格は、買い切りで480円ぐらいだったと思いますが、こうしたアプリも使い放題です。
ペアレンタルコントロールで子供の利用時間を管理できる
ペアレンタルコントロール(みまもり機能)で、子供の利用時間を管理できます。
例えば、タブレット自体の利用時間を「1日1時間」と制限したり、以下4種類のアプリ毎に利用時間を管理することもできます。
- アプリ(GAME)
- 本
- ビデオ
- ウェブ
ペアレンタルコントロールを設定する事で、「ゲームばかりしている」、「動画ばかり見てる」という心配から解放されます。
英語学習教材が豊富
英語学習アプリも、数が豊富にそろっています。
アプリの質については、若干微妙に感じるアプリもあり、玉石混交ではありますが、ベネッセや学研のアプリもあり、良いコンテンツもあります。
Amazon Kids+の懸念点1つ
全体的に満足なAmazon Kids+ですが、懸念点が1つだけあります。
- 微妙なアプリが多い
上記のとおりです。
微妙なアプリが多い
ダウンロードできるアプリの数は多いのですが、微妙なアプリも混ざっているので玉石混合です。
とはいえ、アプリの数が圧倒的に多いので、微妙なアプリをダウンロードされたとしても違うアプリをダウンロードすれば良いだけのことなので、あまり気にならないかもしれませんね。
まとめ
以上、Amazon Kids+の感想をステマなしで解説しました。
筆者の娘のケースでいえば読者習慣がついたので、お子さんをお持ちで、教育効果があるのかどうか気になる人の参考になれば幸いです。
すでに17アプリダウンロードしており、金額に換算すると8,160円は使っている計算になります。