オーディオブックとは?聴く読書のメリット・デメリットを初心者向けに解説


オーディオブックって、普通の読書と何が違うの?
本を聴くだけで、本当に内容が頭に入る?
メリットだけでなく、デメリットも知っておきたい。
この記事では、オーディオブックの基本的な仕組みやメリット・デメリット、向いている人、無料体験できるサービスについて解説します。
- オーディオブックとは
- オーディオブックのメリット6つ
- オーディオブックのデメリット5つ
- オーディオブックが向いている人・向いていない人
- 無料体験できる聴く読書サービス3つ
オーディオブックとは、書籍を音声で聴けるサービスのことです。
紙の本や電子書籍のように文章を目で読むのではなく、ナレーターや声優が朗読した音声を耳で聴くため、家事・散歩・移動中などのスキマ時間を読書時間に変えられます。
筆者は2015年頃からオーディオブックを利用しており、家事や散歩、移動中などに月5〜10冊ほどの本を聴いています。
オーディオブックを使う前は、本を読む時間を確保したり、集中できる環境を整えたりする必要があったため、読める冊数に限りがありました。
しかし、オーディオブックを使うようになってからは、これまで読書に使えていなかった時間を活用できるようになり、読みたい本に触れる機会がかなり増えました。
オーディオブックに興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
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オーディオブックとは書籍を音声で聴けるサービス


オーディオブックとは、書籍を音声で聴けるサービスのことです。
紙の本や電子書籍は文章を目で読んで内容を理解しますが、オーディオブックはナレーターや声優が朗読した音声を耳で聴いて内容を理解します。
いわゆる「聴く読書」です。
スマホとイヤホンがあれば、移動中・家事中・散歩中など、両手がふさがっている時間でも本の内容をインプットできます。
紙の本のようにページをめくる必要もありません。
アプリで再生ボタンを押せば、ラジオやポッドキャストを聴くような感覚で本を楽しめます。
そのため、オーディオブックは下記のような方に向いています。
- 読書したいけど時間がない人
- 活字を読むのが苦手な人
- 目が疲れやすい人
- 移動中や家事中の時間を活用したい人
オーディオブックは、まとまった読書時間を確保しなくても本に触れられるため、忙しい方でも読書を習慣化しやすいのが特徴です。
次の章では、オーディオブックのメリットについて解説します。
オーディオブックのメリット6つ


オーディオブックのメリットは下記6つです。
- スキマ時間を読書時間に変えられる
- 本を読むのが苦手な人でも続けやすい
- 目が疲れにくい
- 本を持ち歩かなくていい
- 定額聴き放題ならコスパよく使える
- 倍速再生で効率よく聴ける
上記のとおり。
順番に解説します。
スキマ時間を読書時間に変えられる
オーディオブックの大きなメリットは、スキマ時間を読書時間に変えられることです。
例えば、下記のような時間でも本を聴けます。
- 家事をしている時
- 散歩している時
- 電車や車で移動している時
- 運動している時
- 寝る前に目を閉じている時
紙の本や電子書籍の場合、基本的には目と手を使って読みます。
そのため、家事をしている時や歩いている時に読むのは難しいです。
一方、オーディオブックは耳で聴く読書なので、手がふさがっている時でも本の内容をインプットできます。
筆者の場合、1日の中で1〜2時間ほどのスキマ時間があります。
この時間にオーディオブックを聴くだけで、2〜3日に1冊ぐらいのペースで本を読めるようになりました。
まとまった読書時間を確保できない人ほど、オーディオブックのメリットを感じやすいと思います。
本を読むのが苦手な人でも続けやすい
オーディオブックは、本を読むのが苦手な人でも続けやすいです。
なぜなら、文字を目で追う必要がないからです。
例えば、下記のような方でも利用しやすいです。
- 活字を読むのが苦手
- 本を読んでいると眠くなる
- 長い文章を読むのがしんどい
- 読書を習慣化できない
オーディオブックは、ラジオやポッドキャストを聴くような感覚で本の内容を楽しめます。
もちろん、すべての本を完璧に理解できるわけではありません。
ただ、文字を読むことに苦手意識がある人にとっては、本の内容に触れるハードルがかなり下がります。
読書したい気持ちはあるけど、本をなかなか読み切れない。
こういった方にとって、オーディオブックは試す価値のあるサービスです。
目が疲れにくい
オーディオブックは耳で聴く読書なので、目が疲れにくいです。
日中、スマホやパソコンの画面を長時間見ていると、仕事が終わる頃には目が疲れていることも多いと思います。
その状態で紙の本や電子書籍を読もうとしても、なかなか気が進まないはずです。
しかし、オーディオブックなら目を使わずに読書できます。
目を閉じた状態でも本の内容を聴けるので、寝る前や休憩中にも使いやすいです。
筆者はドライアイなので、長時間本を読んでいると目が重くなったり、まぶたがピクピクしたりすることがあります。
その点、オーディオブックは目に負担をかけずに本の内容をインプットできるので、かなり助かっています。
本を持ち歩かなくていい
オーディオブックは音声データなので、本を持ち歩く必要がありません。
スマホにアプリを入れておけば、外出先でも好きなタイミングで本を聴けます。
紙の本のようにバッグの中でかさばることもありません。
出張や旅行など、長時間移動する時にも便利です。
何冊も本を持っていく必要がないため、荷物を増やさずに読書できます。
定額聴き放題ならコスパよく使える
オーディオブックは、定額聴き放題プランを利用すればコスパよく使えます。
例えば、月額制のオーディオブックサービスを利用すれば、対象作品を月額料金内で何冊も聴けます。
月に1冊しか聴かない場合は、お得感を感じにくいかもしれません。
しかし、月に3冊、5冊、10冊と聴く人であれば、1冊あたりの負担はかなり安くなります。
筆者のように月5〜10冊ほど聴く場合、紙の本や電子書籍を毎回購入するよりも、定額聴き放題の方が安く済むことが多いです。
ただし、すべての作品が聴き放題の対象になるわけではありません。
読みたい本が聴き放題対象に入っているかどうかは、事前に確認しておきましょう。
倍速再生で効率よく聴ける
オーディオブックは再生速度を変更できます。
そのため、普通に聴くよりも短い時間で1冊を読み終えることができます。
例えば、再生時間が4時間のオーディオブックなら、速度を上げることで下記のように短縮できます。
- 1.5倍:2時間40分
- 2倍:2時間
- 3倍:1時間20分
- 4倍:1時間
最初から2倍以上で聴くのは大変ですが、1.2倍〜1.5倍ぐらいなら比較的聴きやすいです。
慣れてくると、2倍速でも内容を理解できるようになります。
もちろん、難しい本やじっくり味わいたい本は通常速度の方が向いています。
一方で、ビジネス書や自己啓発書など、要点を効率よく把握したい本は倍速再生と相性が良いです。
倍速再生を活用すれば、限られた時間でも読書量を増やせます。
次の章では、オーディオブックのデメリットについて解説します。
オーディオブックのデメリット5つ


オーディオブックのデメリットは下記5つです。
- 意識して聴かないと内容が頭に残りにくい
- 読み飛ばしや拾い読みがしにくい
- 図解や表が多い本には向いていない
- 紙の本や電子書籍よりラインナップが少ない
- 単品購入だと高く感じる場合がある
上記のとおり。
順番に解説します。
意識して聴かないと内容が頭に残りにくい
オーディオブックは、意識して聴かないと内容が頭に残りにくいです。
音声は流れているのに、気づいたら別のことを考えていた。
オーディオブックを聴いていると、こういったことがあります。
例えば、下記のような場面では内容が頭に入りにくいです。
- 人混みの中を歩いている時
- 初めて行く場所に向かっている時
- 急いで移動している時
- 別の作業に集中している時
- 考えごとをしている時
このような状態だと、オーディオブックがただのBGMのようになってしまいます。
オーディオブックは、再生していれば勝手に内容が身につくものではありません。
本の内容をきちんと理解するには、ある程度意識を向けて聴く必要があります。
読み飛ばしや拾い読みがしにくい
オーディオブックは、読み飛ばしや拾い読みがしにくいです。
紙の本や電子書籍であれば、ページをパラパラめくりながら、気になる部分だけ読むことができます。
見出しや太字、図解などを見ながら、必要な箇所だけ確認することも可能です。
しかし、オーディオブックは音声で流れていくため、興味のある箇所だけをピンポイントで探すのが難しいです。
もちろん、下記のような操作はできます。
- 早送り
- 巻き戻し
- 再生速度の変更
- 再生バーの移動
- チャプター選択
ただし、文章を目で確認できないため、狙った箇所にすぐ移動するのは簡単ではありません。
気になる部分を何度も読み返したい人や、必要な部分だけ拾い読みしたい人には、紙の本や電子書籍の方が向いています。
図解や表が多い本には向いていない
オーディオブックは、図解や表が多い本にはあまり向いていません。
音声だけでは、図表の内容を理解しにくいからです。
サービスによっては、図解や解説資料が用意されている場合もあります。
ただ、オーディオブックは移動中や家事中に聴くことが多いため、その場で資料を確認するのは面倒です。
例えば、下記のような本は、オーディオブックよりも紙の本や電子書籍の方が読みやすいです。
- 図解が多いビジネス書
- 表やグラフが多い本
- 数式や専門用語が多い本
- 参考資料を見ながら理解するタイプの本
オーディオブックは便利ですが、すべての本に向いているわけではありません。
内容によって、紙の本・電子書籍・オーディオブックを使い分けるのがおすすめです。
紙の本や電子書籍よりラインナップが少ない
オーディオブックは、紙の本や電子書籍と比べるとラインナップが少ないです。
1冊の本をオーディオブック化するには、朗読・収録・編集などの手間がかかります。
そのため、オーディオブック化される本は、話題作・人気作・売れ筋の本に集中しやすいです。
マイナーな本やニッチなジャンルの本は、オーディオブック化されていないこともあります。
また、紙の本や電子書籍として発売された本が、すぐにオーディオブックで配信されるとは限りません。
読みたい本が決まっている場合は、その本がオーディオブックで配信されているか事前に確認しておきましょう。
単品購入だと高く感じる場合がある
オーディオブックは、単品購入だと高く感じる場合があります。
同じタイトルでも、紙の本や電子書籍よりオーディオブック版の方が高いことがあるからです。
オーディオブックは、ナレーターによる朗読や音声編集などの制作コストがかかるため、単品価格が高めに設定されている作品もあります。
一方で、定額聴き放題プランを利用すれば、対象作品を月額料金内で何冊も聴けます。
つまり、オーディオブックは使い方によってコスパが変わります。
- 月に何冊も聴く人:定額聴き放題ならコスパが良い
- 読みたい本を単品で買う人:紙の本や電子書籍より高く感じる場合がある
このように考えると分かりやすいです。
オーディオブックは便利なサービスですが、紙の本や電子書籍の完全な代わりになるわけではありません。
メリット・デメリットを理解したうえで、自分の読書スタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。
オーディオブックが向いている人・向いていない人


ここまで解説したメリット・デメリットを踏まえると、オーディオブックが向いている人・向いていない人は下記のとおりです。
オーディオブックが向いている人
オーディオブックが向いている人は下記のとおりです。
- 通勤・通学時間を有効活用したい人
- 家事や散歩中に本を楽しみたい人
- 読書したいけど時間がない人
- 目が疲れやすい人
- ビジネス書や自己啓発書を効率よく読みたい人
- 本を読むのが苦手だけど、読書量を増やしたい人
オーディオブックは、まとまった読書時間を確保できない人と相性が良いです。
特に、移動中や家事中など「手はふさがっているけど耳は空いている時間」が多い人には向いています。
また、ビジネス書や自己啓発書のように、要点を効率よくインプットしたい本とも相性が良いです。
倍速再生を活用すれば、短い時間で1冊の内容を把握できます。
オーディオブックが向いていない人
一方で、下記のような人にはオーディオブックが合わない場合があります。
- 文字を読んだ方が理解しやすい人
- 図解や表をじっくり確認したい人
- 気になる箇所に線を引きながら読みたい人
- 必要な部分だけ拾い読みしたい人
- 音声に集中できる時間が少ない人
オーディオブックは便利ですが、紙の本や電子書籍の完全な代わりになるわけではありません。
特に、内容をじっくり確認したい本や、何度も読み返したい本は、紙の本や電子書籍の方が向いています。
そのため、すべての本をオーディオブックで読もうとする必要はありません。
移動中や家事中に聴く本はオーディオブック、図解や表を確認しながら読みたい本は紙の本や電子書籍、というように使い分けるのがおすすめです。
無料体験できる聴く読書サービス3つ


無料体験できる聴く読書サービスは下記3つです。
- Audible(オーディブル)
- audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)
- flier(フライヤー)
上記のとおり。
それぞれ特徴が違うため、自分の読書スタイルに合ったサービスを選ぶことが大切です。
Audible|Amazonのオーディオブックサービス


Audible(オーディブル)は、Amazonが運営しているオーディオブックサービスです。小説・ビジネス書・自己啓発書・語学・洋書など、幅広いジャンルのオーディオブックを聴けます。
公式サイト Audible(オーディブル)
- Amazonが運営している
- 20万以上の対象作品が聴き放題
- プロのナレーターや声優の朗読を楽しめる
- 30日間の無料体験がある
- 無料体験後は月額1,500円
Audibleは、本を丸ごと聴きたい人に向いているサービスです。
オーディオブックを初めて使う方は、まずAudibleで「本を耳で聴く読書」を体験してみると良いですよ。
audiobook.jp|日本語オーディオブックに強いサービス


audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)は、株式会社オトバンクが運営しているオーディオブックサービスです。日本語のオーディオブックに強く、ビジネス書や自己啓発書なども多く配信されています。
公式サイト
- 日本語オーディオブックに強い
- 聴き放題プランがある
- ビジネス書や実用書も聴きやすい
- 初回14日間の無料体験がある
audiobook.jpは、日本語のビジネス書や実用書を中心に聴きたい方に向いています。
通勤中や家事中などのスキマ時間を使って、ビジネス書や自己啓発書を効率よく聴きたい方は、audiobook.jpを試してみると良いですよ。
flier|本の要約を短時間で読める・聴けるサービス


flier(フライヤー)は、株式会社フライヤーが運営している本の要約サービスです。ビジネス書や実用書などの内容を短時間で読めるように要約しており、文章で読むだけでなく、音声で聴くこともできます。
公式サイト flier(フライヤー)
- 本の要点を短時間で確認できる
- ビジネス書や実用書の要約に強い
- 要約を文章でも音声でも楽しめる
- 読みたい本を探すきっかけになる
- ゴールドプランは7日間の無料体験がある
flierは、Audibleやaudiobook.jpのように本を丸ごと朗読するオーディオブックサービスではありません。
そのため、1冊の本を最初から最後までじっくり聴きたい方には向いていません。
一方で、下記のような方にはflierが向いています。
- 話題の本の要点だけ知りたい
- 本を買う前に内容をざっくり確認したい
- 短時間でビジネス書の知識を増やしたい
- 読みたい本を探すきっかけが欲しい
ビジネス書のオーディオブックは、1冊聴くのに3〜6時間ほどかかることもあります。
その点、flierなら短時間で本の要点を確認できます。
オーディオブックとは少し性質が違いますが、「聴く読書」の選択肢として使いやすいサービスです。
オーディオブックに関するよくある質問


最後に、オーディオブックに関するよくある質問を紹介します。
まとめ:オーディオブックはスキマ時間を活用したい人におすすめ
この記事では、オーディオブックの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
オーディオブックとは、書籍を音声で聴けるサービスのことです。
紙の本や電子書籍のように目で文章を読むのではなく、ナレーターや声優が朗読した音声を耳で聴くため、移動中・家事中・散歩中などのスキマ時間を読書時間に変えられます。
もちろん、オーディオブックはすべての本に向いているわけではありません。
図解や表を確認しながら読みたい本、気になる箇所を何度も読み返したい本は、紙の本や電子書籍の方が向いています。
一方で、通勤・家事・散歩・運動中などの時間を活用したい人にとって、オーディオブックは読書量を増やすきっかけになります。
まずは無料体験を利用して、聴く読書が自分に合うか試してみてください。