
- Fireタブレットにいくつかのお絵描き・ペイントアプリがあるけど、スタイラスペン「SonarPen」は対応しているかな?
- iPadやAndroidタブレットでは普通に使えるみたいだけど、Fireタブレットで使っても筆圧感知が使えるのかな。
- 実際にSonarPenを買った人のリアルな意見を聞きたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- スタイラスペンSonarPenレビュー
- FireタブレットでSonerPenを使って良かった点・メリット4つ
- FireタブレットでSonerPenを使って気になる点・デメリット4つ
- SonerPenがおすすめな人
スタイラスペン「SonarPen」は、香港のベンチャー企業が開発した、3千円台(3,980円)で購入できる、筆圧感知に対応したスタイラスペンです。
SonarPenの対応デバイスは種類が幅広く、スマホ(iOS、Android)や初代iPadは持ちろん、任天堂スイッチやChromebookでも使用できます。
過去にバズったこともあるようです。
ipadや液タブ欲しいけどスマホしかねぇよバカヤローーーーーーー!!!!!ってタイプの絵描きーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!これすげーーーーーーーーーーーーーーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/m1Gbr2ABQs
— 木屑しがない@短髪筋肉バブみ紳士 (@shiganai91) September 24, 2020
ただ、Fireタブレットに関する情報はかなり少なく、公式サイトにもFireタブレットで使えるという記載がありませんし、ネット上でもFireタブレットを使ってSonarPenを使っている人の情報はほとんど出てきません。
そこで、筆圧感知のスタイラスペンにしては値段も手ごろなので、試しに買って使ってみました。
結論から言うと、3,980円で筆圧感知のスタイラスペンとしては、まずまずだと思います。
目次
スタイラスペンSonarPenレビュー
スタイラスペンSonarPenをレビューしていきます。
SonarPenの内容物
SonarPenの内容物は3つあり、説明書、ステッカー、SonarPenが入った半透明の袋が入っています。
袋の中には、SonarPen本体と、ホルダーと、替え芯が1つ入っています
ペンの長さは、Fire HD 10と同じぐらいなので、だいたい15cmぐらいです。
接続はイヤホンジャックに挿すだけ
スタイラスペンの多くはbluetoothを接続して使用するので、最初にbluetoothの設定を必要としますが、SonarPenはイヤホンジャックにプラグを挿すだけで接続できます。
電源はイヤホンジャックから供給されますので、充電の必要もありません。
ディスクペンの書き心地も悪くない
SonarPenのペン先は、ディスク状なので、パッと見た感じ書き難そうな感じもしますが、画面にディスクをつけても引っかかり等が一切ないので、ほとんど気になりません。
書き心地は悪くないと思います。
FireタブレットでSonerPenを使って良かった点・メリット4つ
FireタブレットでSonerPenを使って良かった点・メリットは下記4つです。
- 手軽に使える
- 軽くて使いやすく反応も良い
- 互換性が高い
- とにかく安い
上記のとおりです。
手軽に使える
SonerPenはイヤホンジャックに挿すだけで使えるので、Bluetooth接続のスタイラスペンと比較して手軽に使えます。
軽くて使いやすく反応も良い
SonerPenはペンの重さが18gしかありませんので、軽くて使いやすいです。
コードの重さが5g程度ありますので、実際に手に持つ時は13gしかありませんので、ずっと持っていても疲れません。
反応も悪くないので書きやすいです。
互換性が高い
SonarPenは以下のOSに対応しています。
- iOS(iPhone、iPad)
- Android
- Switch(任天堂スイッチ)
- Chromebook
- Fire OS(Fireタブレット)
スタイラスペンでここまで互換性の高い製品はかなり珍しいと思います。
とにかく安い
筆圧感知のスタイラスペンで3,980円という価格はかなり安いです。
傾き感知のスタイラスペンであれば、2千円台後半から手に入りますが、筆圧感知のスタイラスペンとなると、だいたい8千円~となります(ワコムとかそれぐらいします)。
そのような中、筆圧感知のスタイラスペンで税込3,980円という商品価格は、かなり安い方だと思います。
FireタブレットでSonerPenを使って気になる点・デメリット4つ
FireタブレットでSonerPenを使って気になる点・デメリットは下記4つです。
- SonarPenの筆圧感知に対応しているアプリが少ない
- ケーブルが邪魔
- パームリジェクションが使えない
- 座標がズレことがある
上記のとおりです。
SonarPenの筆圧感知に対応しているアプリが少ない
Amazonのアプリストアにはペイントアプリがいくつかありますが、SonarPenの筆圧感知に対応しているアプリが少ないです。
ちなみに、筆者は下記5つのペイントアプリをインストールして、SonarPenの筆圧感知に対応しているかどうか実際に試してみましたが、結果は下記のとおりでした。
- MediBang Paint(メディバンペイント) → 筆圧感知に対応している
- ArtFlow → 非対応
- ドローイングデスク → 非対応
- おえかき広場Spline → 非対応
- おえかき広場PRO → 非対応
なお、メディバンペイントも筆圧感知に対応しているとはいえ、3~4段階ぐらいしか対応していませんでした。
ケーブルが邪魔
SonarPenはイヤホンジャックにケーブルを差して使うのですが、ケーブルが地味に邪魔です。
慣れるとそこまで気にならないと思いますが、慣れるまでは邪魔に感じます。
集中して何かを書いている時にケーブルが突っ張って、線がブレたりすると、「イラっ」とします。
パームリジェクションが使えない
公式サイトには「パームリジェクション機能搭載」との記載がありますが、メディバンペイントとArtFlowで試したところ、使えませんでした。
アプリ側のパームリジェクションをONにすると、SonarPenが反応しなくなります。
座標がズレことがある
ペン先を斜めにし過ぎると、座標がズレたり、反応しなくなることがあります。
SonerPenがおすすめな人
Fireタブレットで使える筆圧感知のスタイラスペンをお探しの方で、以下のような方はSonerPenがおすすめです。
- Fireタブレットを使って筆圧感知のスタイラスペンで絵を描きたい
- あまりコストをかけたくない
- Fireタブレットだけでなく、様々なデバイスで使える互換性の高い筆圧感知のスタイラスペンを探している
- 手軽に使える筆圧感知のスタイラスペンを探してる
SonerPenは筆圧感知のスタイラスペンとしては値段も手ごろなので、「手軽に絵を描きたい」という方や、タブレットで初めて絵を描く方、子供のお絵描き等の用途には使えます。
「本格的に絵を描きたい」という方は、もう少し予算を追加して違うスタイラスペンか、板タブ・液タブなどを買った方が良さそうです。
もう少し予算を出せるなら、「【初心者向け板タブ】Acepen AP906レビュー【高コスパ】」という記事で5千円ぐらいで買える板タブを紹介していますので、興味がありましたら是非どうぞ(Fireタブレットでも使えます)。