
- 見込み客を増やしたいから無料オファーを作ろうと思ってるけど、作り方が分からない。
- 作り方の手順やポイントがあれば知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 無料オファーを作る時のポイント1つ
- 無料オファーを作る手順
なお、本記事の筆者は、2009年にWeb集客を始めてから現在まで、無料オファーを活用して見込み客リストを獲得しており、獲得した見込み客リストに自社商品・サービスをアプローチしています。
こういった経験をもとに、この記事では、無料オファーの作り方を解説します。
無料オファーの重要性はわかっているけど、どうやって作ればよいのかわからない、作り方を知りたいという方の参考になれば幸いです。
目次
無料オファーを作る時のポイント1つ
無料オファーの作り方を解説する前に、無料オファーを作る時のポイントを1つだけ紹介します。
- 無料だからといって手を抜かない
上記のとおりです。
無料だからといって手を抜かない
無料オファーを作る際、「無料だから」といって手を抜かない方が良いです。
理由は「【Web集客】無料オファーとは?【見込み客リストの登録率アップ】」という記事でも解説しているとおり、無料オファーで価値を感じてもらえないと、その後の販売につながらないからです。
せっかくオファーを準備しても、販売につながらなければ意味がありません。
無料だからといって手を抜かず、有料で販売できるクオリティのものを無料でプレゼントするようにしましょう。
無料オファーを作る手順
それでは、無料オファーの作り方を解説します。手順は下記のとおりです。
- 手順①:ターゲットを設定する
- 手順②:見込み客のニーズを深堀する
- 手順③:扱っている商品・サービスを元にオファーを考える
- 手順④:オファーの形を決める
- 手順⑤:ステップメールを作る
- 手順⑥:テスト改善を行う
上記のとおりです。
手順①:ターゲットを設定する
どのような顧客に対して無料オファーを提供するのか、まずはターゲットを決めましょう。
ターゲットを設定しないことには無料オファーの内容も決まりません。
まずは、商品やサービスを購入してもらいたい・利用してもらいたい顧客層を絞り込みましょう。
手順②:見込み客のニーズを深堀する
ターゲットを設定したら、ターゲットとなる見込み客のニーズを深堀しましょう。
具体的には、
- どのような情報を欲しているのか?
- どんなモノに興味を抱くか?
- どんなモノに価値を感じるのか?
- 欲しいと思うモノは何か?
- どのようになりたいのか?理想的な未来の姿は?
- 不安な要素は何か?
- 購入に抵抗がある理由は何か?
など、見込み客の立場にたって考え、可能な限りニーズを洗い出しましょう。
手順③:扱っている商品・サービスを元にオファーを考える
見込み客のニーズを深堀したら、扱っている商品・サービスを元にオファーを考えましょう。
具体例は下記のとおりです。
業種・業態 | 見込み客のニーズ | オファー内容 |
---|---|---|
脱毛サロン | 脱毛サロンに興味があるけど、内容もわからずに契約したくない | 初回無料施術で試してもらう |
エステ | エステに興味があるけど、本当に効果があるのか不安 | 定価1万円の施術をワンコインで試してもらう |
ECサイト | 商品に興味はあるけど、いきなり定期購入するのは不安 | サンプル商品を送料無料でプレゼント 申し込みから3か月は70%OFF |
中小企業 | 売上が上がらなくて悩んでいる | 売上アップのノウハウの提供 無料アドバイス |
中小企業 | 資金繰りで悩んでいる | 資金繰りノウハウの提供 |
中小企業 | 節税に興味がある | 節税ノウハウの提供 |
英語教室 | 英語学習に興味があるけど、どのような講師がどのようなカリキュラムで教えてくれるのか知りたい。 | 無料体験レッスン |
体操教室 | 体操教室に興味があるけど、どのようなレッスンを受けれるのか内容を詳しく知りたい。 | 無料体験レッスン |
上記のように、扱っている商品やサービスを元に、オファーを考えましょう。
手順④:オファーの形を決める
オファーの内容を考えたら、オファーの形を決めましょう。
商品(有形・無形)を提供するのか、サービスを提供するのかを決めます。
具体的なイメージは下記のとおりです。
- 有形商品
- チケット
- モニター・サンプル商品
- 小冊子
- 無形商品(情報・ツール)
- デジタルコンテンツ
- PDF(レポート)
- 電子書籍
- ブログ記事(限定公開)
- メールセミナー・メール講座
- 動画
- 音声ファイル
- システム
- Webツールなど
- アプリ
- デジタルコンテンツ
- サービス
- 無料相談・カウンセリング
- コンサルティング
- コミュニティ
- 無料体験
業種・業態に合わせてオファーの形を決めましょう。
ちなみに、上記の中で筆者おすすめのオファーは無形商品(デジタルコンテンツ)です。
理由は、デジタルコンテンツは制作に経費がほとんどかからない上に、在庫リスクもなく、配送などの手間とコストがかからず、自動化が可能だからです。
コンテンツを作って、ステップメールをセットすれば、あとはランディングページにアクセスを集めるだけで、自動でオファーを配布し続けることができます。
見込み客が自動で集まれば、商品・サービス提供に集中できますので、まずはデジタルコンテンツでオファーを作れないか検討してみましょう。
手順⑤:ステップメールを作る
無料オファーを作ったら、ステップメールを作りましょう。
なお、ステップメールを作る際、いきなりセールスをかけるのではなく、最初の3~5通目ぐらいはオファー内容の補足や、活用方法などのフォローメールを送ると効果的です。
フォローメールの狙いは、見込み客に「有料商品並みのコンテンツを提供してくれたのに、活用方法まで教えてくれるなんて!」と思ってくれるようになることです。
狙いどおり、見込み客に「ここまでしてくれるなんて」と思ってもらえるようになれば、有料商品をオファーした際に高確率で購入してくれるようになります。
無料オファーだけでなく、ステップメールも手を抜かないようにしましょう。
手順⑥:テスト改善を行う
無料オファーを公開したら、そこで終わりではありません。今後、少しでもセールスしやすくするためにテスト改善を行いましょう。
具体的なテスト内容は下記のとおりです。
- 登録率を増やす場合
- タイトルを変える
- オファーを増やす
- 限定性を出してみる
- 購入率を上げる
- オファーにクーポンを付ける
- ステップメールを見直す
色々テストしてみて、登録率が上がったかどうかを分析し、どのオファーが最も効果的なのか、ひたすらテストを繰り返しましょう。
テストを行う時の注意点
テストを行うときは、色々な部分をいきなり変えるのではなく、1ヵ所ずつ変えるようにすると良いです。
理由は、いっぺんに色々な部分を変えてテストすると、どこを変えたことで反応率が変化したのか、原因の特定が難しくなるからです。
原因が特定できなければ改善のしようがなくなりますで、「今回は無料オファーのタイトルだけ変えてみる」というように、1箇所ずつ変えてテストするようにしましょう。
まとめ
以上、無料オファーの作り方を解説しました。
おわり。