お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使う方法

お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使う方法

お名前.comで取得した独自ドメインをエックスサーバーで使いたいです。

ドメインとレンタルサーバーの情報を紐づけるやり方が分かりません。

初心者でも分かるよう、詳しく教えて欲しいです

この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。

本記事の内容
  • お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使う流れ【全体像】
  • ドメインとサーバーを紐づける意味
  • お名前.comのネームサーバーを変更する手順
  • エックスサーバーのドメイン追加設定を行う手順
  • エックスサーバーでWordPressをインストールする手順

なお、本記事の筆者は、2008年から現在までWebサイトやブログを運営しており、17年以上にわたって、15社以上のレンタルサーバーを利用してきました。

その間、ドメインとレンタルサーバーを紐づける作業を行ったり、別のサーバーに切り替えるなど、何度も切り替える作業を行ってきました。

こういった経験をもとに、本記事では、お名前.comで取得したドメインを、エックスサーバーで使えるよう、ドメインとサーバーを紐付ける(関連付ける)やり方を解説していきます。

ちなみに、本記事は、

  • お名前.comで独自ドメインを所有している
  • エックスサーバーに申し込み済み

ということを前提に解説していきすので、もし、お申し込みをしていなければ先に済ませておいてください。

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目次

お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使う流れ【全体像】

最初に、お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使うやり方の全体像を解説します。

  • 手順①:お名前.comのネームサーバーを変更する
  • 手順②:エックスサーバーのドメイン追加設定を行う

上記のとおりで、全体的な手順は2つです。

難しく思えるかもしれませんが、手順どおり進めれば設定できますし、10分ぐらいあれば設定できるのでご安心ください。

ドメインとサーバーを紐づける意味

お名前.comで取得したドメインと、エックスサーバーを紐づけるやり方を解説する前に、ドメインをサーバーを紐付ける意味を解説します。

今すぐ手順を知りたい方は「お名前.comのネームサーバーを変更する手順」という項目に進んでください。

ドメインとサーバーを紐付けないとブログやサイトは表示されない

お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使うには、ドメインとサーバーを紐付ける必要があります。

この設定を行うことで、URLを入力するとWebサイトが表示されるようになります。

この設定を行わずに、レンタルサーバーにブログやサイトを設置しても、ブログやサイトが表示されることはありません。

ドメインとレンタルサーバーの関係は住居と住所と同じ

ドメインとレンタルサーバーの関係は、住居(建物)と住所と同じです。

例えば、今住んでいる住居から引っ越しする場合、まずは住居を探すことになると思います。この住居は、ブログやサイトでいうところの「サーバー」にあたります。

住居を使用する契約を済ませたら、住所の届け出が必要になります。

この、住所が、Webサイトでいうところの「ドメイン(URL)」にあたります。

  • ドメイン → 住所
  • レンタルサーバー → 住居(建物)

住所と住居が紐づいていないと、郵便物は届きませんよね。

Webサイトも同じで、ドメインとレンタルサーバーが紐づいていないと、ドメイン(URL)を入力しても、ブログやサイトは表示されません。

そのため、ドメインとレンタルサーバーの紐付けを行う必要があるのです。

ドメインとサーバーを紐づける意味をご理解いただいたところで、次は、お名前.comのネームサーバーを変更するやり方から解説していきます。

お名前.comのネームサーバーを変更する手順

お名前.comのネームサーバーを変更する手順は下記のとおりです。

  • 手順①:お名前.comの管理画面に移動する
  • 手順②:設定するドメインを選択
  • 手順③:エックスサーバーのネームサーバー情報の入力

上記のとおり。

手順①:お名前.comの管理画面に移動する

まず最初に、お名前.comにログインして管理画面のトップページに移動します。

公式サイト

上部メニューの「ネームサーバーの設定」という項目を選択すると、プルダウンメニューが開きますので、「ネームサーバーの設定」を選択します。

手順②:設定するドメインを選択

ネームサーバーの変更という画面が表示されますので、
①設定するドメインにチェックを入れ、②画面下部の「他のネームサーバーを利用」というタブをクリックします。

手順③:エックスサーバーのネームサーバー情報の入力

エックスサーバーのネームサーバー情報を「他のネームサーバーを利用」という項目に入力していきます。

なお、エックスサーバーのネームサーバーは下記5つありますので、全て入力します。

  • ns1.xserver.jp
  • ns2.xserver.jp
  • ns3.xserver.jp
  • ns4.xserver.jp
  • ns5.xserver.jp
出典:WordPress簡単移行 | レンタルサーバーならエックスサーバー

①入力項目に上記のネームサーバーを全て入力し、②「確認画面へ進む」をクリックします。

下図画面が表示されますが、必要ないので「設定しない」を選択します。

最終確認画面が表示されますので、5つのネームサーバーを入力していることを確認したら、「設定する」をクリックします。

ネームサーバーの変更完了という画面が表示されたら、設定完了です。

以上で、お名前.comのネームサーバーを変更する手順は完了です。続いて、エックスサーバーのドメイン追加設定を行います。

エックスサーバーのドメイン追加設定を行う手順

エックスサーバーのドメイン追加設定を行う手順は下記のとおりです。

  • 手順①:サーバーパネルにログイン
  • 手順②:ドメイン設定を選択
  • 手順③:ドメイン設定の追加
  • 手順①:サーバーパネルにログイン
  • 手順③:ドメイン設定の追加

上記のとおり。

手順①:サーバーパネルにログイン

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

公式サイト エックスサーバー、サーバーパネル

サーバーパネルにログインしたら、画面右上にある「ドメイン設定」をクリックします。

手順②:ドメイン設定の追加

下図のようにドメイン設定画面が表示されますので、「ドメイン設定追加」というタブをクリックします。

手順③:ドメイン設定追加

①「ドメイン設定追加」タブをクリックし、②ドメイン名の入力項目に、お名前.comで取得したドメイン名を入力します。

③「無料独自SSL」と「高速化」にチェックが入っていることを確認したら、④「確認画面へ進む」をクリックします。

SSLは通信暗号化技術のことで、サイトのセキュリティを高めるうえで必須の設定となります。

下図画面が表示されますので、「追加する」をクリックします。

下図画面が表示され、ドメイン追加設定は完了です。

以上でお名前.comで取得したドメインとエックスサーバーを紐付ける設定は完了です。最後に、エックスサーバーでWordPressをインストールする手順を解説します。

エックスサーバーでWordPressをインストールする手順

エックスサーバーでWordPressをインストールする手順は下記のとおりです。

  • 手順①:WordPress簡単インストールを選択
  • 手順②:WordPressインストールを選択
  • 手順③:WordPress情報の入力
  • 手順④:常時SSL設定【重要】
  • 手順⑤:WordPressの初期設定

上記のとおり。

手順①:WordPress簡単インストールを選択

サーバーパネルの下の方にある「WordPress簡単インストール」という項目を選択します。

手順②:WordPressインストールを選択

下図画面が表示されますので、「WordPressインストール」というタブを選択します。

もし、下図のようにドメインが一覧表示されたら、インストール対象のドメインを選択してください。

手順③:WordPress情報の入力

WordPress簡単インストールの設定画面が表示されますので、WordPress情報を入力します。

各項目の設定方法は下記のとおりです。

  • サイトURL:このままでOKです。
  • ブログ名:WordPressサイトのタイトルを入力します。後で編集できるので適当でも構いません。
  • ユーザー名:WordPressのログインで使います(推察されやすい「admin」は避けるべきです)。
  • パスワード:WordPressのログインで使います。
  • メールアドレス:メールアドレスを入力します。
  • キャッシュ自動削除:「ONにする」のままでOKです。
  • データベース:「自動でデータベースを生成する」のままでOKです。
  • テーマ:ブログならCocoon、ビジネスサイトならLightningがおすすめです。
  • テーマオプション:テーマを選ぶと出現します。「子テーマをインストールする」にチェックが入った状態でOKです。
  • 確認画面へ進む:全て入力したらクリックします。

子テーマの詳しい解説は別記事の「子テーマとは?仕組みや使い方を解説」をどうぞ。

下図のように最終確認が表示されますので、内容に問題無ければ「インストール」をクリックします。

「インストール」をクリックして、30秒~1分ぐらい待つと、インストール完了画面が表示されます。

以上でWordPressのインストールは完了です。

手順④:常時SSL設定【重要】

WordPressをインストールしたら、WordPressのダッシュボード(管理画面)で常時SSL化設定を行います。

簡単インストールでインストールしたWordPressサイトは「http://~」で始まるURLなので、「https://~」で始まるよう設定します。

設定すると、「http://~」でアクセスがあっても、強制的にhttpsのURLが表示され、常にSSL(暗号化)通信で接続されます。

まずはインストールしたWordPressにログインします。

下図赤枠内にWordPressのログインページURLが記載されていますので、ここからログインします。

WordPressのダッシュボードにログインしたら、左側メニューの
設定>一般 を選択します。

一般設定画面が表示されますので、下図赤枠内のURLを編集します。

下図のように、httpで始まるURLを「https」に編集します。

半角英字で「s」を追加して、「https」に編集します。

編集したら、画面下までスクロールして「変更を保存」をクリックします。

いったん、強制的にログアウトしますので、再度ログインしてください。

下図のように、「http」から「https」に表示が変われば設定完了です。

以降、httpでアクセスがあっても、強制的に「https」でアクセスされるようになります。

手順⑤:WordPressの初期設定

WordPressをインストールしたら、初期設定を行いましょう。

なお、設定方法は下記記事で用途別に解説していますので、是非参考にして下さい。

まとめ

以上、お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使う方法を解説しました。

お名前.comとエックスサーバーを紐付けた後に、すぐにWordPressをインストールすると、ブログやサイトが表示されない場合があります。

もし、表示されなければ、30分~1時間ぐらい時間を空けてからインストール作業を行ってください。

ネームサーバーを変更したという情報がWeb上に浸透するのに時間がかかります。

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