検索エンジンは日々進化していますので、過去に有効だったSEO対策が、2023年現在では「ブラックハットSEO」としてペナルティの対象になる事もあります。
ブラックハットSEOの詳しい解説は「【SEO】ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの違いとは」を参考にして下さい。
この記事では、2023年にやってしまうとペナルティの原因となる過去のSEO対策を7つ紹介します。
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2023年にやるとペナルティを受けるSEO対策7選
2023年にやるとペナルティを受けるSEO対策を7つ紹介します。
- 自作自演でリンクを獲得
- 質の低い大量の被リンクを集める
- ページの量産
- キーワードを羅列した記事タイトル
- 隠しテキストや隠しリンク
- サイト本文にキーワードを詰め込む(ワードサラダ)
- < strong >タグの乱用
上記のとおりです。
自作自演でリンクを獲得
無料ブログ・無料Webサイト作成ツールを使い、第三者が運営しているかのように装い、順位を上げたいサイトにリンクを張る方法です。
ちなみにこの方法、筆者も2012年ぐらいまで自作自演でブログやサイトを作り、順位を上げたいサイトにリンクを張っていたことがありましたが、面白いように順位が上がりました。
また、無料ブログ・Webサイト作成ツールの他に、独自ドメインを取得して格安レンタルサーバーを沢山借りて、順位を上げたいサイトにリンクを張ったりしてました。
当時はこんな単純な方法で順位を上げる事ができました。
しかし、検索アルゴリズムが進化した現在では、この方法は通用しません。
自作自演リンクを大量に張ると、アルゴリズムに検知されてペナルティを受けます。
ペナルティを受けると、「Google検索のペナルティを受ける原因とは【確認・解除方法を解説】」という記事でも解説しているとおり、ペナルティの解除申請をして審査に通らない限り、解除されません。
非常に面倒なので、自作自演リンクを大量に張るような事は止めましょう。
大量に張らなければ自作自演リンクは今でも有効
自作自演リンクを大量に張るとペナルティの原因となりますが、自分が運営しているSNSアカウントや、プロフィールサイトからリンクを張る程度の事であれば問題ありません。
詳しくは「【SEO】ブログの被リンクを自分で増やす方法5選【初心者向け】」をどうぞ。
質の低い大量の被リンクを集める
相互リンクや、相互リンクプログラム等で手当たり次第相互リンクする事で、大量の被リンクを集める方法が何年も前に流行りましたが、現在では質の低いリンクを大量に集めても全く意味がありません。
被リンクは量より質が求められています。
大量に手当たり次第リンクを獲得しても、ペナルティの原因となりますので、自然にリンクを張って貰えるようなコンテンツを作る事に集中した方が良いです。
ページの量産
Webサイトやブログはページ数が増えれば増えるほど、アクセスが増えると言われていますので、ページ数を量産してサイトボリュームを増やし、上位表示を狙う方法です。
質の高い記事を増やす、ということであれば上位表示を狙うことはもちろん可能ですが、「ブログを100記事書けばアクセスは増える?【きちんと書けば可能】」という記事でも解説しているとおり、闇雲に記事を増やしたところで検索順位は上がりません。
検索エンジンに評価されない質の低い記事を量産しても、検索順位は上がりません。
現在の検索エンジンは、「E-A-Tとは?SEOで重要視される理由と高め方のポイントを解説」でも解説しているとおり、質を重視しています。
中身の無い記事を100記事作るなら、中身のある質の高い記事を20記事、30記事と作った方がサイトの評価は上がります。
キーワードを羅列した記事タイトル
数年前、「上位表示したいキーワードをタイトルに詰め込む」という方法で上位表示ができた時代がありました。
例えば、次のようなタイトルです。
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しかし、現在においてはこの手の手法は通用しません。
「SEOに効果的な記事タイトルの付け方のポイントや注意点を解説」という記事でも解説しているとおり、キーワードを羅列した記事タイトルを付けるのはペナルティの原因となりますので、止めましょう。
隠しテキストや隠しリンク
隠しテキスト・隠しリンクとは、キーワードをページ内に記載する事を目的に、ユーザーに見えない、見えにくくしたテキストやリンクの事をいいます。
例えば、背景色が白のページに白でテキストを書いたり、白のテキストリンクを張るなど、人間が目視できないよう、背景と同系色のテキストを使用して、キーワードを記載する方法です。
人間の目は騙せても、検索エンジンは騙せないので止めましょう。
サイト本文にキーワードを詰め込む(ワードサラダ)
文章を無視して記事にキーワードを詰め込む方法です。
昔は効果がありましたが、今はペナルティの対象ですので、意味もなく本文にキーワードを詰め込むのは止めましょう。
< strong >タグの乱用
「< strong >タグ(ストロングタグ)」とは、強調タグの事で、テキストを太字に装飾するタグです。
WordPressですと下図の部分です。
強調したい部分で使ってる方もいると思いますが(筆者もたまに使ってます)、昔は、検索エンジンに重要な部分として伝えるためにストロングタグを使ってましたが、ストロングタグは基本的にユーザーが見やすくするために使用するタグです。
SEO目的で乱用するとペナルティの原因となりますので、気を付けましょう。
まとめ
以上、2023年にやるとペナルティを受けるSEO対策を7つ紹介しました。
もし、この記事で紹介している方法をうっかりやっていたら、ペナルティの原因となりますのですぐにやめましょう。