
- ブログアクセスアップの方法を調べると、「ブログ初心者はとりあえず100記事書け」とよく言われるけど、100記事書くとアクセスは増えるのかな?
- 初心者でも100記事書けばアクセスが増えるのかどうか、実際に100記事書いた人のリアルな意見を聞きたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 初心者がブログを100記事書いてもアクセスは増えない
- 初心者がブログを100記事書けと言われる理由3つ
- 初心者がブログを100記事書いてアクセスを増やすコツ3つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が15年以上あり、13年近くブログ収益でご飯を食べています。
現在運営しているブログは2つあり、いずれも300記事以上公開しています。
こういった経験元に、ブログ初心者が100記事書いてアクセスが増えるのかどうかを解説します。
これからブログにチャレンジされる方や、10~20記事ぐらい記事を書いているけど、100記事ぐらい書けばアクセスが増えるのかどうか、気になっている方の参考になれば幸いです。
前置きはこれぐらいにして、さっそく本題に入りましょう。
目次
初心者がブログを100記事書いてもアクセスは増えない
最初に結論から言うと、初心者がブログを100記事書いてもアクセスは増えません。
もちろん、「絶対増えない」とまでは言い切れませんが、100記事書いた程度ではブログのアクセスはなかなか増えません。
理由は、闇雲に100記事書いたところで、ブログのアクセスが増えるほど簡単ではないからです。
闇雲に100記事書いてもアクセスは増えない
若干厳しい言い方になりますが、ブログ初心者が闇雲に100記事書いたところで、アクセスが増えるほど簡単ではありません。
10年ぐらい前であれば、それでも通用したと思いますが、検索エンジンの技術が発達した現在では、非常に難しいです。
きちんと書けば100記事でアクセスは増える
ただし、きちんと記事を書くという事であれば、話は違ってきます。
ブログ初心者でも、100記事書いてアクセスアップを狙うことは可能です。
100記事で1万PVをクリアできる
記事を書くジャンルにも左右されますが、きちんと記事を書けば、100記事書けば、月間1万PV(ページビュー:アクセス数)をクリアできます。
ちなみに、2018年に立ち上げた当ブログも、100記事ぐらい書いたころに1万PVを達成しました。
なので、きちんと記事を書けば、100記事ぐらいでブログのアクセスは増えます。
初心者がブログを100記事書けと言われる理由3つ
そもそもなぜ、「初心者はブログを100記事書け」と言われるのでしょうか。理由は下記3つあります。
- 100記事ぐらい書かないとデータが集まらないから
- 100記事書くと良くも悪くも結果が出るから
- 100記事書くと文章力がアップするから
上記のとおりです。
100記事ぐらい書かないとデータが集まらないから
ブログアクセスアップは、アクセス解析や検索順位のチェックが必要になりますので、記事数が増えれば増える程、集まるデータも増えます。
検索順位の調べ方は「【SEO】ブログの検索順位の調べ方【初心者向け】」をどうぞ。
データが増えれば、下記の分析精度が上がりますので、どの記事を改善すれば良いのか、どのような記事を増やせばよいのか等が分かるようになります。
- どの記事が一番アクセスが多く、どの記事が少ないのか
- どのカテゴリの記事がアクセスが多いのか
- どんな検索クエリでアクセスがあったのか、その順位など
しかし、記事数が少なければ集まるデータも少なくなりますので、分析精度が落ちるのは間違いありません。
例えば、下記2パターンのデータがあった場合、
- 10~30記事のデータ
- 100記事以上あるデータ
100記事以上あった方が分析しやすいのは間違いありません。
100記事書くと良くも悪くも結果が出るから
ブログを100記事書くと、良くも悪くも結果が出ます。
- 結果が出ている → 取り組み方や方向性に大きな間違いが無い
- 結果が出ない → 取り組み方や方向性が間違っている可能性大
ブログの記事が10~30ぐらいだと、データの母数自体が少ないため、良い結果なのか、悪い結果なのかの判断がつきにくいです。
しかし、100記事ぐらい書けばデータの母数は増えますので、方向性を定めやすいです。
100記事書くと文章力がアップするから
元々執筆の仕事をしていたり、文章を書くのが得意という方は別として、多くの初心者さんは文章を書く事に慣れていない場合が殆どです。
文章を書くことに慣れていないと、思うように文章が書けず、1記事書くのに何時間も費やすことになる場合が殆どです。
ちなみに、余談ではありますが、この記事を書いている筆者がブログを始めたての頃に書いた記事は、「【Web集客】ブログを書けば集客を効率化できる?【やる事多過ぎ】」という記事でも解説しているとおり、1記事書くのに8時間以上かけて書いてました。
このことは一生忘れません。
しかし、100記事ぐらい書くようになると、記事を書くスピードがあがり、文章力も上がりますので、文章を書く事が徐々に効率化されるようになります。
なお、「文章を書くのが苦手過ぎて、どうしても書けない」という方は本を参考にしながら書くのがおすすめです。
この記事を書いている筆者も、文章を書くのが苦手でしたが、文章の書き方の本を読んで、書き方を学びました。
文章が書けない時は、本に書いてある書き方をパクった方が上達も早いです。
文章力と書くスピードが上がる事の他、下記のようにキーワード選定や文章構成など、SEOの内部対策を施した記事が書けるようになります。
- キーワード選定(記事タイトル)
- 文章構成(見出しの構成)の作成
- ユーザーニーズの考察(検索意図)
内部対策を施した記事が書けるようになれば、検索順位は上がりやすくなります。
初心者がブログを100記事書いてアクセスを増やすコツ3つ
最後に、初心者がブログを100記事書いてアクセスを増やすコツを3つ紹介します。
- キーワードを意識して記事を書く
- 1つの分野(カテゴリー)に10~20記事は書く
- アクセス流入が多い記事の関連記事を増やす
上記のとおりです。
キーワードを意識して記事を書く
ブログの記事を書く時は、キーワードを意識して記事を書きましょう。
記事タイトルに上位表示を狙いたいキーワードを含めることはもちろん、記事の見出しにキーワードを入れて記事を書くようにしましょう。
例えば、「ブログ 収益化」というキーワードで上位表示を狙う場合、タイトルや見出しに「ブログ 収益化」というキーワードを含めて記事を書きましょう。
詳しい記事タイトルの付け方や、見出しの使い方は以下の記事をどうぞ。
1つの分野(カテゴリー)に10~20記事は書く
1つの分野(カテゴリー)に最低でも10~20記事は書くようにしましょう。
例えば、ブログに関する記事を書く場合、ブログの分野(カテゴリー)に関連する記事を最低でも10~20記事ぐらいは書くようにしましょう(このブログでも実際にそうしてます)。
具体的には、下記のようなイメージです。
- ブログ(カテゴリー)
- (記事)ブログを書くことのメリットとデメリット
- (記事)ブログに何を書けばいいのか分からない
- WordPress(カテゴリー)
- (記事)WordPressブログの始め方
- (記事)WordPressがSEOに強い理由と最適化の施策
関連記事に内部リンクで記事同士を繋げましょう
関連記事を書いたら、記事同士を内部リンクで繋げましょう。
関連記事同士に内部リンクを張ることで、ユーザーがサイト内を回遊しやすくなり、PV(ページビュー)の増加が期待できます。
また、「【SEO】内部リンクのメリットや張り方のコツを解説【基礎知識】」という記事でも解説しているとおり、内部リンクを張ることで検索エンジンの評価が上がり、検索順位が上がるようになります。
関連記事を書いたら、忘れずに内部リンクを張るようにしましょう。
アクセス流入が多い記事の関連記事を増やす
Googleアナリティクスを使い、検索経由のアクセス流入が多い上位10記事を調査して、アクセス流入が多い記事の関連記事を増やしましょう。
アクセスが多い記事は「検索エンジンから評価された記事」ですので、ブログアクセスの柱となる記事です。
柱となる関連記事を増やすことで、「その分野に詳しいブログ」という評価を受け、柱となる記事がさらに強化されることはもちろん、関連記事の評価もアップします。
まとめ
以上、初心者がブログを100記事書けばアクセスは増える?という事について解説しました。
闇雲に100記事書いたところで、ブログのアクセスが増えるほど簡単ではありません。
しかし、下記3つのことを意識しながら100記事書けば状況は異なります。
- 常にキーワードを意識して書く
- 1つの分野(カテゴリ)に10~20記事は書く
- 検索経由のアクセス流入が多い記事の関連記事を増やす
初心者でも月間1万PVは視野に入りますので、ブログを100記事書けばアクセスが増えるのかどうか心配の方は、上記3つを意識しながら記事を書くようにしましょう。