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【無料版あり】SEO分析ツールANATOMY【サイト分析を効率化】

【無料版あり】SEO分析ツールANATOMY【サイト分析を効率化】

SEO分析ツール「ANATOMY(アナトミー)」に興味があります。

ツールの特徴やメリット・デメリット、使い方を詳しく知りたいです。

この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。

本記事の内容
  • SEO分析ツールANATOMY
  • 無料版ANATOMYで使える分析機能4つ
  • 無料版ANATOMYの良かった点・メリット3つ
  • 無料版ANATOMYの気になる点・デメリット3つ
  • 無料版ANATOMYの始め方

なお、本記事の筆者はブログ歴が17年以上あり、15年近くブログ収益(Web集客・アフィリエイト)でご飯を食べています。

Googleアナリティクスやサーチコンソールは10年以上使用していて、日々、自分が運営しているサイトを分析しています。

こういった経験をもとに、本記事では、SEO分析ツール「ANATOMY(アナトミー)」の分析機能やメリット・デメリットを解説していきます。

ANATOMYは、GA4とサーチコンソールと連携することでサイトのアクセス状況を見える化してくれるSEO分析ツールです。

大手企業も導入していて、なおかつ低コストなのが特徴です。

当ブログでは2023年12月から実際にANATOMYを導入しており、導入前と比べて効率的にサイトの分析ができるようになり、これまで気づきにくかったサイトの課題点がどんどん見つかるようになりました。

有料ツールではありますが、無料版もリリースされていますので、SEO分析ツールに興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

SEO分析ツールANATOMY

ANATOMY(アナトミー)は、GA4(GoogleAnalytics)とGoogleサーチコンソールを連携することでアクセス解析とSEO分析を統合したSEO分析ツールです。株式会社シンメトリックが開発・提供しています。

参考リンク

GA4とサーチコンソール、2つの分析ツールを連携することで、

  • トラフィック元(流入元)
  • どのようなKWでサイトに流入があったのか
  • そのKWの検索ボリュームはどれぐらいなのか
  • KWの表示回数はどれぐらいあるのか
  • KW検索でどのページにアクセスがあったのか
  • 次はどのページに移動したのか(有料機能)

など、これまで個別に分析していた項目や、目が届きにくい部分を視覚的に確認できるようになります。

ANATOMYの特徴

ANATOMYの特徴は下記のとおりです。

  • 無料版あり(10サイトまで登録できる)
  • GA4とサーチコンソールのデータを統合して可視化できる
  • アクセス解析機能とSEO分析機能を統合
  • サイトの状況を5つのグラフで分析できる
  • 重要なページを週次でモニタリングできる
  • KWの検索順位と評価を分析できる
  • 任意のページを深堀して分析できる

ANATOMYを導入することで、サイト全体の状況や重要なページのアクセス状況・検索順位を把握しやすくなり、効率的に改善点を見つけられるようになります。

また、狙ったキーワードの検索順位や評価を把握しやすくなるので、新規記事作成のアイデアが浮かびやすいです。

無料版でも10サイトまで登録できるため、お試し感覚で利用できますよ。

無料版でできること

無料版でできることは下記4つです。

  • ドメインレポート → サイト全体の流入状況の分析(10サイトまで)
  • 登録URL分析 → ページごとの流入状況の分析(10ページまで)
  • 登録KW分析 → KWごとの流入状況の分析(10KWまで)
  • 検索インデックス分析 → ページごとのインデックス状況の分析(指名、目的、未分類のみ)

無料版は登録URL/登録KWの数が少なめではありますが、基本的なアクセス解析やSEOの概要を把握するための機能が備わっています。

正直、無料版だけでも十分すぎるほどの機能が備わっていると感じます。

しかも、無料版は期間の制限がありませんので、ずっと無料で使えます。

もちろん、

  • 分析対象のページを増やしたい
  • もっと多くのKWを登録したい
  • ユーザーがどのようにページを移動しているのかを分析したい

など、さらなる分析が必要な方は、有料プランにアップグレードすれば、より詳細な分析が可能です。

登録は1分でできますので、まずは実際にサイトのURLを登録して、ANATOMYの分析画面を確認してみてください。

無料で使えて、1分で登録できます!

以上がANATOMYの概要となります。続いて、無料版ANATOMYで使える分析機能を解説していきます。

無料版ANATOMYで使える分析機能4つ

無料版ANATOMYで使える分析機能は下記4つです。

  • ドメインレポート
  • 登録URL
  • 登録キーワード
  • 検索キーワード

上記のとおり。

ドメインレポート

ドメインレポートでは、過去6か月間のサイト全体の流入状況を分析できます。

ドメインレポートで分かることは下記5つです。

  • ①イベント・コンバージョンの推移
  • ②ページビューと流入
  • ③流入と自然検索
  • ④自然検索とSCクリック
  • ⑤SCクリック(積上)

上記順に解説します。

①イベント・コンバージョンの推移

イベント・コンバージョンの推移では、GA4のイベント分析を設定することで、コンバージョンの推移を可視化できます。

どのアクションが成果に最も貢献しているのか、一目で分かります。

GA4のイベント分析を最大3つ重ねて表示できます。

②ページビューと流入

ページビューと流入では、PV数(表示回数)と流入数の推移、平均回遊ページ数の推移を視覚的に分析できます。

平均回遊ページ数とは、Webサイトに訪問したユーザー1人あたりのPV数を示す指標です。

平均回遊ページ数の推移が可視化されることで、関連コンテンツを作成した時や内部リンクの修正を行った際にPVの変化が分かります。

平均回遊ページ数が増えれば、流入数が横ばいでもPV数を増やせます。

初期状態ではPV数と流入数が表示されますが、最大3項目(エンゲージメント・セッション・ユーザー)重ねて表示できます。

③流入と自然検索

流入と自然検索では、サイトの流入元(リファラー)と自然検索による流入数の割合を視覚的に分析できます。

広告経由、ダイレクトアクセス、SNS経由のアクセスなど、15項目のチャネルを選択できます。

④自然検索とSCクリック

自然検索とSCクリックでは、サーチコンソールのクリック数データによるGoogle検索からの流入と、GA4のアクセスデータによるYahoo!/Bing経由の流入の差を分析できます。

Google検索と、それ以外の検索エンジン経由のアクセスの推移を分析できます。

3つの参照元データ(Google/Yahoo!/BIng)を重ねて表示できます。

⑤SCクリック(積上)

SCクリック(積上)では、指名検索と目的検索の流入推移を分析できます。

KW検索によるアクセス流入の全体、目的検索、指名検索の流入の差が可視化されますので、自然検索による集客品質を分析しやすいです。

ちなみに、筆者のサイトは「指名検索が極端に低い」ことがわかりますね。

  • 指名検索:サイト名などによる検索。当サイトの場合、「takalog」などのKWで流入したアクセス数。つまり、当サイトのことを知っている・覚えているユーザーによるアクセス。
  • 目的検索:検索ユーザーのKW検索によるアクセス流入数。新規訪問者が多い。

登録URL

登録URLでは、サイト内の特定ページの流入状況を週次で分析できます。

任意のページの検索結果の表示回数とクリック数の推移を分析できます。

筆者のサイトは年末年始に表示数が極端に下がっていることが確認できます(年末年始は極端にアクセス数が減少することが一目で分かりますね)。

登録URLで表示されるページは、初期状態ではランダムで5ページ登録されますが、任意のページに入れ替え可能です。

無料版では10ページまで登録できます。

ページ詳細レポートでWebページの詳細分析が可能

ページ詳細をクリックすると、下図のようにページ詳細レポートが表示されます。

ページ詳細レポートでは、

  • 対象ページのキャプチャ
  • 対象ページのタグ構造
  • 検索インデックス(検索KW・順位・クリック数・表示回数・検索ボリューム)
  • 週次推移によるグラフ表示
    • セッション・流入・PV・ユーザー・エンゲージメントの推移
    • 流入チャネル別(自然検索、広告、メール、SNS、その他)推移
    • クリック数・キーワード数の推移

などを分析できます。

GA4とサーチコンソールのデータを分析できる

詳細レポートでは、サーチコンソールの検索パフォーマンスとGA4のアクセス分析データを用いた分析結果が表示されるため、これまで別々に分析していたものが1つのページでより詳細に分析できます。

登録キーワード

登録キーワードでは、KWごとの順位・クリック数の推移を週次で分析できます。

KWを登録すると、

  • 狙ったKWの検索順位の推移
  • クリック数

が可視化されるので、どのKWでどれぐらいのアクセスが発生しているのかを視覚的に確認できます。

無料版ではKWを10個まで登録できます。

検索インデックス

検索インデックスでは、検索キーワードを分析できます

検索インデックスで分かることは下記3つです。

  • キーワード分類(ポートフォリオ)
  • キーワードグループ
  • キーワード

上記の順に解説します。

キーワード分類(ポートフォリオ)

キーワード分類(ポートフォリオ)では、KWを5つに分類(指名・目的・関連・領域・未分類)して集計した結果が表示れます。

分類されたKWは構成比率を円グラフ・推移グラフで表示できます。

ちなみに、キーワード分類の意味はANATOMYのマニュアルでご確認ください。

公式サイト マニュアル | SEO分析ツール「アナトミー」

キーワードグループ

キーワードグループでは、「登録キーワード」で登録したKWのクリック数や表示回数の推移がグラフで表示されます。

キーワード

キーワードでは、KWごとの順位やクリック数、表示回数、CTRの推移をグラフで確認できます。

キーワードの編集(追加・削除)も可能です。

ちなみに、有料版にアップグレードすると、検索ボリュームも表示されます。

サーチコンソールの検索パフォーマンスに検索ボリュームが追加されるようなイメージです。

以上が無料版ANATOMYで使える分析機能です。続いて、無料版ANATOMYの良かった点・メリットを解説していきます。

無料版ANATOMYの良かった点・メリット3つ

無料版ANATOMYの良かった点・メリットは下記3つです。

  • 狙ったKWの流入をチェックしやすい
  • KWデータが可視化されて分かりやすい
  • ガイド付きで初心者でも理解しやすい

上記のとおり。

狙ったKWの流入を分析しやすい

ANATOMYは狙ったKWの流入を分析しやすいです。

収益KWを登録しておけば、

  • 検索順位の推移
  • クリック数の推移

などのデータをグラフで確認できます。

例えば、「WordPress 企業ブログ 作り方」というKWを登録すると、下図のように順位とクリック数の推移がグラフで表示されます。

もちろん、これだけならサーチコンソールでもできますが、「評価ページ詳細」をクリックすると、関連キーワード(検索クエリ)や流入元など、より詳細なデータを分析できるようになります。

これらのデータはサーチコンソールだけでは取得できません。

ANATOMYはGA4とサーチコンソールと連携しているため、こういった分析が可能になります。

これまでは別々のツールで分析していたデータが画面の移動なしで1つの画面で分析できようになるため、より詳細な分析が可能となります。

KWデータが可視化されて分かりやすい

ANATOMYを使うとKWデータが可視化されるので分かりやすいです。

見たい項目が一覧表示されるので分かりやすいです。

個人的に、分かりやすさはサイトを分析する上で重要だと思ってます。

サイト運営はやることが多いのに、分析ツールが使いにくければ操作方法を覚えるのに時間がかかり、余計な時間とストレスが増えます。

分析ツールが分かりやすければ、効率的なサイト分析が可能になります。

ガイド付きで初心者でも理解しやすい

ANATOMYはガイド付きなので初心者でも理解しやすいです。

例えば、下図はドメインレポートの画面ですが、各分析項目ごとにガイドが用意されています。

試しに、「ガイド表示」をクリックしてみます。

下図のようにグラフの見方の詳細解説が表示されます。

他の分析画面でも、マウスオーバーすると言葉の意味などが表示されるので、初めてツールを触る方でも理解しやすいです。

以上が無料版ANATOMYの良かった点・メリットです。続いて、気になる点やデメリットを解説していきます。

無料版ANATOMYの気になる点・デメリット3つ

ANATOMYの気になる点・デメリットは下記3つです。

  • レポートのデータは毎日更新されない
  • 機能が多く、使いこなすに時間がかかる
  • ページの移動を分析できない

上記のとおり。

レポートのデータは毎日更新されない

レポートのデータは毎日更新されません。

GA4やサーチコンソールから取得するデータはまとめて更新されます。GA4やサーチコンソールのように、前日の動きは確認できません。

  • 週次データ:毎週月曜日
  • 月次データ:毎月1日

公式サイト 新しいデータはいつ反映されますか?

とはいえ、ドメインレポートでは月途中のデータも表示されるので、毎日更新する必要性は低いと感じます。

機能が多く、使いこなすに時間がかかる

多機能な分析ツールなので、使いこなすのに時間がかかると思います。

筆者は「検索インデックス」の使い方がよく分からず、覚えるのに時間がかかりました。

日々、細かい分析を行っている方ならすぐ覚えると思いますが、「GA4は1か月単位の表示回数しか見ない」、「サーチコンソールは検索パフォーマンスのクエリをチェックして終わり」といった方は、最初は苦労するかもしれません。

ただ、マニュアルが用意されていますので、分からないことがあればマニュアルを見ればたいていのことは解決できます。

公式サイト マニュアル | SEO分析ツール「アナトミー」

ページの移動を分析できない

無料プランではページの移動を分析できません。

ページの移動とは、

  • ページAからページBへの移動
  • トップページからページBへの移動

など、サイトに訪問したユーザーが最初に閲覧したページから、次はどのページに移動したのかを分析する機能です。

ページの移動をチェックしたい方は、有料プランにアップグレードする必要があります。

ページの移動を分析することで、集客ページから収益ページへの導線や、内部リンクの設置個所・テキスト変更などの改善に役立ちます。

有料プランの「タイルビュー」を使うと、下図のようにページの移動状況を一目で分析できるようになります。

ただ、無料版でも十分な分析ができるので、まずは実際に使ってみて、そのうえでページの移動を分析するかを検討しても遅くは無いと思います。

以上がANATOMYの気になる点・デメリットとなります。続いて、無料版アナトミーの始め方を解説していきます。

無料版ANATOMYの始め方

それでは、無料版ANATOMYの始め方を解説していきます。

GA4とサーチコンソールが登録済みであることを前提に解説しますので、もしまだ登録していない方は下記記事を参考に登録しておいてください。

無料版ANATOMY登録の流れ

STEP
公式サイトにアクセス

下記リンクをクリックして、ANATOMYの公式サイトにアクセスします。

参考リンク

公式サイトにアクセスしたら、「今すぐ無料で始める」をクリックします。

STEP
新規アカウントの登録

無料プランの登録画面が表示されますので、ユーザー情報とアカウント情報を登録します。

登録画面は分かりやすいガイド付きです。

STEP
サーチコンソールと連携

アカウント登録後、Googleサーチコンソールと連携します。

STEP
分析対象データの選択

分析対象のサイトとサイト名を登録します。

STEP
アナトミー初回設定

キーワードと利用目的を回答します。

キーワードは後で編集できるので、サイト名だけ入れておけばOKです。

STEP
GA4(GoogleAnalytics)と連携

最後に、GA4と連携して登録完了です。

登録が完了したらANATOMYにログインし、「ダッシュボード」をクリックします。

無事、ドメインレポートが表示されました。

分析結果をもとにサイトの改善点をチェックしましょう。

まとめ

以上、SEO分析ツール「ANATOMY(アナトミー)」の分析機能やメリット・デメリットを解説しました。

ANATOMYを使うとGA4のアクセス解析とサーチコンソールのKW分析機能が1つに統合されるため、サイト全体のアクセス状況を把握しやすくなります。

無料でも十分な機能が使えますので、SEO分析ツールに興味をお持ちの方は、ぜひ試してみてください。

無料で使えて、1分で登録できます!

ちなみに、ANATOMY以外のSEOツールを知りたいという方は、malna株式会社さん運営メディアの「SEOのおすすめツールは?選び方もあわせて解説」という記事に20種類以上のSEOツールがまとめて紹介されていますので、ぜひチェックしてみるといいですよ。

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