
在宅でできる副業としてWebライターに興味があります。
全くの未経験ですが、文章を書くだけで稼げるならチャレンジしてみたいです。
副業でWebライターを始めるやり方を詳しく知りたいです。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- Webライターとして副業で稼ぐ手順
- Webライターとして副業で稼げる作業量と金額の目安
- Webライターとして高単価を稼ぐポイント3つ
なお、この記事の筆者は専業のWebライターではありませんが、副業のWebライターとして何本か執筆経験があります(高単価案件のみ)。今でも企業から執筆依頼を頂くことがあります。
ライター経験の他に、8年ぐらい前まで、筆者が発注者としてライターに仕事を発注をしていたこともあるので、Webライター関係のことは全くの素人ではないと自負しています。
こういった経験をもとに、この記事では、Webライターとして副業で稼ぐ手順をまとめました。
「Webライターとして副業でお金を稼ぎたいけど、何を始めたらいいか分からない」、「未経験なのに、どうやってやればいいの?」など、副業でWebライターを始めるにあたり、どのような流れで始めればいいのか、5つの手順でまとめています。
文章の書き方を学ぶ方法や、仕事の探し方、効率的に記事を作るやり方など、すぐに実践できる内容を盛り込みました。
手順どおりに進めれば、あとはやる気次第でWebライターとして今すぐデビューできますので、ぜひ一歩踏み出してみてください。
Webライターとして副業で稼ぐ手順


Webライターとして副業で稼ぐ手順は次のとおりです。
- 手順①:文章の書き方を学ぶ
- 手順②:クラウドソーシングに登録する
- 手順③:仕事を請ける
- 手順④:AI文章作成ツールを使って記事を作る
- 手順⑤:単価の高い仕事を請ける
上記のとおり。
手順①:Web記事の書き方を学ぶ
まず最初に、Web記事の書き方を学びましょう。
Webライターの仕事は、Web記事の文章を書くことです。
Web記事の文章は、新聞記事やネットのニュース記事のような文章や、国語の授業で習った文章の書き方とは異なり、文章の最初に結論を提示する、「逆三角形型」と呼ばれる文章構成で文章を書くことになります。
Web記事の多くは、文章の最初に結論が提示される書き方となっていますので、まずは逆三角形型で文章を書き進める癖をつける必要があります。
ポイントは文章の流れを押さえておくこと
書き方を学ぶといっても、文章を書くスキルは簡単には身につかないので、文章の流れをざっくり押さえておけばOKです。
また、後ほど詳しく説明しますが、最初から最後まで自分で文章を書くことは恐らくないと思いますので、最初のうちは、文章の流れを押さえることに注力した方がいいです。
おすすめは文章の書き方が学べる本を読む
Web記事の文章の書き方や文章の流れは本で学べますので、Webライター初心者向けの本を2〜3冊読んでおけばOKです。
多くの本を読んでも時間がかかりますし、多くの本を読んだからといって、文章を書くスキルが伸びる訳ではないので、中身の濃い本を2~3冊買って、同じ本を繰り返し読んだ方が身に付きやすいですよ。
Web記事の書き方が学べるおすすめな本2選
Web記事の書き方が学べる本はいろいろありますが、筆者のおすすめは以下の2冊です。
新しい文章力の教室


文章の基礎や、わかりやすい文章の書き方に加えて、Web記事の作り方が学べるので、Webライターの仕事をするなら手元に置いておきたい1冊です。
沈黙のWebライティング


Webライターが押さておくべき重要スキル、「SEOライティング」についてまとめられた本です。マンガでSEOの基礎やSEOライティングが学べます。
手順②:クラウドソーシングに登録する
Web記事の書き方が学べる本を読んで基礎を押さえたら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトには、ライター案件の募集が数多くあります。
例えば、下図はクラウドソーシングサイトの1つ、「クラウドワークス


下図のような感じで、ライター案件の募集が数多くあります。


なお、クラウドソーシングサイトを利用するにあたり、報酬を受け取るために銀行口座が必要ですので、楽天銀行の口座などを用意しておくといいですよ。
詳しくは別記事の「Webライターが最初に揃えるべきツール9選」をどうぞ。
クラウドソーシングサイトは代金回収の心配なし
発注者からのお金の回収は、クラウドソーシングサイトが発注者から事前に仮払金を受け取る仕組みとなっています。
ですので、「記事を書いて納品したのに、お金が回収できない!」という心配もありません。
クラウドソーシングサイトを利用すれば、お金の回収面の心配をすることなく、執筆作業に集中できます。
ちなみに、クラウドソーシングサイトはいろいろありますが、ひとまず下記3つのサイトに登録しておくといいですお。
どのサイトも登録は無料なので、実際に登録して、どんな案件があるのかチェックしてみてください。
クラウドソーシングサイト以外に仕事を探したい方は、別記事の「Webライターの仕事の探し方【募集案件を探す方法】」で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
手順③:仕事を請ける
クラウドソーシングサイトに登録したら、「未経験OK」や「初心者OK」で募集している案件に応募して、実際に仕事を請けましょう。
「一度もやったことが無いのに、いきなり応募しても大丈夫ですか?」と思うかもしれませんが、全く問題ありません。気にしないでください。
未経験OK/初心者OKの案件は、発注者側も記事の質を求めていません(その分、報酬は低いです)。なので、余計な心配は無用です。
書けそうなテーマやジャンルがあれば、どんどん応募しちゃってください。
ここでのポイントは実績を作ること
単価が低いと稼げないのでは?と思うかもしれませんが、ここでの重要なポイントは実績を作ることです。
未経験OKの案件は単価が低いので、正直、子供のお小遣い程度の稼ぎにしかならないので、単価が低い案件の仕事に応募したところで、稼ぎはたかがしれてます。
しかし、単価の低い案件でも、仕事を請けて記事を納品すれば執筆実績ができます。
実績ができると、クラウドソーシングサイトのライタープロフィール欄に実績として表示されるようになります。
これは、単価の高い案件を請けるにあたって、重要なポイントとなります。
実績が表示されるようになると、今後、高単価の案件を請けやすくなるので、まずは数をこなすといいですよ。
ライター案件を色々見ていれば分かると思いますが、案件の中には、「初心者OKだけど実績ゼロはNG」という案件もあります。
なので、単価が低くても「安過ぎて厳しいかも…」と考えず、研修期間と割り切り、案件を請けるようにしましょう。
手順④:AI文章作成ツールを使って記事を作る
仕事を請けたら、AI文章作成ツールを使って記事を作りましょう。
「AIを使っていいの?」と思われるかもしれませんが、自分の力で文章を書こうなどと思わないでください。
残念ながら、Webライター初心者の方が本を何冊も読んで基礎知識を学び、一生懸命書いた文章よりも、Webライター初心者がAI文章作成ツールを使って作成した文章の方が、記事の質は圧倒的に高いです。
- Webライター初心者が自分の力で書いたWeb記事
- Webライター初心者がAI文章作成ツールを使ってWeb記事
記事の質の高さに加えて、それなりの質の記事が数分で出来上がります。
時間をかけても質が低ければ意味ないので、AIに任せた方が無難です(というより、確実です)。
AI文章作成ツールを使えないWebライターは稼げない
断言できますが、AI文章作成ツールを使えないWebライターは、この先、仕事を受注できなくなります。
2~3年前であれば、そのようなことはありませんでしたが、AI文章作成ツールの急速な進歩により、状況は一変しました。
AI文章作成ツールが使えないということは、
- 仕事が遅い
- 記事の質が低い
ということを意味しますので、発注者目線で考えればWebライターに記事を書いてもらう必要性がありません。
そこそこの質の記事は、ライターを雇わなくてもAI文章作成ツールに投げれば、Webライター中級者程度の記事であれば、わずかな時間で作れるからです。
ちなみに筆者は、発注者としてWebライターに仕事を依頼していた時期がありましたが、ここ1~2年は一切発注していません。理由は、AI文章作成ツールを使った方が楽だからです。
筆者と同じように考えている発注者は多いので、必ずAI文章作成ツールを使って記事を作るようにしてください。
おすすめなAI文章作成ツール3つ
AI文章作成ツールはいろいろありますが、筆者のおすすめは下記3つです。
正直、ChatGPTだけでもOKだと思いますが、初めての方はWeb記事を作る流れが分からないと思いますので、まずはCatchy(キャッチー)
記事作成のテンプレートがあり、「タイトル作成」、「見出し構成の作成」、「本文の作成」というように、Web記事をステップバイステップで作れるようになっています。
テンプレートがあると楽ですし記事作成の流れが分かりやすいので、初めのうちはCatchy(キャッチー)
手順⑤:単価の高い仕事を請ける
単価の低い仕事を請けて、AI文章作成ツールを使って記事の納品し、クラウドソーシングサイトのプロフィール欄に実績が何件か表示されるようになったら、徐々に単価の高い案件に応募しましょう。
実績が数件だったとしても、実績があれば経験者として応募できるようになります。
自信をもって、今までの単価よりも高い案件を請けましょう。
文字単価1円以上の案件に応募しましょう
単価の目安としては、文字単価1円以上がベターです。
実績があるのに1円以下の案件を請けても稼げないので、文字単価1円以上の案件に応募しましょう。
ちなみにこの時、「今まで0.1円~0.3円とかの案件しかやっていないのに、いきなり単価を上げても大丈夫なのかな?」と心配される方がいますが、全く問題ありません。
そもそも、0.5円も、1円も、1.2円も、発注者が求めている記事の品質に差はないですし、以下のような考えを持っている訳でもありません。
- 0.3円だからこれぐらいでも気にしない
- 1円だからこれぐらいはやって欲しい
求めている記事の期待値はほとんど変わらないので、気にしなくてOKです。
実際、筆者が発注者として記事を発注していた時も、テスト的に金額を上下させていただけだったので、全く気にしていない場合がほとんどです。
さすがに、文字単価が4円~5円を超えてくると発注者の期待値は高くなりますが、1~2円で期待値が上がることは考えられません。
報酬を払う側がそもそも気にしていない場合が多いので、1円以上の案件に応募するといいですよ。
Webライターとして副業で稼げる作業量と金額の目安


Webライターとして副業で稼げる作業量と金額の目安は下表のとおりです。
ライター経験期間 | 文字単価 | 月収(10~15記事納品) |
---|---|---|
~1か月 | 0.1円~0.3円 | 5千円前後 |
1か月~2か月 | 0.5円~1円 | 1万円~3万円 |
3か月~半年未満 | 1円~1.5円 | 3万円~5万円 |
半年以上~1年未満 | 1.5円~2円 | 5万円~10万円 |
1年以上~2年未満 | 2円~3.5円 | 10万円~16万円 |
2年以上 | 3.5円~ | 16万円~ |
ライターの収入は以下の要素で決まります。
- 文字単価 × 文字数 × 執筆記事数
上記のうち、文字単価がライターで稼ぐうえで大きなウエイトを占めます。
文字単価が高ければ高いほど、少ない労力で大きく稼げるようになるので、「手順⑤:単価の高い仕事を請ける」という項目でも解説しているとおり、単価の高い案件を請けるようにした方がいいのです。
Webライターとして高単価を稼ぐポイント3つ


最後に、Webライターとして高単価を稼ぐポイントを3つ紹介します。
- 単価が低い仕事を避ける
- ライティングスキルを磨く
- ブログを書く
上記のとおり。
単価が低い仕事を避ける
単価が低い仕事は避けましょう。
「Webライターとして副業で稼げる作業量と金額の目安」という項目でも解説しているとおり、Webライターで稼げる金額は以下の計算式で決まります。
- 文字単価 × 文字数 × 執筆記事数
上記のうちで最も重視すべきは文字単価です。
文字単価が低いと、どれだけ頑張っても稼ぎは伸びませんが、文字単価が高ければ稼ぎを伸ばしやすいです。仮に、今まで文字単価1円で仕事を請けていた人が、2円で仕事を請けることができれば、報酬は倍増します。
単価が低い仕事を請けていると、いつまで経っても稼げるようにはなりません。
AI文章作成ツールを活用すれば効率的に記事が作れるとはいえ、単価が低い仕事を請けて1か月に何十万円も稼いでいるWebライターとか聞いたことがありません。
単価が低い仕事を請けているうちは稼げないので、少しでも単価の高い案件を請けるようにした方がいいですよ。
ライティングスキルを磨く
単価を上げるために、ライティングスキルを磨きましょう。
AI文章作成ツールを使えばそこそこの記事が作れますが、正直、まだまだ人間が書いた文章には及びません。
まだまだ、人が実際に文章をチェックしたり、手直しする必要があります。
ライティングスキルが低いと、AI文章作成ツールで作成された、微妙な違和感に気づけなかったり、どのように修正すればいいのか思いつかないので、文章の質をさらに高めるために、ライティングスキルは磨くべきです。
ライティングスキルが上がるとAIツールが作成した記事の質も上がる
ライティングスキルが上がると、AI文章作成ツールが作成した記事の質も上がります。
ライティングスキルは、プロンプト(AIツールへの指示文)に反映されるので、成果物となる文章もより良い文章が出来上がります。
同じAIツールを使っても、ライティング初心者とベテランライターでは下記のような差が出ます。
- ライティング初心者のプロンプト → そこそこの文章が生成される
- ベテランライターのプロンプト → 質の高い文章が生成される
記事の質が高ければ文字単価が上がる
記事の質が高ければ文字単価は上がりやすいです。
質の高い記事が作れるライターは貴重なので、発注者としては多少単価が高くても依頼したいと考えるようになります。
記事の質は文字単価に直結しますので、継続的に高単価案件を受注できるようになるためにも、ライティングスキルを磨くといいですよ。
WordPressに直接入稿できるライターは貴重な戦力
ライティングスキルが低くても、WordPressに直接入稿できるライターは貴重な戦力です。
Webライターを募集している発注者の多くはWordPressでサイトを運営しているため、テキストやワードファイルで納品されるよりも、直接入稿してくれた方が運営しやすいのは間違いありません。
ちなみに、WordPressに対して「操作が難しそう」というイメージを持っている方がいますが、無料ブログとほとんど変わらないです。
詳しくは別記事の「WordPressは難しい?【無料ブログと変わらない】」をどうぞ。
WordPressに直接入稿できるというだけで文字単価が上がるので、覚えておいて損はないです。
ブログを書く
ブログを書くと高単価の案件を獲得しやすくなるのはもちろん、以下のメリットがあります。
出典:Webライター初心者はブログを書くのがおすすめ【収入Upの近道】
- Webライティングスキルが鍛えられる
- 仕事を受注しやすくなる
- ライティング以外の収入が増える
- Webマーケティング力が上がる
- SEO対策を実践しつつ理解できる
- WordPressに直接入稿の案件を受注できる
また、Webライターの稼ぎは基本的に記事を書くという労働収入のみとなりますが、ブログを書くと労働収入以外に、記事から収益が発生する資産収入が増えるようになります。
Webライターとして高単価を稼ぐなら、ブログは外せません。
ブログを書くならWordPress一択
ブログを書くならWordPress一択です。
費用はかかりますが、WordPressの使い方を覚えられるので、WordPressに直接入稿する案件を請けれます。
また、広告も自由に貼れるので、広告収入も狙えます。
ちなみに、ブログをすすめると、無料ブログを使おうとする方がいますが、無料ブログは収益化に向いてません。文章を書く練習にはなりますが、それ以外にメリットが無いので避けるべきです。
詳しくは別記事の「無料ブログで収益化に挑戦→失敗して後悔する人が多い理由」をどうぞ。
WordPressは毎月費用はかかりますが、月千円程度のことですし、料金を払う以上に大きなものを得られますので、ライター収入を大きくしたい方は、WordPressでブログを書きましょう。
WordPressブログの始め方は、別記事の「WordPressブログの始め方【全手順を図解入りで解説】」をどうぞ。
以上の3つがWebライターとして高単価を稼ぐポイントとなります。続いて最後に、Webライターの副業を始める時のよくある質問とその答えを解説していきます。
Webライターの副業を始める時のよくある質問


Webライターの副業を始める時のよくある質問とその答えは下記のとおりです。
- 未経験でも稼げますか?
- AIで作成した記事を納品しても大丈夫ですか?
- AIの情報は不正確だと聞きますが大丈夫ですか?
- AIは苦手なので自分で文章を書いても大丈夫ですか?
- スマホだけで仕事できますか
上記のとおり。
まとめ
以上、未経験者がWebライターとして副業を始める手順や、ライターとして高単価を稼ぐポイントを解説しました。
未経験者がいきなり仕事を請けるのは心理的なハードルが高いと感じるかもしれませんが、発注者側はそこまで質を求めていませんし、AI文章作成ツールを使えばそこそこの記事が出来上がるので、心配無用です。
なので、少しでも興味があるなら、まずはチャレンジしてみるといいですよ。