
- Webライター初心者はブログを書いた方が良いの?
- 実績をまとめたポートフォリオサイト変わりになるから、仕事に繋がりやすいとはよく聞くけど、他にどんなメリットがあるのかな。
- Webライター初心者がブログをやるメリットを知りたいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- Webライター初心者にブログがおすすめな理由1つ
- Webライター初心者がブログを書くメリット7つ
- Webライター初心者がブログを書くデメリット2つ
なお、この記事を書いている筆者は、専業のWebライターではありませんが、Webライターとしていくつかの記事を執筆した経験があり(高単価案件のみ)、今でも企業から直接ライティング依頼を頂くことがあります。
Webライティングだけでなく、専門誌の執筆経験もあります。
ライター経験の他に、6年ぐらい前まで、筆者が発注者としてライターに記事を発注していたこともあります。
こういった経験をもとに、この記事では、Webライター初心者にブログをおすすめする理由と、ブログを書くメリット・デメリットを解説します。
Webライターの仕事だけでも疲れるのに、なぜ、ブログを書いた方が良いのか疑問に思っている方の参考になりますと幸いです。
目次
Webライター初心者にブログがおすすめな最大の理由1つ
Webライター初心者にブログを書くのがおすすめな最大の理由は1つです。
- 労働収入以外の収入を作れること
上記のとおりてす。
労働収入以外の収入を作れること
Webライターの収入は受注した案件に対して支払われる原稿料です。
記事を書けば書くほど原稿料は増えますが、書くのを止めれば原稿料はありません。
つまり、Webライターは「記事を書く」という労働の対価として報酬を得ることになるため、その収入は「労働収入」となります。
一方、ブログの場合、「記事を書く」ということは同じでも、1本記事を書けば、その記事が将来にわたって収益をもたらしてくれるようになりますので、資産的な収入を得られるようになります。
- Webライター → 1記事いくらの「労働収入」
- ブログ → 記事を書けば、将来にわたって収入が発生する「資産収入」
1本の記事を書く時間は同じでも、Webライターとして書く記事は時間の切り売りになりますが、ブログは将来にわたって収入をもたらしてくれます。
やってることは変わらなくても、1年、2年と時間が経てば経つほど、その差は大きくなります。
これが、Webライターにブログをおすすめする最大の理由です。
資産収入を得られる他に、Webライター初心者がブログを書くメリットはありますので、次のパートで詳しく解説します。
Webライター初心者がブログを書くメリット6つ
Webライター初心者がブログを書くメリットは6つあります。
- Webライティングスキルが鍛えられる
- 仕事を受注しやすくなる
- ライティング以外の収入が増える
- Webマーケティング力が上がる
- SEO対策を実践しつつ理解できる
- WordPressに直接入稿の案件を受注できる
上記のとおりです。
Webライティングスキルが鍛えられる
ブログを書くと、Webライター案件以外に文章を書くことになりますから、単純に書く量が増えます。
文章は書けば書くほど上達しますので、ブログを書くことでWebライティングスキルが鍛えられます。
また、Webライター案件の場合、文章の表現や書き方が指定される場合が多いため、100%自分で文章を考えて書くことが少ないため、スキルアップしにくい環境にあります。
書く本数も決められているため、決められた本数を書いて納品すれば、次の依頼があるまで文章を書くことが無いので、文章を書く量が多くはありません。
一方、ブログの場合、自分で自由に文章を考えて書くことができるため、文章を書く練習になるのはもちろん、自由に何本書いて良いため、文章を書く量が増えます。
書く量が多ければ多いほど、Webライティングスキルは鍛えられます。
仕事を受注しやすくなる
Webライターがブログを書くと、仕事を受注しやすくなります。
理由は、ブログはライターとしての実績はもちろん、Webライティングスキルを証明するポートフォリオサイトになるからです。
これは、発注者目線で考えれば分かると思いますが、ライティングスキルが分からない方に発注するのはリスクが伴います。
ライターがブログを書いていれば、ブログを見ればライティングスキルは一目瞭然ですが、ブログが無ければ提出された過去の実績から判断することになるため、判断材料としては少ないです。
それに、ライターから提出された過去の実績は、発注者側が記事を公開する前に手直しすることがあるため、発注者はライターのスキルを評価しにくい部分があります。
ブログを書いていれば、発注者にライティングスキルを証明できるようになるため、仕事を受注しやすくなります。
ちなみに、「【Webライター初心者向け】ポートフォリオの作り方【受注率UP】」という記事でポートフォリオの作り方を紹介していますので、是非どうぞ。
ライティング以外の収入が増える
Webライターの収入は、受注した案件に対して支払われる原稿料のみですが、ブログを書くことでWebライター以外の収入が増えるようになります。
代表的な収入は下記のとおりです。
- 広告収入
- 自分の商品・サービスの販売
- 書籍の執筆依頼
上記のうち、広告収入(Googleアドセンス、アフィリエイト)が手っ取り早く収入を作る方法となります。
アフィリエイトの詳しい仕組みは「アフィリエイトとは?仕組みやメリット・デメリットを解説【図解入り】」をどうぞ。
また、自分の商品やサービスをお持ちの方は、ブログを書けばブログ経由で販売できるようになります。
Webライターの案件をこなしているだけではこうした収入は作れませんが、ブログを書けば広告収入や自分の商品やサービスを販売できるようになります。
Webマーケティング力が上がる
ブログを書くと仕事を受注しやすくなったり、ライター以外の収入が増えるようになるとお伝えしましたが、
闇雲に記事を書いたところでこうしたことは実現できません。
記事を書く時は下記のことを意識しながら書く必要があります。
- どのような記事を書けばブログにアクセスが増えるのか?
- どのようなキーワードで記事を書けば良いのか?
- そのキーワードで検索しているユーザーの検索意図は?
- ユーザーは何を求めているのか?
- どのような記事を書けば収入に繋がるようになるのか?
つまり、日常的にWebマーケティングの事を考え、実践するようになりますので、結果的に自然とWebマーケティング力が鍛えられるようになります。
SEO対策を実践しつつ理解できる
ブログを書くと、SEO対策を実践しつつ理解できるようになります。
SEO対策の知識は、本を読めば一通りの知識は得られますが、知識として知っているだけで、実践できなければ意味はありません。
ブログを書くとSEO対策を実践することになりますので、実践のなかから理解できるようになり、「このような構成で記事を書けば上位表示が狙える」という仮説を立てて、確度の高い対策ができるようになります。
また、発注者としてもSEO対策を実践できるWebライターは貴重な戦力です。SEO対策を意識した記事が書けるとなると、文字単価は上がります。
- 低単価:SEO対策のことは全く分からない
- 低単価:SEO対策の知識はとりあえずあるけど、実践できない
- 高単価:SEO対策の知識は一通りあり、実践できる
WordPressに直接入稿の案件を受注できる
Webライター案件の中には、WordPressに直接入稿できる人を募集していることが少なくありません。
そのような案件の詳細を見れば分かると思いますが、テキストファイルやワードファイルで入稿するより、直接入稿した場合は文字単価が上がります。
WordPressでブログを書いていれば使い勝手が分かりますから、直接入稿の案件を請けることができます。
WordPressは難しくないの?と思われるかもしれませんが、「【初心者】WordPressは難しい?【無料ブログと変わらない】」という記事でも解説しているとおり、操作感は無料ブログと変わりませんので、覚えた方が良いです。
このように、Webライター初心者がブログを書くメリットは多いです。
ただし、メリットばかりではなく当然、デメリットもありますので、次のパートで詳しく解説します。
Webライター初心者がブログを書くデメリット2つ
最後に、Webライター初心者がブログを書くデメリットを2つ紹介します。
- 記事を書くのが疲れる
- 適当な記事を書くと機会損失になる
上記のとおりです。
記事を書くのが疲れる
単純に記事を書くのが疲れます。
Webライターの仕事で記事を書いて、プライベートのブログでも記事を書くわけですから、単純に作業が倍以上増えます。
ちなみに、この記事を書いている筆者は、ブログ歴が15年以上ありますが、それでも1日2記事も書けばヘトヘトになります。
Webライターの案件が少なければブログを書く時間と労力にゆとりがあると思いますが、ライター案件を請けて記事を書いていたら、疲れてブログまで手が回らなくなると思います。
適当な記事を書くと機会損失になる
「仕事を受注しやすくなる」という項目で、ブログはWebライティングスキルを証明するポートフォリオサイトになるとお伝えしましたが、必ずしもそうなる訳ではありません。
きちんとした記事を書いていればポートフォリオサイトになりますが、適当な記事を書いていると、機会損失となります。
適当な記事や、内容が良く話ならないブログ記事を見た時、発注者は次のような気持ちになります。
- ブログの内容:内容が無く、文字数の少ない日記記事
- 発注者の心理 → 読者目線で記事が書けない人なのかな?
- ブログの内容:話があちこちに飛んで、何を伝えたいのか分からない記事
- 発注者の心理 → 論理的な文章が書けない人なのかな?
- ブログの内容:愚痴や文句、政治的な発言が多い
- 発注者の心理 → 扱いにくい人かもしれない(トラブルを起こすと面倒だから依頼するのは止めよう)。
このように、適当なブログを書いていると、ライティングスキルが低いWebライターと思われたり、扱いにくい人と思われ、仕事を受託しにくくなることがありますので、適当な記事を書くのは止めましょう。
まとめ
以上、Webライター初心者はブログを書くのがおすすめな理由と、ブログを書くメリットとデメリットを紹介しました。
適当なブログを書くと機会損失となりますが、きちんと書いていれば普通にメリットばかりなので、Webライター初心者の方は、是非、ブログを書きましょう。