
- ブログを始めて20記事書いたけど、ネタ切れして書くことがなくなってきた。
- いくら考えても記事ネタが浮かばないから新しい記事が書けないし、記事が少ないから検索経由のアクセスは全然増えない。
- ネタが思いつかな過ぎて辛過ぎるから、良い記事ネタの探し方があれば知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- ブログ初心者がネタ切れして記事が書けない時の記事ネタの探し方3選
- ブログ初心者がネタ切れして記事が書けない時にやらない方が良いことは3つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が14年以上あり、12年近くブログ収益でご飯を食べています。
これまで立ち上げたブログは有料と無料を合わせると覚えているだけでも30以上あり、ブログの記事を書く難しさは身を持って知っていると自負しています。
こういった経験をもとに、ブログを立ち上げて記事を20本ほど書いたあたりで記事ネタが尽きてしまい、新しい記事が書けなくてお悩みの方向けに、
記事ネタの探し方や記事が書けない時にやらない方が良い事を解説します。
好きなところから読めます
ブログ初心者がネタ切れして記事が書けない時の記事ネタの探し方3選
最初に、ブログ初心者がネタ切れして記事が書けない時の記事ネタの探し方を3つ紹介します。
- 過去記事を読み返して足りない部分を探す
- SEOキーワードを参考に記事ネタを探す
- QAサイトで記事ネタを探す
上記のとおりです。
過去記事を読み返して足りない部分を探す
1つ目、過去記事を読み返して足りない部分を探す方法です。
今まで書いた記事を読み返して、説明が足りないと感じた記事をピックアップして、内容を補足する新しい記事を書きましょう。
記事を書いている時は気づきにくいかもしれませんが、後で読み返すと気づくことはよくあります。
- ここは説明が足りない → 記事にする
- 詳しく知りたいと感じた部分があり、答えを検索で調べた → 調べたことを記事にする
こういったことは全て記事ネタになりますので、気づいたら記事にしましょう。
過去記事を読み返して記事ネタを思いつく実例
少しでもイメージしやすいように、筆者が2019年に書いた「iPhoneからGoogle pixel3に移行した感想【実体験】」というレビュー記事を元に解説します。
この記事は「長年iPhoneを使っているけど、Google Pixel3に興味があって、機種変更しようか考えている」方に向けて書いた記事です。
Google Pixel3のOSはAndroidなので、iPhoneからAndroidに機種変更を検討している方が、機種変更の時に心配になりそうな事などを書いていたのですが、記事中に「LINEのトーク履歴を移行できない」ということに触れました。
最初に記事を書いた時は、感じたことをそのまま書いただけなのですが、
後々記事を読み返した時に、「LINE以外に移行できないデータが書かれていないから、機種変更を検討している方は検索で調べるだろうな」と思い、以下の記事を書きました。
また、この記事は「ソフトバンクオンラインショップで機種変更した、便利なのでおすすめ」と締めくくっているのですが、
客観的に、「今まで店舗で機種変更している人からすると、オンラインショップでの機種変更手続きは不安だろうから、手続きの流れを検索で調べるだろうな」思い、以下の記事を書きました。
このように、過去記事を読者視点で記事を読み返すと、足りない情報に気づく事があります。
そして、その気づきは記事ネタになりますので、今まで書いた記事を読者視点で読み返してみましょう。
文字数が少なくても気にしなくてOK
過去記事の内容を補足する記事を書く時、「1つの記事にする程の文章量がないかも…」と思うことがありますが、そこは気にしなくてOKです。
とりあえず記事を書いて公開して、後で記事を読み返し、「ここの説明が足りない」と気づいた時に文章を付け足せば良いだけなので、今の時点で気にする必要はありません。
今は記事を書くことに集中しましょう。
SEOキーワードを参考に記事ネタを探す
2つ目は、Google検索のサジェストキーワードを参考に記事ネタを探す方法です。
例えば、検索窓に「ワイン」というキーワードを入力すると、下図のようにサジェストキーワードの候補が表示されます。
試しに、「ワイン 開け方」というキーワードをクリックしてみます。
すると、下図のように「ワイン 開け方」の後に続くキーワードが出現します。
ちなみに、サジェストキーワードは検索結果の一番下にも表示されます。
このサジェストキーワードを参考に記事ネタを探します。
サジェストキーワードはユーザーが求めている情報
サジェストキーワードはユーザーが探している情報です。
記事ネタの参考になるばかりか、検索結果で上位表示を狙いやすくなります。
キーワードがあると記事が書きやすくなる
キーワードがあると記事が書きやすくなります。
例えば、「ワイン」に関する記事を書く場合。
「ワイン」という1つのキーワードを元に記事を考えるよりも、「ワイン 開け方」という2つのキーワードで記事を考えた方が記事の内容が絞られるので書きやすくなります。
キーワードを増やすことで書く内容を絞れる
「ワイン 開け方」というキーワードの後にスペースを追加すると、下図のように3つ目のキーワードが出現します。
キーワードが3つ出現すると、より記事の内容を絞れますので、記事ネタをさらに探しやすくなります。
タイトルの作成例
例えば、「ワイン 開け方 裏ワザ」というキーワードを元に記事を書こうと考えた場合、
- 「ワインコルクの開け方裏ワザ3選」
- 「失敗しないワインコルクの開け方!正攻法から裏ワザまでご紹介」
というようなタイトルを考えやすくなります。
このように、サジェストキーワードを参考にすると記事ネタが探しやすいです。
キーワードを3つ入れると検索ニーズの高い記事が書けるのでSEO効果が高い
キーワードを増やすと記事ネタを探しやすなるだけでなく、検索ニーズの高い記事を書けるようになるので、上位表示されやすくなります。
キーワードが2つある記事は競合が多く、2つのキーワードで上位表示を狙うのは難しいですが、キーワードが増えれば競合が減るので、上位表示を狙いやすくなります。
キーワードが増えると上位表示が狙いやすくなる詳しい仕組みについては、「【基礎知識】ロングテールSEOとは?メリットやKWの探し方を解説」をどうぞ。
Q&Aサイトで記事ネタを探す
3つ目は、Q&Aサイトで記事ネタを探す方法です。
Q&Aサイトいろいろありますが、代表的なサイトは以下の2つです。
上記のQ&Aサイトで記事ネタを探します。
Q&Aサイトで記事ネタを探す方法
試しに、「教えて!goo」を使って記事ネタを探してみましょう。
検索窓に「ワイン チョコ」という2つキーワードで検索すると、いくつかの候補が表示されます。
その中に、以下のQ&Aがあったのでピックアップします。
質問は検索ユーザーのニーズでもある
Q&Aサイトに質問があるということは、検索ユーザーのニーズがあるという事です。
ニーズに答える記事を書けば一定のアクセスが見込めます。
ですので、質問と回答をチェックして、
- 自分ならもっと良い回答ができる
- もっと分かりやすく・読みやすくまとめた記事を書ける
と感じたら、記事を書いてみましょう。
検索で上位表示できる可能性が十分あります。
【注意】回答内容をそのままパクるのはやめましょう
言うまでもありませんが、回答内容をそっくりそのままパクるのは止めましょう。
文章のパクリは著作権の侵害にあたります。
回答内容はあくまで参考程度にとどめて、記事を書く時は自分の考えや言葉に置き換えて書きましょう。
ブログ初心者がネタ切れして記事が書けない時にやらない方が良いことは3つ
最後に、ブログ初心者がネタ切れして、記事が書けない時にやらない方がよいことを3つ紹介します。
- アクセス解析は見ない
- Twitterを参考にしない
- 無理して記事を書こうとしない
上記のとおりです。
アクセス解析は見ない
アクセス解析は今の段階で見ない方が良いです。
ブログを立ち上げる際、アクセス解析ツールのGoogleアナリティクスを設置される方が殆どだと思います。
ブログのアクセス状況は気になると思いますが、ブログ初心者の方が20記事ぐらい書いたところでブログのアクセスはそう簡単には増えません。
なので、今の段階で見る必要性がありません。
ブログの記事を書くのは大変な作業です。
「自分は楽しんでいる」という方でも、1記事公開するのにかなりの労力と時間を必要とします。
これだけの労力と時間をかけて、「1日のアクセス数が10しかなかった」、「今日のアクセス数はゼロだった」となれば、モチベーションを維持するのが難しくなります。
そして、大半の方は、この絶望的な数字をみてブログの継続を断念します。
ブログは継続してなんぼなので、記事を書き慣れるようになるまで、アクセス解析は見ない方が良いです。
Twitterを参考にしない
ブログ初心者の方は、Twitterを参考にしない方が良いです。
理由はいくつかあるのですが、かいつまんでいうと以下のとおりです。
- ジャンルが異なれば検索ボリュームも違うから、ジャンルが異なる人の意見は当てにならない事がある。
- ブログ収益化でも、自分の商品を売るのと他人の商品を売るのでは考え方が違う。
- ブログ上級者の「簡単」は、初心者には「激ムズ」で参考にならない。
- そもそも、初心者は情報の選別ができないので、色々な情報を見ても迷走するだけ。
こうした理由から、Twitterを参考にしてもあまり意味無いです。
多分、今の段階では分からないかもしれませんが、少しでもブログから収益が出るようになると、このことが腑に落ちると思います。
Twitterを参考にするぐらいなら、自分のブログを何度も読み返した方が良いです。
無理して記事を書こうとしない
何をしても記事ネタが思いつかない時は、無理して記事を書く必要はありません。
書けない時はどうあっても書けませんし、苦行みたいにひたすら思いついた事を書いてみたり、色々なブログを読み漁っても、書けない時は書けません。
それに、パソコンの前に座っているからといって、書けないものは書けないので、こんな時はブログから離れて、本を読んだり、気分転換に違う事をした方が良いです。
何日か時間を空けて、自分の書いたブログを読んで、その時に少しでもやる気が出てきたり、記事ネタを思いついた時に記事を書けば良いと思います。
少なくとも、この記事を書いている筆者はそうしてきました。
まとめ
以上、ブログ初心者が最初の20記事を書いて、30記事を目指す時にネタ切れして記事が書けない時の記事ネタの探し方と、記事が書けない時にやらない方が良いことを解説しました。
過去記事の内容を補足する記事や、サジェストキーワードを元に記事ネタを考えれば、あと10記事ぐらいは書く事が見つかるのでは?と思います。
全く思いつかなければ、無理して書く必要もありませんので、長期的な目線で、コツコツ続けましょう。