
- Google検索のキーワードサジェストを参考に記事を書いているけど、表示される数が少ないからなかなか書くネタが思い浮かばないよ
- もっと網羅的にキーワードを確認できるツールがあれば教えて欲しいよ。
- 関連キーワードを参考に記事を書く方法を詳しく教えて欲しいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
好きなところから読めます
サジェストキーワードを網羅できるキーワードツール
Googleサジェストキーワードを参考に記事を書くのは、便利な方法ではありますが、サジェストキーワードは7つしか表示されないため、若干物足りなさがあります。
また、7つしか表示されないので、表示されたキーワードの中からキーワードを選ぶ必要があり、書き難いキーワードしか出現しなかったら、表示されたキーワードを元にした記事しか書けません。
でも、沢山表示されれば、書きやすくなると思いませんか?
この記事では、サジェストキーワードを網羅的に表示できるキーワードツールをご紹介します。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))を使うと、サジェストキーワードを網羅的に調べる事ができます。
関連キーワードの他にも、「Yahoo!知恵袋」と「おしえて!goo」の質問がリスト表示されますので、ユーザーの悩みを確認しやすいです。
- 関連キーワードを50音順に並べて表示される
- 抽出された全キーワードをコピーできる
- 「Yahoo!知恵袋」と「教えて!goo」の質問がリスト表示される
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))の使い方
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))にアクセスし、以下の検索窓に調べたいキーワードを入力し、「取得開始」ボタンをクリックします。
たったこれだけで、キーワードを取得できます。
試しに、「ワイン」というキーワードを入力してみると、以下のように「ワイン」の関連キーワードが50音順に一覧表示されます。
関連キーワードを網羅的に抽出して、ロングテールSEOを狙いましょう。
ちなみに、ロングテールSEOの詳しい解説は「【基礎知識】ロングテールSEOとは?メリットやKWの探し方を解説」をどうぞ。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))の見方
関連キーワード取得ツールの見方は下図のとおりです。
各項目の詳細は次のとおりです。
- 関連キーワード:サジェストキーワードが50音順で表示されます。
- 全キーワードリスト(重複除去):表示された全キーワードをコピーできます。
- 中古ドメイン:検索キーワードに関連した中古ドメインがあると、購入可能な中古ドメインが表示されます。
- Yahoo!知恵袋:検索キーワードに関連する質問がリスト形式で表示されます。
- 教えて!Goo:検索キーワードに関連する質問がリスト形式で表示されます。
中古ドメインのSEO効果については「中古ドメイン(オールドドメイン)にSEO効果はある?【当たりハズレがある】」をどうぞ。
上位表示を狙うための記事アイデアを考える方法
試しに、「ワイン チョコ」というキーワードをクリックしてみます。
Google検索で「ワイン チョコ」というキーワードで検索した結果が表示されます。
上位に表示されているページを確認する
この検索結果で表示された上位のページを実際に確認してみて、
- 「これぐらいの内容だったら、自分ならもっと詳しく書ける!」
- 「自分の方が詳しいから、もっと良い記事が書けそうだ!」
と感じたら、関連キーワードで記事を書くと良いです。
あなたがそのように感じたら、現時点で上位表示されているページと戦える可能性は十分あります。
戦うのが厳しそうであれば、キーワードを追加してみる
関連キーワードで上位表示されているページを調べてみて、
- 書く事に慣れていないので、上位表示されているページよりも良い記事を書ける自信がない
- 上位表示されているページと戦うのは厳しそう
と感じたら、キーワードを追加してみると良いです。
下図のように、ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))の検索窓に「ワイン チョコ」と入力して「取得開始」ボタンをクリックすると、3語の関連した複合キーワードが表示されます。
複合キーワードは検索ボリュームは減りますが、競合が減り、クリック率が上がるため、上位表示が狙いやすくなります。
詳しくは「【SEO】検索順位のクリック率の違いとアクセス数の関係を解説」をどうぞ。
書けそうなキーワードをクリックしてみて、先程と同様、上位表示されているページを確認して、「このページより自分の方が良い記事を書ける!」と感じたら、記事を書いてみましょう。
Q&Aサイトを参考に記事を書く方法
Q&Aサイトを参考に記事を書く方法を解説します。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))の右側に、「Yahoo!知恵袋」と「教えて!goo」の質問内容がリスト表示されていますので、「ワイン チョコ」という検索キーワードにマッチした質問を探します。
「教えて!goo」に「ワインにあうチョコ」という質問があったのでクリックしてみます。
以下のように「教えて!goo」の質問と回答が表示されます。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1202623.html
質問は検索ユーザーのニーズでもある
Q&Aサイトに質問があるということは、検索ユーザーのニーズがあるという事なので、ニーズに答える記事を書く事で、一定のアクセスが見込めます。
ですので、質問と回答をチェックして、
- 自分ならもっと良い回答ができる
- もっと分かりやすく・読みやすくまとめた記事を書ける
と感じたら、こうした記事を書くと良いです。検索で上位表示できる可能性が十分あります。
回答内容をパクるのは止めましょう
質問とその回答を見て、「自分の方がもっと知識があるから良い記事が書ける」と思えば記事を書いた方が良いですが、
- 記事を書くのが面倒だからコピペしよう
- その分野にあまり詳しくないけど、回答があるからいくつかの回答をまとめて記事にしよう
などと考えるのは止めた方が良いです。
なぜなら、Q&Aサイトに掲載されてる回答は正しいとは限らないからです。
もちろん、まともな回答も沢山あるとは思いますが、全てが正しいか?というと、かなり微妙な回答もあります。
それに、もし間違っていたとしても、そのことについて誰かが指摘する訳でも無く、そのまま何年も残っていたりする事があるので要注意です。
筆者が書いた記事が掲載された時の実例
2011年に書かれたQ&Aがあるのですが、内容的に「教科書通りの回答がベースなので半分は正しいが、実務上、正しい回答とはいえない」ような回答がありました。
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7204553.html
なぜ、このQ&Aを題材にあげたのかというと、筆者のブログ記事へのリンクが貼ってあるからです。
これは、Googleアナリティクスのリファラー(流入元)を見て気づきました。
ちなみに、Googleアナリティクスでリファラーを調べる方法は「【Googleアナリティクス】Webサイトへのアクセス元を確認する方法」をどうぞ。
完璧とは言えない回答で、間違いを指摘する人が誰もいませんでした。
このような例はQ&Aサイトでは結構ありますので、Q&Aサイトに書かれている回答を鵜呑みにしない方が良いです。
- 一応言っておきますが、自作自演ではありません。
- 専門的な内容なので、読んでも面白くはないと思います。
- 流入したアクセスは多くはありませんでしたが、これに対する見解を求めるような問い合わせのメールや電話がかかってきたりして、非常に面倒な思いをしたことがあります。
あなたの知識や経験から書ける記事を書きましょう!
Q&Aサイトを参考にするのはあくまで質問であって、回答は自分の知識や経験から書ける記事を書きましょう。
Q&Aサイトに記載されている回答よりも、あなたの得意分野や詳しい知識でもっと良い回答ができると思えば、そのような内容の記事を書く事で上位表示される可能性は高いです。
記事ネタに詰まったら、関連キーワードをベースに、Q&Aサイトの質問も見てみましょう。
まとめ
以上、ブログ初心者が記事ネタが出てこない時の、サジェストキーワードを網羅してネタを見つける方法を解説しました。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))を使う事で、サジェストキーワードを網羅することができ、検索キーワードに関連したQ&Aサイトの質問をリスト表示で確認できるため、自分では発見できなかったキーワードを発見できるようになります。
記事ネタに詰まった時は、ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))を活用して記事ネタを考えましょう。