
- ブログのカテゴリーを設定した方が良いみたいだけど、記事が増えてからじゃダメなのかな?
- カテゴリーの具体的な作り方や注意点があれば知りたいよ
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- ブログのカテゴリーを作る必要性
- ブログのカテゴリーを作るメリットは3つ
- ブログのカテゴリー名の決め方は2つ
- ブログのカテゴリを作るときの注意点は4つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が15年以上あり、13年近くブログ収益でご飯を食べています。
これまで立ち上げたブログは有料と無料を合わせると覚えているだけでも30以上あり、ブログの記事を書く難しさは身を持って知っていると自負しています。
こういった経験をもとに、ブログのカテゴリー名の決め方や、カテゴリーを作る時の注意点を解説します。
目次
ブログのカテゴリーを作る必要性
ブログを立ち上げたら、早めにカテゴリーを設定しましょう。
ブログにカテゴリーを設定することで、以下2つの効果を期待できます。
- ユーザーが目的の記事に辿りやすくなる
- 検索エンジンがブログの構造を理解しやすくなる
カテゴリーが無いブログは、ユーザーからすると「どのような情報があるのか?」が見た目に分かりにくいので、目的の情報を探しにくくなります。
また、検索エンジンはブログのカテゴリー構造から「このブログは何について詳しく書かれているのか」を理解するため、カテゴリーが無いと検索エンジンがブログの構造を理解するのが難しくなります。
これは、SEO対策上、大きなデメリットとなりますので、ブログを立ち上げたら必ずカテゴリーを設定しましょう。
ブログのカテゴリーを作るメリットは3つ
ブログのカテゴリーを作るメリットは3つあります。
- 記事を書くジャンルがブレにくくなる
- SEO効果がある
- ユーザーにブログの内容を伝えやすい
上記のとおりです。
記事を書くジャンルがブレにくくなる
カテゴリーを設定すると、記事を書くジャンルがブレにくくなります。
カテゴリーが無いと、思いついたことを記事に書いてしまいがちですが、カテゴリーを設定することで、カテゴリーに属さない記事を書くことが無くなります。
例えば、このブログの場合、代表的なカテゴリーは以下5つありますが、カテゴリーを設定することで、カテゴリーと無関係な記事を書くことが無くなります。
- ブログ運営
- Web集客
- アフィリエイト
- SEO
- WordPress
上記のカテゴリーに、育児や知育の記事や英語学習の記事が入っていたら不自然ですよね。
カテゴリーを設定することで、「このブログにはこの記事しか書かない」というようにジャンルを絞る効果があります。
SEO効果がある
カテゴリーのキーワードはSEOの評価対象になります。
狙っているキーワードをカテゴリー名に設定することで、カテゴリー自体にSEO効果が期待できる事はもちろん、カテゴリーに属した記事のSEO効果が期待できます。
ユーザーにブログの内容を伝えやすい
カテゴリーを設定すると、ユーザーにブログの内容を伝えやすくなります。
例えば、ブログに訪問してみたら以下のようなカテゴリー名が設定されていたら、そのカテゴリー内にどのような記事があるのかが推察しにくいです。
- blog
- 雑記
しかし、以下のようにカテゴリー名を設定していれば、ブログに訪問したユーザーは、カテゴリー内にどのような記事があるのかが推察しやすいですよね。
- ブログ運営
- ブログアクセスアップ
- ブログ収益化
- Web集客ノウハウ
- ランディングページ
- メール配信システム
- WordPress
- プラグイン
- カスタマイズ方法
上記のように、具体的なカテゴリーを設定することで、ユーザーに「このブログにはこういったジャンルの記事がある」ということを一目で伝えやすくなります。
カテゴリーは検索結果に表示されます
ブログのカテゴリーは検索結果に表示されます。
試しに、「ブログ アクセスアップ 裏ワザ」というキーワードで検索してみると、下図のとおり、このブログのカテゴリー名が表示されています。
また、下図は「ブログ 書く メリット」というキーワードの上位3位までの検索結果ですが、当ブログのカテゴリー名はもちろん、他ブログのカテゴリー名が表示されています。
このように、検索結果にもカテゴリー名は表示されますので、ユーザーにブログの内容を伝えやすい効果があります。
ブログのカテゴリー名の決め方は2つ
ブログのカテゴリー名の決め方は2つあります。
- 検索キーワードを入れる
- シンプルで短い名前にする
上記のとおりです。
検索キーワードを入れる
カテゴリー名には検索キーワードを入れましょう。
例えば、下記のように抽象的なカテゴリー名を設定しても、そもそも検索されないばかりか、ブログに訪問したユーザーからしても何の記事があるのか全く分かりません。
- ニュース見ながら
- ファッションの話
- 学び
カテゴリー名には検索キーワードを入れましょう。
カテゴリー名はシンプルで短くする
カテゴリー名はシンプルで短く設定しましょう。
具体的には、以下のようなイメージです。
- ブログ運営
- ブログアクセスアップ
- ブログ収益化
- ブログの書き方
カテゴリー名が一行の文章のように長いと、探している情報がカテゴリー内にあるのかが分かりにくくなります。
カテゴリー名はシンプルで短くしましょう。
ブログのカテゴリーを作る時の注意点は4つ
最後に、ブログのカテゴリーを作る時の注意点を4つ紹介します。
- 階層を深くしない
- カテゴリーを沢山作らない
- 重複したカテゴリーを作らない
- 1記事1カテゴリーで設定する
上記のとおりです。
階層を深くしない
カテゴリーは階層を深くしないようにしましょう。
下記のように階層を深くすると、ユーザーは情報を探しにくくなります。
- 親カテゴリー:ブログ運営
- 子カテゴリー:ブログ収益化
- 孫カテゴリー:ASPアフィリエイト
- 孫カテゴリー:物販アフィリエイト
- 子カテゴリー:ブログアクセスアップ
- 子カテゴリー:ブログ収益化
カテゴリー階層は、「親カテゴリー>子カテゴリー」の2階層がベストです。
3階層以上のカテゴリーは作らないようにしましょう。
カテゴリーを沢山作らない
カテゴリーは沢山作らないようにしましょう。
カテゴリーは、ユーザーが目的の記事に辿りやすくするためにあります。
カテゴリーが多いとユーザーは目的の記事に辿りにくくなりますので、沢山作らないようにしましょう。
最初のうちは3~4つあれば十分です。
無駄にカテゴリーを増やすのは止めましょう
カテゴリーを細分化し過ぎて、無駄にカテゴリーを増やすのは止めましょう。
「アフィリエイトで稼げないブログの特徴とは【ブログ研究を元に解説】」という記事でも解説しているとおり、1つのカテゴリーに1~4記事ぐらい無いのに、カテゴリーを20も30も増やしてしまうとカテゴリーの専門性が弱くなります。
これは、SEO的にマイナスですので、カテゴリーを増やし過ぎるのは止めましょう。
重複したカテゴリーを作らない
重複したカテゴリーは作らないようにしましょう。
ブログ初心者の方に特に多いのですが、親カテゴリー名と子カテゴリー名を重複してつけてしまうケースです。
- 親カテゴリー:blog
- 子カテゴリー:ブログ
- 子カテゴリー:雑記
あと、育児関係のブログで以下のケースをよくみます。
- 親カテゴリー:子育て
- 子カテゴリー:子育て
上記のように、親カテゴリー名と子カテゴリー名の重複はNGです。
1記事1カテゴリーで設定する
WordPressでは、1つの記事に複数のカテゴリーを設定できるようになっていますが、検索エンジンが認識するのは1つの記事に対して1カテゴリーのみです。
ですので、記事にカテゴリーを設定する時は、1記事1カテゴリーを厳守しましょう。
まとめ
以上、ブログのカテゴリー名の決め方や注意点を解説しました。ブログを立ち上げたら、早めにカテゴリーを設定しましょう。
また、「【WordPress】カテゴリー・タグのURLを編集する方法」という記事でも解説しているとおり、カテゴリーを新規追加したら、カテゴリーのURLスラッグを半角英字に編集しましょう。