
- 下書きした記事を読み返すと記事が微妙過ぎて公開できないよ。
- 他のブログと比べると記事が微妙だから、完璧に書けるまでは公開しない方が良いですよね?
- 完璧な記事じゃないと公開したくないから、公開できない・していない下書きが溜まる一方だよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
目次
ブログ記事を完璧に書くことを目指すと公開できなくなる
ブログ記事を書く時に「完璧な記事を書いて公開しよう」等と気負いながら記事を書いたりしていませんか?
具体的には、
- もっと分かりやすく書いた方がいいのかな?
- 全体的にボリュームが少ないからもっと文字数を増やした方が良いのかな?
- 全体的に情報量が少ないから、網羅的な記事を書いた方が良いのかな?
- 言葉で説明しにくい部分は図解等を入れて見やすくした方が良いのかな?
などなど、「完璧な記事を書いて公開する」事を意識しながら記事を書いていると、このような事が気になってしまい、なかなか記事が公開できないというのはよくあることです。
完璧を目指すと下書きは溜まるだけ【実体験】
この記事を書いている筆者も、ブログを始めたばかりの頃はこのような傾向がありました。
記事ネタを思いついたら、とりあえず思いついたままに下書きを書くのですが、下書きを見返した時に
- 文字数が少ないから、最低でも1,500文字以上は書かなければ
- 記事構成が納得いかないから、構成をもっと練り直そう
などと色々考えてしまい、記事を公開しないで下書き保存していました。
筆者が陥ってしまった悪循環
「完璧な記事を書く」という事ばかり考えて、
- 記事を書く
- 書き終えて読み返してみると「これじゃない感」を感じる
- とりあえず下書き保存して、もう少し考えて書き直そう
- お蔵入り
という悪循環に陥ってしまい、生産性の全くない無駄な時間を費やしてしまった苦い経験があります。
書き慣れていない人が書いた記事は後で読み返すと5割以下
100記事以上、記事を書いたことがある方なら理解して頂けると思うのですが、記事を書き慣れていない人が書いた記事は、記事を書く事に慣れた頃に読み返してみると、5割以下の出来だったりします。
筆者も、ブログを始めたばかりの頃に気合を入れて書いた記事がいくつかあるのですが、記事を書くことに慣れた時に、初期の頃に書いた記事を読み返してみると、
- 文章が恥ずかしすぎる
- 文章構成がとにかく分かりにくい(論理的な文章ではない)
など、かなり恥ずかしい思いをすることがあります。
でも、その記事を書いた時は、何時間もかけてその時の全力で書いた記事なのです。
記事を書くことに慣れていない人が書くような記事は、後で読み返すとこんなもんだと思います。
6割の出来でどんどん公開しよう
完璧な記事を書く事にとらわれるといつまで経っても記事が増えないので、ブログのアクセスも増えません。
それに、記事を書く事が苦痛になってしまいがちで、ブログを継続する事が難しくなります。
こうした悪循環に陥らないためにも、6割ぐらいの出来で、どんどん公開した方が良いです。
記事ネタを思いつたら下書きを書いて、記事を公開する前に記事全体を確認すると思いますが、その時に「あともう少し見直そう」とか「もう少し修正が必要かも」と思っても、とりあえず公開するようにしましょう。
- あともう少し見直そう → ✖下書き保存
- あともう少し見直そう → 〇公開ボタンを押す
そもそも、「あともう少し見直した方が良いかな…」と感じた時点で、恐らく6~7割程度は記事が書けていると思いますので、下書き保存せずに公開ボタンを押しちゃいましょう。
ブログ上級者でも完璧な記事は書けない
月間平均アクセスが百万PVを超えるようなブログを運営している上級者の方や、何年も継続して記事を書き続けている上級者の方でも、いきなり完璧な記事を書けることは殆どないと思います。
書いた時は「完璧だ」と思っても、細かい部分はリライトしているケースが殆どです。
上級者の方でも「記事を公開 → 後でリライト」という改善を積み重ね、ようやく完璧に近い記事を公開しているのです。
完璧な記事なんて誰も書けないのですから、微妙だと感じても、下書き保存せずにどんどん公開しちゃいましょう。
ブログ記事を完璧に書かなくても公開した方が良い理由は3つ
ブログ記事を完璧に書かなくても公開した方が良い理由は3つあります。
- リライトはいつでもできる
- あなたが考えているほど記事は見られない
- 未完成だと思った記事で反応を得られることがある
上記のとおりです。
リライトはいつでもできる
「ブログ上級者でも完璧な記事は書けない」という項目でも解説しているとおり、ブログの記事はいつでもリライト(加筆・修正)できます。
後で読み返してみて、「ここはちょっと微妙だな」とか、「流石に修正した方がよいかも」と思った時にリライトすれば良いだけです。
完璧な記事を書く事にとらわれ、下書きしてはお蔵入り、という悪循環を繰り返すと、いつまで経っても記事は書けません。
とりあえず公開して、気が付いた時にリライトするぐらいの感覚でいた方が気楽だと思います。
量をこなせばレベルが上がる
「ブログ初心者は量と質のどちらを優先すべき?【読者満足が全て】」という記事でも解説しているとおり、記事を書く量をこなしているうちにレベルは上がります。
記事を書くレベルが上がれば、下書きしてお蔵入りするような無駄な時間を費やすような事は徐々に無くなるようになります。
あなたが考えているほど記事は見られない
完璧な記事じゃないと公開できないと考えている方の多くは、恐らく、微妙な記事を公開するのが恥ずかしい等と考えているのかもしれませんが、ご安心下さい。
初心者の方が書いた記事が検索で上位表示されたり、ユーザーの目に留まるような事はまずありません。
もし見られたとしても、1か月に数名ぐらいだと思います。
初心者の方が書いた記事に、ある日突然何万PVもアクセスが増えるような事は99%起こりませんので、気にせずに公開しましょう。
未完成だと思った記事で反応を得られることがある
記事を書いているあなたが「未完成」だと思った記事でも、公開してみると意外と反応を得られることがあります。
そもそも、記事を評価するのは記事を書いているあなたではなく、記事を読むユーザーです。
あなたが未完成だと思った記事でも、公開すれば多少のアクセスは見込めますし、そこから成果が発生する可能性もあります。
でも、公開せずに下書き保存したら成果は何も得られません。
公開しておけば何かしら反応がえら得る可能性がありますので、あなたの目から見て「完ぺきではない」と思っても、積極的に公開した方が良いのです。
完璧主義を捨てつつ記事の質を維持するためにやることは3つ
最後に、完璧主義を捨てつつ記事の質を維持するためにやることを3つ紹介します。
- キーワードを設定して記事を書く
- 文章が上手い人の真似をして記事を書く
- 読みやすさを意識しながら記事を書く
上記のとおりです。
キーワードを設定して記事を書く
ブログの記事を書く時、記事タイトルと見出しにキーワードを入れて記事を書くようにしょう。
キーワードを入れて記事を書かないと、Google検索経由でのアクセスは増えません。
検索で情報を探しているユーザーに見つけてもらえませんので、記事を書く時は必ずキーワードを入れるようにしましょう。
詳しくは「【ブログ初心者】最初の10記事を書くときの心構えやポイントを解説」をどうぞ。
文章が上手い人の真似をして記事を書く
「【ブログ初心者】文章が下手で記事が書けない!【上達方法を紹介】」という記事でも解説しているとおり、文章が上手い人の真似をして記事を書けば記事の質を維持できますし、既存の記事の質を上げることもできます。
上位表示されているブログや、よくチェックしているブロガーの記事を読んでみて、「読みやすくて分かりやすい」と思ったブログの書き方を真似して記事を書いてみましょう。
すぐには上手くならないと思いますが、何度か書いているうちに文章力は上達します。
文章の書き方を学べる本を読んで、真似をするのもおすすめです。
ちなみに、筆者は以下の本を読んで真似して記事を書いています。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
この本には文章の型が提示されていますので、そのまま型を真似すれば文章が書けるようになります。
いますぐ書け、の文章法
完璧じゃないと公開できない、とお悩みの方にはこちらの方がしっくりくるかもしれません。
本のタイトル通り、いますぐ書く事の重要性が説かれています。
読みやすさを意識しながら記事を書く
一段落の文章が長すぎたり、強調したい部分は装飾して読みやすくするなど、読みやすさを意識しながら記事を書きましょう。
詳しくは「【初心者】ブログで読みやすい記事を書く方法【見た目がポイント】」をどうぞ。
特に、スマートフォン経由のアクセスは無視できませんので、スマートフォンで文章が読みにくいとユーザーはすぐに離脱します。
記事を公開する際は、スマートフォンでどのように表示されるのか確認しながら、読みにくい部分があれば修正しましょう。
詳しくは「スマホで読みやすいブログの書き方とスマホファーストな必要性を解説」をどうぞ。
まとめ
以上、ブログ記事が完璧じゃないから公開できないという事について解説しました。
良い記事を書こうとする心構えは良いと思いますが、その心構えが足かせとなって記事を公開できなくなるのは問題だと思います。
完璧な記事などブログ上級者でも書けないのですから、6割ぐらいの完成度でどんどん公開するようにしましょう。
公開した記事は後でいくらでもリライトできますから、下書き保存でお蔵入りさせず、積極的に公開しましょう。