
- WordPressでブログを始めてみようと思うけど、初心者におすすめなレンタルサーバーってどれかな。
- ネットで情報を探すと色々出てくるけど、違いがよく分からないよ。おすすめなブログ用サーバーを知りたいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 初心者におすすめなブログ用サーバーはエックスサーバー【結論】
- ブログ初心者が知っておくべきレンタルサーバーの基礎知識
- ブログ用のレンタルサーバーを決めたらやるべきことは5つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が12年以上あり、10年近くブログ収益でご飯を食べています。
今まで利用してきたレンタルサーバーは覚えているだけでも15社以上あり、様々なトラブルも経験してきました。
こういった経験を元に、この記事では、初心者におすすめなブログ用のレンタルサーバーを紹介します。レンタルサーバー選びの参考になれば幸いです。
好きなところから読めます
初心者におすすめなブログ用サーバーはエックスサーバー【結論】
結論から言うと、初心者におすすめなブログ用レンタルサーバーはエックスサーバーです。
初心者にエックスサーバーをおすすめする理由は4つ
初心者にエックスサーバーをおすすめする理由は4つあります。
- ハイスペックなのにコスパが高い
- WordPressの簡単インストール機能がある
- ネットの情報量が多い
- 電話・メールサポートが受けれる
上記のとおりです。
ハイスペックなのにコスパが高い
エックスサーバーは処理速度が高速なサーバーなのに、毎月1,000円程度で利用できるのでコスパが高いです。
このブログもエックスサーバーで運用していますが、スマートフォンでもサクサク表示されます。
WordPressの簡単インストール機能がある
エックスサーバーには「WordPress簡単インストール」という機能があり、初心者の方でも簡単にWordPressをインストールできます。
参考リンク:WordPress 簡単インストール手順 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
ネットの情報量が多い
エックスサーバーに関する情報量は多いので、ちょっと分からない事があれば検索すればすぐに解決策が出てきます。
電話・メールサポートが受けれる
ネットで検索しても、どうしても分からない事があるという時は、サポートに連絡すればOKです。
エックスサーバーは電話・メールサポートがあるので、どうしても解決できないという時は、サポートで解決でいます(レスポンスも早いです)。
微妙なサーバーを選ぶと後が面倒
正直、エックスサーバーよりも安いサーバーはいくらでもありますが、価格を重視してサーバーを選ぶのはおすすめしません。
基本的に、レンタルサーバーは「安かろう悪かろう」です。安くて良いサーバーはありません。
安いサーバーを契約して、後になって「やはりもう少し良いサーバーに引っ越そう」となった場合、移転作業が面倒ですし、時間の無駄です。
最近は簡単引っ越し機能がついているサーバーが増えつつありますが、ドメインの移管手続きが面倒なので、こうした手間を考えると、最初から良いサーバーを使った方が良いです。
また、安いサーバーはブログの表示速度が遅いです。
「【SEO】ページの表示速度が遅いのは致命的!測定方法や改善方法を解説」という記事でも解説しているとおり、表示速度の遅さは検索順位に悪影響しかありませんので、この点からも避けるべきです。
エックスサーバーと他レンタルサーバーとの比較
エックスサーバーと他レンタルサーバーを比較してみたいという方向けに、一覧表をご用意しました。
サーバー名 | プラン名 | 月額 (税込) | 人気度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
エックスサーバー![]() | X10(スタンダード) | 1,100円 | ブログ用の定番サーバー。ネット上の情報も多く、初心者から中上級者まで幅広く使える。 | |
mixhost![]() | スタンダード | 1,078円 | WordPressの高速表示に対応したレンタルサーバー。ネットの情報量はエックスサーバーよりも少ないですが、どんなジャンルでもOKなサーバーなのでブログ運営の自由度は高いです。 | |
ConoHa WING![]() | WINGパック ベーシック | 990円 | 最近、人気のサーバーです。少しでも料金を下げたいという方にはおすすめです。 | |
ColorfulBox![]() | BOX2 | 1,166円 | 高速化技術が取り入れられており、WordPressの表示が高速です。 ネットの情報はエックスサーバーよりも少ないですが、どんなジャンルでもOKなサーバーなのでブログ運営の自由度は高いです。 | |
さくらのレンタルサーバー | ライト | 440円 | 運営歴が20年以上ある老舗のレンタルサーバー。 スペック自体は悪くないですが、インターフェースが分かり難いのが難点(エンジニア好みな感じです)。 | |
ロリポップ!![]() | ライト | 275円 | 格安なので利用者が多いですが日中はアクセスが集中するため重くなります。 | |
お名前サーバー | RSプラン | 1,078円 | ドメインを申し込むと合わせて契約するよう求められますが、正直おすすめしません。動作速度はロリポップと変わらないです。 |
他にも良いサーバーはありますが、トータルバランスで考えると、初心者の方はエックスサーバーがベストです。
どうしても初期費用が気になるという方は、mixhostか、ConoHa WING
、ColorfulBox
のいずれかを選択しておけば、大きな間違いはありません。
ブログ初心者が知っておくべきレンタルサーバーの基礎知識
ブログ初心者の方向けに、簡単にレンタルサーバーの基礎知識を紹介します。
「レンタルサーバーって何?」と思った方は、さらっと良いので確認しておいて下さい。
独自ドメインとは
独自ドメインとは、ご自身で取得したURLのことを言います。
このブログの場合、「takapon.net」というドメイン名をお名前ドットコムで取得しています。
独自ドメインを取得する事で、オリジナルのブログを運営する事ができるようになります。
詳しくは「独自ドメインの取得方法や基礎知識を解説【自分だけのサイトを作ろう】」をどうぞ。
ちなみに、ドメインはお名前ドットコムで取得できますが、エックスサーバーでWordPressを運用する場合、エックスサーバー内でドメインを取得した方が簡単です。
お名前ドットコムとエックスサーバーを個別に契約すると、紐づける作業が必要となるため、初心者には微妙に面倒かもしれません。
詳しい手順は「ドメインとサーバーを紐づける設定方法【お名前.com×エックスサーバー】」という記事で解説していますので、個別に契約される方は参考にして下さい。
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーは、ブログのデータを格納するサーバーを間借りするサービスです。
WordPressのシステムデータや、テキス・画像データ、メールのデータは全てレンタルサーバーに格納されます。
詳しくは「レンタルサーバーとは?選び方やWordPressに最適なサーバーも合わせて紹介」をどうぞ。
レンタルサーバーとVPSサーバーの違い
一口に「レンタルサーバー」といっても、2種類あり、おおまかな違いは次のとおりです。
- レンタルサーバー(共用サーバー) → プログラムを動かすアプリケーションがセットアップされている(一般向け)
- VPSサーバー → プログラムを動かすアプリケーションを個別にインストール(要専門知識)
詳しく覚える必要は特にありませんが、興味のある方は以下のリンクを参考にして下さい。
参考リンク:VPSとは?レンタルサーバーと何が違う?分かりやすく解説 | カゴヤのサーバー研究室
レンタルサーバーの契約プランを選択する際に、VPSサーバーを選択しないよう、お気を付け下さい。
ブログ用のレンタルサーバーを決めたらやるべきことは5つ
最後に、ブログ用のレンタルサーバーを決めたらやるべきことを5つ紹介します。
- WordPressをインストールする
- テーマをインストールする
- 実際に記事を書いてみる
- 広告収入を得るためにASPに登録する
- ブログ運営の基礎や稼ぎ方が学べる本を読む
上記のとおりです。
WordPressをインストールする
レンタルサーバーを決めて契約したら、すぐにWordPressをインストールしましょう。
簡単インストール機能を使えば、すぐにWordPressでブログを始められます。
ブログ名が決まっていれば、インストール作業自体は数分でできますので、さくっとインストールしましょう。
テーマをインストールする
WordPressをインストールしたら、テーマをインストールしましょう。
WordPressのテーマは公式テーマだけでも7千以上あり、公式以外のテーマを合わせると1万以上の種類があります。
公式テーマの多くは海外製で、初心者の方には使い難く、設定も英語表記で分かり難いので、国産で質の高いテーマを選んで置いたほうが無難です。
ちなみに、国産のテーマでおすすめなテーマは「【WordPress】ブログテーマおすすめ15選【無料あり、日本語対応】」という記事で紹介していますので、是非参考にして下さい。
また、テーマのインストール方法は「【WordPress】テーマをインストールする方法【Lightningテーマ】」という記事で解説していますので、テーマのインストール方法が分からないときは、あわせてこちらも参考にしてください。
実際に記事を書いてみる
WordPressをインストールして、テーマをインストールしたら、実際に記事を10本ぐらい書いてみましょう。
10本記事を書く理由は、WordPressに慣れるということはもちろん、次の項目で解説するASPの登録や、Googleアドセンスに登録する際に、ブログに記事が全くないと審査に落ちますので、まずは最低でも10本記事を書いてみましょう。
記事を書く時のポイントは「ブログ初心者におすすめ!ブログの立ち上げで意識するべき3つのこと」をどうぞ。
広告収入を得るためにASPに登録する
記事を10本書いたら、ブログに広告を貼るためにASPに登録しましょう。
おすすめは以下の7つです。
一通り登録しておきましょう。
また、物販のアフィリエイトをするために、Amazonと楽天にも登録しましょう。
クリックされるだけで報酬が発生するGoogleアドセンスの登録もお忘れなく。
また、上記で紹介している以外のASPを以下の記事で紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。
ブログ運営の基礎や稼ぎ方が学べる本を読む
登録したら、ブログ運営の基礎や稼ぎ方が学べる本を読んでおきましょう。
ネットで調べればいくらでも情報が出てきますが、ネットの情報だけだと知識が断片的になりがちで、体系的に学ぶのは難しいからです。
最初が肝心なので、まずは本を読んで体系的な知識を学んでおきましょう。
詳しくは「【2021年版】アフィリエイト初心者におすすめな本8冊【厳選】」をどうぞ。
まとめ
以上、初心者におすすめなブログ用サーバーの紹介と運営の基礎を解説しました。
ブログ用サーバー選びに時間をかけてもあまり意味がないので、すぐにレンタルサーバーを契約して、ブログを開設し、どんどん記事を書きましょう。