
- ホームページを開設したけど、全然集客できないよ。
- 予算をかけて見栄えの良い綺麗なデザインのホームページを制作して貰ったのに、営業が増えただけで顧客からの問い合わせが全く無いよ。
- 何が原因で集客できないのかさっぱり分からないよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- ホームページで集客できない原因は3つ
- ホームページで集客するための改善策は3つ
なお、本記事の筆者は2009年から現在まで、中小企業や個人事業主向けに資金繰りのコンサルタントとして活動しており、仕事は全てWeb(ブログとホームぺージ)で獲得してます。
こういった実績と経験をもとに、ホームページで集客できない原因や、改善策を解説します。
ホームページを開設したは良いけど、全く集客できないとお悩みの方は、本記事を読めば集客できない原因と改善策が分かるようになりますので、是非最後までご覧ください。
好きなところから読めます
ホームページで集客できない原因は3つ
まず最初に、ホームページで集客できない原因を3つ紹介します。
- アクセス数が少ない
- 誰に対して向けた情報なのか分かりにくい
- 集客の仕組みがない
上記のとおりです。
アクセス数が少ない
アクセス数が少ないとホームぺージで集客するのは難しいです。
アクセス数が少ないということは、ホームぺージの存在がほとんど認知されていない状態です。
- アクセス数が少ない → 殆ど認知されていない
- アクセス数が多い → 認知されている
アクセス数が少ないということは、人通りが殆どない場所で看板を立てたりチラシを配っているのと同じことです。
そもそも人がいないような場所で、看板を立てたりチラシを配っても効果はありません。
ホームページの売上は数字で証明できます
「Web集客で成果が上がらない理由【数式あり】」という記事でも解説しているとおり、ホームページの売上は「アクセス数」、「クリック率」、「成約率」、この3つの要素の掛け算で決まります。
- アクセス数 × クリック率 × 成約率 = ホームページの売上
上記3つの要素のうち、1つでもゼロがあれば、ホームページの売上はゼロです。
アクセス数は人の流れです。
人の流れが少なければ商品・サービスのページをクリックしてもらえません。
クリックされなければ、当然、商品やサービスが成約することもありません。
誰に対して向けた情報なのか分かりにくい
誰に対して向けた情報なのか分かりにくいと、ホームぺージ集客は難しいです。
例えば、美容院のホームページを例に挙げた場合。
下記のように「20~30代の女性」という幅広い層にアプローチするより、地域や属性を絞った方がホームページのメッセージ性は強くなります。
- 美容院のホームページの場合
- ✖ 20~30代の女性
- 〇 横浜市在住で20~30代の独身女性。仕事をしていておしゃれに気を使っている女性
小学生向けの学習塾のホームページの場合も同様に、「小1~小6のお子さん向け」というように、幅広い層にアプローチするよりも、地域や受験の有無などを絞った方がメッセージ性が強くなります。
- 小学生向けの学習塾のホームぺージ
- ✖ 小1~小6のお子さん向け
- 〇 横浜市〇区の小1~小6のお子さん向け
- 〇 A中学への受験を狙っているお子さん向け
上記のように、誰に対して向けた情報なのかを打ち出さないと、ホームページにアクセスがあっても、ぱっと見で「自分に必要ない」と判断され、すぐに離脱されます。
インターネットユーザーはせっかち
インターネットユーザーは訪問したホームページを隅から隅まで読むほど暇ではありません。
基本的に流し読みなので、誰に対して向けた情報なのかが分かりにくいとすぐに離脱されます。
集客の仕組みがない
初めてホームページに訪問したユーザーが、問い合わせや申し込み等のアクションを起こす可能性はかなり低いです。
これは、逆の立場で考えれば分かると思いますが、まずは比較検討したり、情報収集する場合が殆どです。
その会社にしかないオンリーワンの商品・サービスがあれば、話は変わりますが、通常は競合他社や類似商品・サービスを検討します。
そのため、ユーザーに再訪してもらう必要があるのですが、一度訪問したユーザーがまた訪問してくれるとは限りませんので、再訪してもらえるための仕組み作りが必要になります。
ホームページで集客するための改善策は3つ
ホームページで集客するための改善策は3つあります。
- 誰に対して向けた情報なのかをはっきりさせる
- 見込み客獲得の仕組みを導入する
- アクセス数を増やす
上記のとおりです。
誰に対して向けた情報なのかをはっきりさせる
誰に対して向けた情報なのかをはっきりさせることで、ホームぺージに訪問したユーザーに「自分に必要な情報がある」と思って貰いやすくなります。
インターネットユーザーはせっかちなので、ぱっと見で分かりやすく情報を打ち出すと、ホームぺージに訪問したユーザーに情報が伝わりやすくなります。
見込み客獲得の仕組みを導入する
ホームページに訪問したユーザーに再訪してもらえる仕組みを導入しましょう。
ホームページのアクセスは一期一会です。
一度ホームページに訪問したユーザーが、ユーザーの意思で再訪する可能性は限りなく低いので、ユーザーが再訪するための仕組みを導入しましょう。
見込み客リストを獲得してユーザーにアプローチ
ユーザーに再訪してもらうには、ユーザーが来るのを待つのではなく、こちらから呼びかけて再訪してもらう方法が確実性が高いです。
具体的には、ホームぺージに訪問したユーザーの見込み客リスト獲得して、継続的にアプローチするという方法です。
見込み客の連絡先(メールアドレス)を獲得して、定期的に情報提供することで、見込み客との接点を維持し続けることができるようになります。
接点を維持していれば、いつでもアプローチできるようになります。
見込み客を獲得を獲得する方法
見込み客を獲得する方法は「【初心者】Web集客の仕組みを作る方法を5つの手順で解説【公開】」という記事で詳しく解説していますので、是非どうぞ。
アクセス数を増やす
ターゲットを絞り、見込み客獲得の仕組みを作ったら、あとはアクセス数を増やすだけです。
なお、ホームページのアクセス数を増やす方法は「有料」「無料」、2とおりの方法があります。
- 有料でアクセスを増やす
- リスティング広告
- メルマガ広告
- SNS広告
- アフィリエイト広告
- インフルエンサーによる宣伝
- 無料でアクセスを増やす
- コンテンツSEO
- プレスリリース
それぞれの手法の詳細は「Web集客の基礎を徹底解説【目的やメリット・デメリット、注意点】」をどうぞ。
まとめ
以上、ホームページで集客できない原因3つと集客のコツを3つ紹介しました。
ホームぺージを開設しただけで、自然とアクセス数が増え、売上が上がるという奇跡は起こりません。
ホームぺージ開設は集客のスタートラインに立っただけに過ぎず、ホームページで集客するには仕組みの導入が必要になります。仕組み無しに集客するのは非常に難しいので、ホームページ開設後は仕組みを作りましょう。