
- GRCは無料で使えるみたいだから試しに使ってみたい。
- 無料でできることや導入方法や初期設定のやり方、GRCの使い方を知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- 無料版GRCでできること・できないこと
- 無料版GRCのインストール方法
- 無料版GRCの初期設定
- 無料版GRCの使い方【基本】
なお、本記事の筆者はブログ歴が15年以上あり、13年近くブログ収益でご飯を食べています。
GRC利用歴は6年あり、毎日、GRCを使って検索順位をチェックしつつ、ブログを運営してます。
GRCを使う前は1~2万PVで停滞してましたが、GRCを導入してからブログのアクセス数は倍以上伸び、収益も伸びました。
このように、実際にGRCを使っている経験をもとに、この記事では、無料版GRCでできること・できないことや、インストール方法、初期設定の方法を解説します。
GRCに興味をお持ちの方は、10キーワードまで無料で使えますので、実際に試してみてください。
それでは、GRCのインストール方法や初期設定方法を解説していくまえに、まずは無料版GRCでできること・できないことから解説していきます。
目次
無料版GRCでできること・できないこと
無料版GRCでできること・できないことは下記のとおりです。
無料版 | 有料版 |
---|---|
|
|
チェック可能なキーワード数は10個と少ないですが、有料版の機能のほとんどを使えます。
リモート閲覧とCSV出力はできませんが、有料版を使っている筆者も1回も使ったことが無いので、使えなくても不便に感じることは全く無いと思います。
それでは早速、GRCをインストールしていきましょう。
無料版GRCのインストール手順
無料版GRCのインストール手順は下記のとおりです。
- 手順①:セットアップファイルのダウンロード
- 手順②:GRCのインストール
上記のとおり。
手順①:セットアップファイルのダウンロード
まずはGRCのセットアップファイルを入手しましょう。
下記リンクをクリックして、GRCの公式サイトに移動して下さい。
公式サイト:GRC
公式サイトに移動したら、左側メニューの「ダウンロード」をクリックします。
下図赤枠内の「最新版GRCのダウンロード」をクリックし、セットアップファイルをダウンロードします。
下図アイコンのファイルをダウンロードしたら、セットアップファイルの入手は完了です。
手順②:GRCのインストール
次に、パソコンにGRCをインストールします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると下図画面が表示されますので、①「標準インストール(推奨)」を選択し、②「次へ」をクリックします。
下図画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。
数秒待つとインストール作業が完了し、下図画面が表示されますので、「完了」ボタンをクリックします。
以上でGRCのインストール作業は完了です。
インストールが完了するとデスクトップにGRCのアイコンが設置されますので、そこからGRCを立ち上げ、初期設定を行いましょう。
次のパートでは、無料版GRCの初期設定方法を5つ紹介します。
無料版GRCの初期設定5つ
無料版GRCの初期設定を下記5つ行います。
- キーワードの登録
- 順位チェック実行
- キーワードの追加
- 【任意】順位チェック範囲の設定
- 【任意】自動順位チェックの設定
上記の順に解説します。
キーワードの登録
まず最初に、順位チェックを行うキーワードを登録しますので、GRCを起動させましょう。
ちなみに、GRC初回起動時は「基本操作の説明」が表示されますが、操作の邪魔なのでウィンドウを閉じてください。
項目新規追加からキーワードを登録する
それでは早速、キーワードを登録します。
①上部メニューの「編集」を選択するとプルダウンメニューが開きますので、②「項目新規追加」をクリックします。
下図のように使い方のヒントが開きますので、削除します(かなりの頻度で表示されるので、次から表示しないようにしておくと良いです)。
サイト情報・キーワード登録
項目新規追加の選択後、下図画面が表示されますので、サイト名、URL、検索語(キーワード)を入力します。
各項目の設定は下記のとおりです。
- ①サイト名:サイト名(ブログ名)を入力します。
- ②URL:サイト(ブログ)URLを入力します。
- ③検索語:順位チェックを行うキーワードを入力します。単語の間にスペースを入れて入力します(半角・全角どちらでもOK)。
上記項目を全て入力したら「OK」をクリックします。
キーワードを入力すると下図画面が表示されますので、画面を閉じてください(初回のみ表示)。
下図のようにキーワードが追加されていればOKです。
順位チェック実行
キーワードを登録したら、順位チェックを実行してみましょう。
下図枠内のチェックボタンをクリックすると、順位チェックが実行されます。
順位チェックを実行させるとステータスが「チェック中」と表示されます。
下図のように順位が表示されれば順位チェック完了です。
順位チェックが完了すると下図のように案内が表示されますので削除しておきましょう(次回から非表示となります)。
ちなみに、翌日以降に順位をチェックすると、下図のように前回チェック時との比較が一目で分かるようになってます。
キーワードの追加
キーワードを追加したい場合、項目複製追加を使ってキーワードを追加します。
①登録済みのキーワード上(どれでもOK)で右クリックすると、下図のようにプルダウンメニューが開きますので、②項目複製を追加をクリックします。
下図のように「項目追加」というメニューが開きますので、追加したいキーワードを編集します。
キーワードを追加したら、「OK」をクリックします。
下図のようにキーワードを追加されました。
同じ要領でチェックしたいキーワードをどんどん追加しましょう(といっても、無料版は10個までとなります)。
ちなみに、キーワードを追加した後に順位チェックボタンを押すと、追加分の順位をチェックできます。
【任意】順位チェック範囲の設定
GRCは検索エンジンごとに「何位までチェックするか」を設定できます。
ちなみに、初期設定の順位チェック範囲は下記のとおりとなっています。
- Google → 100位
- Yahoo! → 30位(50位までチェック可)
- Bing → 40位(100位までチェック可)
もし、範囲を広げたい方は順位チェック範囲を変更しましょう。
なお、範囲を広げるかどうかは任意ですので、このままでOKな方は変更しなくてもOKです。
変更手順は下記のとおりです。
①上部メニューの「検索設定」を選択するとプルダウンメニューが開きますので、②「順位チェック範囲」を選択します。
③順位チェック範囲のメニューが開きますので、任意の範囲を選択してください。
試しに、Yahoo!の順位を「50位まで」を選択してみます。
下図のように、Yahoo!の順位チェック範囲を「50位まで」にしました。と表示されます。
これで、順位チェック範囲の変更は完了です。
もし、Bingの範囲を変更したければ、同じ手順で設定してください。
【任意】自動順位チェックの設定
毎回手動で実行ボタンを押すのは面倒ですので、指定した時間に自動的に順位チェックできるように設定しておきましょう。
自動チェックの設定方法は下記2種類あります。
- GRC起動と同時に順位チェックを実行
- 指定時刻に順位チェックを実行
上記の順に解説していきます。
GRC起動と同時に順位チェックを実行
GRCの起動と同時に順位チェックが実行できます。
①上部メニューの「実行」を選択するとプルダウンメニューが開きますので、②「起動時に順位チェック実行」を選択します。
下図赤枠内にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これで、起動時のチェックが実行されるようになります。
指定時刻に順位チェックを実行
指定時刻になると、自動で順位チェックを実行できるよう設定できます。
①上部メニューの「実行」を選択するとプルダウンメニューが開きますので、②「指定時刻に順位チェック実行」を選択します。
下図赤枠内にチェックを入れると時間を設定できるようになりますので、順位チェックを実行する時間を入力し、「OK」をクリックします。
これで、指定時刻に順位チェックが実行されるようになります。
以上でGRCの初期設定は完了です。次のパートでは、GRCの基本的な使い方を解説します。
無料版GRCの使い方【基本】
GRCの基本的な使い方を紹介します。
- 順位チェック/履歴表示
- インデックス数項目の表示
- 競合サイトの順位チェック
上記の順に解説します。
順位チェック/履歴表示
「順位チェック実行」という項目で順位の見方を簡単に触れましたが、順位以外に過去の履歴もチェックできますので、この項目で詳しく解説していきます。
GRCの順位チェックは下記3つあります。
- ①当日の順位
- ②順位の履歴(グラフ表示)
- ③順位の履歴(数値で表示)
ちなみに、グラフと数値の履歴はマウスカーソルを合わせると下図のように拡大表示が可能です。
グラフの横の数値の履歴(下図)もマウスで拡大表示が可能です。
普段、どこを見たら良いのか分からないという方は、グラフをチェックするだけでOKだと思います。
ちなみに筆者の場合、普段はグラフで検索順位の動向をざっくりと把握して、多きな変動があった時だけ数値の履歴をチェックするといった使い方をしてます。
インデックス数項目の表示
GRCは順位と同時に検索エンジンのインデックス数を確認できます。
記事を公開しても、記事が検索エンジンにインデックスされていなければ検索結果に表示されることはありません。
検索結果に表示されないということは、Web上に存在していないのと同じことです。定期的に、公開した記事数とインデックス数が一致するかチェックしましょう。
ちなみに、インデックス数はサーチコンソールでも確認できますが、GRCの機能を使うことで、サーチコンソールにログインしなくても確認できるので便利ですよ。
インデックス数のチェック方法は下記のとおりです。
- ①任意の項目を右クリック
- ②調査項目の追加
- ③インデックス数項目を選択
「インデックス数項目」を選択すると「(インデックス数)」という項目が出現しますので、順位チェックボタンをクリックします。
数秒ほどインデックス数チェックが始まり、インデックス数が表示されます。ちなみに、547確認できました。
試しにサーチコンソールでチェックしてみると、数値はほぼ一致してました。
サーチコンソールにログイン不要で確認できるのは便利です。
競合サイトの順位チェック(上位100追跡)
GRCは登録したキーワード毎に競合サイトの順位チェックが可能です。
競合サイトの順位チェックの方法は下記のとおりです。
- ①チェックしたいキーワードを右クリック
- ②調査項目の追加
- ③上位100追跡項目を選択
「上位100追跡項目」を選択すると、「(上位100追跡)」という項目が出現しますので、順位チェックボタンをクリックします。
10~20秒ほど、上位100サイトの順位チェックが始まります。
順位チェック完了後、マウスカーソルを合わせてエンターキーをクリックします。
下図のように別ウィンドウが起動し、上位100サイトの順位が表示されます。
これで競合サイトの順位をチェックできます。
まとめ
以上、無料版GRCの使い方を導入方法から初期設定まで、図解入りで解説しました。
おわり。