
- 投稿した記事をPCで確認すると読みやすく見えるけど、スマホだと読みにくい。
- 修正するのも面倒だし、このまま放置しようかな?
- 修正した方が良ければ、その理由と書き方のポイントを知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- スマホで読みやすいブログにする必要性2つ
- スマホで読みやすいブログの書き方のポイント4つ
なお、本記事の筆者はブログ歴が14年以上あり、12年近くブログ収益でご飯を食べています。
主な収益源はブログ集客とアフィリエイトの2つで、いずれも記事を書くことで収益を発生させるため、記事を読みやすくする重要性は身を持って知っていると自負しています。
こういった経験や実績を元に、この記事では、スマホで読みやすいブログにする必要性や、読みやすいブログの書き方を解説します。
本記事を最後まで読むことで、スマホで読みやすいブログにする必要性と、スマホで読みやすいブログの書き方のポイントが分かるようになりますので、是非、最後までご覧頂ければと思います。
前置きはこれぐらいにして、さっそく本題に入りましょう。
好きなところから読めます
スマホで読みやすいブログにする必要性2つ
スマホで読みやすいブログにする必要性は下記2つあります。
- インターネットユーザーはパソコンよりもスマホが多いから
- 検索エンジンはスマホサイトを評価基準にしているから
上記のとおりです。
インターネットユーザーはパソコンよりもスマホが多いから
インターネットユーザーはパソコンよりもスマホが多いです。
そのため、ブログの記事を読むユーザーは、パソコンよりもスマホで閲覧しているケースが増加しています。
このことを裏付ける統計データが総務省から公表されており、2018年5月の日本経済新聞に「ネット利用、スマホがPCを逆転 総務省調査」といった見出しの記事で、以下のように書かれています。
総務省が25日発表した2017年の通信利用動向調査によると、個人がインターネットを利用する機器はスマートフォンが54.2%と、初めてパソコン(48.7%)を上回った。
日本経済新聞 – ネット利用、スマホがPCを逆転 総務省調査
また、総務省のWebサイトにある「総務省|令和元年版 情報通信白書|情報通信機器の保有状況」というページで、情報通信機器の保有状況の統計データが公表されていますが、世帯におけるスマホの保有率はパソコンを上回っています。
参考リンク:総務省|令和元年版 情報通信白書|情報通信機器の保有状況
パソコンユーザーよりもスマホユーザーの方が多い訳ですから、スマホユーザーが読みやすいようブログを最適化した方が良いです。
検索エンジンはスマホサイトを評価基準にしている
2018年3月、Googleは「モバイルファーストインデックス(MFI)」と呼ばれる、ランキング要素の追加を公表しました。
具体的には、サイトの評価基準をパソコンサイトではなく、モバイルサイトに移行するというものです。
2018年3月以前のランキング要素は、パソコンサイトを評価基準としていましたが、2018年3月以降は、スマホサイトを評価基準として、ランキング要素に採用されることになります。
- 2018年3月以前の評価基準 → パソコンサイト
- 2018年3月以降の評価基準 → モバイルサイト(スマートフォン対応サイト)
つまり、スマホでアクセスして読みにくいブログは、「スマホファースト」とは言えませんので、上位表示が難しくなります。
ブログのレスポンシブ対応は当然のこととして、ユーザーが読みやすい記事作りが必要です。
詳しくは「【SEO】モバイルファーストインデックスとは?影響と対応方法を解説」をどうぞ。
以上の2つが、スマホで読みやすいブログにする理由となります。
では、実際、どのようにすればスマホで読みやすいブログが書けるようになるのか、次のパートで詳しく解説していきます。
スマホで読みやすいブログの書き方のポイント4つ
スマホで読みやすいブログの書き方のポイントは下記4つです。
- 一段落の文章が長くならないようにする
- 画像の文字が小さくならないようにする
- 表(テーブル)が縦長にならないようにする
- 専門用語を使う場合は説明を入れたり、補足する記事へリンクする
上記のとおりです。
一段落の文章が長くならないようにする
一段落の文章は長くならないよう、気を付けましょう。
「パソコンで確認したら3行ぐらいだから大丈夫」と思っても、スマートフォンで確認したら6行ぐらいになっていて、
「文字がかたまって見えて読みにくい」というのはよくあることです。
例えば、下図はパソコンで表示した時の文章ですが、パソコンだと一段落3行しか表示されません。
しかし、スマートフォンで確認すると、一段落が6行に増えてしまいます。
6行はギリギリ許容範囲かもしれませんが、人によってはこの状態だと「改行が無くて読みにくい」と感じる人が出てくるかもしれません。
自分のブログ記事をスマホで客観的に読んでみて、「段落が長い」と少しでも感じたら、段落を短くすると良いです。
画像の文字が小さくならないようにする
画像を使って説明するような時、「文字が小さくて読めない」と思われないように気を付けましょう。
例えば、下図は当ブログ記事のMailChimp解説記事ですが、スマホでも文字が読めるよう、確認しながらキャプチャ画像を作ってます。
画像に文字入れする時や、ツールの使い方をスクリーンショットで解説するような時は「スマホでアクセスするとどのように表示されるのか?」といったことを確認しながら文字入れすると、スマホでも見やすくなります。
表(テーブル)が縦長にならないようにする
記事に表(テーブル)を掲載する時はスマホで確認して、テーブルが縦長に表示されないようチェックしながら作りましょう。
列(縦)が多いと、パソコンで見るときちんと表示されても、スマホで見るとテキストが縦に表示されることがあります。
例えば、下図のように5列ぐらいしかなく、テキストが短ければ、スマホでも見やすく表示されます。
しかし、列(縦)が増えたり、テーブルに記載しているテキストが長いと、列の幅が狭まってしまい、表全体が縦長になってしまいます。
縦長で表示されると、表の中にあるテキストが縦に表示され見にくくなりますので、列の多い表を掲載する時はスマホの表示に気を付けましょう。
ちなみに、「【WordPress】表作成が簡単!テーブル作成プラグインTablePress」という記事で紹介している表作成プラグインを使うと、列が多くても水平スクロールで表示できる表を作成できます。
専門用語を使う場合は説明を入れたり、補足する記事へリンクする
専門用語を使う時は、用語を使った後に解説文を入れるとスマホユーザーに親切です。
説明を入れておかないと専門用語が分からないユーザーは、用語の意味を検索で調べようとします。
パソコンを使って閲覧しているのであれば、単語をコピペすればすぐに調べることができますが、スマホの場合、パソコンで調べるよりも若干手間がかかります。
この手間をユーザーにかけさせてしまうと、
- 自分の知らない専門用語が出るとわかりにくい(読むのが面倒)
- この記事を書いている人は配慮が足りない(調べるのが面倒)
などと思われることがありますので、専門用語を使ったら、解説文を用意しておくと親切だと思います。
文章を補足する記事があるならリンクを張ると親切
解説文を書くのが面倒だったり、解説を入れると文章が必要以上に長くなりそうな場合、文章を補足するためのリンクを張ると親切です。
- 文章を補足する記事がブログ内にある → 内部リンクを張る
- 自分では書いてないけど、他ブログに詳しい解説がある → 外部リンクを張る
ユーザーの立場からすると、検索で調べる手間が省けます。
また、記事内容と関連する内部リンクや外部リンクを張ると、検索エンジンからの評価が上がりますので、文章を補足する記事へのリンクは積極的に張るようにしましょう。
まとめ
以上、スマホで読みやすいブログの書き方とスマホファーストな必要性を解説しました。
パソコンとスマホではページの表示が異なります。
常にユーザー目線に立って、「スマホで表示した場合、記事はどのように表示されるのか?」を確認しながら記事を書くと、ブログを読んでもらいやすくなり、滞在時間も伸びやすくなります。
なお、スマホに限らず、読みやすいブログの書き方を「【初心者】ブログで読みやすい記事を書く方法【見た目がポイント】」という記事で解説していますので、こちらも是非参考にして下さい。