
- スマホ用ジンバル「DJI OSMO MOBILE 3」に興味があります。
- 本当に手ぶれのない動画を撮影できるのか知りたいです。
- 実際に購入して使っている人のレビューを見たいです。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- OSMO MOBILE 3 Combo を購入した感想 → 買って良かったです!
- 概要・写真・セット内容をご紹介
- おすすめポイント、微妙に感じたところ
スマートフォンのカメラを使って、手ぶれの無い動画を撮影したいと思い、2019年9月末に「DJI OSMO MOBILE 3」を購入しました。
筆者の手元に届いたのは10月16日です。
先月末に注文したDJI OSMO MOBILE 3がやっと届きました。
さっそく、箱を開けて使おうとしたところ、設定が謎過ぎてよく分からない… pic.twitter.com/vMGJ6GMLtl— 瀬間隆司@中小企業の資金繰り (@takashi_sema) October 16, 2019
購入してまだ1日しか使っていませんが、率直に言って「買ってよかった!」と思いました。
購入して間もないので全く使いこなせていませんが、「OSMO MOBILE 3」を実際に使ってみて思ったことや、使いにくいと感じたことをレビューします。
好きなところから読めます
【DJI OSMO MOBILE 3レビュー】概要・写真・セット内容をご紹介
DJI OSMO MOBILE 3は、中国No.1ドローンメーカーが開発した、スマートフォン用のジンバルです。
OSMO MOBILE 3 にスマートフォンを装着することで、手ぶれの無い動画を撮影できます。
ちなみに、筆者は以前、DJIが開発に協力したトイドローン「RyzeTech Tello」を購入しましたが、DJIが技術提供しているだけのことはあり、非常に素晴らしい製品でした。

OSMO MOBILE 3 のセット内容は2種類
OSMO MOBILE 3 のセット内容は下記2種類あります。
- OSMO MOBILE 3:13,750円
- OSMO MOBILE 3 COMBO(コンボ):15,950円 → キャリーケースと三脚スタンドが付属
上記の違いは、キャリーケースと三脚スタンドの有無です。
筆者は三脚スタンドが欲しかったので、コンボを購入しました。

OSMO MOBILE 3 COMBO(コンボ)のセット内容
OSMO MOBILE 3 COMBO(コンボ)のセット内容は下記のとおりです。
- ①Osmoキャリーケース
- ②収納ポーチ
- ③リストストラップ
- ④OSMO MOBILE 3 本体
- ⑤説明書・免責事項・保証書
- ⑥電源ケーブル(USB)
- ⑦滑り止めパッド×4
- ⑧Osmoグリップ式三脚
充電器は入っていません
ちなみに、充電器は入っていないので、ご自身で用意する必要があります。
筆者は、iPhone・iPad用の充電器で充電しました。
すぐに欲しい方はAmazonがおすすめ
筆者はDJIストアで購入しましたが、注文から発送まで2週間ほどかかりました。
9月27日に注文して、10月16日に届きました。
DJIストアで購入した理由は、ポイントが5,000円分ぐらいあったからです。
すぐに欲しいという方は、Amazonや楽天などで購入した方が早いと思います。
DJI OSMO MOBILE 3のおすすめポイント
- 手ぶれのない映像を撮影できる
- アクティブトラッキングが素晴らしい
- ジェスチャー操作ができる
上記のとおりです。
手ぶれのない動画を撮影できる
OSMO MOBILE 3 を使って動画を撮影すると、手ぶれのない動画を撮影できます。
早歩き、小走り、思いっきり走るなど、いろいろ試し撮りをしましたが、ほとんど手ぶれしません。
最近のスマートフォンのカメラは、手ぶれ補正などの機能が付いていますが、さすがに歩きながら撮影したり、走って撮影すると映像はぶれてしまいます。
しかし、OSMO MOBILE 3 を使えば、手ぶれのない動画を撮影できます。
アクティブトラック(自動追尾)が素晴らしい
アクティブトラックは、指定した撮影対象を自動で追いかける機能で、撮影対象の動きに合わせて追いかけて撮影してくれます。
アクティブトラックの機能は、OSMO MOBILE 3 のプロモーションビデオを参考にして下さい。
(アクティブトラックの部分から再生されるようにしてます。)
ジェスチャー操作ができる
OSMO MOBILE 3 はジェスチャー操作ができます。
例えば、ピース(Vサイン)したり、手を振ったりすると、手の動きを認識して、自動で撮影してくれます。
ですので、一人で使っていても撮影できます。
DJI OSMO MOBILE 3の懸念点は5つ
DJI OSMO MOBILE 3を実際に使ってみて懸念に思ったことは5つあります。
- スマホのバッテリー(電池)の減りが早い
- スマートフォンの発熱がすごい
- アクティブトラッキングを解除すると映像がぶれる
- 説明書が分かりにくい
- 重たいので片手で持つと疲れる(500gオーバー)
上記のとおりです。
スマホのバッテリー(電池)の減りが早い
「DJI OSMO MOBILE 3」はスマートフォンのバッテリーをすごく消費します。
筆者が使用しているスマートフォンは「Google Pixel 3」ですが、30分近く連続で動画を撮影すると、バッテリーを34%~36%程度消費します。
- バッテリーの劣化具合:スマホを買い替えて8か月半ぐらい
- バッテリー残量:フル充電(100%)
- 起動中のアプリ:ゼロ
数分の細切れの動画を撮影する分には使えると思いますが、長時間の撮影は恐らくバッテリーがもたないです。

「OSMO MOBILE 3」本体はあまり減らない
OSMO MOBILE 3 本体側のバッテリーはほとんど減らないですが、とにかくスマートフォン側の負担が半端ないです。
スマートフォンのバッテリーが劣化していると、すぐにバッテリーが切れると思います。
スマートフォンの発熱がすごい
OSMO MOBILE 3 を使用して動画を撮影すると、スマートフォンがけっこう発熱します。
具体的な温度は計っていないので分かりませんが、電源ケーブルを差した状態で「マリオカートツアー」を30分以上プレイしている時よりも圧倒的に発熱します。
筆者はGoogle Pixel 3 を購入して半年以上経ちますが、Google Pixel 3がこんなに発熱したのは初めての経験です。
30分以上連続で撮影していると、熱暴走するのでは?と感じるぐらい発熱します。
アクティブトラッキングを解除すると映像がぶれる
アクティブトラッキングの追跡対象となる人物の移動が速すぎたり、撮影中にアクティブトラッキングを解除すると、映像がぶれます。
恐らく、ピントが解除されることでぶれるのだと思いますが、急に拡大されるような感じでぶれます。
編集で映像のぶれをカットすれば良いのでしょうが、ここはけっこう微妙に感じました。
説明書が分かりにくい
良く言えばシンプル、悪く言えば不親切という感じでしょうか。
筆者はこの説明書で、初期設定(アクティベート)を行う事はできませんでした…。
重たいので片手で持つと疲れる(500gオーバー)
OSMO MOBILE 3 にスマートフォンを装着すると、トータルの重量が500gを超えます。
OSMO MOBILE 3 は片手で持ち歩いて撮影する事が多いと思いますので、持ちながら撮影すると結構疲れます。
ちなみに、Google Pixel 3 を装着して重量を計ったところ、557gありました。
こちらはiPhone Xs Max ですが、合計重量は618gでした。
これを片手で持ち歩きながら動画を撮影するのは、結構疲れると思います。
- Google Pixel 3 → 557g
- iPhone Xs Max → 618g
まとめ
以上、DJIのスマートフォン用ジンバル、「OSMO MOBILE 3」を実際に使ってみた感想をレビューしました。
微妙に感じる点もありますが、それ以上に手ぶれのない映像を撮影できる感動の方が圧倒的に上回るので、いい買い物をしたと思ってます。
購入したばかりで全然使いこなせていませんが、これから使い方を研究していきたいと思います。
歩きながら撮影すると、多少、上下に画面が揺れますが、撮影した動画は常に平行を保つことができるので、撮影した動画が見やすいと思います。