
- ホームぺージを作りたいけど、お金をかけたくないから無料で作れるツールを探しているよ。
- 初心者でも簡単にホームページが作れるツールがあれば知りたいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- ホームページを無料で作れるツールの選び方3つ
- ホームページを無料で作れるツール比較5選
- ホームページを無料で作れるツールを使う時の注意点は2つ
なお、本記事を書いている筆者は、ホームページを自分で制作できることはもちろん、業としてホームページ制作を請負うこともあります。
また、2018年~2019年にかけてホームページの作り方をレクチャーするワークショップを開催した経験もありますので、全くの素人ではないと自負しています。
こういった経験をもとに、この記事では、ホームぺージを無料で作れるツール比較と、ツールの選び方や注意点を解説します。
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ホームページを無料で作れるツールの選び方3つ
最初に、ホームぺージを無料で作れるツールの選び方を3つ解説します。
- 独自ドメインが利用できるツールを選ぶ
- 容量や作成できるページ数は十分かどうか
- SEO機能があるかどうか
上記のとおりです。
独自ドメインが利用できるツールを選ぶ
将来的な運用を考え、独自ドメインが利用できるツールを選びましょう。
ドメインとは、インターネット上における住所のようなもので、ブラウザに表示されている下記の部分のことです。
- https://ドメイン名
当ブログの場合、「takapon.net」の部分となります。
独自ドメインは一度取得すれば毎年利用料を払い続けている限り、ずっと使い続ける事ができるものです。
独自ドメインでホームページを運用すれば、将来的にホームページを引っ越したとしても、ドメインを変えずにホームページを運用できます。
独自ドメインが利用できないできないツールを使うと、ツール側で用意されたドメインしか使えないため、引っ越した時にドメインが変わり、ゼロから再スタートすることになります。
ホームページの問題だけで済めば良いですが、印刷物(名刺、事業案内資料、パンフレットなど)にドメインを記載していれば、全て刷り直しになります。
検索エンジン対策上、独自ドメインは有利
独自ドメインはSEO(検索エンジン最適化)にも有利で、独自ドメインを使用していないWebサイトよりも検索結果の上位に表示されやすいです。
上位表示されやすい理由は「【初心者】無料ブログの収益化はワードプレスと比較すると不利ですよ」という記事で詳しく解説していますので、是非どうぞ。
独自ドメインが利用できるかどうかは、料金プランを見ればわかりますので、利用できないツールは避けるべきです。
作成できるページ数は十分かどうか
作成できるページ数に制限があると自由なホームページ運用が難しくなります。
ランディングページのように、1ページだけのページを作るなら問題ありませんが、そうでなければページ作成数に制限がない、あるいは利用可能なデータ容量に余裕があるツールを選びましょう。
ランディングページの言葉の意味は「【Web集客】ランディングページ(LP)の基礎知識【初心者向け】」をどうぞ。
SEO機能があるかどうか
SEO(検索エンジン最適化)の機能が乏しいツールを選ぶと、頑張ってホームページを作っても、検索経由のアクセスは期待できません。
無料ツールなので多くの機能は使えない場合が殆どですが、最低でも下記3つのSEO機能が使えるツールを選ぶようにしましょう。
- スマホに最適化されている
- 常時SSLに対応している(https で始まるURL)
- アクセス解析ツールがある、もしくは外部ツールと連携できるかどうか
ホームページを無料で作れるツール比較5選
それでは、ホームぺージを無料で作れるツールを比較して5つ紹介します。
- Jimdo:AIアシスト機能で手順通りに設定するだけでHPが作れる
- Wix:人工デザイン知能で簡単な質問に応えるだけでHPが作れる
- weebly:直感的な操作でHPが作れる
- WebNode:多言語対応のHPが作れる
- Ameba Ownd:無料プランで独自ドメインのHPが作れる
上記のとおりです。
Jimdo:質問に答えるだけでHPが作れる
Jimdo(ジンドゥー)は、質問に答えるだけでホームページが作れる、「AIアシスト機能(ジンドゥーAIビルダー)」を実装した無料から使えるツールです。
「Jimdo(ジンドゥー)」の公式サイトはこちら
手順通りに設定するだけなので、初心者の方でも簡単にホームページが作れます。
ページ数が増えると表示速度が遅くなるのが難点ですが、立ち上げたばかりのホームページは殆ど見られないので、始めての方はこれでOKだと思います。
- 独自ドメインが利用できる金額:月額965円〜
- 広告表示場所:フッターにJimdoのロゴが表示される
- 無料で利用できる容量:500MB

Wix:人工デザイン知能で簡単な質問に応えるだけでHPが作れる
Wix(ウィックス)は、簡単な質問に答えるだけでホームページが作れる、「人工デザイン知能(ADI)」を搭載したツールです。
- 独自ドメインが利用できる金額:月額500円〜
- 広告表示場所:ヘッダーと画面下部にWixの広告が表示される(画面下部の広告はスクロールすると追尾式で表示)
- 無料で利用できる容量:500MB
weebly:直感的な操作でHPが作れる
weebly(ウィーブリー)は、直感的な操作でホームページが作れるツールです。
- 独自ドメインが利用できる金額:月額5ドル(1年契約の料金)〜
- 広告表示場所:画面下部(画面をスクロールすると画面下部に追尾式で表示される)
- 無料で利用できる容量:500MB
Webnode:多言語対応のHPが作れる
Webnode(ウェブノード)は、多言語(24ヵ国)対応のホームページ作成ツールです。
直感的な操作でホームページが作れるようになっていますので、初心者の方でも簡単に作れます。
- 独自ドメインが利用できる金額:月額378円ドル
- 広告表示場所:ヘッダー(ページ上部)にロゴが表示される
- 無料で利用できる容量:100MB
Ameba Ownd:無料プランで独自ドメインのHPが作れる
Ameba Ownd(アメーバオウンド)は、Amebaブログでお馴染みの、サイバーエージェント社がサービス提供しているツールです。無料プランで独自ドメインが使えるのも珍しいです。
「Ameba Ownd(アメーバオウンド)」の公式サイトはこちら
SNSと簡単に連携できるので、SNSに力を入れるという方はおすすめです。
- 独自ドメインが利用できる金額:無料
- 広告表示場所:ヘッダーとフッターにAmebaオウンドのロゴが表示され、ページ下部にプロモーション広告が表示される(計3箇所)
- 無料で利用できる容量:画像容量1GB
- 無料で作れるページ数:10ページまで
「Ameba Ownd(アメーバオウンド)」の公式サイトはこちら
ホームページを無料で作れるツールを使う時の注意点は2つ
最後に、ホームページを無料で作れるツールを使う時の注意点を2つ紹介します。
- 無料プランでホームページを運用するのは避けるべき
- サービス縮小・終了リスクあり
上記のとおりです。
無料プランでホームページを運用するのは避けるべき
無料ツールを使ってホームページを作っている間は無料プランのまま使い続けても問題無いですが、公開できる状態になったら、早めに有料プランに切り替えるようにしましょう。
理由は、無料プランは下記制限を受けるからです。
- 独自ドメインで運用できない(Ameba Owndは例外です)
- 広告が表示される
- SEO機能が限定的
特に、独自ドメインで運用できないのは致命的です。
無料ツールの無料ドメインを使うということは、ホームページの所有権を放棄しているのと同じことです。
また、もし、ホームぺージを引っ越すことになった場合、独自ドメインを使っていないと、ゼロからホームページを育てなければなりません。
普通に考えて不利な事しかありませんので、ホームページを作り終わり、公開できる状態になったら、早めに有料プランに切り替えることをおすすめします。
サービス縮小・終了リスクあり
無料ツールは、下記リスクと常に隣合わせとなります。
- 無料プランの縮小
- 作成可能ページ数が減る
- 利用可能なデータ容量が減る
- 突然サービスが終了する
ホームページを作っている間は良いですが、ある程度形になってきたら、早めに有料プランに切り替えるようにしましょう。
まとめ
以上、ホームページを無料で作れるツールを比較して5つ紹介しました。
無料ツールは金銭的なリスクはないものの、独自ドメインではない(所有権が無い)、広告が表示される、SEO機能が弱いという、ホームぺージ運用のリスクがあります。
作っている間は無料プランのままで問題無いですが、ホームページを作り終わった後は、早めに有料プランに切り替え、独自ドメインで運用するようにしましょう。
なお、ホームページを作ったら、集客ポータルサイトに登録しておきましょう。
直接的な集客効果とSEO効果が期待できるので、可能な限り登録するようにしましょう。