
ランディングページ(LP)ってホームページと何が違うのですか?
ランディングページの役割やメリット・デメリットを教えて欲しいです。
この記事では、ランディングページ(LP)の役割やメリット・デメリット、ホームページとの違いについて解説します。
- ランディングページ(LP)の意味と役割
- ホームページとの違い
- メリット・デメリット
- 成果につながる基本構成
ちなみに、この記事を書いている筆者は、2009年から現在まで、商品・サービスの販売や無料オファー、メルマガ登録、セミナー集客など、30以上のランディングページ(LP)を作成・運用してきました。
ランディングページは、商品やサービスの魅力を伝え、問い合わせや申し込みなどの成果につなげるための重要なWebページです。
しかし、ホームページとの違いが分からなかったり、「本当に必要なの?」と疑問に感じている方も多いでしょう。
そこで本記事では、これまでの経験をもとに、ランディングページ(LP)の役割やホームページとの違い、メリット・デメリット、成果につながる基本構成について初心者向けに分かりやすく解説します。
ランディングページ(LP)とは


ランディングページ(LP)とは、商品・サービスの販売やお問い合わせ、資料請求など、ユーザーに申し込みや登録などの行動を促すことを目的としたWebページです。
ホームページが会社やサービス全体の情報を伝えることを目的としているのに対し、ランディングページは1つの商品・サービスに絞って訴求し、申し込みやお問い合わせなどの成果につなげる役割があります。
そのため、Web広告だけでなく、SNSや検索エンジンから集客したユーザーを成果につなげるページとして広く活用されています。
- 広義:ユーザーが最初に訪問したWebページ
- 狭義:商品・サービスの販売やお問い合わせなどを目的としたWebページ
ランディングページの役割
ランディングページの役割は、商品・サービスの販売やお問い合わせ、資料請求など、ユーザーに行動してもらうことです。
例えば、次のような目的で活用されています。
- 商品・サービスの販売
- お問い合わせの獲得
- 資料請求
- 無料オファーの登録
- セミナー・イベントの申し込み
- 求人応募
ホームページは情報提供やブランディングを目的とすることが多い一方、ランディングページは、ユーザーに「申し込む」「登録する」「問い合わせる」といった行動を促すことに特化しています。
そのため、Web広告やSNS、検索エンジンから集客したユーザーを、問い合わせや申し込みにつなげたい場合に効果を発揮します。
ランディングページとホームページの違い


ランディングページとホームページの違いは、主に「目的」と「ページ構成」にあります。
| 項目 | ランディングページ(LP) | ホームページ |
|---|---|---|
| 主な目的 | 商品・サービスの販売、問い合わせ獲得 | 情報提供、会社案内、ブランディング |
| ページ数 | 基本的に1ページ | 複数ページ |
| 導線 | 申し込み・問い合わせに集中 | 複数ページを自由に回遊 |
| 向いている用途 | 商品販売、無料オファー、資料請求、セミナー集客 | SEO、企業情報、サービス紹介、ブログ |
ホームページは会社やサービス全体の情報を伝え、信頼性を高める役割があります。一方、ランディングページは1つの商品・サービスに絞って訴求し、問い合わせや申し込みなどの成果につなげることを目的としています。
そのため、Web集客ではホームページで情報を提供し、ランディングページで成果につなげるというように、それぞれの役割に応じて使い分けることが重要です。
ランディングページのメリット


ランディングページには、ホームページにはないメリットがあります。
特に、商品・サービスの販売やお問い合わせ、資料請求など、ユーザーに特定の行動を促したい場合に効果を発揮します。
主なメリットは次の4つです。
- 1ページで必要な情報を伝えられる
- ユーザーを成約まで誘導しやすい
- 成約率を高めやすい
- デザインで商品・サービスの魅力を伝えやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1ページで必要な情報を伝えられる
ランディングページは、商品・サービスの魅力や特徴、料金、お客様の声、よくある質問、申し込みフォームなどを1ページにまとめることができます。
そのため、ユーザーはページをスクロールするだけで必要な情報を確認でき、複数のページを移動する手間がありません。
一方、ホームページではサービス紹介や料金、お問い合わせなどが別々のページになっていることが多く、ユーザーが必要な情報を探さなければならない場合があります。
ランディングページは情報を1ページに集約しているため、ユーザーが迷わず内容を理解しやすく、スムーズに申し込みやお問い合わせへ進めます。
ユーザーを成約まで誘導しやすい
ランディングページは、営業担当者がお客様に商品・サービスを提案する流れを、そのままWebページで再現したような構成になっています。
例えば、一般的なランディングページは次のような流れで作られています。
- 悩みや課題を提示する
- 解決策として商品・サービスを紹介する
- メリットや実績を伝える
- お客様の声やよくある質問を紹介する
- 申し込みへ案内する
このように、ユーザーが知りたい情報を順番に伝えられるため、商品・サービスの魅力が伝わりやすく、申し込みやお問い合わせにつながりやすくなります。
成約率を高めやすい
ランディングページは、申し込みやお問い合わせなど、1つの目的に特化したWebページです。
そのため、他のページへのリンクを最小限に抑え、ユーザーが申し込みボタンやお問い合わせボタンへ進みやすい構成になっています。
ホームページのように多くのページへ移動できる構成と比べると、ユーザーが途中で迷いにくく、申し込みやお問い合わせにつながりやすくなります。
デザインで商品・サービスの魅力を伝えやすい
ランディングページは、写真やイラスト、図解などを効果的に使いながら、商品・サービスの魅力を分かりやすく伝えられます。
また、重要なポイントを目立たせたり、申し込みボタンを分かりやすい位置に配置したりすることで、ユーザーが迷わず行動しやすいページを作ることも可能です。
ただし、デザインを派手にすれば成果が上がるわけではありません。
大切なのは、ユーザーが必要な情報を理解しやすく、安心して申し込みやお問い合わせができるデザインにすることです。
ランディングページを作るときは、さまざまなデザイン事例を参考にすることも大切です。
LPのデザイン事例をまとめて参考にできるギャラリーサイトを下記記事で紹介していますので、デザインに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
ランディングページのデメリット


ランディングページは成果につながりやすいWebページですが、メリットだけではありません。
目的や使い方によってはデメリットもあるため、あらかじめ理解した上で活用することが大切です。
- SEO集客には向いていない
- 制作に時間やコストがかかる
- 公開後も改善を続ける必要がある
上記のとおり。
SEO集客には向いていない
ランディングページは、検索エンジンから多くのアクセスを集めることを目的としたページではありません。
そのため、ランディングページ単体で集客するのではなく、SEO記事やSNS、Web広告などからユーザーを集めることが一般的です。
特にSEOで集客したい場合は、ホームページやブログで役立つ情報を発信し、ランディングページへ誘導する流れがおすすめです。
制作に時間やコストがかかる
成果につながるランディングページを作るには、ある程度の時間とコストが必要です。
例えば、次のような作業が発生します。
- ターゲットを決める
- ページの構成を考える
- 原稿を作成する
- デザインを制作する
- 画像や図解を作成する
また、制作会社へ依頼する場合は数十万円以上かかることも珍しくありません。
ただし、現在はWordPressテーマやランディングページ作成ツールを活用すれば、自分で作成することも十分可能です。
公開後も改善を続ける必要がある
ランディングページは、一度公開したら終わりではありません。
アクセス数や申し込み率を確認しながら、キャッチコピーやデザイン、ボタンの配置などを改善し、より成果が出るページへ育てていくことが重要です。
例えば、次のような改善を行います。
- キャッチコピーを見直す
- CTA(お問い合わせ・申し込みボタン)の位置を変更する
- お客様の声や導入実績を追加する
- ファーストビューを改善する
このように、公開後も分析と改善を繰り返すことで、ランディングページの成果をさらに高めることができます。
成果につながるランディングページの基本構成


ランディングページは、ただ情報を並べるだけでは成果につながりません。
ユーザーの心理に合わせて情報を伝えることで、申し込みやお問い合わせにつながりやすくなります。
成果につながるランディングページの基本構成は、次のとおりです。
- ファーストビュー
- 悩み・課題の提示
- 商品・サービスの紹介
- ベネフィット・導入実績・お客様の声
- よくある質問(FAQ)
- CTA(お問い合わせ・申し込み)
ファーストビュー
ファーストビューとは、ユーザーがランディングページを開いたときに最初に表示される部分です。
ユーザーは数秒で続きを読むかどうかを判断すると言われているため、最も重要なエリアといえます。
ファーストビューに掲載する主な内容は、次のとおりです。
- キャッチコピー
- 商品・サービスの特徴
- メイン画像
- CTA(お問い合わせ・申し込みボタン)
これらを分かりやすく配置することで、「続きを読みたい」と思ってもらいやすくなります。
悩み・課題の提示
次に、ターゲットが抱えている悩みや課題を提示します。
例えば、次のような悩みが挙げられます。
- 集客できない
- 売上が伸びない
- 人手不足で困っている
このような悩みを提示することで、「これは自分のためのページだ」と共感してもらいやすくなります。
商品・サービスの紹介
悩みや課題を提示した後は、その解決策として商品・サービスを紹介します。
商品・サービスを紹介するときのポイントは、次の2つです。
- 商品やサービスの特徴を分かりやすく伝える
- 悩みや課題をどのように解決できるのかを伝える
機能やスペックだけではなく、「導入することでどのようなメリットが得られるのか」を意識して伝えましょう。
ベネフィット・導入実績・お客様の声
商品・サービスを紹介した後は、利用することで得られる未来(ベネフィット)や、導入実績、お客様の声を掲載します。
掲載する内容の一例は、次のとおりです。
- 導入後に得られた成果
- 導入企業・導入件数
- お客様の感想・口コミ
- ビフォーアフター
実際の利用者の声や具体的な実績を掲載することで、商品の信頼性が高まり、安心して申し込みやお問い合わせをしてもらいやすくなります。
よくある質問(FAQ)
申し込み前に感じやすい疑問や不安を解消するために、よくある質問を掲載します。
よく掲載される質問の一例は、次のとおりです。
- 料金はいくらですか?
- 初心者でも利用できますか?
- サポートはありますか?
- キャンセルできますか?
あらかじめ回答を用意しておくことで、不安による離脱を防ぐ効果が期待できます。
CTA(お問い合わせ・申し込み)
CTA(Call To Action)とは、ユーザーに行動を促すためのボタンやリンクのことです。
CTAの一例は、次のとおりです。
- お問い合わせはこちら
- 無料相談を申し込む
- 資料をダウンロードする
- 無料体験に申し込む
ページを最後まで読んだユーザーが迷わず行動できるよう、分かりやすい位置にCTAを設置しましょう。
ちなみに、ランディングページの作り方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
まとめ
以上、ランディングページ(LP)の役割やメリット・デメリット、成果につながる基本構成について解説しました。
ランディングページは、商品やサービスの魅力を分かりやすく伝え、申し込みやお問い合わせなどの成果につなげるためのWebページです。
一方で、ランディングページを公開しただけでは成果は出ません。ターゲットに合わせた構成やデザインを考え、公開後も分析と改善を繰り返すことが重要です。
この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- ランディングページ(LP)は、成果を目的としたWebページ
- ホームページとは役割や目的が異なる
- メリットだけでなく、SEOに弱いなどのデメリットもある
- 成果を高めるには、基本構成を意識して作成することが重要
- 公開後も改善を繰り返すことで、より高い成果が期待できる
これからランディングページを作成する方は、本記事で紹介した基本構成を参考にしながら、自社の商品やサービスに合ったページを作成してみてください。
具体的な作り方を知りたい方は、別記事の「ランディングページの作り方|初心者向けに設計から公開まで解説 」もあわせてご覧ください。
